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A氏 : 先月、 君が ブログ で「 猪瀬都知事は感覚的に嫌い だ」と言っていたが、ついに オリンピック招致 問題で失言してしまったね。
私
:たしか 東京MXテレビ
だと思うが、 猪瀬直樹
都知事の定例記者会見
をよく放映している。
それをときどき、俺は見ていたんだが、気になったのは 猪瀬都知事の記者からの質問に対する答え方のスタンス
だね。
いわゆる「 上から目線
」の典型を感じたね。
石原慎太郎
前都知事
にも似ていた。
こういうタイプは 作家 にむくかは知らないが、 政治家 に向かないと思っていて心配していたんだ。
A氏 : 白鴎大学 福岡政行 教 授も、 猪瀬 氏がまだ 都知事候補 のとき、「 たけしのTVタックル 」で猪瀬氏のスタンスについて似たような批判をしていたね。
その「 上から目線 」が不注意にも イスラム批判 に出たようだね。
私
: 作家
としては言っていることは、正しいね。
しかし、 権力のある政治家
としては致命的な発言だったね。
A氏
: 猪瀬
氏は、すぐに徹底的にあやまればいいのに、失言を認めず「 真意を誤解したニュースだ
」と逃げようとした。
これが 裏目
に出た。
知事の失言を報じた ニューヨークタイムズ記者
からの逃げようがない反論となり、全面的に非を認めざるを得なくなった。
まずい 事態収拾方法
だったね。
私 :ところが、それで終わらなかった。
猪瀬都知事
は自分の ツイッター
で「 今回のトラブルで誰が敵か、味方かが分かっただけでも、よかった
」というように負け惜しみのような言葉を発した。
これが 定例記者会見
で記者たちから質問が集中し、1時間ほど大きく揉めたという。
「 ツイッターの内容は往生際が悪かった
」という一言で、数秒で終わるものが1時間ももめて曖昧なままでまだ尾を引いている。
「 上から目線
」の人は、自分は偉いから失敗はないと思っている。
失敗を失敗とすぐ認めないで、ひきずる。
「 過ちて改むるに憚ることなかれ
」ができない。
政治家肌
の人は失敗したと思ったら、即座に徹底して謝るがね。
A氏 :君も俺もお互いに、是非、 東京オリンピック招致 を成功したいと思っているんだがねーー。
私
:だから、これが 大きな減点
にならないことを祈るのみだよ。
同時に 根本的な再発防止
のために「 上から目線
」をやめて、ちゃんと気配りしたバランス感覚のある 政治的な活動
をしてもらいたいものだね。
A氏
:今朝の新聞では、たまたま、原発輸出からみでトルコを訪問した 安倍晋三
首相
が、 トルコ首相
との会談で、わざわざ 猪瀬都知事の失言に陳謝
したと報じているね。
トルコ首相
は笑顔で応じたという。
私
:トルコ首相との会談に先立ち、 安倍首相
は両国の企業関係者らの会合で
「 イスタンブール
が 5つの輪
を射止めたら、私は誰よりもはじめに『 万歳
』と申し上げたい」
と トルコ側に配慮した発言
をしたという。
安倍首相
はもちろん 腹の底
では 東京オリンピックで「万歳」したいのだがね。
政治家は時にはそういうスタンスが要求されるね。