作文「大事故発生!」



うさぎの「るる」と暮し始めて、2ヶ月ほどたったある日。


まほっちは、友達と淡路島で遊んできた思いでの写真の整理を
していました。

るるは、とぉーっても小さかったので、部屋で自由に遊ばせていて
まほっちはベッドの上で、その作業をやっておりました。


そんな幸せな時間も束の間、一転、その後、大惨事が・・・。


まほっちが作業を終え、ベッドから降りようとした、その瞬間。
「ぐにゃ」という感触が、まほっちの足に。。。。。


足の下には「かまって~♪」と寄ってきてくれた、るるがいたのです。


るるは、しばらく気絶していましたが、意識が戻るとヨタヨタとケージ
の中へ戻っていき、ドタッと横向きに倒れました。


まほっちは、あまりのショックにどうしていいかわからず・・・
ただただ泣いて「るる、ごめんね」と謝りつづけました。

ただ事ではない様子に、まほっちの母親がかけつけ・・・
まほっちの母親がるるを抱き上げると、ただ、るるはおとなしく
撫でられつづけていました。

しばらくして、なんとか様子は、いつものるるに戻ったようでしたが
まほっちは、悲しくてたまりませんでした。


父親に言われた「子供と一緒やねんから、おまえは不注意すぎる!」という
言葉は、まほっちの胸に深く突き刺さりました。
ただ、泣きながら撫でるまほっちの手を、るるがなめてくれたことがあり
それには、ただただ驚きで、すこしだけ救われた思いがしました。


次の日、まほっちは電話帳で見つけた、休日(その日は土曜日だった)でも
見てくれる病院に予約をいれ、るると病院に向かいました。


幸い、骨にも筋肉にも異常がなく。
飲み薬をいただいて、すぐに帰ることができました。


帰りの車のなかで、まほっちは「るるを一生幸せにしなきゃいけない」
と、改めて心に誓いました。


一度、まほっちは友人に「ウサギ甘やかしすぎとちがうん!」
と言われ事がありましたが。

あんなことがあっても、まほっちと仲良く生活してくれている、るるに
感謝の気持ちで一杯なので「このコはこれでいいねん」とだけ
答えました。


ただ、あの時、動物病院の先生が「うさぎは弱いけど、強い、不思議な生き物」
と言った言葉が、今でも、印象的です。


これからも、るると元気で仲良く暮していけるように
色々頑張っていこうと思いました。


rurukago2


↑ この事件後のるる。かご脱出(♪)をたくらんでいます。




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