”むらくも”三代記



初代叢雲                                      東雲型2番艦 明治31年12月29日竣工水雷艇(駆潜艇)に類別明治33年6月22日駆逐艦 大正元年8月28日三等駆逐艦に変更 大正14年6月24日実験的として海没。

※東雲型は第1期拡張計画に基ずいて明治31年から33年にかけて英国ソーニクロフト社で建造された。同時期の雷型がヤーロー社で4本煙突に対して2本煙突と識別しやすく成っている。
むらくも初代
「同型艦」
※東雲型に付いては”珍品新品コーナー”に掲載してますので御覧下さい。
※東雲型・・・東雲、叢雲、夕霧、不知火、陽炎、薄雲

2代目叢雲
特型5番艦 大正12年から昭和2年にわたって計画された吹雪型 別名特型とも呼ばれその艦型の斬新さと重兵装で列強の海軍に強い衝撃を与えた。特型は当時の駆逐艦の水準を凌駕していたが艦隊型駆逐艦の誕生であった。特型は大きき分けて4種類に類別される 吹雪型(Ⅰ型)浦波(Ⅰ型改)綾波以降(Ⅱ型)暁型(Ⅲ型)叢雲はⅠ型に属している。
むらくも2代
「同型艦」
叢雲行動表
昭和2年4月25日藤永田造船所にて起工。
昭和4年5月10日竣工 呉鎮守府入籍
昭和4年5月10日第2艦隊第2水雷戦隊第12駆逐隊に編入
昭和10年9月26日第4艦隊事件 船体損傷
昭和15年5月01日第1艦隊第3水雷戦隊第12駆逐隊に編入
昭和17年3月01日バタビア沖海戦に参加
昭和17年5月27日ミッドウェー作戦主力部隊に参加
昭和17年10月11日航空機の雷撃により沈没
昭和17年11月15日除籍
※モデルは第一世代のWLの為現在の目で見るとだいぶ厳しいが 販売当時の完成度は駆逐艦の基準モデルにしてもおかしくない物であった。
現状の物に変更する場合甲板の線引きから始まって武装パーツの交換と小物関係の交換等も実施した方が艦隊編成で並ばした場合バランスが取れると思います。

3代目むらくも
昭和42年度計画で建造された”みねぐも”型の3番艦(最終艦)就役後射撃装置2型のテストベースとして使用された。さらに53年度にはDASH関連装置に換えてアスロックSUM8連装発射機を搭載 さらに59年度には護衛艦隊旗艦に成る為司令部施設を新設している。
むらくも
※制作記事にてみねぐも型にて掲載していますので参考にしてください。

◎むらくもの艦名で3艦書いてきましたが大戦中でも特型自体艦隊決戦に投入される事も無く対潜対空と専門外の戦闘に駆り出されその本領を発揮できないまま沈没
していった艦が多いと思います。また初期の駆逐艦は日本海海戦等に出撃しても、沈没負傷とうの艦は少なく比較的 艦齢をまつとうし最後は 雑役艦や標的艦に成った物が多いい事をみれば いかに太平洋戦争が艦船にとって熾烈であったかが、如実に想像つくと思います。



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