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A氏
ISOマネジメントシステム
は、 現場
とは考え方の上で 分離べきだ
言っているが、これは理解が難しい点があるのではないの?
私
:現実の企業活動は一体となっているからね。
しかし、それを分離できないと マネジメントシステム
が理解されていないことになるね。
もう、何年か前になるが、 ケーブルの会社
で ISO9001
の審査を受けたことがあった。
審査員
は、 出身は技術屋
だったせいか、現場を見て、ケーブルの部品に 致命的なサビ
を見つけ、これを 不適合
としたんだね。
そしたら、 主任審査員
は、それは マネジメントシステム問題
でないので 不適合
から外したんだね。
その 審査員
はそれが気に入らないで、友人が 新聞記者
だったので、 不適合隠し
だと訴えたんだね。
適正な審査
でないというわけだね。
A氏 :新聞はとりあげたの?
私
:新聞記者も マネジメントシステム
が理解出来なかったらしく、記事になったが、誤解だから大した問題にならなかったがね。
要するに、 致命的なサビ
があったのが問題でなく、その サビ
がマネジメントシステムの中でどう管理されているかが問題なんだね。
致命的なサビ
は 参考事項
かなんかで扱えばいいことだね。
マネジメントシステムの審査員 は、 製品の品質の検査員 としてではなく、 システム の「 品質 」を検査するのだからね。
A氏 : ISO9001 の場合は 品質 を扱うから、技術をよく知っている審査員は 混同 を起こすだろうね。
私
:これは他の 環境マネジメントシステム
の ISO14001
や、 労働安全衛生マネジメントシステム
の OHSASA18001
の審査でも同じだね。
ある会社の審査で 環境マネジメントシステム
の審査員が審査来た時、 鍵手
をもってきたことがあったという。
A氏 :鍵手?
私
:要するに敷地内を歩いて、 鍵手
で マンホールの蓋
を開けるのだね。
そして中を見るわけだ。
まぁ、 環境マネジメントシステム
の目的は、 汚染物の流出防止
だから、その気持ちは分かるが、ともすると マネジメントシステム審査
から逸脱することになるね。
官庁の立ち入り検査
のようになってしまうね。
A氏 : 労働安全衛生マネジメントシステム の審査も同様だね。
私
:現場をあるいて、 労働監督署
が 立入検査
したり、 労働安全衛生コンサルタント
が現場で指摘したりするようなことをする審査員がいるね。
細かいことを、現場を歩きながら指摘する。
しかし、 マネジメントシステムの指摘
がないことが多い。
まぁ、労働安全衛生マネジメントシステムの目的は 労働災害
をなくすることだから、現場を歩いて、 危険な箇所
を指摘する気持ちは分かるが、専門家としては、区別して指摘すべきだね。
A氏
:現場を歩いて、製品の致 命的なサビ
を指摘するのと似ているね。
マネジメントシステムと現場の関係が 分離されていない点
がね。
私
:品質は、企業固有の技術的な性質があり、通常、審査員は製品の品質については不得意だが、環境や労働安全衛生は 企業の共通性
があるので、経験を積んだ審査員も、現場の問題を指摘しやすい。
だから、つい、混同しやすいのだね。
よく 審査機関
で、企業で現場で 不祥事
を起こしたらすぐに報告してくれという要請をしているとことがあるが、これも混同からきているのではないかね。