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私
: マルクス
は 1818年5月5日
にドイツに ユダヤ系ドイツ人
として生まれ、 1883年3月14日
に ロンドン
で逝去する。
彼は 学者の家系
で、 祖父
は ユダヤ聖典
(「 タルムード
」)の学者の ラビ
( ユダヤ教の宗教指導者
)であるという。
マスクス
は、そのためか、「 タルムード学者の特徴
」を受け継いでいるという。
A氏 :「 タムルード 」というのは膨大な文書量らしいね。
私
:「 タルムード学者の特徴
」とは、 十分に咀嚼していない素材を大量に収集し、百科事典的な仕事を試みるが、決して終わらない、学者でない人物を激しく軽蔑する、他の学者に対してはひどく独断的で、感情的になる
というものだという。
したがって、 彼の著作はタムルード研究の特徴を示していて、基本的には他人の業績の注釈と批評に尽きる
という。
1848年
にやむなくロンドンにわたり、 34年間大英博物館通いに費やして資本に関する資料を集め、出版
できるようにしていた。
A氏 :それが「 資本論 」で マルクス の死後、友人の エンゲルス がまとめて出版するね。
私:
著者は、 マルクスは学者であるが科学者でない
としている。
科学的
社会主義
はおかしいとしているね。
詩人
、 ジャーナリスト
、 モラリスト
の 3つの側面
があり、 詩人としてのマルクスは、多くの世紀末を予想する詩
を書いているという。
ジャーナリスト
としては、短い記事を書くことになれていたが、息の長い本を書くことはできなかった。
A氏 :「 資本論 」は長編ではないの?
私 :友人のエンゲルスがマルクスの死後にエッセイを寄せ集めたもので 系統だったものではない という。
「 労働者には、鎖のほかには失うものは何もない。
彼らが手に入れるのは世界である。
万国の労働者よ、団結せよ!」
はジャーナリスト的なきびきびした文章でるが、これは 彼のオリジナルでなく、当時の多くの人の引用
からなっているという。
「 労働者は祖国を持たない
」も「 プロレタリアートには鎖のほかに失うものは何もない
」は マラー
の言葉
である。
「 宗教は人民にとってアヘンである
」は ハイネ
からとられた。
カール・シャッペル
から「 万国の労働者よ、団結せよ!」
を、 ブランキ
から「 プロレタリアート独裁
」を借りてきた。
そういう 他人の言葉に磨きをかけ、ここぞという時に、寸鉄人を刺す組合せを使うという希有のジャーナリト的な才能
に恵まれていたという。
A氏 :モラリストとしての特徴は?
私
: マルクスの知的機械を動かす動機
は、 道徳的な衝動で、高利貸や質屋に対する憎悪
であったという。
マルクス
は ユダヤ系
であるにもかかわらず、 反ユダヤ主義者
であったが、 彼はユダヤ今日の悪は、宗教的なものでなく、社会的、経済的なもの
であるとする。
ユダヤ教
の 現世的基礎
は「 現実的な欲求
」「 私利私欲
」であり、 ユダヤ人の現世的な憧れ
は「 あこぎな商売である
」とし、 現世的な神
は「 貨幣である
」としている。
そして、 ユダヤ人
は徐々に、 この「現実的」宗教をあらゆる社会に広めていった
のだとする。
A氏
:ヨーロッパにあるなんでも「 ユダヤ人のせいにする
」傾向が見られるね。
これも一種の 「 ユダヤ陰謀論
」的な感じがするね。
私
: マルクス
は「 ユダヤ人は隣人より金持ちになる以外、この世に定められた道はなく、世界は証券取引所である
」とした。
だから、 ユダヤ人
をなくすには、 ユダヤ人
を作り出した「 貨幣活動
」を無くすべきであるとした。
そして、次第に ユダヤ人が「ブルジョア階級」に置き換わる
。
その 対立概念として「プロレタリアート階級」
が生まれる。
明日はマルクスの当時の資本主義の実態についての情報の集め方の問題に移ろう。
「ポスト戦後社会」吉見俊哉著・シリーズ… 2009.09.01
「イスラムの怒り」内藤正典著・集英社新… 2009.08.24