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私 :昨日の仏の人類学者・ エマニュエル・トッド 氏は、 米国の衰退 は 予想していたより早く 進んでいると言っていたが、その米国の「 大統領への信任投票 」という面がある 中間選挙 まで4カ月を切り、全米各地で、 選挙戦真っ盛り だという。
ただ、 オバマ氏の支持率 が、低迷しているから、大統領に選挙応援のお呼びはあまりかからないという。
A 氏 : ワシントン では、 オバマ 氏への 辛口の評価が多い というね。
対立を嫌い、 外交政策 などは「 弱腰 」。理想は語るが、議会対策といった「 根回し 」が足りない。そんな見方が定着しているという。
例外的に人気が高いのは、オバマ氏の 生まれ故郷のハワイ で、現職の上院議員は選挙戦で、「 オバマ大統領との近さ 」をさかんにアピールしているという。
私 :それは 35 年前 、 オバマ 氏は、私立の名門プナホウスクールを卒業し、一時期、 インドネシア で暮らしたが、小学5年から高校まではハワイにいたからだ。
ハワイでは問題がおきそうになったら、みんなで座って話し合い、解決策を探り、戦いは最後の手段だという。
ハワイ育ち は、 オバマ氏の対立を嫌う傾向 に影響しているようだ。
米国本土よりも人種差別が少ないことや、他者への寛容さ。それも オバマ 氏に影響を与えたという。
ホームルーム担当として高校時代の オバマ 氏をみつめた エリック・クスノキ 教諭は「 ワシントンでの評価が低いわけは、ハワイと本土のスタイルが違うこともあるだろうが、彼が若くて、黒人だから、より批判される面があるのだろう 」という。
A 氏:一方、 保守系の利益団体 は、互いに連合を組織するとともに、ますます 共和党と一体化 するする傾向にあり、それと同時に自らの支持する政策を 共和党 に売り込む傾向にある。 シンクタンクを含めた組織化 が進んでいるね。
私: 妥協を嫌う議会共和党 、 イラクやシリアの内戦 、 軍事力を背景に秩序を変えようとする中国やロシア…… 。
オバマ 氏は今、 ハワイとはかけ離れた世界 を相手にしなければならない。
「 ハワイ育ち 」はオバマ氏の 強み であり、 弱み でもあるのかもしれないと 山脇 氏は最後に指摘している。