PR
Keyword Search
Calendar
Comments
Freepage List
私
:昨日、テレビを見ていたら、 衆院予算委員会
で、 民主党議員
が 解雇規制の緩和
について、 安 倍晋三
首相
に質問していた。
安倍首相
は「 解雇を自由化することは全く考えていない
」と答弁したが、 民主党議員
は再三しつこく質問をした。
ついに 安倍首相
が「 私は3回も同じことを言っている
」とやや呆れ顔だった。
A氏 :それと同じ頃、 産業競争力会議 では 皮肉 なことに 「正社員の解雇規制緩和 」をまとめていたという。
日本では正社員は解雇できないのは 最高裁の判決 があるからで、この規制を緩和すべきだと、すでに 小泉純一郎 政権時代 に 竹中平蔵 氏が言っていたね。
私
: 解雇規制緩和論者
は 正社員
を解雇できないのは先進国では日本だけだという。
アメリカ映画を見ていると、上司がやらたに「クビだ」と言っているシーンがあるね。
しかし、それを言うなら 大手企業の新人の大量一斉入社
のような 日本雇用の特殊事情
も言うべきだね。
要するに、 欧米
のように 労働市場が中間採用に開放的な国
とは違うね。
しかも、 大手企業
はこの 20年
にわたる不況で、 大量の正社員をリストラしている。
希望退職
だというが実際は 解雇
だ。
最高裁の判決とは無関係に 実態は正社員の大量解雇
が行なわれている。
A氏
:ある経営者は、 成長産業に人材が移動
するのには、流動的な雇用が必要だという。
しかし、それは新しい成長産業があって雇用が増大してのことだね。
そんな市場はないね。
タクシーの運転手か宅配便の仕事などは成長産業ではない。
成長産業
があれば、社員は経営者に言われなくても自分で会社をやめて転職するよ。
経営者がわざわざ命じて転職するものではないね。
しかも、大体、優秀な社員が先に出て行くね。
経営者としては残しておきたいような人材がやめる。
できる人間はベンチャーで独立するのもいる。
役に立たないような者が残る。
そのような 正社員
をクビにしたいんだろうね。
成長産業とは関係ないね。
私
:それなのに新たな 最高裁の判決を無効
にするようなルールを作りたいという。
一方では、 年金問題
で 定年を延長
したり、 GDP
増加のため 定年後
も働ける人は雇用したりすべきだという。
矛盾
だね。
大体、 終身雇用型の給与体系
の日本では、中途で転職すると、通常、給与は下がるね。
それが、転職の歯止めになっていたね。
しかし、やりたいことがあれば 転職は本人の自由
で、経営者の解雇権と全く無関係だね。
俺なんか、 正社員
で2度、 自分の意志で転職
しているよ。
経営者の意志に反してね。
たしかに、 転職直後
はちょっと ボーナス
が下がったが、すぐに挽回したね。
振り返ってみて、良い決断だったと思っているがね。
A氏
:こないだ、 小泉政権時代
に 派遣法推進
で有名だったある大学教授が、また最近、テレビに出てきた。
そして、 大企業の社員
は、カネがあるので 訴訟
をできるが、 中小企業の社員
はカネがないから、裁判に持ち込めない。
だから、解雇の規制を緩和して、中小企業の社員には解雇時、ある程度のカネを払うように法律に定めればいいという。
中小企業の社員に有利だという。
私
:しかし、 中小企業の
中間採用者の労働市場
は欧米並みに柔軟性があるよ。
新人の一斉大量入社
もないしね。
技術があれば、途中で別の会社に自由に移れる。
日本産業の 労働市場
は 2重構造
の特徴があることを知らないのかね。
まぁ、 成長産業への人材移動の円滑化
などときれいごとを言わず、 気に喰わない奴
は正社員でもクビにしたいと言えばいいのだろうね。
安倍首相が認めないというのだから、実現は難しいだろうがね。