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さえママ1107
さえりんの部屋へ来ていただいてありがとうございます 2019年6月、長女を突然交通事故で亡くした母親です 娘を想いながら日々を一生懸命生きています
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先日、今テスト中の次女がこんなことを言いました。
「自分の出来なさが嫌になる。もっと小さい頃からしっかり勉強しておけば
よかった！！できればママのお腹の中の胎児からやり直したい！！」と。
それを聞いた主人が言いました。
「 そんなこと言うなら、俺はさえりんが生きている世界にもう一度戻りたいよ！！
あの日の朝、先に出掛けたママに続いて俺が仕事へ行くとき、さえりんに『いって
きます』と言葉を交わしたのに、あの時さえりんに何故 『今日ママは仕事が休みで
家に居るからね』と教えてやらなかったんだろうと死ぬほど後悔してるんだ！！
その一言を言っていたら、さえりんは仕事帰りに一人でお昼ごはんを食べようと
自転車であんな交差点は通らずに、まっすぐ家に帰ってきてママと一緒に車で行っ
たはずなのに！！ 戻れるものならあの朝からやり直したい！！もう一度さえりんが
いなくならない人生をやり直したい！！！
」
と悔しそうに言いました(>_<)
私は、主人がそんな風に後悔していることをはじめて知りました。
そして、 それは私と全く同じ後悔でした(´；ω；`)ｳｯ…
私はこう思っていました。主人は私がさえりんにあの朝「ママは仕事が休みで朝
だけ出かけるけれどお昼からは家に居るから一緒にお昼ご飯食べようね」と言い
忘れたからさえりんが事故に遭って亡くなってしまったことを、責めないでいて
くれるのは主人の私への優しさからだと思っていたのです。
主人も同じことで苦しい思いと後悔を抱えていたのだとは思いもしませんでした。
本当にいつまで経っても、 多分一生この後悔は尽きることがないでしょう・・・
以前にもこのブログで書きましたが、
前にブロ友さんから送っていただいた
グリーフケアのパンフレットをもう一度よく読んでみました。
「夫や妻、子ども、親などの大切な人を亡くした時、人は深い悲しみ(悲嘆=
グリーフ）を味わいます。多くの人はまずショックを受け、その時やその後に
故人への強い思慕にかられ、気分の落ち込みと罪悪感などを感じます。体調も
すぐれず、落ち着かず、必死に頑張ってなかなか故人のいない環境になじめず、
生活の充足感を味わえない状態が続きます。この状態から抜け出すためには、
死別を充分悲しんで受け止める作業が必要です。この作業のことを「悲嘆の作業」
とか「喪の作業」(グリーフワーク）と呼びます。」と書いてありました。
そのパンフレットを再びよく読むと「日本人が大切な人を喪った後の悲嘆の時期は
平均で4年半ほどです。特に子供を亡くされた方は悲しみを忘れたくないという方
が多いようです」と書いてあり、「悲嘆の作業は自分自身で自主的に取り組む必要
があります。悲しみを表現することは、自信をもって新しい人間関係に踏み出す
第一歩になります。」というところを読みました。
今の私たち夫婦は 正常な悲嘆の作業
を行っているのだと思いました！！
尽きることのない後悔
は大切な家族、特に子供を先に亡くした親ならば誰もが
味わう、ごく当たり前の感情だとわかりました。
そして、今は夫婦でさえりんのことを話し合えることも、お互いがブログを通して
自分の心の中の負の感情までも素直に書けることも、十分大切なグリーフワークに
なっていたのです！！だからこんな今の状態も正常な心の作用だとわかり、少し
安心したのです(´▽｀) ホッ
私は特にグリーフケアを受けたり、学んだりしてはいません。
機会があったら、いつか勉強してみたいと思っています。
それでも思いついたまま、交通事故を減らすため
歩者分離信号設置への取り組み
や
被害者支援についての意見
なども、もしかしたら今の私たちのグリーフワーク
なのではないかと思うのです！！
娘の死を決して無駄にしたくないという思いから
発する果てしない挑戦です！！
これもせめてもの娘のためだと思えるから、前を向けるのです！！
私たちは最愛の娘さえりんを亡くして、まだたったの1年7ヵ月です。
これからももっともっと悲しみを抱えて、悲嘆の作業、グリーフワークをして
行かなくてはなりません。
時には主人とぶつかり合って、また慰め合って、次女も巻き込んで、周りの方へ
ご迷惑やご心配をかけることもあるかも知れません。
それでも、こうしてありのままの私たちに起こった現実を、このブログには
素直に誠実に書いていきたいのです！！
それは、 私たち家族の歴史ですし、確かに紗愛理という大切な最愛の娘が
生きてきた
という証でもあるのですから！！
（さえりん8歳 おじいちゃんのお誕生日ケーキを作る）
いつも温かいコメントありがとうございます
この 「さえりんの部屋」 を 一人 でも多くの方に読んでいただき、
交通死亡事故で悲しむ人がもう増えませんようにと心から願っています！！
さえりんをクリックしてください！！
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現実逃避と人の心のあたたかさ 2025年08月13日 コメント(14)
普段でも意識しないだけで、ちょっとした選択しながら日常は流れていきますが、何かが起きてしまった時に、あの時、、、ってどうしようもない辛い後悔が襲ってきてしまいますよね。遺族って皆そうだと思います。何一つ悪くない被害者のさえりんさんだって、お空の上で、「朝、ママに仕事お休みか聞けばよかった」「バンドエイド買いにコンビニ寄らなかったら」「何食べようか迷ってお寿司にしたけど、お肉の方にすれば、、、」こんな風に一時は後悔していたかもしれません。でも、さえりんさんもパパさんもママさんも誰も悪くありません。悪いのは加害者です。加害者にこそ一生悔いて欲しいものです。
悲嘆の作業、人によって期間も順番（プロセス）もそれぞれでしょうから、自分の感情を無理に抑え込んだり焦ったりせずに日々過ごしていってくださいね。 (2021年01月24日 09時04分57秒)
時間差やルート変えでその日の行動だけでなく、人生に大きく及ぶことありますね。
良いほうならともかくそうでないと尾を引いて、悩み尽きなくなってしまい深く考えてしまいますよね。 (2021年01月24日 10時49分27秒)
確かに「あの時こうしておけば良かった」と思う事は自分でも沢山あります（T-T;
「後悔先に立たず」は身に染みてますが、ふと思う事があります(T0T)
以前から車内での飲酒は多く見かけますが、殆ど高齢の方ですね(＾-＾;
こういった行為をする人は「どうせ先が短いんだから何でもあり」が頭にあるのかな？と思っています（T-T;
後は・・「帰るまで何で酒を我慢できない？アルコール中毒なら病院へ」です(＾0＾; (2021年01月24日 11時02分58秒)
生きとし生けるもの、昆虫でも動物でも人間でも一生はたった1回きりなんですよね。
後悔しないで一生を終える人はいないんではないでしょうか。
私も後悔ばかりです。
それでも生きていかなければいけないんですよね。
次女さんが言われる後悔とさえママさんやご主人が思われる後悔とは次元が違うかもしれませんが、本当にあの時こうしておけばよかった、ああしておけばよかったと思う事ばかりが蘇りますね。
でもやはり思う事は運転手がちゃんと前後左右を確認して運転していればこんなことは起きなかったという事ですよね。
今はグリーフワークの真っただ中なんですね。
その中でも、さえママさんは行動的に歩車分離式信号機を付けるために奮闘してらっしゃいますね。
そしてブログで日々交通事故被害者の生の声を発信してらっしゃいます。
応援していますので、頑張って下さいね。 (2021年01月24日 12時27分13秒)
今日のグリーフワークでのお話の中で
＜日本人が大切な人を喪った後の悲嘆の時期は
平均で４年半ほどです。＞
これは 私の家族にも当てはまって居る様に感じます。
とにかく 病死ですが、、喪ってから 両親と私は 顔を合わせば、、
妹の話ばかり・・世間話 何てしません、妹の事ばかりでしたが、、
４年を過ぎたある日・・そんな頃から 世間話から始まり 勿論 妹の話もするのですが、、
「私達 世間話してる・・」って思った事があり、その日の事は忘れません。
両親もですが 一人になれば泣いていたとも思えますし 私も１３年近くまで
泣いていました、、
特に１２年目が 私は妹が不憫で泣き続けて居ました、、「その時は １３回忌が来たら もう泣かない、それまでは 泣こう」と決めて居たのも有りますが、泣く事で心が落ち着き
妹は 私の心の一部になって居ます‥それだけは確信できます。
（妹を喪った当時は 涙が出ない程 泣けない程で、、
最初の辛すぎた１年目の事は 思い出すことが出来ません）
愚その１
転倒で、尾てい骨骨折で寝たきり状態の、、婚家の母９６歳 ですが
お口は達者で・・命令口調で激しく わめく訳・・直に「救急車」と叫びます。
年末年始に寝台タクシー代わりに「救急車」を
信じられませんが２度も呼び🚑
行先は本人の指名で「日赤」🏥
彼女の目的は 便秘で摘便💦 （下剤は 本人が嫌がり否定しますから）
コロナで大変な日赤ですよ。。世間の事よりも自分中心。’帰宅時は
勿論
お高い 寝台タクシーです、、💦
あれを見てたら
ご長寿で偉いのかもしれませんが、、色んな意味で「大迷惑」
３６歳の若さで 旅立った妹の方は 惜しまれて惜しまれて・・色んな方も
「あの子の事は忘れない」と言われ・・
私の心の一部の妹が輝いてきました、、１７年物ですし、
何だか この頃
理想的な逝き方にも思えてきました。。。根本には病死と言う くくりでも有りますけど・・
愚痴・・その２
婚家の母の ショートステイ先なんですが、、月に５０万程も掛かるのよ、、
その他に税金・健康保険料は別に当然出ていきます。
数年で我が家は 破産かもしれません。
他を探す予定ですが・・おそらく 軽く百歳以上生きます、、
命って‥複雑。。 (2021年01月24日 12時51分55秒)
一度きりの人生、後悔というものがない様に過ごしていきたいものですよね。人生は一期一会と言えます。 (2021年01月24日 21時34分46秒)
自分たちに非を探して、責めてしまうのも無理ないことです…
本当は非は加害者にあるのに。なんとやるせないことでしょう。
どうして被害者遺族がこんなに苦しまなければならないのか＞＜ (2021年01月24日 22時14分02秒)
昨夜はみぞれになりましたが
今朝は道路に積雪無しで
良かったです
人間生きていればどこかしらで後悔はしていると思います
さえママさんのところは特別ですよね
旦那様も色々大変な思いをしていますが
さえママさんに対する優しさは嬉しいですね (2021年01月24日 22時22分37秒)
＞ママは仕事が休みで朝だけ出かけるけれどお昼からは家に居るから一緒にお昼ご飯食べようね
これはさえママさんに取っては、忘れられない後悔かもしれません。
しかし、一方で、「もし」があったとしてもどうなったか判らない
という気もします。
ただ、ご主人にとっても、さえママさんにとっても、そのお話は一生忘れられないと思います。
ちょっと何を言っているのかわからない話で申し訳ありません。 (2021年01月24日 22時28分12秒)
でも、やっぱりお子さんを亡くした方とは違うと思う。
特に突然のことだったしね。
ご主人も同じように悲しんで、同じように苦しんでいるんだね。
少しずつ少しずつ前へ…だね。 (2021年01月24日 22時52分50秒)
ブログからはあまりご主人は悲しみを表に出さないようにしてるってはじめは感じてて
でも最近けっこう苦しみの表現があって、コレはブログにはあまり書かなかっただけでおうちでは結構言ってるのかなって思ってましたが・・・
でも悲しみの深さは母親も父親も同じなんだなって思いました
どんな小さな事も、子供に関しては忘れずに覚えています
特に後悔は・・・
あの時あんなに怒らなきゃ良かった
あの時あんな風に叩かなきゃ良かった
あの時ああ言ってあげれば、あの時・・・っていっぱいいっぱいありますね
私は自分の親としての未熟さをメチャメチャ後悔しています
でも、がんばって乗り越えようとしているんでしょうね
体が自然にそうなって行ってるんでしょうね
すごいな・・・
(2021年01月25日 00時32分32秒)
ご主人も、深く傷ついて後悔していらっしゃる。
ご主人やさえママさんが後悔する理由なんて何もないのに、それでもあのときこの言葉をかけていたらと後悔をしてしまう。。。
愛しい人を亡くしてしまった方々の、心理。
突然襲ってくる、フラッシュバック。
まだまだお辛い日々が続くと思います。
辛い時は辛いとブログに書いて、少しでも吐き出してくださいね。 (2021年01月25日 04時25分14秒)
