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Ryu-chan6708

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2008.04.20
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カテゴリ: 社会問題

人々はなぜグローバル経済の本質を見誤るのか

世界の金融市場で取引される金額は 年間775兆ドル 実態の貿易取引額は 9.3兆ドル というから、 金融取引は実物経済の実に 83倍の規模 に膨れ上がっている。
 これが ガソリンや食品の値上げ 、の背景にある。
  今までは、 実物経済が頭で金融経済は尻尾 であったが、それが逆になった。
  今までは、実物経済が上向きか下向きかを判断することで、尻尾に当たる金融経済、例えば株価の動きが決っていた。

A氏: それが、逆になったわけか。

:著者は 1995年を米国の「金融帝国」化元年 としているね。
  日本は、 成長重視で財政再建 を考えていたが、 米国は「経常赤字の増加は成長の制約になる」を覆す戦略 をとった。

A氏 :日本と逆だね。

1995年にアメリカ財務長官ルービンがとった政策 は、世界のマネーを米国にいったん集中させ、その後再び世界に配分するシステム、すなわち、「 マネー集中一括管理システム 」を構築した。
  このシステムを運用する「 米国株式会社 」は、 経常赤字が成長の制約にならないようにすることと、米国の対外投資を増加させること である。
   経常赤字は 米国民の贅沢な生活 のためであり、投資の増加は近代化がはじまった アジアの高成長からのリターンを獲得 していることになる。
  そして、この「 マネー集中一括管理システム 」は 1995年から2006年と次第に完成度 を高めたという。
 それが、 サブプライムローンで危機に瀕しているね

A氏 :ところで、 グローバル化は世界経済を2極化 するというね。

私: まず、大きく 先進国と近代化途上国 の違いがある。
近代化途上国 は、まさに資本主義経済の特徴を生かして成長している。
  しかし、 先進国はその影響を受け慢性的なデフレ となっている。
  興味あることに、 先進国でも英語圏と非英語圏の二極化 が進んでいる。
  これは英語の世界言語化と関係があるだろうね。
グローバル化には共通言語の英語は強味 なるね。

A氏 :日本国内でも、 2極化 があるね。

第1 には 大企業の製造業と中小企業の非製造業 だね。
  経済成長を続けるアジアの近代化とリンクする グローバル経済にうまく乗った日本の大企業・製造業が成長 する。
  しかし、逆に、 日本の国内だけに販路が限られている中小企業・非製造業は長期低迷 に陥る。
  これらの中小企業・非製造業は失われた10年だけでなく、 16年前からすでに低迷 しているという。
  「 構造改革なくして成長なし 」というけれども、グローバル経済にうまく乗った日本の大企業・製造業は、その競争の中で自助努力で成長したのであって、一方、日本の国内だけに販路が限られている中小企業・非製造業は、構造改革で手をつけていないから今も停滞を続けている。
 今や、 国内問題は、グローバル化の考慮なしでは解決できない

A氏 駅前のシャッター街の増加 がそうだね。

:経済がグローバル化しているから、 国の経済成長があってもそれが中小企業・非製造業の成長を牽引しなくなっているんだね
  日本の 第2の2極化 は、 資本対労働 だね。
  もうこれは、すでに経験済みだろうが、 日本では企業の業績が向上しても、賃金は低下するという、これもグローバル経済の影響 を受けている。
第3の2極化は大都市対地方 だね。

A氏 :ある地域の経済活動が活発化すると、ある程度の時間が経てば、全国的に景気が良くなるというのも 日本では幻想 となっているね。

:むしろ、 地方格差は拡大 している。
  もっとも好調なのは 東海地区 だね。
2002年以降、地域格差はますます拡大 している。

  日本国内に、 グローバル経済とつながっている地域 と、 そうでない地域 が、 国境を越えて日本国内に入り込んでいる ことになるね。

A氏 日本経済を予想 するには、 帝国、成長国経済、IT関連財、鉄鋼をはじめとする素材、そしてエネルギー動向など、すべての方程式を同時に解く ということになる。

年金 健康保険、道路財源問題 など、みなからむね。

:それが グローバル経済下の日本の姿 だね。






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Last updated  2008.04.20 09:51:30
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Re:「人々はなぜグローバル経済の本質を見誤るのか」水野和夫著・日本経済新聞出版社刊07年3月刊・2の2(04/20)  
冷戦構造の終結とともに本来多極化に移行すると見られていたものが、少し回り道をしたに過ぎないのではないでしょうかね。
今後はますます多極化へと舵を切っていくでしょう。その動向を見極めるために金融では株式から商品へと移行しているように感じられます。
わが国はその一極として存在できるのか。大きな岐路に立たされているような気がします。 (2008.04.20 16:29:35)

Re[1]:「人々はなぜグローバル経済の本質を見誤るのか」水野和夫著・日本経済新聞出版社刊07年3月刊・2の2(04/20)  
Ryu-chan6708  さん
愛しの増田恵子様さん
>冷戦構造の終結とともに本来多極化に移行すると見られていたものが、少し回り道をしたに過ぎないのではないでしょうかね。
>今後はますます多極化へと舵を切っていくでしょう。その動向を見極めるために金融では株式から商品へと移行しているように感じられます。
>わが国はその一極として存在できるのか。大きな岐路に立たされているような気がします。
-----
日本の運命は混沌としてきましたね。政治家は呑気ですね。ここ2、3年が岐路でしょうね。 (2008.04.20 23:09:17)

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