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昨日の続きです。⇒IKEAのサイドテーブルの天板をリメイクする 1 天板カット 準備編今日は、初心者でも失敗しない「ステイン+ワックス塗装」を中心にご説明します。まずは、無塗装の板にステイン塗装を行います。今回は、「インテリアカラー ナッツ」を塗布しました。不要になったタオルにステインをしみこませて塗布すればOK。WOODPROで販売している「◇国産杉 幅はぎ材」の塗装品というのは、この状態です。この状態で使用しても問題はないのですが、ステインというのは、気にしみこんで着色してあるだけなので、汚れが付着しやすいとか、水がしみこみやすいなどの問題もあります。ということで、今回は、もう一つグレードアップして、ワックス仕上げを行います。この上にウレタンニスを塗布して被膜を作る、という方法もあって、頻繁に水拭きするような場所にはお勧めですが、初心者には失敗リスクもあり、メンテナンスも難しいですね。ワックスは、以前から我が家の塗装に利用しているブライワックスの残りを使用しましたが、基本的には、木製品に使用できるワックスであれば、どれでも問題ありません。ちょっとここで簡単に説明します。無塗装の状態からステインのみ・・・着色はされますが、艶感には乏しく、表面が保護されていないので手垢などの汚れはつきやすい。また、表面には多少の毛羽立ち感がある。カラーワックスのみ・・・ワックスはしみこまないので、思ったほど濃く、深みのある仕上がりになりにくい。ステイン+ワックス・・・それぞれの欠点を補いあって、落ち着いた艶感もあり、手触りも滑らかになり、手垢防止効果や、短時間の撥水効果も期待できる。ということで、「ステイン+ワックス」は◇国産杉を塗装する際は、超おすすめな組み合わですね。実は、この色見本は、今回利用した天板の裏面に塗布してみたものでした。ということで、完成した天板の裏面に、もともとついていた金具類と取り付けます。このメッシュの籠は付属品ではなく、100円ショップで買ったもの。WOODPROでも販売している「フェンス固定金具」で取り付けてみました。ここに、ティッシュなどを入れます。天板に彫ったネームが浅かったので、再度ドライバーの先で深くしてみました。そのくぼみにワックスを塗布すると、その部分だけワックスが残りやすいので、ネームが濃く、目立ちやすくなります。そして、完成です。見えているテレビボードは、OLD ASHIBAでDIYしたものですが、色もよくあっていていい感じです。
2024/10/29
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本日は、10月22日にブログに掲載した、IKEAのテーブルの天板リメイクの実践編です。もとの状態はこちら。厚み10mm程度のMDFの上に、白っぽい木目の印刷シートが貼ってあり、お世辞にも高級感があるとはいいがたい商品。まあ、3999円なので、高級感がないなんて言うのは申し訳ない。ということで、この天板を杉の無垢材に取り替えます。使用するのは、◇国産杉 幅はぎ材IKEAの天板にあわせれば、幅500mm、奥行400mm。カットしたものをご購入いただければ楽ですね。コーナーが丸くなっているので、取り換える板もコーナーを丸くします。丸みの大きさは、適当なものを利用して、型を取ればOK。コップでもいいし、茶わんでもいいし、丸い缶でも、適当なものを使ってマーキング。丸いコーナーを一発で丸くカットするには、ジグソーなどがあれば便利ですが、そんなものがなくても、普通ののこぎりで、3回~4回に分けて角を落とせばOK。杉材は比較的柔らかいので、カットもしやすいですね。のこぎりでカットしたコーナーは、いわば「多角形」の状態になっているので、それをサンドペーパーを使って、丸く滑らかにします。こんな感じですね。四隅をカットした状態。使用した材料は◇国産杉の新しい材料ですが、ちょっとワイルド感も出したいと思い、あえて駐車場のロッキングブロックに押し当てて、傷をつけてみました。傷をつけようと思うと、思ったほどつきませんね。つけすぎると怖いので、ちょっと控えめな感じで傷をつけてみました。ついでに、隅に、ドライバーの先端を使って、名前を入れてみました。杉材は柔らかいので、ドライバーの先でも、結構簡単にくぼみを作れます。ということで、本日はここまで。特別難しい作業はありません。板の価格は、無塗装で2000円ほど。もともとが3999円なので、+2000円で1.5倍の値段になりますが、3倍以上になりますよ。次回は、塗装~取付のレポートをお届けします。
2024/10/28
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冒頭の写真は、10月20日の、我が家のテレビ前の様子。テレビボードや、その横のキャビネットは、かなり前に、OLD ASHIBA(杉足場板古材)を使って、DIYで製作したもの。そして、今回追加されたのが、ソファの前のテーブルです。色合い、雰囲気ともに、空間の雰囲気にあっていて、とてもいい感じ。(だと思ってます)実はこれ、IKEAで買った3999円。天板も、シート張りで、デザインは悪くないし機能的ですが、お世辞にも高級感はないですね。これも、天板を変えるだけで、雰囲気がグーンと変わります。こういった市販されている組み立て家具の多くは、簡単に天板だけを交換できるものが多いので、安っぽい家具をそのまま使うのではなく、天板を交換するだけで、安物感を払拭してお洒落に使うことができます。IKEAの家具などは、大量に生産されているので、アイアン部分の品質がいい割には価格も安い。天板を取り換えて使うにはもってこいですね。ということで、あらためて、具体的に取り換えDIYを説明したいと思います!
2024/10/22
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暑い日が続きますね。草も、よく伸びます。農業やガーデニングにとって、草抜きはつらい作業の一つ。ということ、草抜き用の椅子を作ってみました。椅子がなければ、「うんこ座り」をして草抜きをすることになるので、腰にも膝にも大きな負担がかかります。材料はこちらの端材です。工場の端材捨て場から回収してきました。通常は、バイオマス発電の材料になります。見本はこちら。88才の父が畑の草抜きをするのに作ったもの。父は5年前までWOODPROで働いていて、その際に持って帰った端材で作ったものらしい。草抜きをしようと思った時に近くにないと探し回らなければいけないので、畑のあちこちに置いておきたいとのこと。ということで、冒頭の写真は、父の依頼で作ったものです。おそらく、5年物。ついでに、我が家にあった材料でも自宅用の草抜き椅子を作ってみました。こんな感じで腰掛けて草を抜きますね。男の背中です。低いアングルから。小さい椅子ですが、これがあるだけで、草抜きの負荷が全然違います。「草抜き椅子」で検索すると、ローラーがついた樹脂製のものがたくさん出てきますね。確かに、ローラーがついていると移動しながら草抜きをするのに楽ですが、お値段もそれなりですし、端材で作れるので、この方が地球にやさしいでしょう。草抜き完了。
2024/08/06
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本日は、自宅のパソコン机の拡張DIYのお話です。拡張前の状態がこちら。実は、これも、2018年に拡張したもの。パソコン作業とともに、ちょっとした筆記作業などもできれば、ということで広げました。その際のレポートはこちら。⇒自宅パソコン机の奥行きを広げるこちらが、第一次拡張の状態。第二次拡張では、横幅を15センチ、奥行を6センチ広げます。板を外しました。もともとがこの状態で、パソコン作業以外はしにくい広さですね。天板は、◇国産杉の幅はぎ材を利用。これを、本棚の形にあわせて、カット。延長のための支え。先端は斜めにカットして、足があたってもいたくないように配慮。こういった部材は、あらかじめ打ちやすい状態で、途中までビスを打っておくと、後の作業が楽です。厚みがあるので、「座ぐり付き下穴キリ」で、下穴と一緒に、深さ20mm程度を目安に、座ぐりもしてあります。こんな感じですね。こうして穴加工してビスを打てば、長いビスでなくても固定できます。それを、既存の天板の下に取り付け。既存の天板と、新たに付ける延長部分の厚みあわせのため木片を挟みます。拡張用天板を固定。下から上にビスを打つので、あらかじめビスを途中まで打っておくとストレスも少ないですね。そして、その下に、ちょっとしたものが置けるように、棚になるように板を取り付けました。はい完成。幅、奥行ともに広がって、ぐっと使いやすくなりました。「インテリアカラー ナッツ」の塗料で、着色。机も広くなったので、パソコン作業と並行して、ほかの作業もできます。以前の拡張部分と比べてみると、大きさの違いは、一目瞭然ですね。使い勝手もかなり違います。
2024/05/16
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本日は、この週末に、自宅の庭の隅にレンガを積んだレポートです。木を使ったDIYはこれまでも行ってきましたが、レンガを積むという作業は初めてです。うちの奥様が単純に積み上げたレンガ。レンガの幅も狭いし、積み上げただけなので、ちょっと触ると崩れます。ということで、これをセメントを使って積み上げよう、という作戦です。頻繁にセメントを練ることもないので、セメントを練るのも、バケツと古いスコップです。セメントが自重で広がらないくらいの硬さが扱いやすいですね。とりあえず、家にあるものを利用して、レンガを積む土台作り。土台のレベル出しは大事ですね。狭いスペースで、なるべく花を踏まないように注意されながらの作業ですが、身動きも取れず、花のことをかまっている余裕もありません・・・・。土台の上にとりあえず普通のレンガを並べて固定します。その上にセメントで幅の狭いレンガを積み上げます。なれていない作業なので、幅の狭いレンガの上にセメントを載せ、さらに幅の狭いレンガを積んでいくのは、結構難しいです。まあ、自宅のDIYでもあり、かなりいい加減な積み上げ方ですが、DIYの場合は、多少の見た目の悪さは「味」ということで、許容範囲。お金をもらうとなると、これでは許されないでしょうけど・・・。背景となるレンガを積み上げが完了したら、今度は残ったレンガを地面に埋めて、歩く場所、&、鉢などを置くスペース作り。このコーナーに草が生えると、抜くのも大変です。ということで、コーナーにラベンダーを植え、ウサギの置物を置いて、ひとまず、完了です。ただ、セメントがしっかりくっついているかも心配で、補修が必要になるかもしれません・・・。
2024/04/16
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自宅のウッドデッキも、塗装のはげたところが目立ち始めた、& 桜も見ごろにはまだ早い、ということで、3月31日(日)は、自宅のウッドデッキを再塗装しました。こんな感じで、よく歩く部分などの塗装がはがれてきています。部分的にはがれてきたこのくらいの感じが、再塗装のタイミング。調べてみると、前回塗装したのは、2022年の2月のようなので、約2年ぶりです。⇒自宅ウッドデッキをプチメンテ(2022/2/24)砂埃のたまっている場所などは、ブラシなどで簡単に汚れを払っておきます。塗装を入れるのは、牛乳パックを半分くらいに切ったもの。この中に、10mm間隔くらいで目盛りを書いてあります。1・2・3・4・8センチのところに印があります。WOODPROのガーデニング用メンテナンス塗料は、水で2倍に希釈してしようしますので、まずは、目盛りにあわせて、4センチの高さまで塗料を入れます。そして、水を8センチの目盛りまで入れて、希釈完了。希釈率を下げて、もっと濃い状態で塗装してもいいのですが、色むらになりやすかったりしますので、やはり、標準の1:1がおすすめ。外壁側は、塗装が外壁についてしまいやすいので、隙間に絶縁のパネルなどを入れて塗装するといいです。今回は、使わなくなったポスター額のプラスチック板を利用しました。こんな感じで塗装が剥げた部分も、そのまま塗装。分からなくなることはありませんが、目ちにくくなります。デッキ本体部分(約7平米)を塗装したあたりで、最初に牛乳パックに作った塗料がなくなりました。牛乳パックに4センチ分の塗料原液を入れると、0.2リットルですね。再塗装の際にどのくらいが必要かどうかは、塗装の劣化具合にもよりますので、5年以上再塗装をしていない場合には、塗装面積は半分くらいになるかもしれません。ということで、塗料を少なめにつくって、濡れ縁部分を塗装。塗装完了残った塗料で、その他の木部を塗装して塗料をできるだけ使い切ります。再塗装完了。所要時間は、約2時間くらいです。再塗装のタイミングは、比較的気候のいい、3月~5月がおすすめ。梅雨の前にしておくのがベストですね。【ブログで紹介した、我が家のウッドデッキ】2010/09/08 ネットショップ10年を振り返って その2 ~ウッドデッキに思う。2012/04/30 ウッドデッキのメンテナンス 我が家編2014/07/09 梅雨のウッドデッキ2016/03/28 15年目のウッドデッキのメンテナンス その12016/03/29 15年目のウッドデッキのメンテナンス その22017/04/07 ウッドエクステリア メンテナンスの季節到来2018/02/23 我が家のDIY 屋外編2018/08/08 19年目のウッドデッキをプチ修理2019/05/13 20年目のウッドデッキのメンテナンス2021/03/15 21年目のウッドデッキの床をはがしました。2021/03/16 21年目のデッキ 腐りやすいところ2021/03/24 ウッドデッキの構造 我が家編 | くり坊のひとりごと(blog版)2021/04/19 自宅デッキ 令和の大改修 1 根太の再配置2021/04/22 自宅デッキ 令和の大改修 2 デッキの床張り2021/04/26 自宅デッキ 令和の大改修 3 フェンスの製作2021/04/27 自宅デッキ 令和の大改修 4 花台(仮)を作る2021/05/10 自宅デッキ 令和の大改修 5 フェンスの改造2021/05/11 自宅デッキ 令和の大改修 6 フェンスの増設2021/05/17 自宅デッキ 令和の大改修 7 ステップの更新2021/05/18 自宅デッキ 令和の大改修 8 室外機カバーの製作2021/05/24 自宅デッキ 令和の大改修 9 濡れ縁の付け替え
2024/04/01
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本日は、先日ご報告した、「かつての子供部屋の、きたないクロス壁を塗装した。」の続報です。冒頭の写真は、棚設置後の写真で、棚の上には、靴の箱が置かれています。壁面を塗装した直後の様子は、こちら。重くはないけど、そこそこ奥行のある箱を置くので、棚板の奥行も少し広めの30センチくらい。◇国産杉の幅はぎ材 24mmそれをWOODPROで販売している屋内用ステイン「ナッツ色」で塗装しました。塗料入れには、牛乳パックを半切りにしたものを使用。処分が楽です。塗装した状態がこちら。実は今回、こちらの金具を使って2段の棚を作ろうという計画。この金具は、カインズで購入したもの。一辺が28センチ程度の四角形。これを壁面に取り付けて、上下に2段の棚板を付けました。棚の間隔を調整するため、間に、棒状の木を挟んでます。しかし、想定していたことではありますが、棚の先端を少し引っ張っただけで、棚受けは大きく変形してしまいました。補強のない単純な四角形というのは変形したすいのが弱点。ただ、これが普通に売られていると、奥行30センチの棚でも支えられると思ってしまうのではないかと、ちょっと心配になります。ということで、さらに、棚板に、持っていたアイアンの棚受けで補強。奥側は、窓の関係で、下で支えられなかったので、上の棚板の上側に取り付けてあります。完成した状態がこんな感じ。これでしっかりとしました。ちなみに、石膏ボード壁面への固定の際には、必ず間柱などの下地のある所にビス固定する必要があります。下地がない場合は、「ボードアンカー」をつけてからのビス止めが必須。
2024/03/15
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本日は、自宅の、かつて次男坊の部屋であった部屋の壁の塗装についてのレポートです。かつては、次男のベッドがあったり、机があったりしたのですが、現在は完全なタンス部屋になってます。写真には写ってませんが、いつもはさらに、2段式のオープンハンガーラックも置いてあって、雑然としています。婚礼ダンスも3点セットは、嫁入り道具ですので、捨てられませんね。少しカメラの向きを変えた写真。壁に取り付けてあるフックのついた棒は、子供部屋であったころからあるもの。築30年あまり。この部屋はリフォームもしていないので、壁にがシミが浮いていて、かなり汚い感じです。クロスの劣化ぐあいも部屋によってかなり違いがあるので、これは「クロス」の品質によるものだと思います。不思議と、天井には全くシミや汚れはありません。塗装する前には、しっかりとマスキング。といいつつ、マスキングテープが足らず、100円ショップで買ったらしきマスキングテープも利用。しかし、マスキングテープはしっかりした幅広のものを使うべきです。結果的に、塗料がはみ出して付着、&、マスキングテープがはがす際に破れてきれいに剥げない、ということで、かえって手間が増えました。横着は、結果的に手間がかかるという教訓ですね。一部、白で塗装を開始したところ。クロスがかなり変色して、シミや日焼けができていたのがよくわかります。塗料は手持ちの白い塗料を使ったのですが、「クロスに塗装できる」という塗料は、ホームセンターに打ってますね。変化をつけたいということで、窓側の壁面には、赤系の色を塗ります。塗ってみると、いいアクセントになりました。カーテンはやめて、ブラインドに変更。とてもすっきりしました。近くで見ると、結構ムラがあるのですが、もとの状態を考えれば、かなりすっきりきれいになりました。ここから続いて、壁面に棚を取り付けたのですが、そのレポートはあらためて。
2024/03/08
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洗面所の隙間用の棚製作DIYレポート、本日最終です。冒頭の写真は、最終的な完成状態ですが、すっきりして使いやすくなったと妻の評判も上々です。さて、一応の完成をみた隙間収納ですが、時間が押してきて焦っていたため、写真を撮るのを忘れていましたが、塗装を施してから所定の場所にセッティング。塗装は、屋内用のステインで、色は「ハニー」もう少し濃い色の方がよさそうだったので、上からブライワックスのラスティックパインを塗布。そして、取っ手の金具も取り付け。縦の材料は、2段ベッドを分解した材料の再利用ですが、色の違和感もほとんどありませんね。上段の引き出しにはレールがついていないので、滑りが悪かったため、引き出しボックスの底面と、引き出しを受ける部分が接する部分にワックスを塗布しました。ワックスには摩擦軽減の効果があるため、引き出す際の抵抗が抑えられてスムーズに開閉できます。下のスライドテーブルの上に置いてあるのは洗濯物籠ですが、我が家では洗濯物を干すハンガー入れに使っています。スライドテーブルの板の前後に細い棒をつけて、籠のストッパーにしています。これで、籠を持って引いたり押したりしても、籠だけが動く心配もなくなりました。上にのせてあるものはそのまま流用。枠の中に入っているのは、昨年末に発売した「OLD ASHIBAミニラック」ですね。ちなみに、ビフォアーはこちらでした。それでは、ENJOY DIY!
2024/01/18
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材料をカットするとのこくずも出てくるので、作業場所はウッドデッキの上。そこにブルーシートを広げて作業開始です。いわゆる「押切り」と言われるスライド丸鋸を物置から出してきました。マキタとかのプロ向き商品だと5万くらいしますが、私がもっているのは、中国製の廉価商品で15000円くらいでした。確か、子供部屋に「小上がり」を作った際に買ったと思います。たくさんカットするときは楽ですね。⇒子供部屋を「畳敷き小上がり収納」に改造する ほぼ完成報告こちらに用意したのが、今回使う材料です。立てかかっている大きめの板は「◇国産杉幅はぎ材」で、接着剤はみだしや割れなどで工場ではねられたC級材。これは、天板と、スライドテーブルの板にします。そして、こちらが、子供用の2段ベッドを解体した際に出てきた板と、デッキを作った際に余っていたフェンス用材です。不要になった2段ベッドの材料を再利用できるのも、「無垢」だからこそですね。長さをカットしてビスで組み立てたところ。柱となる板を3本の棒状の板で連結しました。一番上の板は天板との連結のため。2番目の板は、引き出しを載せるための板。一番下の板は、スライドテーブルのレールを取り付ける位置の下に来るようにしました。スライド丸鋸は、幅30センチくらいまでカットできますが、今回は、50センチの幅の板をカットするので、半分ずつカットしました。もちろん、電動丸鋸でカットしても全く問題ありません。こちら、側面のパネルと、天板と、スライドテーブルの板です。これを組みます。カットした天板を先ほど組み立てた脚の上に取り付けました。天板の裏側からのビス固定です。こんな感じで天板が付きました。サイズは計算して設計しましたが、念のため、実際の設置場所に置いて、確認。問題なさそうです。続いてこちらが引き出し用のスライドレール。3段スライドベアリング式です。これを側面のパネルに取り付けます。棚となる板にもレールを付けてスライドテーブルの完成。ただ、スライドテーブルを引き出す際にレールの後ろのストッパーが効いているため、全体が前に倒れやすくなりそう。ストッパーは、レールの後ろについた樹脂です。引き出しをしっかり奥に入れた状態でホールドする役目を果たしてくれています。これをとると、レールを置くまで入れた状態でもストッパーが効きませんが、引き出す際にも負荷なくスムーズに引き出せるので、全体が前に倒れそうになるのを防げます。キャスター付きの収納ボックスの場合などは、引き出しを引き出そうとしたら、全体が動くことがありますので、このストッパー外しが有効です。天板とスライドテーブルを付けただけの状態だと左右にぐらぐらしますので、背面に変形防止のための板を取り付けます。考えた結果、補強板は、少し天板の上に出っ張るように取り付けました。これは、後ろ側にモノが落ちるのを防ぐためです。これで、ほぼ本体が完成しました。続いて、引き出しとなる箱を作ります。材料は四角に組む板と底板になるベニア板です。作りたい箱のサイズにあわせて長さをカットします。ビスを打つ位置には、あらかじめ途中までビスを打っておくと作業が格段に楽です。底板のベニアは工場内にあった、雨に濡れて沁みだらけの2mmのもの。接着ははがれていなかったのでそれを利用しました。四角に組んだ枠の底にベニア板を接着して、ビスで何か所か固定して引き出しの出来上がり。こんな感じで、桟の上の載せてそのまま引き出しになります。これで一応の完成となりました。とりあえず、本日のレポートはここまでです。
2024/01/17
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本日は、先週末に自宅で製作した、洗面所の隙間収納のご紹介です。DIYの内容は次回にご紹介しますが、本日は、ビフォアーの状態から。冒頭の写真は「アフター」の状態ですね。もともとこの場所は、こんな感じで、邪魔な排水口があって、使いにくい場所です。洗面所と洗濯機の間に、38センチほどの隙間があります。この場所を有効活用しようということで、排水口をまたいで、簡単な台を作りました。その上に、使わなくなった食卓のトレイを置いて洗濯物の籠を置いてさらにその上の有効活用できるように洗濯籠の上に、DIYで蓋を作りました。この蓋は、開閉できるように蝶番がついてます。そして、その上にさらに小さな棚を載せて小物を入れて使っていました。ここまでが、今回の「収納棚」をDIYする直前の状態ですね。これでもそれなりに数年使っていたのですが、台の上に物を置くと蓋があかないとか、ずれて締まらなくなるとか、洗濯ネットを入れる場所が欲しいとか、いろいろな問題が発生して、今回の隙間収納製作に至りました。こういう場所は、洗面所には、よく発生しますね。先週ブログで紹介した事例も、排水溝はないと思いますが、同じような場所の有効活用でしょう。⇒【OLD ASHIBA&◇国産杉 キャスター付き隙間シェルフ(洗面所用)】ということで、DIYについては、追ってご紹介します!
2024/01/16
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本日は、電源タップなどの裏面にあり「キーホール」にあわせてビス固定する方法をご紹介します。こんな感じで、背面に鍵穴のような穴のあいた機器ってありますね。これは、壁面に機器を取り付けるための穴です。鍵穴に似ているので「キーホール」といいます。写真では、丸い側を上にして写真を撮っていますが、実際に取り付ける際は、この逆向きで、丸い方を下にします。キーホールは機器の背面にあって見えないので、位置合わせが大変です。距離を物差しで測っても、少し違うだけで入らないので厄介ですなのですが、簡単に位置合わせする方法をご説明します。まずは、両方のキーホールにまたがって、マスキングテープを貼ります。キーホールの中心に印をつけます。マスキングテープをはがします。機器を取り付けたいところにテープを貼ります。丸い穴にビスを差し込んで、下に下げてひっかけるので、通常、上には15mm程度の余裕が必要です。マスキングテープにつけた印にあわせて、ビスを打ちます。ビスを付ける前に、ビス頭がちゃんとキーホールに入るかどうかの確認はしておきましょう。また、ビスが傾いて入ると、頭の位置がセンターからずれてキーホールに入りにくくなるので、注意。あとは、キーホールの穴に合わせて機器をはめ込み、下に下げて固定します。机の上や、床にごろごろしていると、とても邪魔な延長コンセントですが、こうして壁面に取り付けると、とっても便利です。少々穴の間隔は広くなってしまいますが、キーホール金具を付けたミラーの取り付けなどにも応用可能です。⇒キーホール金具⇒石膏ボードの壁にミラーを掛ける
2023/07/07
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本日ご紹介するのは、ラブリコ&◇国産杉2x4材を利用した、壁面シェルフ&OLD ASHIBAのテレビボードです。友人宅でもあり、ブログ掲載のOKをもらったので、ご紹介します。テレビボードは、OLD ASHIBAの無塗装に、ラスティックパイン色のワックスをかけたもの。棚部分は、◇国産杉の「インテリアカラー ナッツ」ですが、素材も塗装も違う割には、違和感はほとんどないですね。さて、この壁面シェルフですが、一気にこの状態になったわけではありません。ということで、ここまでの変遷をご紹介しましょう。まずは、第一期。「テレビ台として、OLD ASHIBA DIYキット Kモデル」を設置。続いて、第二期。テレビボードの背面を利用すべく、ラブリコ&◇国産杉2X4材を利用して、背面にシェルフを設置。その時の模様は、以前ブログにアップしてます。⇒ラブリコアジャスターで、壁面パネルをつけてみたそして、その後、テレビを買い替えて大きくなったこともあって、さらに拡張した状態が冒頭の写真です。上の写真と比べると分かりやすいのですが、テレビボードの両脇にOLD ASHIBAの扉付きのキャビネットを追加して、テレビボード自体を拡張。テレビも大きくなって、最初の枠からはみ出してますね。そして、最初の壁面シェルフの両脇に、さらに壁面シェルフを追加。全体のバランスは、すごく良くなって、ぐっと雰囲気が出てきたように感じます。中央の棚は、2X4材よりも出っ張らせて、奥行が180mmあるので、多少奥行のあるものでも置くことができます。それからもう一つ「なるほど」と思ったのがこちら。カーテンレールカバーです。一般的なカーテンレールは、レール自体は、カーテンでほとんど隠れるものの、決して見栄えがいいというものではありません。それで、ポールタイプのものや、アイアンタイプのものが発売されているわけですが、普通のカーテンレールでも、こうして木でカバーするだけで、とてもお洒落な感じになりますね。家にグリーンを置いたりもできて、インテリアの幅も広がります。WOODPROから材料を購入いただき、DIYで取り付けされたのですが、取り付け方は、ネットで調べたとのこと。便利な世の中ですね。カーテンレールの上に、小さな木切れを一枚、結束バンドで固定して、その上に、ビスで箱状に組んだボックスを乗せて、ビスで固定すれば出来上がり。とっても簡単そうです。DIYキットにして販売するという方法もあるのかな、なんて思いました。広島市のMさん、ご協力、ありがとうございます!
2023/03/20
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本日は、最近行ったDIYでの大失態のリカバーの話です。最初の写真は、DIYで材料カット中、丸鋸の刃の出っ張りの設定を誤って、デッキの床に「のこ溝」を付けてしまったところです。こんな感じで作業してた際の失敗ですね。⇒夏休み 「子供ら帰省対策用」の簡易棚を作る溝を埋めるために最初に試したのは、透明な接着剤。これはかえって目立ってしまって失敗。マスキングテープを貼った部分も塗装が少し剥がれました。続いて試したのは、「アースコーク」という色付きのコーキング剤。基本的には、内装の床材補修用。屋外用ではないので、耐候性は少々心配ですが、コーキングガンが無くても使えるので、家庭用としては便利です。2~3日放置してテープをはがしたら、周囲の塗料もはがれて、傷の部分よりも、塗料が取れた部分が目立ちますね。そこで、8月27日(土)、ウッドデッキを再塗装することにしました。全体としては大きな劣化は感じられませんが、少し塗装も劣化してきたようで、部分部分ではがれた箇所も見受けられます。まずは、該当の一枚だけ塗装。続いて、全体を塗装。さっとゴミを払っただけで、そのまま塗装します。塗装があまり劣化していない状態だと、塗料もかなり伸びがいいです。原液を水で二倍に希釈して塗布しますが、多少の刷毛ムラであれば、乾くとほとんど目立たないので、あまり神経質になる必要はありません。塗布完了。1時間もすると、触っても手につかない程度に乾きますが、雨で流れないようになるには1日は必要なので、再塗装の際には、天気には注意。引いて撮れば、どの場所に「のこ溝」があったか分からないくらいにはなりました。アップにすると、こんな感じ。よく見えれば分かる、というくらいです。この週末は、少し猛暑も和らいで、曇り空であれば、こういった作業もしやすかったですね。おかげで、デッキもきれいになりました。
2022/08/29
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本日ご紹介するのは、子供らが夏休みに、家族を連れて帰ってきたとき用の「台」の製作です。二人の息子にはそれぞれ家族もいるので、帰省してくると7人も増加。当然、衣類だけでも恐ろしい量になり、いろんな小物を含めると、いつも置き場に困ってしまう。ということで、今回は、事前に「台」を用意することにしました。冒頭の写真は、リビングにある、DIYで作ったボードですが、その上に2段分の棚を作りましたので、簡単に作り方を説明します。ちなみに、使用したのは、我が家の洋服箪笥の上の「材料置き場」にあったものです。解体した材料や、端材などを取ってあるのですが、木材は再利用が簡単なので、とってもエコですね。そして、こちらが、子供たちの学習机として使っていた天板です。中古の家を買って引っ越した時に、ほとんど貯金もなくなったので、学習机を買うという選択肢はなく、自作した際に、ホームセンターで買ったもの。中身が空洞で、表面にシートを貼った安物の天板ですね。まずは、白っぽい方の天板を使って、床の間用の棚を作ります。脚に使う材料がこちら。棚板に使っていた杉の板と、薄めのメルクシ松の板。メルクシ松の板は、かれこれ、20年以上前にフローリングの不良材をもらったものですね。まず、18センチほどの板を半分に縦にカットします。差し金を使って、例えば、30センチの位置を板の両脇にあわせて、15センチの位置にマーキングすれば、板の中央に印をつけることができます。2か所マーキングしてつなげば、板を2等分する線が引けますね。その線にあわせて縦にカット。丸鋸の定規を利用しますが、この丸鋸は「ハナ切用」なので、一般的な丸鋸と勝手が逆です。この板が、半分の幅になりました。カットした面は尖っていて、ささくれたりしやすいので、カンナで面取りしておくと安心です。脚を組み立てる際には、打ちやすい場所であらかじめ途中までビスを打っておくと、ビス固定の作業が楽です。ビス固定は最初が肝心なので、最初から難しい体勢で打つと失敗しやすいですね。ということで、脚となる板の上下に薄めの板を固定したら、こんな感じ。上下に少し幅広の板を使ったのは、自立しやすくするためです。ということで、一つ完成。これを床の間に置いて、高さ方向を有効に使えるようにし、洗濯物を置いたり、畳んだりできるスペースに。なにしろ、小学生の子供たちは、着替えも頻繁です。続いて、リビングボード上用の棚。これは、天板を半分にカットします。内部はすべてMDFでできていて、中空構造ではありますが、中央にも芯が入っていました。ただ、途中に芯を連結するために金属が入っていて、それを丸鋸でカットしてしまったので、切れ味が悪くなってしまいました。(泣)見えない場所に入っている金具には要注意です。真っ二つになった天板ですが、MDFをカットした際に出るのこくずは粉末状になって飛散しやすいです。脚に使った材料はこちら。脚を四角に組めば出来上がり。設置前はこの状態なので、使わないときはしまっておけますね。本番ではビス固定するつもりですが、積み重ねるだけでもちゃんと自立します。家にあるものを使ったので、今回のDIYでの出費はゼロ。ただ、丸鋸の刃で金物をカットしてしまったのは残念でした。あとは、子供らの帰省を待つばかりなのではありますが、コロナも心配だし、先は不透明です。
2022/08/02
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家を作る際に、私が一番おすすめするのは、勝手口のデッキと屋根です。勝手口は、おそらく家の中でもかなり使用頻度の高い場所であり、ごみを出したりするために、天候に関係なく出入りを余儀なくされます。勝手口には、コンクリートでできた段がついていて、そこにサンダルが置いてある、というのが一般的なパターンかと思います。雨が降ればサンダルが濡れるし、いちいち履いて外に出るのも面倒だし、体は濡れるし、外に出た瞬間に、裏の家の人と目があったり、まあ、家の裏側には裏側なりのドラマがあります。勝手口のデッキと屋根は、「家の裏側」に関わる、いろんな問題を解決してくれます。一つは、ごみ問題。ゴミを家の中に置くスペースもないし、生ごみはもちろん、空き缶、段ボールなども「ゴミの日」まで外に出しておきたいですよね。屋根がないとゴミが濡れてしまうので、外に放置しにくいと思いますが、屋根があれば何でも外に出せます。写真正面の箱の中には、二つのポリのゴミ箱は入っていて、WOODPROで絶賛発売中の「ウッディパコカ」の原型ですね。この勝手口デッキ&屋根は、この家に引っ越してきて2年目くらいにDIYで作ったので、かれこれ20年。デッキ面の再塗装は何度かしましたが、基本的には劣化もほとんどなく、少なくともあと20年は使えそうな感じ。屋根があり、通風が確保されていれば、木材も簡単に腐るものではありません。デッキの大引きに絡めて柱を立ててあるので、地面への埋め込みもなく、施工も比較的簡単です。ゴミ類はもちろん、お掃除道具とか、花を生ける花卉とか、段ボールとかいろんなものを勝手口に置いてます。プラスチックの収納は2年くらい前に買ったものですが、いろんなものを入れてます。そして、屋根を支える柱の間には、目隠しフェンスを取り付けてあり、裏の家からの目隠しになっています。これがなかったら、勝手口をあけるたびに裏の家から見えますし、勝手口の向こう側が裏の家のお庭になっているケースも多いので、何かと気を使いますね。この「勝手口デッキ&屋根」を、なんとかキット化して販売すれば絶対売れるはずだ!、と思っていましたが、ずるずると規格化が遅れているうちに、長大物の配送費も恐ろしく上がってしまったので、もう諦めました。ただ、「勝手口のデッキ&屋根&目隠し」は、絶対おすすめ。
2022/07/28
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17年放置したベランダの床面には、汚れがこびりついていて、掃いただけでは取れないので、拭きとります。水ぶきだけでも結構取れます。防水塗装はまだ大丈夫のようです。サイディングの水の流れる部分に生えたコケは歯ブラシで落とします。この部分の水仕舞がどうなっているのか不明なので、コーキングでも打っておいた方がいいのかな、とか思いながら、とりあえず、掃除だけしました。ベランダのデッキをはがしていくと、目地にたまったゴミが筋状に取れてきます。これは、木製に限らず、タイル系のパネルでも同様でしょう。ヘッドが小さ目の歯ブラシを使って、目地のゴミをかき出します。よく歩く場所は、塗装が摩耗しているのはもちろん、木目が浮造り状になっていました。出入り口付近に使っていたパネルです。デッキのゴミを取りながらはがします。はがして積み上げたデッキパネル。屋根のあるベランダであったことも幸いして、木部そのものが腐っているのもはありません。側溝周辺はかなり汚れてます。箒&水ぶきでベランダ床面を、17年ぶりにお掃除。そして、デッキを塗装。家にあった塗料がDB(ダークブラウン)だったので、それで塗装します。牛乳パックを使って、2倍に希釈します。さっと表面の汚れを取ったら、そのまま塗装。色ムラは多少でますが、気にしません。塗装したら並べていきます。だんだんと塗装スペースが狭くなってきます。設置完了。側溝も掃除して、とってもきれいになりました。ただ、午前9時半に始めた作業ですが、昼食をはさんで午後4時半ころまでかかりました。腰にはかなりきます。17年ぶりにデッキパネルを外しての掃除でしたが、パネル自体は思った以上に健在で、まだまだ使えそうです。仮に、次の掃除が17年後だとすると、私も77才で喜寿を迎えてしまいますね・・・・。おわり。
2022/07/26
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本日ご紹介するのは、我が家のベランダの掃除です。部屋の中から見たのが冒頭の写真で、洗濯物が干してあって見苦しいので、上半分は写してません。かれこれ、15年以上経過していると思いますが、これまで、掃除らしい掃除をしたことがありませんでした。15年以上前に試作で作ったもので、樹脂製のマットの上に米杉(レッドシダー)を張ったタイプです。現在のラインナップでは、こちらの商品が近いですね。⇒デッキパネル ◇国産杉正方形ではなく、60センチ×30センチの長方形をベースにした基本デザインでしたが、残念ながら、商品化ならず。試作品を自宅のベランダに並べたので、デザインもバラバラですが、このデッキのおかげで、ベランダに素足でも出ることができ、とっても快適です。我が家のベランダは屋根付きなので、完全な露天ではありませんが、ポリカ越しに陽は差し込むし、雨の降りこみは結構あります。2015年に、花台(室外機対応)の設置事例写真を撮ったときの写真がこちら。これもかれこれ7年前ですね。ベランダの隅の方は苔っぽいものが生えて緑色になってますね。この辺りは、雨の降りこみが多い上、おそらく、ベランダの中では風が抜けにくい場所なのだろうと思います。ベランダの室外機の上には、花台棚板を置いていましたが、さすがに塗装がかなり劣化しています。塗装が劣化すると、バウダリングといって、粉っぽい感じになってきますので、粉っぽさを感じたら再塗装のタイミングですね。棚板を取ってみると、なぜか、ハケと洗濯ばさみが出てきました。埃もかなり溜まっています。室外機の下のパネルを引っ張りだしてみると、前日の雨の影響で、まだ濡れていました。風通しの悪い場所はいつまでも湿気が残るので、木材も劣化しやすいですね。毎日洗濯物を干している場所、ということもあって、板の間には繊維片のような綿ごみが入っていて、引っ張ると出てきます。板の間の綿ごみを綿ごみを棒で集めてみるとこんな感じ。下側に樹脂パネルがあるので、どうしても、隙間にゴミがたまります。こういった綿ごみがたまっていると、湿気がこもりやすくなって、場合によっては虫が湧く恐れもあるので、要注意。家側の一列を外してみました。デッキの下には、結構ゴミが落ちています。これはデッキとは関係ありませんが、笠木にたまった水が、どうやらベランダの隅を伝って垂れているようで、隅が黒っぽくなって、苔が生えてます。これも、住宅にとっては良くないですね。ということで、現状、こんな感じでしたが、次回は行った作業についてご報告いたします。本日はここまで。
2022/07/25
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天板に脚を付けてテーブルを作ってみたものの、引き出しがあれば便利だった!なんてことも結構ありますよね。ということで、本日は、天板の下に引き出しを取り付けるDIYについて書いてみます。用意するものはこれだけ。左から引き出しボックス⇒コチラベアリング式3段スライドレール 側面付け用1組 L350タイプOLD ASHIBA 前板 幅90mm ◇国産杉 上部用固定板 85×10mm 2枚レール用受け残 36×15mm 2本これだけ。まずは、レール用の桟木にスライドレールを取り付けます。先端と、桟木の先端をあわせます。今回使ったレールの幅が36mmで、桟木も36mmなので、上下方向にはピッタリ合わせます。ビスの長さは13mm程度を使います。桟木に取り付けたレールを引き出しボックスにあてがって、ビスで固定します。3段レールの一番細い部分の上端と、ボックスの上面を合わせるとちょうどいい感じになります。ボックスの前面とレールの前面を合わせます。こちらも、ビスの長さは13mm程度です。レールを取り付けた状態で内側から見るとこんな感じです。3段レールの外側2段分がボックスよりも上に出ている感じですね。続いて、左右の桟木をつなぐように、連結用の固定板をビス固定します。この板で引き出しを支える感じになるので、30mm程度の長さのスリムビスで固定します。端よりにビス打ちするようになるので、材料割れには注意です。そして、引き出しを外します。続いて、引き出しのボックスに前板を取り付けます。今回は、OLD ASHIBA(杉足場板古材)のハーフ材(15mm) 幅90mmの材料にしました。ボックスの高さよりも、20mm程度幅広のものを使うとちょうどいいです。取り付け位置にマーキング接着剤を合わせ面に塗布。そしてボックスの内側から前板に向かってビス固定します。毎日引っ張られるので、ビスだけでは抜ける恐れがあるため、接着剤併用がおすすめ。そして、レールのついた外側の部分を、引き出しを取り付けたい天板の下側に固定すます。その際、こういったクランプがあればとっても便利です。100円ショップで、200円とか300円で売っています。天板裏面にビス固定します。天板の厚さにもよりますが、ビスの長さは30mm程度が適当です。そして、引き出しのレールをあわせて差し込みます。はい、完成。3段スライドレールの場合は、ほぼボックス全部が引き出せます。ただ、色があっていないので、昔から使っているワックスを塗布。こんな感じで、ぼろきれにワックスを付けて塗布します。OLD ASHIBAの無塗装が、落ち着いたワックス仕上げに・・天板はラジアータパインですが、色身はだいぶ近づいて、しっくりしてきました。とっても簡単にできるので、DIYキットとして販売するのもいいかな、と思案中です。
2022/07/20
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本日は、「ビス」について説明します。とても初歩的な内容ですが、適切なビスを選べるかどうかの大きなポイントになる割には、知らない人も多いですね。らせん状の溝が切ってあるものを「ねじ」といいます。なので、ボルトもビスも「ねじ」の一種です。とりあえず、今回の定義としては、「らせん状の溝が切ってあって、先端が尖っているもの」をビスということにします。冒頭の写真の①~⑥は、長さ以外に、形状的な違いがあるのですが、区別がつくでしょうか?それでは、形状の違いと特徴について説明していきます。まずは、頭の形状です。頭が丸いものと、平べったいものがあります。丸いものを「鍋頭」「丸頭」といい、平べったいものを「皿頭」といいます。鍋頭のものは、ビスで固定した際に、頭が丸く出っ張ります。皿頭のものは、固定する材用の方に「皿取り」があれば、頭がその中に納まるので出っ張りません。2種類の蝶番の写真で、形状はとても似ていますが、真鍮製の方のビス穴には傾斜がついて、口が広がっています。これが「皿取り加工」で、この場合には「皿頭」、一方、黒っぽい方の蝶番の穴にはその加工がないので、「鍋頭」のビスを使うのが一般的です。皿取り加工のない穴に皿頭のビスを使うと、頭が収まらないので出っ張ります。次に、こちらの写真を見ていただいて、違いが判るでしょうか?間違い探しのようですが、手前のビスは頭の下までネジ山がありますが、奥側のビスは、上の方にはネジ山がありません。途中までしかネジ山がないものを「半ネジ」といいます。板同士をあわせてビス固定する際に、隙間のない状態でビスが入っていけばいいのですが、隙間が空いてしまった場合、半ネジタイプのビスであれば、最後にネジが空回りすることでキュッと材料同士がくっつきます。こちらは、どちらも皿頭のビスですが、違いは、突起の有無です。左側のビスの裏側には筋状の突起があるのがわかるでしょうか?これを「フレキ」といい、ビスを締めていって最後に木材にめり込む際に、突起の部分が材料を削っていくので、皿が材料を押さえて捲れたりしにくくなっています。皿取りの下穴をあけない場合には効果的です。ちなみに、「フレキ」のないものは「ラッパ」といいます。こちらは、ビスの先端の様子です。右側の先端には、ねじ山をまたがって溝が入っているのがわかるでしょうか?この加工を「先割れ」といい、「錐」のように、材料を削りながら入っていくので、材料割れが起こりににくかったり、差し込みやすかったりします。最後に、似たような形のビスですが、説明した内容を踏まえて、種類を見極めてみましょう。左から・フレキ付き 先割れ(ちょっと分かりにくいですね) 半ネジ・皿頭 半ネジ・皿頭(ラッパ) 半ネジとなります。ちなみに、一番右側の、大き目の山で、山の間隔が広めなものが、厚板の固定などによく使われる「コーススレッド」というタイプのビス。中央の、細かなねじ山で、半ネジとなっているタイプが一般に「木ねじ(もくねじ)」と言われるもの。一番手前の細めのビスは、材料割れを起こしにくいので、下穴をあけるのが面倒な方にお勧めの「スリム」タイプのビスです。
2022/06/22
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さて、本日は、ビス頭を隠したダボ栓を抜く方法について説明します。昨日のブログで、ビス組み立てのメリットとして「分解」「やり直し」が可能なことを上げましたが、ダボ栓をした後にビスを抜きたくなることもあります。そんなときは、ダボの中央に、細めの先割れビスを電動ドライバーで、少し差します。スパナでビスを引っ張れば抜けます。ダボに接着剤を入れて固定した場合には、なかなか抜けないので、ちょっと大変です。電動ドライバーを逆回転にしてビスを抜きます。頭が穴にめり込んでいると、抜けにくかったりしますので、ビス頭をなめてつぶさないように注意です。ビス頭が穴の入り口から出てくる際に、縁をひっかけて穴の縁が欠けたりする場合があります。場合によっては、大きく捲れてしまうこともあるので、捲れそうだなと思ったら、穴の入り口周辺を軽くサンディングして、引っかかりにくくしておくと有効です。再度ダボを差し込んむと、穴の周辺が欠けたり、穴の縁をサンディングした影響で多少周囲に隙間ができたり、抜けやすくなる場合がありますので、その場合は、少しだけ接着剤を入れるといいです。
2022/06/21
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本日は、昨日に引き続き、家内の実家で作ったものを紹介いたします。まずは、テーブル下用のワゴンです。下のスペースにあわせてサイズを決めて作りましたが、これもまた、既製品で見つけるのは容易ではありません。下にキャスターを付けて、引き出せるようにしてあります。義母の座る椅子の横のスペースにあって、血圧計や筆記用具、絆創膏、お菓子などが立ち上がらずにとれるのがポイント。既にWB(ホワイトベージュ)に塗装してあった材料を使ったので、色は白っぽいです。こんな風に、上がオープンになっているワゴンというのも、結構便利ですね。それから、こちらは、ブリキの板を取り付けたフレームです。孫やひ孫の写真をマグネットで貼るためのものです。材料は、会社から持って帰った2X4材のB品の再利用です。それを縦方向にも電動丸鋸でカットして、細めの部材も製作しました。枠を組んで裏面にホームセンターで買ったブリキ板(900×450)をビスで付けまます。こちらの材料は無塗装だったので、薄茶色のステインで塗装。狭いスペースでの作業の合間に写真を撮っているので、周辺がごちゃごちゃしているのは、ご容赦ください。実家にあった古い板も再利用して棚にして、ひ孫の写真も置けるようになりました。なにしろ、古い家でもあり、美観よりも使いやすさ優先。材料もありあわせですが、既製品を買うよりも便利ですね。うちの父親にしても、義母にしても、年を取ってくると今までしてきたことを変えるのは嫌がります。それがどんなに便利であっても、新しいことをするのが面倒なんでしょうね。そのため、既製品を買ってきて、それに自分を合わせていくということもなかなか難しいです。使いやすい高さとか、位置とか、そういうことを確認しながら作れるのは、DIYならでは。DIYが高じて、プロ並みのテクニックとこだわりを持つ人もいますが、基本は「慣れ」ですね。自分が使うものや、家族の使うものなので、見た目が多少悪かったり、無駄なビスの打ち直しがあったりするのもすべて許容範囲。DIYに大事なのは、まずは「やる気」です。特に、自分の家のある人には絶対おすすめです!まずは、電動ドライバーを買って、DIYを始めてみまませんか?義父はかれこれ7年前に他界したのですが、造船関係で働いていたということもあって、とにかくなんでも「鉄」で作っていたのが印象的でした。家の前の側溝のふたも鉄板でしたし、犬小屋の看板も鉄板をカットして作られていました。おそらく、木を切るよりも、溶接の方が簡単だったのでしょうね。
2022/05/24
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本日ご紹介するのは、ダイニングテーブル脇の棚のDIYについてです。実は、尾道にある家内の実家は築50年くらいの古い家なのですが、キッチンとお風呂をリフォームしたついでに、いろんなものをDIYしてきたのでご紹介します。LDKという概念のない60年も昔に建てられた住宅の場合、「炊事場」で調理をして、その横に隣接した和室にちゃぶ台を置いて食事をする、というのが普通。そのため、炊事場というのはかなり狭いのですが、義父もすでに他界して、現在は、義母と義妹の二人ぐらしということもあり、そこにダイニングテーブルを置いて使っています。ただ、その小さなダイニングテーブルの上には、トースターやコーヒーメーカーなども置いてあって、実際の使える面積がかなり小さくなっています。義母も高齢なので、毎日使うものを都度出し入れするのも面倒。どうしても、よく使うものは使う場所のそばに置いておきたいですね。ということで、ダイニングテーブル脇のこのスペースに棚を作ることになりました。写真には写っていませんが、テーブルの下にはコンセントもあったりして、結構複雑です。棚造りに用意した材料がこちら。2X4材と15mmの板です。会社の「残材置き場」に置いてあったものをもらいました。色はすでに、WB(ホワイトベージュ)に塗装してありました。長さのカット、幅のカットはマキタの丸鋸で行ないました。バッテリー式のコードレス。電動ドライバーとバッテリーが共用できるということもあり、また、コードが邪魔ということもあって購入しました。実はこれ、アメリカ仕様の並行輸入品で、左勝手です。一般的な日本の丸鋸は、右勝手なのですが、右手で丸鋸を持って、右側に刃物が来るので定規のラインなどがちょっと見にくい。左勝手は、左きき用ではなく、右手で丸鋸を持ったときに、左側に刃物が来るので、定規の栓が見えやすい、というのが特徴。ウッドデッキの鼻先のカットに便利なタイプです。さて、カットした材料を組み立てます。奥行は、2X4材を2枚分で、約180mm。棚板には2X4材、側板には、15mmの120mm巾を使用して、120mmの幅方向に半分に割いたものと120mmを組み合わせて180mmにして組み立てます。合わせ目の位置がずれているので、それを利用して奥行の広い棚を作ることができます。完成!と思ったら、下の棚板がコンセントに干渉してしまうことが発覚。最下段の棚板を75mmあげて付け替えて完成です。間違えたビス穴などもできてしまいましたが、それもまた、DIYなら問題なし。高さをテーブルとそろえたことで、オーブントースターやコーヒーメーカーなどもサイドシェルフの上に置いて、テーブルの上が広く使えるようになりました。もし、ダイニングテーブルの高さとピッタリあい、なおかつ、コンセントにも干渉しない既製品を探すとしたら大変でしょうね。「既製品」は量産できる分割安ではありますが、どうしても「我慢」しないといけない部分も出てきやすいです。その点、DIYならピッタリに作れます。あるいは、多少高くても、オーダーサイズで作るのも、長い目で見るとお得かもしれません。
2022/05/23
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3月9日のブログで、「とっても重宝してる」とレポートした、SWISS TECK のマルチツールキーホルダーですが、その時に「改良版が出ていたのでポチりました」と報告したマルチツールが届きました。価格は、送料込みで1053円。が、実物を見て、ちょっとびっくり。思ったよりも大きく、キーホルダーとして使うにはちょっと・・・・、という大きさでした。このサイズ感の違いは、常に携帯するとなると大きいですね。ネットショップでの買い物で失敗しやすいのが、このサイズ感の違いです。サイズをよく確認すればわかるケースも多いのですが、人間というのは先入観もあって自分の頭の中で補正をかけてしまうので、ついついやらかしてしまいます。あれれ、と思って、もう一度商品ページを見直してみると、サイズ:幅125×高さ150×奥行き12.5mm重量:104gとありました。購入の際にはよく見ませんでしたが、125mm×150mmというのは、かなり大きいです。通常のペンチの状態がこちら。確かに、新しいタイプは形もサイズも本格的。さらに、持ち手部分を広げると、先端がプラスとマイナスのドライバーになっています。しかも、ドライバーの先端の太さも2種類というマルチっぷり。先ほどのサイズは、この最大に広げたときのサイズのようです。見た目はちょっとしたトランスフォーマーですね。携帯用のツールとしては、最大サイズよりも、最小サイズの方が重要なのですが、それについての記載はありませんでした。ということで、キーホルダーの更新は断念。まあ、カバンか何かにつけておけば重宝しそうなので、1000円くらいなら、ま、いいか。
2022/03/15
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本日は、私がつけているキーホルダーのご紹介。おそらく、もう10年以上つけているものですが、まったく劣化は感じさせません。[SWISS TECK]という会社の商品ですが、これがなかなかの優れものです。開くとこんな感じで「ペンチ」型になっています。ペンチの先でキーホルダーの役割を果たしてます。折りたたまれている限りは開かない構造ですね。これがペンチとして使用するときの形。小さいので、多少扱いにくいところはありますが、緊急用としては十分機能します。持ち手になる部分の一方は、マイナス型。もう一方は、プラスドライバー型。これは、これまで何度も助けられました。ニッパーとして、針金などのカットもできます。まあ、頻繁に使うわけではありませんが、カギは常に携帯しているものなので、そこにつけているキーホルダーがマルチな役割を果たしてくれるというのは助かります。キーホルダーには邪魔かもしれませんが、一つ持っておくと便利かも。調べてみると、このタイプはすでに廃盤になっているのか、現在はもう少し丸っこい形の、さらに多機能なものに改良されているようです。早速、ポチってしまいましたが、まだ、届いてません。⇒スイステック ST50016 9IN1 マルチツール
2022/03/09
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本日ご紹介するのは、壁面に箱状の棚を取り付ける方法です。たとえば、こんな壁面があります。部屋の入口付近の壁面というのは、棚を置くと邪魔にもなるので、こんな感じで壁面が開いていることも多いと思います。ボックス側には、このL字の金具を使います。これを、ボックス背面の上部にあたる箇所に取り付けます。こんな感じで、背面ピッタリに合わせてビス固定します。壁面側に使うのは、以前もご紹介した「かけまくり」です。部品はこんな感じ。棚を壁面にあてがって、取り付け位置を決めます。画鋲などで印をつけておくといいですね。そして、「かけまくり」を壁面に固定します。決めた位置に取り付けると、こんな感じ。そこに、L字の金具を取り付けた棚をひっかけるように載せます。左右方向には位置の調整ができる、というのも大きなポイントですね。壁面に棚を取り付けた状態がこちら。金具の耐荷重は、7キロ×2個で14キロ。新書や文庫本くらいは満載できます。壁面に取り付けた棚は、飾り棚としてもとってもおしゃれ。ちなみに、こちら、事務所の応接室に取り付けてみた棚です。箱の中には単行本を満載して、上にも置いてます。梱包場の重量計で重さを計ってみると、10.7キロでした。重量感の参考にしていただければ幸いです。ちなみに、「かけまくり」とL字の金具は、近日発売予定です。
2022/03/04
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本日は、天皇誕生日に行った、我が家のデッキのプチメンテナンスのご報告です。デッキそのものは、2021年5月に完成しているので、10カ月といったところです。⇒自宅デッキ 令和の大改修 7 ステップの更新全体としては、塗装も問題がないものの、角の部分とか、よく歩く部分、反りなどの影響で摩耗しやすい部分などに、部分的な塗装の摩耗が見られます。WOODPRO純正のメンテナンス用塗料は、水で2倍に希釈して使用しますので、我が家の場合は、後で処理しやすいように牛乳パックを半分ほどにカットして使うケースが多いですね。そこに、1:1の目印をつけていきます。今回は、そばにあったSDカードを定規代わりにしました。1SDにマーキング続けて、2SDにマーキング。これで、1:1のマーキングが終了です。あとで測ってみたら、SDカードの幅は24mmでした。ちなみに、牛乳パックの縦横は70mmなので、24mmの深さまで塗料を入れると、塗料は、118ml入った計算になります。この量では、塗布可能面積は2㎡ほどです。そして、1SDまで塗料の原液を入れます。続けて、2SDまで水を入れて混ぜます。そして、塗布開始。基本的には、塗装が部分的にはがれた板のみを塗装する予定です。一枚だけ塗装したところ。乾いていないので濃く見えますね。こんな感じの塗装の摩耗がこんな感じになります。ちょっと分かりにくいのですが、全体としては塗装は比較的しっかりしているので、塗料がしみ込まない部分が多く、よく伸びます。そして、結局、デッキの半分ほど塗布。早めに再塗装すると、塗装した部分と、そうでない部分の境目も目立ちませんね。濡れ縁側も部分的に塗装がはがれていたので塗装。こんな感じで目立たなくなりました。まだ塗料がああ待っていたので、塗装が完全に劣化していた「ミニチェア」も塗装することにしました。これは完全に塗装が取れ、木材表面にも劣化があったため、塗料もガンガン吸い込みます。でも、塗装するとこの通り復活。(鉢の跡ははっきり見えますが)ということで、我が家のプチメンテナンスでした。気になったら、全面塗装でなくても、ちょこっと部分的に塗装していると、見栄えも長持ちしますね。サッシの前側は今回再塗装した部分で、右半分ははがれていた部分だけをタッチアップしたのですが、境目もほとんど気になりません。我が家のプチメンテのご報告でした。
2022/02/24
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本日は、家内の実家の襖の貼り替え3回目の完結編です。はじめての経験ということで、反省点含めて記録しておきます。最初の写真は、一応、完成したところですね。さて、前日に張った下張りの上に襖紙を貼っていきます。ただ、前日張った下張りの皺や、接着不良箇所の補修からの作業になりました。これは、下張りの作業が悪かったせいですね。買っておいた襖紙は「粘着」式で、裏面にシールがついたタイプです。説明書きによれば、縁を付けたままで貼れる、というのが売りです。が、今回は、下張りの接着不良もあり、襖紙ごと縁で押さえてしまわないとはがれてくる恐れがあるので、襖紙を貼ってから縁で固定することにしました。本来の襖の貼り替えは、縁を外して張り前るので、これが「本来」ですね。家が古く、住宅のモジュールが「京間」なので、襖紙もほぼ余裕がない状態。今の住宅は「関東間」モジュールでできているので、一回り小さいです。モジュールについて話すと長くなるので、割愛します。家内に手伝ってもらいながら、シール式の襖紙を貼っていきます。圧着する前なら、多少の皺は外に向かって押さえていくと伸ばせます。襖紙には、ほぼカットシロなしのギリギリで、バランスよく貼らないと縁で押さえきれないため、その点は気を使いました。襖紙を貼ったら縁を付けていきます。縁を取り外すときに、しっかりと場所がわかるようにして置かないと、点ける位置を間違うと襖が入らない可能性もあります。特に、古い家では、建付けにあわせて調整してあったりするのでなおさらです。今回の失敗は、「記号」は書いていたもの、襖紙を貼ったら、それが見えなくなってしまい、苦労しました。貼るときにしっかりと転記しておかないといけません。縁もかなり老朽化していました。釘でとめるのが基本ですが、釘だとやり替えが必要になったとき大変ので、結局、細めビスで固定しました。そして、この作業を表裏8面。縁の取り付けを4枚行ってこのこの状態。一応、入ることを確認してから襖の取って部分をカットしました。こんな感じで取っ手部分にカットを入れます。不覚にも、取っ手の取り付けの写真は撮り忘れました。時間がどんどん押してきて、その日に終わらないかも、という焦りもありましたね。が、一応、取っ手も取り付けて、完成です。なんとか明るいうちに終わりました。多少皺は目立つし、下張りごと浮いている部分もあったりしますが、あたらしい襖紙で、部屋も明るくなりました。2枚くらいなら、集中力も持続して、焦りもなく、しっかりと貼れると思います。ちなみに、襖は「張る」か、「貼る」かという問題です。私も、混在して書いてしまいましたが、本来の使用方法としては、「貼る」=糊などを付けて、くっつけるイメージ。シールを貼るなど。「張る」=面を覆うイメージで、ピーンと貼り伸ばした感じ。床を張る、太鼓を張る、板を張るなど。襖は、基本的には貼り伸ばすイメージで「張る」が正しいようですが、「粘着式」の襖紙などは、貼り伸ばすイメージよりも、シールのように「貼る」イメージが強くなってきますね。
2022/02/21
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最近は和室そのものが少なくなっていますし、自分で襖の張り替えをしようと思う人も少ないと思いますので、興味のない方はスルーしてくださいね。さて、骨だけになった襖に「下張り」をしないと化粧の襖紙が貼れません。最初の写真がそうですが、、この襖の下張り用の紙をホームセンターには置いていません。需要がないということだと思いますが、今の時代はネット販売があるので、アマゾンで購入。もちろん、襖の下張りをするのも初めて。「説明」を読むと、「ハケやスポンジを使って、たっぷりな水で茶色の面を濡らしてください」とあります。初めての作業でもあり「たっぷり」具合という加減がよくわかりません。とりあえず、糊を塗るために買ったハケに水をつけて濡らしていきました。したたるほどにびしょびしょにするのか、そのあたりも分からず、適当に水を塗布。襖の桟に糊をつけて、濡らした襖の下張り紙を乗せます。この作業で気づいた点というと、・桟に糊を付ける際に、下に垂れるので、下にはちゃんと養生を施し、その後、垂れた糊を踏んだりしないように注意。・糊のついた桟に濡れた襖の下張り紙を乗せて、中央から外側に伸ばしていくのですが、その際に強く抑えると皺にもなりやすいので、クロス職人さんが使うような「ハケ」があれば便利。・糊は、1:1で水で薄めてよく混ぜるのですが、ちゃんと計量した方がよい。私の場合、適当に水を入れて混ぜたので、かなり接着力に不足してしまったようです。・濡らした襖紙が乾くまで次の作業が難しいため、紙を貼った襖を立てかけることができるような広い場所を確保したい。といったところです。なにしろ古い襖なので、骨が折れていたり、そもそも抜けていたりする部分もあり、やむなくダンボールで芯を作ったりしました。また、襖4枚で、表裏8面の襖張りを2日間で終えなければいけないので、「たっぷりの水で紙を濡らす」という作業では不可能と判断し、手を抜いて「霧吹き」で濡らす作戦に変更。ただ、霧吹きでは、結構濡れ方にムラも出るし、十分に濡れていなかったりして、綺麗に襖を張ることはできません。狭い場所で作業していたので、せっかく張った下張りを破いてしまい、補修する羽目に陥ったり・・・。ともあれ、初日に、襖4枚の下張りを完了しました。一夜あけて翌朝。襖の下張りの様子を確認してみると、やっぱり結構皺になってました。最初にたっぷり濡らしたものは比較的きれいにピシッと張れていたので、やっぱりちゃんと濡らすことが必要なようですね。続いて、襖の表を張るのですが、続きは日を改めて。
2022/02/16
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本日は、古い襖の貼り替えをしたレポートです。昨日、尾道千光寺の朝の景色をブログに掲載しましたが、実は、家内の実家の襖の貼り替えに行っていました。築60年は越えていると思われる古い家ですが、長く納戸として使っていた部屋の襖なので、貼り替えも行われていませんでした。下張りも含めて紙が劣化してボロボロになってしまっていたので、さすがに張り替えが必要な状態。襖は計4枚あって、その表裏で、計8面の張り替えが必要です。業者に依頼することも検討しましたが、2階の目立たない場所で、仕上がりについてはあまり気にしない、ということで、私が行うことにしました。片付け中で少々ごちゃごちゃしていますが、襖の紙は下張りを含めて、義母と義妹できれいにとってくれたので、作業開始時はこんな感じ。中の桟もかなり劣化していて、折れてしまっている部分もあります。襖の紙を取ると、こんな感じなんですね。生まれて60年になりますが、初めて骨だけの襖を見ました。見た目は、ほぼ障子です。さて、いよいよ作業開始。骨だけになった襖を寝かせます。貼り替えに用意した道具がこちら。アマゾンで購入。糊をつけるハケと、取っ手や縁を外す工具と、襖紙を貼る糊です。まずは、取っ手を外します。なにしろ、使ってある釘が錆びていたりして、なかなか抜けないため、苦労しながら外すと、下から、昔張っていた襖紙が出ていました。取っ手を外す道具はあった方が作業が楽なので、買っておいた方がいいですね。そして、襖の縁を外します。こちらも、釘で止めてあるので、隙間に取って外し工具を差し込んで、こねて抜いていきます。本体と、縁を外した状態がこちら。古い建具で、釘もさび付いてなかなか抜けにくかったり、作業にも慣れていなかったりで、この状態まで40分あまり/枚。ここから、いよいよ襖の下張りを行うのですが、本日はここまで。初めての襖の貼り替えでしたが、正直、かなり失敗もありました。これから襖の貼り替えを考えておられる方の参考になればということで、引き続きレポートしたいと思います。
2022/02/15
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本日ご紹介するのは、石膏ボードの壁に、ちょっとした棚などを取り付ける方法です。先日のブログで予告しました。⇒OLD ASHIBA ハーフ材と木っ端で作る簡単飾り棚おそらく、住宅の「壁」の8割以上は石膏ボードの壁だと思いますので、壁面の利用には皆さん苦労しておられますね。ピンで固定するフックなどは各社が発売していて、いろいろあります。WOODPROでも、Xフックという石膏ボード用のフックを販売しています。ただ、フック形状のものは、カレンダーのようにぶら下げるものには有効ですが、そこそこしっかりと、さらにピッタリに壁面に棚を取り付けることは難しい。そこで、使えるのが、「かけまくり メタルフックWH」というものです。用途としては比較的特殊でもあり、ホームセンターでも置いていないところが多いですね。フックが飛び出したプレート状の金具を壁面にピンで固定して、使用します。垂直耐荷重は、2個で14キロで、かなり強いです。壁面に取り付けるとこんな感じ。問題は、壁面のこのフックにどうやって掛けるのか、ということですが、それには、こういった金具が便利です。これは、配線を固定するための金具を流用したもの。ただ、ホームセンターにはあまり置いていない特殊なものなので、小分けして販売する予定です。これを上部に取り付けます。上に金具を付けると、斜めになってしまうので、下側にも金具の厚み分の補助材を取り付けます。厚みがそろえば何でもオッケー。今回はティッシュをたたんでマスキングテープで本体に取り付けただけ。こんな感じですね。これを壁面に取り付けた金具にひっかけると、5mmくらいの隙間はできますが、まっすぐに取り付けできます。そして、ほとんどガタツキがない、というのがポイントですね。トイレの中に、こんな感じで予備ペーパーを置いておくのも便利。使用しているのは、格子ラックミニです。「かけまくり メタルフックWH」と、取り付け用の金具は、現在、発売に向けて掲載準備中です。
2022/02/09
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蝶番を取り付ける時、思いのほか難しいのは、穴の中心にビスを打つ、ということですね。簡単そうに見えますが、木材には「木目・年輪」というものがあり、穴の中心にビスを打とうと思っても、硬い木目にあたると、ずれてしまったり、斜めになってしまったりします。特に、針葉樹では年輪部分と間の部分の硬さの違いが大きく、木目に絡むと、必ずと言っていいほどずれてしまいます。特に、蝶番などの繊細な金具の取り付けの場合は、ちょっとしたビスのずれが、蝶番のねじれにつながり、開閉がスムーズにできないような大きな問題になりやすいですね。そんなとき強い味方になるのが、「丁番ドリル」です。皿取りしてあるビス穴にあてがって押し込むと、先端からドリルが出てきて、中心に穴をあけてくれます。用途によってキリの部分の太さがいろいろあるのですが、家庭用で、丁番の取り付けや金具の取り付けに使う場合は、「木ねじ 2.7~3.1に対応」くらいがちょうどいいですね。こんな感じで、きれいにセンターに下穴加工できます。下穴がセンターにあけば、ビスも簡単に取り付けできます。実際には、1箇所ビスで固定しておいてから、問題がないことを確認して残りの下穴をあける方がいいです。蝶番というのは、非常に微妙なので、一度にすべての下穴をあけてしまうと、微調整というのがしにくくなります。まずは1箇所固定して、様子を見て、問題がないことを確認できたら、残りの穴に下穴をあけてビス固定することをおすすめします。
2021/10/06
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少々お見苦しいかと思いますが、我が家の勝手口デッキです。設置21年ですが、まったく傷みなし。やっぱり、屋根があるというのは大きいですね。以前紹介したブログがこちら。⇒勝手口の屋根付きデッキなんだかんだと、物は増えるもので、もともとはすっきりしていた勝手口デッキもモノにあふれています。特に、分別ごみの整理というのは厄介。ということで、今回、ちょっとしたゴミの整理棚を作りました。見てくれは今一つですが・・・・・。材料はというと、こちらのDIYしたベビーベッド。今年の夏休みに、帰省してくる家族が一人増えたということで、急遽作ったものです。⇒家にあったで材料で、ミニベビーベッドを作るサイズは、通常のベビーベッドの半分ほどですが、これを解体して利用することに。解体すると、こんな感じ。その一部を背面に利用。それをベースに棚を取り付け側板も立てて、天板も取り付け。天板も、ベビーベッドの再利用です。ついでに、プラスチック製の物置の位置が低すぎて腰に負担がかかるので20センチほどかさ上げするための台も作りました。置いてみて確認。これで、下のスペースにも何かが入れられそう・・・。そして、DB(ダークブラウン)で塗装。デッキの側面には、以前解体した表側のデッキで使っていたフェンスを再利用して取り付け。段ボール置き場を確保。勝手口デッキの柱を利用して、棚を取り付けさらに、奥様の要望で、物置の中に棚も作りました。なにせ、あまりものの再利用なので、見てくれは二の次です。今回使った材料は、もともと、子供部屋の本棚であったりした材料ですので、かれこれ20年以上にわたって、いろいろ形を変えて我が家で利用されてきました。木というのは、再利用しやすい、ほんとにエコな材料ですね。
2021/09/03
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本日は事務所用に作った◇国産杉のオープンラックのご紹介です。私の机のすぐ左横のスペースで、少々周辺が見苦しいのはご容赦ください。入っている機材は、電話回線用の器材や、構内放送用の器材などです実は、この機材類は、もともと私の背後の棚に置いてあったのですが、本棚を作る際に邪魔になったので、私が適当に積み重ねて置いていました。その状態がこちら。今回、構内放送用のアンプが壊れてしまったので、それを交換する際に、あわせて機器をきれいに棚に入れてもらうことになり、急遽、作成したのが、本日ご紹介する「オープンラック」です。材料はこちら。左上から・可動棚用板・固定棚用板・天板と地板ここまでは、現在、販売休止中で、近日販売再開予定の「◇国産杉 幅はぎ材」です。右側に移動して、・側板4枚上に置いてあるのが、変形防止の補強板。まず、天板、地板で挟むような位置に、側板をビスで固定します。どうしても端寄りにビスを打つようになるので、直接ビス打ちすると、こんな感じで割れてしまうことが多いですね。それを防ぐには、ビスを打つ前に「下穴」をあけるのが一番。下穴をあけると同時に、「皿取り」といって、ビスの頭の部分がきれいに収まるような下穴キリを使うとのがおすすめ。こんな感じで、ビスの頭もきれいに収まりますね。さて、柱状の側板を、天板と地板の間に固定。さらに残りの側板も固定していきます。これで、一応の形にはなりましたが、これでは、変形もしやすいし、なにしろ、「棚」もありません。ということで、途中に、補強と変形防止を兼ねて固定だなを取り付けます。固定棚から下に、以前サンプルとして取り寄せた棚レールを取り付けました。これだけでは横揺れに弱いので、背面に変形防止の背板を取り付けます。修理や、配線替えの際にラックごと引き出せるように、下にはキャスターを取り付けました。可動棚をつけて、完成です。とりあえず、すっきり収まっていい感じ。参考情報***********************◇国産杉 オープンラック DIY 無塗装サイズ W560 H1450 D400参考価格(材料のみ)13000円(税込み 14300円)くらい
2021/08/19
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本日ご紹介するのは、家にある材料で作ったベビーベッド。サイズは、子供用の布団を半分に折ったミニサイズ。私事で恐縮ですが、川崎に住む長男に、長男が生まれました。6月に生まれたのですが、コロナ禍の中ということもあって、まだ実際には見てもいないのですが、このお盆には帰ってくる予定なので、そのためのベビーベッドです。すでに次男のところには元気のいい孫が二人いて、彼らが大騒ぎして蹴り飛ばしてはいけないということで作ったもの。お盆の1週間ほどのために作ったベビーベッドなので、・新たな材料は使用しない・解体したら、板として再利用できるようにするという前提で検討しました。ということで、家にあった材料から、使えそうだと見繕った材料がこちら。本棚を分解してでてきた材料などなど。ほぼそのまま使えそうな材料を選んだので、カットした部材もごく一部。その材料をまずは、こんな感じで組み立て。縦の板は、本棚の棚板で、その上部を細めの材料で連結。下はとりあえずつながっていればOK。それに幕板状の板をビス固定。前は細めで、後ろは幅広の板を取り付けると、こんな感じで、すでにベッドっぽくなってきました。そこに、ベッドの底面を乗せるための桟木を取り付け。とにかく、短い材料を再利用。そこに、ベニア板を乗せました。このベニア板は、元の子供部屋に小上がりを作ったときの余った材料の再利用です。カットもせず、そのまま使えました。→子供部屋を「畳敷き小上がり収納」に改造する 1 下地編 前編そこに布団を置いたら、とりあえず完成。かなり動くらしいので、落下の危険性もあり、場合によっては、落下防止の板を取り付ける必要があるかもしれませんね。この布団も、すでに30才を越えた子供らが使っていた、おしっこのしみ込んだベビー布団。その布団も今回、自宅の浴槽で踏み洗いしました。ということで、あとは、子供ら&お嫁さん&孫らの帰省を待つばかりとなっております。関東も感染者が急拡大して少々心配な部分はありますが・・・・。連日、猛暑が続いております。オリンピックも始まって、すでに前回の金メダル数を上回ったとか。応援も自宅観戦中心だと思いますが、エアコンもしっかり使って、熱中症対策しながら夏を乗り切りましょう!
2021/07/29
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本日ご紹介するのは、お庭の落ち葉や、草を捨てるためのゴミ袋の口を広げてかける、「ゴミ袋ハンガー」です。以前より、うちの奥様から要望が出ていましたが、7月4日の日曜日にようやく着手。主な材料は、ウッドデッキのフェンスを作った際に余った、細めの棒です。これを、こんな感じの平行四辺形にカット。カットラインは、広げたときに、地面になじむ角度ですね。そして、脚の交点となる部分のボルトの穴あけ。金具もすべて、家にあったものから探しました。組み立て家具を分解したときとかのボルトやナットを取っておくと、何かと重宝します。間に挟んだナットは、開閉時の材料の摩擦を軽減するためのものです。それを蝶ナットで絞めました。この蝶ナットも、どこかから出てきた金具を取っておいたものです。当初、この蝶ナットを内側に向けて取り付けたら、袋がひっかって破れたので、外に向けました。何事も、試行錯誤が大事ですね。X型にクロスする脚の左右を連結している材料も、家にあったものですね。無垢の木材というのは、ほんとにいろいろ使えて捨てるのがもったいないですね。X型の交点が脚の中心ではなく、ずれているのがポイントです。開くとこんな感じ。塗装くらいすればいいのですが、またの機会ということで。実は、私の住む廿日市市のゴミ袋の大きさはいくつかあるのですが、ガーデニングの際に落ち葉や雑草を入れる時に使うのは、2種類。45Lと、30L です。だいぶ大きさが違います。それを兼用するため、脚の上下をひっくり返して、口の大きさの違いに対応することにしました。こちらが30L用。こちらが、45L用。上の部分の広がる大きさが違います。これは、X型の脚の交点の位置を、センターではなくずらしてあるからですね。30Lの袋をかけたところ45Lの袋をかけたところ。口が大きく広がっているので、塵取りから落ち葉を入れる時もストレスなし。折りたたむとこんな感じでコンパクト。一応、ゴム袋が引っかかって破れないように、角は軽くサンディングしてみました。すべて家にあった材料で作った、ガーデニング用折り畳み式ゴミ袋ハンガーでした。こうしてまとめてみると簡単そうに見えますが、途中で何度か脚の長さをカットしたり、つなぎの材料の位置を変えたり、試行錯誤はありました・・・・。完成品に残っているビスの穴らしきものは、その痕跡です。
2021/07/06
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本日は、ウッドデッキの改修の「トリ」を務める、濡れ縁のつけかえです。前回は、「自宅デッキ 令和の大改修 8 室外機カバーの製作」でしたが、その続きです。2000年につくったウッドデッキの改修の、最後に残ったのがこの濡れ縁。さすがに、かなり老朽化して傷んでますね。この濡れ縁は、ウッドデッキと同じように、側面に幕板を張っていました。幕板でふさいでいると分かりにくいのですが、湿気を吸い込みやすい木の切り口側がふさがれて乾きにくくなるので、湿気の影響を受けやすくはなります。20年以上経過して、切り口側から劣化が進んでいることがわかります。この濡れ縁ですが、住居側には脚を付けず、壁面に直接根太材を固定していました。根太を外してみると、壁面との間に湿気がこもりやすく、外壁も汚れてしまっていたので、今回は、壁面への固定はやめて、住居側にも脚を付けることにしました。濡れ縁の脚部の下側、レンガの上には置いていましたが、地面に近く、湿気の影響を受けやすいため、かなり劣化して空洞になっています。一方、上側はというと、ほどんど傷んでません。使用条件によって、同じ材料でも、傷み方が全然違います。ということで、和室の前も、1999年に中古住宅を買った時の状態に戻りました。さて、脚の長さを決めてカットしたら、切り口にはしっかり塗料を塗ります。そして、住居側の根太組完成。樋が下りてきているので、配置する位置を変えるために、あえてずらしてあります。デッキ側は、デッキの大引きの上にのせて連結。根太組がざっと終わったら、借り並べ。床を張る際の隙間のスペーサーと、壁面との隙間用のスペーサーを端材で製作。下穴は、根太位置が確定していれば、まとめてあけた方が早いですね。そして、床を張り終えました。樋の部分は少し短めにカット。左側は先に製作したウッドデッキですが、ウッドデッキ側は完成度に2度塗りしているので、色が濃いですね。ということで、濡れ縁側も上から2度塗り。撥水効果でムラになる場合があるので、注意しながら行います。実際にやってみると、それほど撥水もせず、ムラにもなりませんでした。濡れ縁完成。これで、「自宅デッキ 令和の大改修」も終了です。今回は、幕板を取り付けずに、木口がオープンな状態にしました。6月23日は快晴で、とにかく暑く、体力が奪われましたが、なんとか完成しました。2階のベランダから見下ろした濡れ縁。デッキとの連結部にも全く違和感がなく、いい感じです。こちらが、デッキ部分。デッキ、フェンス、室外機カバー・・・、いい感じで仕上がりました。3月13日に床をはがしてから、2カ月以上かかってしまいましたね。ちなみに、床をはがした際のレポートはこちら。⇒21年目のウッドデッキの床をはがしました。
2021/05/24
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昨日は、「ステップの更新」についてご紹介しましたが、本日は、我が家の室外機カバーのDIYについてです。この室外機は、1年あまり前に、子供部屋を「小上がり付き畳部屋」に改造した際に、2階にエアコンをつけた際に設置されたもの。門を入って正面に鎮座しているため、うちの奥様にはとても目障りであるようで、室外機が置かれた直後から「カバーが欲しい」と言われてきました。これまで、「デッキとの兼ね合いがある」と言い訳しつつ先延ばしにしてきましたが、いよいよ着手。この写真は、うちの奥様が撮った、作業中の私です。狭いところで作業してます。縦方向の材料になるものは、マーキングをまとめて行って作業するのがポイント。1本ずつ作業してると効率が悪いし、ミスのもとです。横方向の部材も、まとめてマーキングしてカットします。マーキングは、建築用語では「墨出し」といいますね。部材のカット完了。デッキのフェンスとデザインをそろえるため、細めの横桟にします。材料は、フェンスを作った際に残った材料ですね。縦方向の材料に、横板をビス固定してパネル状に。正面は、排気効率を考えて、間を本ずつ抜いてます。見えるのは左側面と正面だけなので、カバーもL字にします。天板になる部分は、我が家の本棚を解体した材料を縦方向にカットし幅をあわせて製作。縦方向に材料をカットすると、カット面が「ピン角」になって、とげが刺さりやすかったり、欠けやすかったりしますので、カンナを使って面取りするといいですね。カンナがなければ、サンドペーパーでもOK。セッティング完了。右奥は棒を立てて支えてます。この日は午後から雨の予報なので、急いで塗装。塗装後に雨に打たれると、せっかくの塗装が流されてしまうので、段ボールでカバー。フェンスとの一体感も生まれて、室外機も目立たなくなりました。次は、和室前の濡れ縁のやり替えですね。
2021/05/18
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本日は、自宅デッキのステップの更新についてです。実は、前回報告した「フェンスの増設」の際にはステップの更新も終わっていましたが、少し詳しく説明しようと思い、改めて記事にしてます。更新前の状態がこちら。2000年にデッキを作ってそのままなので、21年以上経過してます。それでも十分ステップとして機能してるからすごいですね。そして今回、デッキ縮小とフェンスの幅の関係で、上り口の幅も狭くなったため、少しサイズダウンしました。以前は、床面の前に幕板を付けていましたが、今回はできるだけ木が劣化する要素を減らしたいということで、座面の下側に幕板を取り付けてます。ステップを起こして裏面をお見せします。構造は極めてシンプル。根太が3本入っていて、その先端に幕板、その上に座面の板が固定してあります。ちなみに、3本の根太は、最初のデッキについていた根太の再利用なので、21年ものです。根太のにはブロックを置いて台にしています。根太を後ろ側に10センチくらい伸ばしてあるのがポイント。ブロックにのせて、設置完了なのですが、これだけでは動いたり、ガタガタしたりしやすいので、根太の伸びた部分を利用して、そこに板を取り付けて、デッキ本体と連結します。残念ながら写真を撮り忘れたのですが、根太に棒をつけてから、デッキ本体の幕板の後ろにくるようにステップを入れ、棒と幕板を正面からビス固定すれば動かなくなります。反対側のステップも更新しました。更新前はこんな感じ。ステップも更新して、次は、室外機のカバー製作に入ります。
2021/05/17
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「自宅デッキ 令和の大改修 5 フェンスの改造 」の続きです。前回のレポートは冒頭の写真の状態までですね。そこからさらに、角から右側の部分にもフェンスを増設することにしました。この部分は、結構道路から見える部分でもあるので、板を仮固定してみながら、目隠しの具合やバランスを確認します。そして最終的に、こんな感じで決定。フェンスの高さは少し下げて、フェンスの向こうにある鉢も見えるように、下側を広めにあけることで決定。余分な柱の先を手鋸でカット。まっすぐ切らないと恰好が悪いので気を使います。カットしたら、切り口をタッチアップ。笠木にも欠き込みを入れて、先に設置したフェンスとの接続部分を加工。笠木を塗装して取り付ければ、増設完了です。外から見ると、こんな感じ。別角度から。リビングから見た様子がこんな感じ。道路を歩く人の視線もやんわりと遮って、いい感じ。DIYのいいところは、様子を見ながら状況にあわせて変えることができる、という点ですね。業者に依頼すると、図面の通りに早く施工してくれますが、完成してみるとイメージと違ったり、もっとこうしておけば、なんてこともあります。DIYは、いろいろ悩みながら施工していくので、ちょっとしたものでも結構時間がかかったりしますが、それもまた、楽しみの一つです。すでも、当初の予定とはかなり変わってきました。もうしばらく改修は続きます・・・・。
2021/05/11
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我が家のウッドデッキ大改修の続きです。⇒自宅デッキ 令和の大改修 4 花台(仮)を作るの続きです。前回は仮の花台を作ったところで話は終わったのですが、花台はどうも違和感があるということになり、結局、レンガを積み上げて鉢の台にして高さを出すことになりました。ということで、今回のフェンスの改造・増設前のデッキの状況はこんな感じ。仮に作った花台の天板は、裏にある室外機の上にジャストフィット。これだけで、室外機の上が有効に使えます。幕板部分がちょうど室外機の後ろに引っかかって動かないのもいいです。さて、フェンスに話が戻りま。花台のために伸ばしていた部分をカットして別な場所に再利用することになったので、カットした時にバラバラにならないように、再設置の際にビスを打つ位置にあわせて、桟を一本追加しました。出っ張った部分を40センチほどカットするのですが、丸鋸を使って下からまっすぐにカットします。その際、カットされた部分が自重でノコ道を圧迫してくるので、ノコに圧力がかかって危険なので、橋が下がらないように支えておくのがポイントです。そして、カット。自分が丸鋸を使っていると写真も撮れないので、木で支えてイメージカットです。カット終了。切り口もまあまあきれいです。切り口の角はさっとサンディングして、バリを取って塗料を塗ります。柱部材は、2X4材の下側をカットして製作。カットしたフェンスを柱にビスで再固定。幅の狭い子のフェンスは、室外機の横に取り付けました。なんとなく、バランスはよくなったようです。さらにここから、フェンスの増設に入るのですが、それはまたあらためてアップいたします。
2021/05/10
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自宅デッキ 令和の大改修 3 フェンスの製作 の続きです。私がフェンスを作っている横では、うちの奥様が花を買ってきて、ガーデニング中。もともと、デッキの上には、いくつもの鉢が置いてあって、それに毎日水やりをしてデッキが濡れることもデッキの腐る要因にもなっていました。以前の様子がこちら。デッキの上にいくつもの鉢が置いてあって、これに毎日水やりをするので、デッキにとっても、乾いている間もない感じですから、それにしては、20年もよくもった、と思います。ということで、今回は、デッキと花を置く場所を完全に分離することを計画。デッキを少し小さくした分、そこに花台を作ろう、ということにしていました。そして、ガーデニング中の奥様から、「仮でもいいから、今日、なにか台を作ってほしい」という要望があり、フェンス設置と並行して、花台に製作にも着手。とりあえず、仮にでもということで、家にあった材料を持ち出してきました。本棚を解体した材料で、もともと私が、WOODPRO(当時 住建リース)で働くきっかけにもなったもので、入社の前に入手したものです。24センチ幅の板を丸鋸を使って縦にカット。これで、花台と脚の材料を作りました。塗装して組み立てると、こんな感じ。置いてみると少し出が低かったので、下に90ミリ角の材料をつぎ足してかさ上げ。なんとも急ごしらえ感満載です。幕板状に前側に取りつけた板は、変形防止にもなります。そして、デッキの向こう側に置いてみました。とりあえずこれで、しばらく様子を見ることに・・・・。仮とはいえ、地面の上に直接置くと短期間に腐る恐れもあるので、足元にはレンガを置いて、直接土の上に置かないようにしてあります。なにしろ、土の上に直接木を置くのは、NG.ガーデニングも進んで、デッキの周りも少し華やかになってきました。次は、濡れ縁部分や、ステップの改修予定ですが、GWはいろいろ用事が多くて、そのあとになりそうです。
2021/04/27
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4月25日(日)は、自宅デッキのフェンスの取り付けを行いました。以前の記事はこちらです。⇒ 自宅デッキ 令和の大改修 1 根太の再配置⇒ 自宅デッキ 令和の大改修 2 デッキの床張り以前のデッキは、斜め格子のラティスデザインのフェンスを付けていました。今回は、普通の横板にしようか、縦格子にしようかと、いろいろ検討した結果、細めの横板にすることに決定。完成した状態が、冒頭の写真になります。板の幅が狭く、隙間の数が多いため、目隠し度合いとしては落ちますが、すっきりとおしゃれに見えるのが「細い桟」の特徴ですね。土曜日に、96ミリ幅の一般的な横板を半分にカットして持って帰りました。96ミリ幅のものを半分にすると、およそ46ミリ幅になるのですが、木には「異方性」というものがあって、木目の向きや、木目の間隔、角度、長さ方向と幅方向、などの要因で収縮率が変わってきます。96ミリ幅で安定していた板を半分に割ったらどうなるかというと、96ミリ幅の安定が崩れて、思わぬ方向に反ったりします。ということで、並べてみると、この通り。結構反りが出ていて、まっすぐなものの方が少ないくらいですね。反りは、幅の方向だけでなく、厚みの方向にもあります。樹脂や金属ではない状態ですが、木材の場合は、「反りはある」という前提で、それを補正しながら使う必要がありますね。板を半分にしたさいの切り口は、いわゆる「ピン角」で欠けやすく、ささくれやすいので、軽くペーパーで面取りしてから塗装します。柱は、デッキの上につけるのが一般的ですが、デッキが狭くならないように、欠き込みを入れた柱をデッキの側面にあてがって固定するタイプにしました。このタイプの特徴は、柱が2X4材サイズの板材で作れるので、加工もしやすい点です。また、床材と密着する面積も狭いので、水気がたまりにくいというメリットもあります。柱の正面から、幕板に向かってビス固定しますので、幕板がしっかりと固定されていることが大前提になります。もちろん、水平、垂直を確認しながら取り付けます。柱を取り付ける前に、板を張る位置をマーキングしておくと、板張り作業が楽になります。デッキ面とは、こういった金具で固定します。そして、横板をビス固定します。通常は下穴をあけてから、ステンレスのビスで固定しますが、今回は、ラスパート塗装スリムビスを直接打って固定しました。スリムビスというのは、細い上に、先端がキリ状になっていて、さらに頭部分をフレキタイプとなっているので、下穴がなくても、割れたり捲れたりしにくいのが特徴です。ラスパート塗装というのは、メッキやユニクロなどの防錆塗装と比べると格段に強い塗装で、ラスパート塗装のビスを20年以上前から使っていますが、さび付いたところをほとんど見たことがありません。とりあえず、我が家だし、ということで、万が一錆びたら、その時取り換えよう、ということで、これを仕上げとしました。均一な隙間の保持には、こういったものを簡易的に作って用意すると楽です。一方に挟んで、もう一方は自分で支えてメーカーにあわせて位置合わせしてビス固定します。板を2本の柱に固定した状態がこちら。端はバラバラ、隙間も反りなりに不均一になっています。最初に説明したように、板には「反りがある」ので、2点固定では補正できません。ちなみに、笠木用に仮固定している板は、我が家に昔からあった本棚を解体した材料です。そこで、間や端に桟木を入れて固定することで、反りが補正され美観もぐっとよくなります。そして、フェンス完成。とてもすっきりした印象になりました。続いて、花台の製作に続く。
2021/04/26
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4月19日にアップした、「自宅デッキ 令和の大改修 1 根太の再配置」の続編です。冒頭の写真は、日も西に傾いて、ほぼ、デッキの床面が完成した写真。では、根太の再配置からの経緯を見ていきます。デッキの床を張ったのは、4月18日(日)だったのですが、どうやら、夜の間に雨が降ったようで、重ねた床板をめくると、こんな状態。板を桟済みせずに重ねた状態で雨に降られれば、板の間に雨が入り込んで、乾きません。放置すれば、木材の中にしみ込んで含水率が上がり、腐朽菌が繁殖しやすくなりますね。ということで、とりあえず、板を開いて濡れた部分を乾かします。やっと板も乾いたところで、板を借り並べ。木の場合は個体差も激しいので、えぐれた節があるなど、気になる部分は目立たないところや、切り落とすところに配置します。借り並べしてが終わったら、根太位置にあわせて下穴あけ。事前に、まっすぐな棒などを使って穴位置を決めて、まとめて下穴をあけておくと、早く、きれいに床張りできます。床を張る際には、板と板の隙間を決める「スペーサー」が必要です。昔は、3ミリ厚の大き目のアングルを2枚重ねにして利用していましたが、手元にないし、急遽、家にあるものを利用。ブックエンドに厚みのあるシールを張って、およそ6ミリのスペーサーを作りました。こんな感じで板の間に差し込んで使用します。塗装していない杉板の棒は、スペーサーを抜く際に持ち上げるためです。スペーサーを挟んでビス固定すると、きつく締め付けられて、スペーサーが抜けにくくなるため、こういう一工夫が生きてきます。ビスは、2本ずつ打っていきますが、まずは、一本だけで固定していくのがポイント。ちょっとしたことですが、もしも修正したいときには、もう一方の穴を利用できます。いったんビスで固定すると、どうしてもその穴にビスが入っていくので、位置の微調整が難しくなります。ウッドデッキは、サッシの水切りの下にくるようにするのが一般的。10ミリ程度下げておくのが理想的です。我が家の場合、もともとのデッキの床が32ミリで、今回は36ミリの板を張ったという事情もあって、一部、どうしても入らない場所が出てきたので、彫刻刀で削りました。ちなみに、サイディング、サッシの茶色い汚れは、以前の再塗装の際に付着した塗料で、今回のものではありません。この日は、とても微妙な天気で、晴れたり曇ったり、雨が降ったり。そのたびに、道具を出したり、片づけたり・・・・。時間のロスが多いです。それから、前回のブログでは、一部を取り外しできるようにして、テーブルにもなるようにしようかと思ったのですが、「どうせ年に1回くらいしか使わんじゃろ」ということで、やめました。とりあえず、3分の1くらいを張り終えました。この部分は、ステップを置いて、上り口になる部分で、デッキも少し短めにします。ということで、カットするところに決めます。そして、丸鋸で一気にカット。材料の先端をカットすることを「鼻切り」といいます。実は丸鋸には、使い勝手が2種類あります。一般的な丸鋸は、右手に持って、その左側を切り落とすようになっていますが、鼻切ノコは使い勝手が逆で、丸鋸の右側を切り落とすようにできています。ということで、この丸鋸は、工場から借りてきた「鼻切り用」です。さて、床をどんどん張ってきて、最後の一枚になりました。ここで、根太のカット位置を決め、切り落とさないといけません。今回は、床板の側面に幕板を張るのは避けることにしたので、幕板が床の下にくるように計算してカット。カットした切り口は、見えない場所でも塗料でタッチアップするのが鉄則。根太の先端に幕板を固定。そして、再度の床板を固定。さらに、カット位置を決めて、金木犀の手前でカット。これも鼻切りですね。はい、カットも完了し、デッキ面はほぼ完成です。あとは、打ち残したビスを固定すれば完成。もちろん、切り口のタッチアップは必要です。そして、現在の様子がこちら。ちなみに、ステップは、20年ものです。GWまでに、フェンスを取り付けたいと思います。
2021/04/22
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21年目のデッキの床をはがした、ということは、以前もブログに書きました。⇒21年目のウッドデッキの床をはがしました。⇒ウッドデッキの構造 我が家編床をはがした状態のまま、1か月近く放置しながら、改修方法を検討してきました。「大改修」などと、大げさなタイトルですみません。床を支えている根太は全部取り替える予定でしたが、8本中、6本はまだまだ使えそうだと判断し、再利用することにしました。根太の下の大引きは、束石の上に樹脂脚で支えていたこともあり、20年以上経過したにも関わらず、先端部以外は、大きな損傷は見られませんでした。デッキの本体は、もともと奥行が3M程度ありましたが、これを2.7Mにサイズダウン。根太の下にある大引きの先端部分は傷んでいたので、それを切り落とします。地面に転がっている束石は、サイズダウンのために不要になった束石を掘り出したものです。さて、根太の再設置について、大引きに短い板を固定し、その両側に根太を固定する方法を採用。金具を使わないので、コストも落とせますし、施工も楽です。上から見たところです。1本斜めになっているのは、固定してない根太なので、気にしないでOK。実は、この時、一部の床が取り外せるようにして、それを外して脚の上にのせると、掘りごたつ式のテーブルに早変わり!ということを考えていたので、根太の間隔を少し広めに設定しました。さて、いよいよ、5月17日の土曜日に、会社のトラックを借りて、材料を家に持って帰りました。なにしろ、オートマでない車に乗るのが久しぶりだったので、クラッチを踏んでからエンジンをかけるということも忘れていて、しばらく悩みました。デッキの床も用意して、いよいよ、床張りとなりますが、続ぎはまた日を改めてご報告いたします。
2021/04/19
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我が家のウッドデッキのメンテナンスの続きです。21年目のウッドデッキなので、当然のことながら、21年ぶりにデッキの下地も姿を現したことになります。そこで、今回は、我が家のウッドデッキの構造について説明いたします。デッキの下地の構造には、WOODPROで「規格型」として販売しているような、(束石)-束-根太-床材 という3層構造のものと、(束石)-束-大引き-根太-床 という4層構造のものとがあります。我が家のデッキは、4層構造タイプです。変形したデッキの場合は、4層構造の方が設計しやすいというメリットはありますが、材料台は多めにかかります。冒頭の写真を見ていただくと、束石の上に、黒っぽいものが見えますが、それが「束」です。スペースの問題もあって、「樹脂束」を使用しました。デッキの中で一番地面に近い場所にあるのが「束」なので、束は腐朽しやすい部材でもあります。束がダメになれば、他が大丈夫でも解体しないと補修も難しくなりますので、樹脂製の束というのは効果的です。また、高さの調整もできるので、アマチュアには心強いです。我が家の場合は、スペースがあまりなかったので、低床タイプの調整束を使用しました。樹脂束の上に大引きを載せ、それに直行するように根太を配置してあります。大引きがあることで、根太位置の調整も容易なので、変形したデッキの場合は、この構造が有利ですね。大引きと束の接合には、こういった金具を使いました。WOODPROのオリジナル金具ですが、21年前は鉄製で、御覧のとおりさび付いてボロボロになっていますが、現在はステンレス仕様となっています。さて、現在は、この状態のままなのですが、一部を外せるようにして、それをテーブルにできたり、掘りごたつ式に座れたり、バーベキューコンロが置けたりしたらいいな、なんて思いつつ、改修プランを練っているところです。とりあえず、21年ぶりに下地が出てきましたので、「構造」のご説明でした。
2021/03/24
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いよいよ床をはがします。設置して21年目のデッキですが、すべてが傷んでいるわけではありません。見方によっては、デッキ全体のうち、致命的なダメージを受けているのは、2~3割程度という印象ですね。この写真のように、木材同士が密着して風通しが悪く、いつまでも湿気が抜けない場所ほど腐りやすくなります。この場所は、ビスを打ってもスカスカのところが多く、かなり傷んでいることは外から見てもわかります。木材は、空気 湿度 気温 の環境条件、木材そのものの耐朽性(腐りにくさ)によって腐りやすさが変わります。空気は地上にある場合、避けようがありません。気温は、季節の変化によって変わりますが、腐朽菌が活発になるのは、やはり食中毒の起こりやすい季節です。冬は比較的腐朽しにくくなります。ということで、人間がコントロールできるものと言えば、まずは「素材」。腐りにくい木を使う、という点です。高耐久木材といわれる、イペやジャラなどは、とにかく固く、昔から港湾施設に使われてきた材料で、公共施設のデッキなどにも使われます。ただし、材料の多くが盗伐であったり、出所不明なものが多く、環境保護の観点から問題があったりします。うちのデッキは◇国産杉です。耐朽性は中くらいですが、宮崎産の飫肥杉で、赤身は油分が多く、杉材の中でも腐りにくいとされています。腐りやすい材料の代表格は「SPF」。いわゆる、2X4材ですが、これはほんとにあっという間に腐りますので、デッキに使うのはお勧めできません。そして、もう一つ、人間の力でコントロールできるのが、湿気ですね。風通しをよくし、濡れてもすぐに乾くようにしておけば当然腐りにくくなります。こちらの写真は、ステップ周辺ですが、この付近もかなり傷んでいました。木材はストローを束ねたような構造、という話はよくしますが、当然湿気を吸いやすいのは、ストローの口があいた切り口部分。そこから湿気が入り込みやすく、かつ、奥まで入ると抜けにくい。特に、こんな感じで、幕板を付けた場合、本当は湿気が抜けにくくなるので、あまりよくありません。ここは、美観との兼ね合いになります。床をはがして裏返してみると、板の先端はかなり傷んでいます。おそらく、裏側の色がもともとのDB(ダークブラウン)ですね。床板も傷んでいる、ということは、その下の根太も傷んで腐っているので、ビスを抜こうとしても空回りしてしまいます。結局、床ごと抜きました。ちょっと白くなっているのは、いわゆる「白色腐朽菌」でしょう。我が家のウッドデッキの場合、雨天だけでなく、ほぼ毎日、デッキの上の鉢に水やりをしていましたので、鉢の下あたりは腐りも激しい状態です。木材は、腐り始めて分解されてくると、のこくずやスポンジのように湿気を吸いやすくなるので、さらに腐朽も進みやすくなります。根太の列が住居側から6列ありますが、住居側の3列はほとんど目立った痛みがないのに対して、外側の3列は、ビスも効かないくらいに腐朽も進んでいました。冒頭の写真のフェンスを取ったところです。前日の夜まで雨が降ったのですが、フェンスのあったところはしっかりと濡れていて、木材の密着した部分が乾きにくいことがよくわかります。そのため床板の木口側はかなり腐朽が進んでいて、その下の材料も傷んでいます。腐朽が進んで、木材自体がパサパサで湿気が抜けにくくなると、シロアリなども付きやすいですね。床をはがしている状態ではシロアリは見えませんでしたが、シロアリに食われたらしき形跡もありました。木と木が密着して湿気が抜けにくいところ、毎日水やりをして、湿気を供給しているところ、植栽があって、常に日陰で、じめじめしやすいところ、などは、やっぱり、傷んでいましたが、そうでない場所は、意外なほどに傷んでいませんでした。廃棄するためにはがした床材を丸鋸でカットしたのですが、切り口を見ても、痛みが感じられず、まだまだ使えそうなものが多いです。21年間屋外で使用してきた材料の切り口には見えません。やはり、木材の利用は、「使い方次第」だと実感しました。
2021/03/16
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この家に引っ越してきた翌年に設置したウッドデッキを、2階のベランダから見下ろしたもの。2000年の5月に設置したので、もうすぐ21年というものです。まだまだ床が抜けそうだったりということはありませんが、床の先端部分が朽ちて腐ってきたりして、これまで何度か補修もしましたが、さすがにそろそろ大改修しておこうという気になりました。目論見としては、あと20年使いたい、といった感じです。そのころには私も80才になるので、その時には撤去するのみでしょうね。そこで、このデッキのことを振り返ってみます。このデッキを作ったときは2000年で、その時はまだブログを始めていなかったので、その記事はありません。⇒2010/9/8 10年目 ネットショップ10年を振り返って その2 ~ウッドデッキに思う。⇒2012/4/30 12年目 ウッドデッキのメンテナンス 我が家編⇒2014/7/9 14年目 梅雨のウッドデッキ⇒2016/3/26 16年目 15年目のウッドデッキのメンテナンス その1⇒2017/4/7 17年目 ウッドエクステリア メンテナンスの季節到来⇒2016/3/29 16年目 15年目のウッドデッキのメンテナンス その2⇒2018/8/8 18年目 19年目のウッドデッキをプチ修理⇒2019/5/13 19年目 20年目のウッドデッキのメンテナンスそして、今年が21年目。令和の大修理 ということで、床を全部はがして、下地の状態をチェックしてみた次第です。下地がつかえれば、床を張ること自体は、それほど難しいことではありません。とりあえず、現在の我が家は、この状態です。引き続き、詳細は、ブログで、報告させていただく予定です。
2021/03/15
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住宅の入隅部分に室外機が置いてあるケースは多いですね。入隅というのは、動線の邪魔になりにくいので、悪くはないのですが、結果的に無駄なスペースを作ってしまうということにもなりかねません。本日は、そういった場所にデッキや濡れ縁を作りたい場合の対処法の一例です。冒頭の写真は、かれこれ、15年以上前に施工した事例です。室外機を囲むように濡れ縁を設置して、最後に、出っ張った室外機にカバーをかぶせました。この上に上がったり、重いものを載せてもいいように、厚い板を使って、しっかりと作っています。室外機がなければ一番すっきりしますが、デッキの中に室外機の頭が出っ張っていると、邪魔である上に見栄えもよくありません。そんなときは、頭部分だけを隠すカバーという手もありますね。室外機をデッキで囲い込むことで、否応なく床下に空気が送り込まれて喚起してくれるというメリットもあります。ネタもないので、過去の事例を盛り返してみました。ちなみに、この時使用した材料は、米杉(レッドシダー)でした。
2021/03/09
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