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私 : インド西部ラジャスタン州 で 一昨年 、 公立校の社会科教科書から「初代首相ネール」の記述が削除され、「建国の父、ガンジーの暗殺」も触れられていない という。
「 ガンジー」と「ネール」は、モディ氏率いる与党インド人民党 のライバル政党、国民会議派のメンバー だったかららしい。
人民党の支持母体でモディ氏の出身団体でもある「民族義勇団(RSS)」は、「ヒンドゥー教の伝統によるインド社会の統合」を目指す。
モディ氏自身は表立ってガンジーを批判しないものの、RSSは「ガンジーもネールもイスラム教徒に弱腰でヒンドゥー教徒を苦しめた」と非難 する。
A 氏 :一方、 教科書に書き加えられたのはRSSの思想に影響を与えたサーバルカル。
「ヒンドゥー教国家」を唱え、ガンジー暗殺への関与が疑われた人物。
14年に国内紙が実施した世論調査 では、教科書書き換えへの支持が69% に上った。
私 : 世界遺産にも歴史書き換えの波は押し寄せる。
ウッタルプラデシュ州 は 昨年 つくった 観光ガイドブック に 「タージマハル」を載せなかった 。
17世紀、イスラム系ムガール帝国の皇帝シャー・ジャハーンが先立った妻のために建てた墓だからだ。
ヒンドゥー僧侶出身で人民党のヨギ州首相の影響が取りざたされる。
ヨギ氏は「(侵略者が建てた)「タージマハル」はインド文化を代表するものではない」と発言 したことがある。
ヒンドゥー至上主義の浸透にイスラム教徒は不安を隠せない。
政府系のマイノリティー委員会のザフルル・カーン委員長は「モディ政権はヒンドゥー教 徒こそ『本来のインド人』で、イスラム教徒や少数派を『よそ者』と位置づけている」と指摘 する。
A 氏 : 国民約13億人のうちヒンドゥー教徒が約80%を占め、これに対し15%ほどのイスラム教徒は有力な全国政党を持たず、国民会議派を支持する傾向が強い。
モディ氏が首相に躍り出た14年の総選挙で人民党は第2党の会議派に大差をつけ圧勝。
デリー大学のサンジャイ・スリバスタバ教授 (社会学)は 「モディ氏は古代インド の優越性を強調してヒンドゥー教徒の誇りを刺激する。これを世界でのインドの存在感の向上や経済成長などが後押ししている」 とみる。
インド 憲法 はすべての宗教を平等に扱う「世俗国家」を掲げる が、 人民党にはこれを削除すべきだと公言する閣僚がいて、教科書の書き換えは、その地ならしとも指摘 される。
私 : 危機感は歴史家にも広がり、歴史教科書の執筆に携わってきたアルジュン・デブ 氏は、 政府の歴史書編纂事業の責任者だったが、第1巻は出版したが、モディ政権発足後の15年に原稿を仕上げた第2巻は出版を差し止められている。
独立運動でのヒンドゥー至上主義者への言及が少ないのが理由らしい。
デブ 氏は、 「今の動きは、ゲルマン民族の優秀さを歴史から強調し、ユダヤ人 を迫害したナチスと重なってみえる」と警告 する。
ヒンドゥー教徒が多数とはいえ、過去の歴史的事実を書き換える とはね。
インドは独裁色の強い国家
発展国の独裁色が強い のは、 「 独自の統治モデルを意識、 『Gゼロ』世界、中国の好機 識者に聞く」 のブログでふれた 一種のチャイナ・スタンダード化 かね。
中国も歴史を書き変えている ね。