私のお気に入り!昇る朝日、光る川面、泳ぐ鳥     

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エンプティ・チェア



昨日は ゲシュタルト療法・・どこに焦点をあてるかと

森田療法・・あるがままを受け入れる

を 深く学びました

その中で ワークがあって とてもおもしろかったので

そのお話しを♪


まず 2つの椅子を用意します

そうして向かい合わせに 向けます

そして 問題を持っている人が 一つの椅子にかけます

向かいの空いているいる椅子には

嫌いな人 今困っている人が 座っていると想定します

そして 
その人に向かって 言いたいことを 言うのです

たとえば とても 嫌いなお父さんに文句が言いたいとします

「なんで いつも ああしろ こうしろと命令口調なの。

 私は そんな あんたが大嫌い!

 私を 馬鹿にした目でみて 自分はどんなにえらいの。

 小さい時は 一緒に遊んでくれなかったし ・・・」


などなど 言いたいことを 全て 吐き出してしまいます


その後 今度は役割をかえて

向かいの椅子に 座ります

そして お父さんの立場にたって 自己弁護をします

「そんなことを 思っていたなんて 知らなかった・・

 悪かったな・・でも いつも お父さんはおまえの

 ことを 思ってるんだ・・」

とか ・・そのうちに 自分で自分の悩みに答えが出せてくる

というものです


相手の 立場にたって考えてみる・・

とは よく聞きますが


実際に 役割を演じてみると 案外すっきり解決することがあるようです


そして 傑作な 衛藤先生のカウンセリングの実話

それは 便秘で悩んでいる人のカウンセリングをした時の話し

何をしても なかなか問題が解決しなかったので

苦し紛れに エンプティチェアに  症状 ・・便秘さんを 座らせる
ことになったそうです

クライアント・・「あんたなんか だい嫌い! はやくどっかに
         いってしまってよ。
         私は いつも 苦しくて ちっとも楽しめない」

便秘さん・・「あんたこそ ××は食べないし 時間は不規則だし

       運動はしないし なんとかしたらどうなのよ」

クライアント・・「そんなの無理。絶対出来ない そんな気はないわ」


その会話を聞いてた 先生 間に入って 

「なるほど あなたは とても 頑固のようです 

すこし 時間を調整してみたり 食べれないものも 挑戦してみたら」

クライアント・・ 無理!

「100あったら 1だけでも やってみたら・・」

「じゃあ 1だけなら・・」

その結果 この人の便秘は解消されたそうです


症状と対話する

すごい 発想ですね

でも 先生のおっしゃるには

体の部分に意識をもってゆくだけでも その部分の細胞は
活性されるという 臨床のデータがあるそうなんです

すごいですよね

今日の気づき! 便秘さんとも お話ができるんですヨ☆


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