涼子の隠れ家

涼子の隠れ家

もしも



あなたが わたしを
わたしが あなたを
この街に 置き去りにしたのなら
きっと 二人は凍えるだろう

わたしは あなたを
いつまでも好きでいられたらと思うけど
あなたは わたしを
どう見ているのかは 分からない

もしも あの時
あなたが わたしの言葉を知らなかったら
この手の温もりは わたしも知らなかった

あなたは わたしを
わたしは あなたを
いつまでも好きでいられるように・・・


こんなに歩いても
ゴールなんかみえやしない


もしも この街に
曲がり角がなかったら
二人はただ
すれ違っていただけなのだろう

それもまた 運命か・・・


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