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本日は、1週間前の11月16日に廻った芸北方面の紅葉のご報告の続きになります。芸北とは、安芸の国の北部です。現在の広島県の西半分が安芸、東半分が備後。西半分の北側が芸北となります。江戸時代以前の国名が由来ですが、今なお日本全国で旧国名がっ使い続けられているというのも不思議ですね。ということで、冒頭の写真は、「名勝 三段峡」の最奥部にある「三つ滝」です。安芸太田町筒賀の大銀杏を見た後、国道191号線を北上していくと、中国山地の奥深くに入っていきます。国道191号線というルートは、山口県下関を起点に日本海側を島根県の益田市を通り、そこから、中国山地を越えて、広島市に至ります。中国山地の標高の高いところを越えていくルートなので、周辺にはスキー場もたくさんあります。ということで、山間に入って一つ目は、深入山。標高1153M。毎年山焼きされるので、森林はなく、きれいな草原のような山です。なだらかで、登山中の見晴らしもいいため、家族連れの登山の方がたくさん来られます。子供がまだ小学生の低学年の頃に、両親らと一緒に登りましたね。そして、そこからさらに北上すると、「聖湖」というダム湖に出ます。ダムの駐車場に車を止めて、10分ほど歩くと、三段峡の最奥部にある「三つ滝」があります。ただし、ダムの下なので、ダムの上からダムの下まで山道を下る必要があります。高低差があって、帰りはかなりしんどいです。三段滝から少し下流に行くと、川幅がぐんと狭くなった「竜門」。滝になった部分もあるのですが、結構危険な感じで、高所が苦手な私は近づけず。「聖湖」の周辺は、どこもとてもきれいな紅葉が楽しめるのですが、残念ながらこの日が曇天で、カスミもかかり、かつ、風もあったりして、写真を撮るにはあまりいい日ではなかったですね。ということで、比較的湖面の穏やかな入り江の一枚。遠くの山がかすんで見えませんが、湖面から突き出した木々が印象的な場所。ダム湖の奥には「八幡湿原」があります。6月には野生のカキツバタが咲きますね。八幡湿原から帰途につきました。帰りはルートを変えて、186号線を広島方面へ。途中にあるのが、王泊ダム。少々かすんでいましたが、風もおさまってきて、秋の山を写す湖面がきれいでした。さらに下流に向かうと、温井ダム。猪山展望台からの一枚ですが、残念ながらかなりかすんでますね。山はいい感じで秋色になってきていますが、カスミがひどい上に、だんだん暗さも出てきて、ちょっと残念。これから1週間。山間部ではさらに秋が深まって、すでに初冬って感じですね。中国山地に初雪が降った、という記事もみました。確かに、夏から一気に冬になって、秋が短いと言われますが、実感しますね。
2024/11/22
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先週の土曜日(11月16日)に、ぐるりと、広島県の北西部の山間の紅葉を巡ってきたので、そのご報告。「廿日市市吉和 教龍寺の紅葉」を見たあと、国道186号線を安芸太田町方面へ。旧筒賀村の中心部にあるのが、冒頭の写真の「筒賀の大銀杏」です。私が人生の中で見た銀杏の中で、ここが一番立派だと思います。掲示してあった由来書きによれば、根廻 10.6M目通り幹周 9.85M樹高 48M。県の天然記念物に指定され、推定樹齢は1100年以上。樹形といい、広がりといい、文句のつけようのない立派な銀杏です。銀杏特融の立体感のある幹。下に向かって垂れさがった「乳」と呼ばれる現象もみられます。神社の正面から、道路越しの一枚。樹形も見事ですね。もうしばらくすると、この黄色い葉が地面に落ちて、黄色でふかふかな絨毯になり、子供たちがゴロゴロしながら戯れます。そういう意味では、これからが見ごろなのかもしれません。こちら、同じ筒賀地区にある「龍頭峡」の入り口。紅葉にシーズンにもかかわらず、駐車場にも車がなく、かなり寂しい感じでした・・・。散策すれば滝などもあるのですが、先を急ぎたい旅だったので、入り口付近を散策して立ち去りました。中国山地の秋の散策、後半はあらためて。
2024/11/20
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本日ご紹介するのは、廿日市市吉和にある教龍寺の紅葉です。たくさんの紅葉があるわけではないのですが、二本の紅葉の存在感に圧倒されます。かつては、檀家さんくらいしか知らなかったのだと思うのですが、最近では、カメラを持った人が結構きているみたいです。石の階段の上に山門があり、その前垂れさがるに真っ赤な紅葉が見えます。階段を上がるにつれ増してくる、その存在感と量感に驚かされます。三門の手前での一枚。枝が大きく外にせり出していますが、幹の姿は見えません。曇り空ではありましたが、まさしく、真っ赤な天蓋ですね。山門をくぐって一枚。紅葉の枝が大きく広がっているため、全体を一枚に収めることが不可能です。ということで、ちょっと離れて撮ってみるとこんな感じです。これでもまだ全体は写っていませんね。紅葉の下には、きれいに苔が生えていて、これもまた風情があります。人の大きさと比べてみると、紅葉の大きさも分かりやすいかも。この存在感を前にすると、いったいどこから撮ったらいいのか、悩みます。ということで、山門をくぐって、鐘突き堂に向かって一枚。紅葉の周りをぐるりと回りながら、写真と撮っていきます。苔の上に大きくの伸びた枝。緑の絨毯の上に、さらに、赤い絨毯を広げたようです。鐘越しの紅葉。フレームから全方向はみ出すくらいの、紅葉のボリュームです。寺院の塀際の紅葉。ほぼ半分近いボリュームが、外にはみ出してます。塀の外に出てみて、外からの一枚。外にも大きく垂れさがる、見事な紅葉ですね。ちなみに、1週間前の11月10日に撮った写真がこちら。畑仕事の手伝いに行った帰りに撮ったもの。1週間で、こんなに違うんですね。ということで、今週末がギリギリ見ごろかも。広島の山間部にお出かけの方は、一見の価値ありです~
2024/11/18
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本日は、予期せず遭遇した「立川イルミ」のご紹介。なんと、ちょうど東京蚤の市初日の11月1日(金)から始まったらしく、ラッキーでした。⇒立川イルミネーション「星の並木」11月2日。あいにく雨に祟られた蚤の市となりましたが、蚤の市の後、雨の中、昭和記念公園近くの「GREEN SPRINGS」で食事をしようと立ち寄ると、雨に濡れた路面に、イルミネーションの反射が美しい景色を作り出していました。雨のイルミネーションは、天気の日に比べて倍美しいといっても過言ではないですね。モノレール沿いのサンサンロードから、「GREEN SPRINGS」の2階に上がります。そこにもまた、美しいイルミのリフレクションがありました。クリスマスツリーもあって、すでに年末モードですね。ドーム型のイルミネーションも、鏡のように反射して、いいかんじ。こちら、蚤の市参加の、WOODPROスタッフ。「雨に唄えば」のイメージですね。ということで、いよいよ、イルミネーションも始まりました!イルミネーションと雨は、素敵ですね。
2024/11/06
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すでに2週間も経過してしまいましたが、淡路島に行ってきました。確か、淡路島の土を踏むのは、生まれて初めてです。ということで、冒頭の写真は、「淡路ハイウェイオアシス」から見た、明石海峡大橋。全長3911M。中央支間1991M。実際に車で渡ってみると、ほんとに長いです。淡路島は、「阿波路島」が由来という説もある。確かに、北は明石海峡、南には鳴門海峡があり、畿内からの阿波に向かう道となる島ではありますね。そして、こちらが、「道の駅うずしお」から見た鳴門海峡大橋。明石海峡大橋と比べると、かなり小さく見えますね。全長 1629M。支間長876M。サイズ的には、明石海峡大橋の半分以下になります。ただ、この狭い海峡を、潮の干満にともなって大量の海水が移動していくのですから、渦潮だってできるわけですね。
2024/10/25
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本日は、9月28日(土)に行われた、「宮島花火Night2024」に行ってきました。以前行われていた「宮島水中花火大会」が、安全管理などを理由に無くなって、とっても残念な状態になっていましたが、昨年から、規模を縮小してミニ花火大会が行われています。残念ながら昨年は見逃しましたが、今年はフェリーに乗って行ってきました。で、冒頭の写真は、その花火大会の写真の中の一枚です。ミニ花火といっても、18:45~19:15まで、30分間 2500発の花火が打ちあがるということで、島にはたくさんの人が来ていました。特に、鳥居と花火を一緒に撮影できる、厳島神社の西側には、すでにびっしりと三脚が並んで、入り込む隙もないくらいの状態です。18:00ころには、海沿いの参道にも人が幾重にも並んできました。私は、海に伸びた松の木の枝がちょっと邪魔になるため、カメラマンが避けた位置を確保。実際には、気になるほど邪魔にもならず、ラッキーでした。1台の台船から打ち上げられるので、横幅はあまりありませんが、大鳥居が一緒に入ると、それなりに絵になりますね。印象的だった、ちょっと不気味な赤い花火。そして、あっという間のフィナーレ。一気にたくさんの花火が揚がるので、いつも真っ白になってしまいますね。大きな花火があがると、松の木のシルエットが見えます。帰りは、フェリー乗り場の大渋滞で、長い列に並んでの帰途となりました。花火が終わって、船に乗れたのは、1時間後くらいでしたね。おそらく来年もあるのではないかと思いますので、気になる方は要チェック。
2024/09/30
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本日は、今年初めての花火鑑賞となった、「岩国港みなと祭花火大会」のご紹介です。冒頭の写真は、この花火大会で撮った写真のうち、一番キレイに撮れたもの。合成なしで、こんなにバランスよく撮れることはあまりないですね。花火大会も、安全上の理由や、予算上の理由から廃止があいついでいますね。全国的に人気の高かった「宮島水中花火大会」「岩国錦帯橋花火大会」もなくなりました。ということで、今年は、「岩国港みなと祭花火大会」に初めて行ってきました。始まる前の様子。岩国港の桟橋周辺の、結構狭い範囲が干渉エリアとなることもあり、開始前には、場所取りの敷物がいっぱいで、人もいっぱいです。ただ、場所取りは結構自由なようで、午後1時過ぎの様子がこちら。まだ、最前列も空いている状態だったので、最前列にブルーシートを敷いて、いったん帰宅しました。この時点では「ほんとに花火大会あるのかな?」って感じでした。とはいえ、18時過ぎに行ってみると、人がいっぱいで、トイレには長蛇の列。トイレはくれぐれも、早めに行っておくことをお勧めします。花火も見ごたえがあって、かなり頑張ってます。が、写真を撮る場合は、最前列は花火に近すぎて、全体が写りません。こんな感じです。ということで、写真を撮る場合は、もう少し離れた場所がおすすめかも。急遽、カメラのレンズを超広角に変更し、なんとか、通常の花火は収まるようになりました。そして、フィナーレ。花火の撮影は、光のコントロールがとても難しいですね。最終版の、連続して花火が揚がる場面では、えてして露出オーバーで、真っ白な写真になったりしがちです。「岩国港みなと祭花火大会」は初めてでしたが、思った以上に見ごたえもある花火大会でした。ただし、国道2号線の下り方面は、延々と大渋滞になりますので、要注意です。幸い私は、和木駅の近くに車を止めて、1.5キロほど歩いて会場に行った上、帰りは「上り」方向だったので、渋滞もなく、すんなり帰れました。場所は山口県ですが、広島市から西側にお住まいの方には、おすすめの花火大会です。
2024/07/22
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本日は、6月8日(土)に、曇り空の中、行ってみた「蛇の池」の睡蓮のご紹介です。「蛇の池」は、山陽自動車道、宮島スマートインターを出て、20分ほどの場所。宮島SAの背後にある山が極楽寺山で、その山頂付近に「蛇の池」があります。池の水面はほとんど睡蓮の葉に覆いつくされているくらいの状況で、この時期は花もいっぱい咲いてます。池の周囲をめぐる木造の遊歩道や、デッキが危険のため封鎖されていましたが、人も比較的少なく、ゆっくり鑑賞できます。人が少ないせいか、亀も陸上にあがってきて、写真を撮っている私の足元にからみついたりしてきます。色とりどりの大きな鯉がたくさん泳いでいて、きっと、お子様も楽しめます。埼玉に住んでいる孫がくると、行きたい場所として「蛇の池」をあげるほどです。売店では、鯉の餌も50円で売ってます。(売店があいていれば)水面に近いレベルでぱちり。やっぱり睡蓮は、水面と葉とのコントラストが美しいですね。白い睡蓮が多いのですが、赤い睡蓮もあります。水量が少し減ったのか、水面から少し首を突き出したように咲いている睡蓮。水面に映った枝に咲いている感じでパチリ。あれ、なにかついてるな、と思ったら、イトトンボでした。体長はおそらく、3センチくらいです。ということで、梅雨時期でも、それなりに風情が感じられる睡蓮の池。標高600M近くまで山道を登る必要がありますが、おすすめです。池の周囲は500Mほどで、ゆっくり散策して20分~30分。
2024/06/10
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関西蚤の市で京都に行った際、朝、早起きして、シェアサイクルを飛ばして伏見稲荷まで行ってきました。伏見稲荷についたのは、朝の7時過ぎでしたが、すでに外国人観光客を中心に、たくさんの参拝客。朝7時でさえ、人のいない千本鳥居を撮ることは難しい状況ですので、日中は鳥居の下側は人の列で隠れてしまうのではないか、と想像してしまいます。新型コロナも収束して、世界中で人が動き始め、日本は歴史的な円安。外国人観光客にとっても魅力的でしょう。伏見稲荷は、なんと、参拝客の7割が外国人だとか。この赤い鳥居の連なりに、何を感じるのでしょうね。調べてみると、日本から海外に渡航する人と、海外から日本に来る人の数が逆転したのは2015年のようです。2010年には、外国人観光客は861万人でしたが、コロナ前の2019年には3200万人。そして、昨年は2500万人まで回復。外国人旅行者にとって、円安というのは単にラッキーであっただけで、訪日する主な動機ではないのでしょう。それだけ、日本が魅力的な国だと認識されているということです。アメリカの旅行社の発表した「観光魅力度ランキング」の第一位が日本だとか。外国人によって、日本の魅力を再発見することって、確かにありますね。「DISCOVER JAPAN」といえば、1970年代に国鉄(現JR)が個人旅行者拡大のために始めたキャンペーンのキャッチフレーズ。1970年代といえば、戦後の復興期を経て、高度成長し、個人にも少しずつ余裕が生まれ始めた時期ですね。日本にはいっぱいいところがあるよ!日常を忘れて、さあ、出かけよう!という感じでしょうか。今や、Google street view では、動かずに世界中の景色を堪能することができます。それでもやっぱり自分の目で見て、写真に撮って、そして、さらに、それをSNSにアップして共有したいんですね。行かなくても見ることができるのに、行って実際に見たくなる景色が日本にはある、ということでしょう。伏見稲荷も、外国人が殺到するまで、京都観光のメインの場所ではありませんでしたよね。インバウンドによる、日本の魅力の逆輸入というのは、確かに、あります。有名な観光地の景色だけでなく、食文化や、国民性、日常の中にさえ、日本人が気づいていない魅力があるのかもしれませんね。
2024/05/09
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前半・後半に大きく分かれたゴールデンウィークも終わりましたね。皆様、よい休暇を取られたでしょうか?お仕事によっては、人がさ住むときにこそ忙しくなる場合もあり、「やっとゆっくり休める」という方もあるでしょうね。さて、私の場合は、前半は京都で行われた「関西蚤の市」に出展しましたが、後半はしっかりお休みできました。妻の実家である尾道にも行ってきましたが、義母に行きたいところを聞くと「せら」とのこと。世羅は、広島県の中央にい位置した高原地帯で、果樹園が多く、また、最近では「花の高原」としても知られています。テレビで「大谷選手の花絵を見ることができる」というニュースをやっていたらしく、それを見た義母は見たくなったらしい。大谷選手はもちろん実績もすごいのですが、高齢者の人気は特別ですね。野球など全く知らない義母ですが、どうやら大谷選手のニュースは気になるらしく、「理想の孫」像なのでしょう。ということで、「花の駅 せら」に行ってきました。入場料は1000円です。大谷選手の花絵の案内板。こういうのって、肖像権とかの問題はないのかな?と思うのですが、おそらく許可は取ってないでしょうね。義母も高齢で足腰も弱ってきて坂道もきつい、ということで、車いすに乗せて展望台へ。気づかずに通りすぎそうになりましたが、こちらが大谷選手の花絵でした。ドローンで真上から見るわけでもないので、パースがついているし、なんとなく花もまばらな感じで、輪郭もはっきりしませんね。中央付近に「17」という数字が見えますか?大谷選手はちょっと微妙でしたが、天気も良くて、気持ちのいい環境ですね。1000円という入場料が高いか安いかは価値観の問題ですね。GWの一日、お花に囲まれて癒されると思えば、高くないのかもしれません。世羅には、観光花園がほかにもいくつかあって、芝桜であったり、ふじであったり、チューリップであったり、季節によってメインを変えながら楽しめますので、花に癒されたい方はぜひ、どうぞ。
2024/05/07
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本日は、「関西蚤の市」がクローズしたあと行った南禅寺のご紹介です。冒頭の写真は、南禅寺水路閣の下で、腰かけて話をしている和装のカップル。なかなかいい感じなのですが、日中ですと水路閣周辺には観光客がワサワサしていて、アーチが連続したこのアングルをきれいに撮ることは難しいですね。私が南禅寺についたのは、17:35.すでに、お庭の拝観などはできませんが、お寺の門もあいていますし、境内には入れます。ちょうど新緑も美しい季節ですが、観光客の人影もまばらで、それも外国人の方が多い印象。貴重な滞在時間を目いっぱい有効に使いたい、ということなのでしょうね。京都三大門の一つに数えられる、南禅寺の三門。お金を払うと、門の上にも上がれますが、当然すでに終了後。三門をくぐって正面に見えるのは、法堂。人の姿もありません。そして、南禅寺と言えば、印象邸な水路閣。赤いレンガと、新緑のコントラストが美しいです。アーチ越しの新緑。水路の上には、実際、水が流れています。この水の水源は琵琶湖です。人の少ない水路閣を見たい場合は、夕刻がおすすめですね。
2024/05/01
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4月21日(日)。三原市忠海まで、妻のおばさんのお見舞いに行ってきた際、その途中で出会ったのが、冒頭の写真にある、棚田ののり面を染めた芝桜。天気は今一つでしたが、芝桜は見事で、思わず車を止めて写真を撮りました。芝桜の向こうにみえる「盛り土」が広島空港になります。歩道のガードレースには、こんな横断幕。この地域をあげての取り組みのようですね。入場料を取るわけでも、観覧料を取るわけでもない、住人の方には、何の利益にもならない取り組みですが、人の目を楽しませたいという思いがこの活動を支えているのでしょうね。本当に頭が下がります。山陽自動車道を河内インターで下りて、空港方面に向かい、空港の手前で河内方面に進んで山を下りると、善入寺・木谷地区があります。桜が終わったこの季節、芝桜のあでやかな彩はとてもいいですね。GWなど、広島空港方面に行かれた際には、ちょっとだけ足を延ばして、芝桜を見るのもいいですよ。芝桜の近くで見かけた、ちょっと異様な木々。しらべてみると、どうやらイチジクの果樹園のようです。薄い黄色は、冬の間「消毒」のために塗布してある薬かな。ちょっと不気味な感じではあります。
2024/04/22
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少し前の4月6日のことですが、広島市内の川沿いの桜を見ながら、広島市中区基町の高層アパート群の周りも歩いてみました。最初の写真は、アパート群の中心にある「公園」で、恐竜や象の形をした遊具が点在していました。ただ、遊んでいる子供はいませんでした。広島市の基町高層アパート群は、広島城の西側に広がるエリアで、戦時中は陸軍の用地でしたが、原爆投下からの敗戦を経て、原爆被災者が集まってバラックと建て始め、「原爆スラム」と呼ばれる不法占拠地となりました。「原爆スラム」を舞台にした映画としては「仁義なき戦い」があります。北大路欣也が追われて逃げ込んだのが原爆スラム。広島市の中心部です。今年は、そのそばにサンフレッチェ広島の本拠地である『エディオンピースウイング広島』も完成しました。「原爆スラム」と呼ばれたように、不法占拠された整備もされていない場所であったため、その問題解決のためにできたのが「基町高層アパート群」です。1969年に始まり、1978年まで、10年近くかかった大プロジェクトです。終戦が1945年なので、「原爆スラム」の解消まで、30年以上かかったんですね。高層アパート群は、一つの町として計画されたので、小学校や幼稚園、保育所もあり、11000人が居住できるように設計されているとのこと。高層アパート群の中央には、放射状に商店街が形成されています。かつては賑やかであった商店街も、今では人通りも少ないようで、土曜日だったこともあると思いますが、シャッターの閉った店舗が大半でした。現在は、ほぼ4000人が暮らしているとのことですが、その半数は65歳以上の高齢者。広島市の中心部にありながら、かなり寂しい街になっています。商店街の一角に突如の行列。どうやら、「中華料理 四季」に並んでいるようです。基町高層アパート群も、完成からすでに50年近く。街の活性化のために、学生の入居募集をしたり、収入制限を緩和したりといった取り組みも行われているようです。さすがに、アパート内に入ることは憚られたので入っていませんが、高層階から見る景色は、きっと素敵なんでしょうね。
2024/04/17
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今年の桜の開花は1週間くらい遅い印象でしたが、咲き始めると、散るのも早い印象でしたね。広島も、すでに沿岸部は葉桜となってます。13日の土曜日。父の野良仕事の手伝いに、広島県廿日市市吉和に行ってきました。私が住んでいるのも廿日市市ですが、そこから、一時間ほど中国山地に向かって走った、標高600Mの村が吉和です。標高が高いこともあり、春の訪れも沿岸部から10日くらい遅い印象ですね。野良仕事をする父の背景に咲くのは、すももの花です。吉和村はいつのころからか、村中に水仙が植えられて、4月の上旬から中旬にかけて、水仙と桜のコラボを見ることができます。こちら、中国自動車道吉和インターチェンジそばの水仙。背後の山は、スキー場もある女鹿平山です。広島市を流れる太田川の源流がこの吉和村になります。ここから、ぐるりと、安芸太田町を迂回して、広島市へと流れます。その太田川沿いの桜。村の診療所そばのシダレサクラと水仙。国道186号線沿いの水仙と桜。ライダーたちもたくさんやってきます。そんな吉和の桜ですが、風が吹くとこんな感じですでに桜吹雪。広島では、山間部の桜も、もう終わりですね。
2024/04/15
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昨日の雨で散ってしまった桜も多かったと思いますが、本日は、先週の土曜日(4月6日)に散策した、広島市の元安川沿いの桜のご紹介です。あいにくの曇り空ではありましたが、ぐるりと、約10キロほど散歩してみました。冒頭の写真は、平和大通りにかかる平和大橋から原爆ドーム方向を見たところです。左側が平和公園で、川沿いの桜並木も満開。背の低い船は、ここから、宮島に向かう船です。桜越しの原爆ドーム。特に早い時間帯では、外国人の姿が多いですね。平和公園から電車通りを越えて、さらに上流に行くと、観光客の数はぐっと減ってきて、地元の人の憩いスポットに。桜の下は宴会場ですね。そして、かつて「中央公園」のあった場所にできたのが、エディオン・ピース・ウィング。サンフレッチェ広島のホームスタジアムです。エディオン・ピース・ウィングから広島城のお堀沿いを歩いて、広島城の大手門からお城に。、お広島城の天守閣のそばから、原爆スラムの後に作られた基町高層アパートが見えます。お堀の向こう側にも桜並木がありますね。石垣と桜は「日本の心」石垣下から見上げる、桜越しの広島城。広島城を出て、スタジアムの前を再び通り、空鞘橋を渡って、来た時の対岸を歩きます。オープンな基町側とは対照的に、細い遊歩道に覆いかぶさるように桜並木があります。手すりの外側に腰掛けてお花見中。潮も引いてきたので、雁木から下に降りて、土手の下からの桜。10時から散策を初めて、川沿いをぐるりと回って、午後1時半ころもとに戻ってくると、すでに平和公園沿いは、大混雑でした。この週末は、名残りの桜を見ることができるかな。
2024/04/10
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この週末は、日本各地で5月の陽気の行楽日和となりましたね。ということで、私は、朝の8時に家を出て、宮島に行ってきました。宮島口まで車で20分ほどなので、周辺の駐車場もガラガラで、選び放題です。写真もいっぱい撮りましたが、まだぜんぜんまとめ切れていないので、とりあえず、町屋通りから、塔の岡方面に上がって、五重塔の見えるポイントからの一枚。ここからの風景は、紅葉のシーズンでもとても絵になるのですが、観光のメインコースから少し外れていることもあって、比較的人が少ないのでお勧め。印象としては、外国人が3割くらい。欧米系の外国人が比較的多いのですが、中には、インド系の観光団もあったりして、なかなか国際的です。すでに桜は満開を越して、散り始めという印象だったので、今週末はもう葉桜になっているんでしょうね。
2024/04/08
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梅と同じ時期に咲く「河津桜」は、春のお花見前の寒さの残る季節に彩を添える花として、日本各地に植えられていますね。ということで、本日ご紹介するのは、「海の見える杜美術館」の河津桜です。ここは、本当に穴場で、冒頭の写真のように、かなり満開に近い状態であるにも関わらず、ほとんど見物客もいません。この日は、雪交じりの天気で、かなり寒かった、ということもありますが、なんといっても「穴場」である一番の理由は、明らかな宗教施設に隣接していて、警戒されているためでしょう。 宗教法人「平等大慧会」の本部と隣接していて、その建物がいかにも新興宗教っぽいので、行くと勧誘されたり、注意されたりしそうな気がしてしまうのでしょうね。宮島に行かれた際、厳島神社から大鳥居の写真を撮ろうとしたときに、背後に謎の建物が邪魔だと思った方は多いと思いますが、まさしく、それが、その宗教施設です。こちら、厳島神社から鳥居を撮った写真ですが、その後ろに見えているのがその施設。いかにも怪しそうですが、美術館を併設していることもあり、庭園には誰でも入れます。私は、かれこれ15年前くらいから、しばしばここの庭園を訪れて写真など撮っていますが、勧誘されたことは一度もないので、その点は大丈夫でしょう。ただ、時折、警備員さんが声をかけてこられます。「写真を撮りに来ました」というと、「ごゆっくり、今、奥の梅園がきれいですよ」とか、教えてくれます。河津桜だけでなく、庭園もよく整備されていて、四季折々にいろんな花が咲いて、きれいです。信者と思しき方が庭の手入れをしておられる風景もよく見かけますね。今週は少し寒くなったので、この週末もまだまだ見ごろかもしれませんね。ゆっくり河津桜見物をしたいかたには、これ以上ない穴場です。2月には梅園があり、3月は河津桜、4月になると桜が咲き、春の花が咲き、四季折々見所がありますので、花が好きな方で、宗教アレルギーでない方にはおすすめ。
2024/03/05
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本日は、先週末に行われた「広島城オイスターフェス」に絡めた話題です。ここのところ、広島の街が大きく変貌を遂げつつあります。一つは、広島駅周辺の再開発で、もう一つが、広島城周辺エリアの再開発。こちらの写真は、「牡蠣フェス」会場から、お堀越しに撮った広島城と、基町高層アパート。基町高層アパートは、戦後に、焼け出された人たちが不法にバラックを立ててできた「原爆スラム」を解消するためにできた戦後広島の象徴です。「原爆スラム」問題解決には、1968年から1978年まで、10年の歳月がかかったとのこと。さて、オイスターフェスに話が戻ります。今年は広島のカキは不漁ということで、毎年「宮島ボートレース」で行われていた「大野牡蠣祭り」は中止に。義母が牡蠣が好き、ということで、しばしば「大野牡蠣祭り」に行っていましたが、今年は「広島城牡蠣フェス」に行ってみた次第。焼き牡蠣のテントにはどこも大行列です。RCC(中国放送)主催ということで、会場からの生放送も行われていました。こちら、リハ中の、女子アナウンサー。会場は大賑わいです。牡蠣だけでなく、いろんなお店が、お城の中や周辺に出店してました。お堀越しに見えたのが、先日できたばかりの「エディオン ピース ウィング」というサッカー場です。サンフレッチェ広島のホームスタジアムですね。広島城の二の丸には梅がちょうど満開。お城の白壁、石垣越しの梅は絵になります。二の丸から表御門を抜けて外に出ようとすると、正面には新しいサッカースタジアム。広島城周辺の景観も大きく変わりました。広島城からは、スタジアムに向かって真っすぐに遊歩道もできていて、景色も一変しました。広島城のあり「八丁堀」地区は、もともと、広島の中心地。ただ、近年では、広島市民球場の移転や、そごう別館の閉館などで寂しさも漂っていました。しかし、このサッカースタジアム完成とともに、、八丁堀からお城周辺エリア、さらに、平和公園を結ぶラインが大きな盛り上がりを見せてくれそうですね。
2024/02/27
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2023年もいよいよ終わりが近づいてきましたね。日本列島も大寒波に襲われていますが、この年の瀬に、今年の重大ニュースに加わるような事件や災害は起きてほしくないですね。今日の写真は、11月18日に撮った、「ひろしまドリミネーション」という、イルミイベントの風景です。2024年の1月3日までの開催ですが、これから、クリスマスもありますし、会場となる平和大通り周辺もにぎわうことでしょう。平和大通りの両側で、往復すると2キロくらいの距離にわたって展開されますので、端から端まで歩くのも結構大変。年末、お近くに行かれる方は、ぜひどうぞ。⇒Hiroshima Dreamination 2023
2023/12/21
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奈良のいまさらレポートですが、本日は「談山神社」です。「談山神社」という変わった名前の神社ですが、ここは、大化の改新の立役者である中大兄皇子と中臣鎌足が、この神社の本殿の裏山で、蘇我入鹿を打つべく談合したといわれています。その本殿がこちら。中大兄皇子は、のちに天智天皇となり、中臣鎌足は、藤原氏を賜り、藤原鎌足となって、その後の日本に多大な影響を与え続けます。ということで、この場所は、藤原氏にとっても特別な場所。鎌足没後、妙心寺という寺を建て、さらに、神殿を設けて「談山神社」となりました。ということで、この神社の御祭神は、藤原鎌足公です。前回この神社を訪れたのは、2009年なので、かれこれ14年前のGW。⇒談山神社の新緑新緑のもみじに彩られた社殿や塔を見ながら、これは紅葉の季節にぜひ見てみたいと思い続け、今年、やっと紅葉の談山神社に行くことができました。夕暮れ近くについたのですが、実に見事な紅葉です。十三重の塔と紅葉。拝殿の中から、外の紅葉。この十三重塔は、談山神社のシンボルですね。段々と周囲が暗くなるとともに、ライトアップの効果もでてきます。境内全体が色づいている印象ですね。拝殿の周囲の灯篭にも火が入っていい感じ。ライトアップされた十三重塔。ということで、念願かなって紅葉の談山神社を見ることができ、ライトアップも堪能して、宿に帰りました。24日(金)にお休みをいただいて行ったので、大きな混雑もなく、長谷寺、談山神社と、紅葉巡りができましたが、週末になると渋滞で駐車場に入るまで1時間以上かかることもあるとか。お休みをいただき、ありがとうございます。
2023/12/07
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すでに10日も前に行った奈良のレポートで失礼します。すでに、来年の参考になればというレベルですが、すみません。11月24日の午後から向かったのは、奈良県紅葉人気スポットNO1 の長谷寺です。真言宗豊山派の総本山。冒頭の写真は、本堂のある舞台から、五重塔方面を見たもの。逆光ではありますが、山全体が紅葉しているのが分かるかと思います。長谷寺で印象的なのは、階段に屋根のついた回廊です。先が見えないくらい長い回廊で、途中で登ることを断念するお年寄りもおられました。長い屋根付きの階段回廊を上がると、本堂があります。1650年、徳川家光により再建されたもの。本堂の床に映る紅葉もきれいです。本堂の舞台からの眺め。かなり遠くに見える大きな屋根の建物も、このお寺の一部の本坊。立派な五重塔ですが、昭和29年の建立。本坊の入り口から億を除くと見える紅葉。仁王門と紅葉を見つつ、退却。そして、この後、今回の奈良の旅のメインの目的であった「談山神社」に向かったのですが、それは日を改めて、機会があれば・・・・。
2023/12/05
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奈良の旅二日目は、11月24日(金)。通常営業日ですが、休日出勤の代休を取って、奈良の紅葉巡りです。奈良盆地の東側の山沿いを南下しながら紅葉をめぐる作戦。冒頭の写真は、天理の銀杏並木。この周辺は天理教の総本部があったり、天理大学、天理高校、その他教団関係の巨大な施設がいっぱいあってびっくり。そもそも、「天理市」という名前自体が「天理教」由来らしいので、完全に宗教都市ですね。さて、その天理市の中心部を抜けて向かったのが「小暦寺」。日本酒発祥の地とされているようです。本堂に向かう参道も紅葉がいっぱい。3000本を超える楓があるとか。9時開門にあわせて行ったので、駐車場にもすんなりは入れて、人も少なく、快適でした。やはり、平日、ということも大きいですね。紅葉がトンネルのように覆いかぶさった参道を抜けて、本堂へは石の階段を上がります。本堂の中は、撮影厳禁。「錦の寺」と言われる、古からの紅葉の名所です。福寿院の庭園から見る景色がまた美しいのですが、これもまた、撮影厳禁。やむなく、福寿院の門あたりからの紅葉です。こちら、福寿院の前。庭園からの景色は、白い塀の内側から、この紅葉を見ることになります。まさに、見所いっぱいの紅葉の名所でした。小暦寺に続いて向かったのは「長岳寺」。弘法大師空海の創建といわれる歴史あるお寺で、かつてはいくつもの伽藍や塔があったらしいのですが、明治維新の際の「廃物棄却」で大きな被害を受けたとか。本堂の前の池の周りにも、美しい紅葉。本堂前から、池に向かっての紅葉です。「ここからの眺めが一番」と、書いてありました。廃物棄却の被害で、現在は、それほど大きいという印象のお寺ではありませんが、美しい佇まいです。池越しの本堂。本堂からの帰り道。柿の直売をしてたので、「富有柿」と「次郎柿」を一籠ずつ買って帰りました。さすがに、奈良の柿は甘くておいしいですね。もっと買って帰ればよかったと後悔するくらいでした。そこから続いて、三輪明神、大神神社へ。三輪山そのものがご神体という、日本最古ともいわれる神社です。紅葉の名所としては出てきませんが、素通りはできず、参拝。ここでちょうどお昼を回ったので、参道入口にあったお店で、「にゅうめん」をいただきました。野菜にゅうめん肉にゅうめん二日目の途中ですが、今日はこのへんで・・・・。
2023/11/30
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先週末の飛び石連休に、蚤の市の代休を取って、紅葉の奈良に行ってきました!京都はものすごい人出だったようですが、奈良は京都ほど過密な混雑がなく、いいですね。広島から5時間かけて、奈良へ。駐車場渋滞を予測して、akippa で予約しておいた駐車場に車を止めて向かったのは、「奈良ホテル」。明治42年(1909年)開業し、奈良の景観と調和することを設計コンセプトとしたデザインとなっています。内部は、木質感にあふれていて、古い日本建築を感じさせる骨太デザイン。昔のままの、ちょっと歪んだガラスを通して、紅葉越しの興福寺の五重塔が見えます。奈良ホテルのロビー。宿泊客でなくても出入りできるので、一度は見ておきたいですね。ロビーの一角に置いてあるのは、1922年に、アインシュタイン博士が宿泊した際にも弾いたというピアノ。皇室御用達のホテルで、著名人にはやっぱり、奈良といえば「奈良ホテル」宿泊はできませんが、ケーキセットをいただきました。少々お高い、2400円ですが、とても上品なお味で、おいしかったです。まあ、場所代ですね。奈良ホテルを出て興福寺へ。残念ながら、興福寺は現在改修中でバリケードがあり近づけず。よって、下をカットしてパチリ。興福寺国宝館で、阿修羅像などを見たあと、東大寺へ。さすがに東大寺の参道は混雑してました。南大門をくぐって、東大寺の手前の東大寺鏡池には、いい感じの紅葉と大仏殿。紅葉と大仏殿。しか。そして、大仏殿へ。何度見ても大きいです。日本建築の大きな特徴は、壁面に「筋交い」がないこと。水平と垂直の部材を組んで作られていて、地震に対する耐性をアップさせる斜めの部材はありません。これも日本人の深い知恵で、揺れてもいいから、倒壊しない工夫ですね。そして、大仏様にご面会。台座3M。座高15M。飢饉、疫病、地震などによって社会には不安が満ちていた時、国家の安泰を願って作られたのが東大寺の大仏。なんと、国民の半数がかかわって752年に完成したという、大国家プロジェクトです。そんなこんなで、夕暮れとなりました。やっぱり、古都には夕暮れが似合います。鎌倉時代に再建された南大門にも明かりがともりました。昼間は金網で見えにくい、運慶作の金剛力士像もよく見えます。こちら、口を開いた阿形像。こちら、口を閉じた吽形像。「あ」から「ん」までで、万物の最初から終わりまで、ということらしいです。ならまちの駐車場への帰り道、黄昏の中に浮かぶ、ライトアップされた「浮見堂」がいいかんじ。奈良の旅、初日 終了。最後まで お付き合い、ありがとうございます。
2023/11/28
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本日は、11月18日(土)に行った、広島県安芸太田町加計にある「吉水園」の紅葉レポートです。吉水園のHPはこちら。⇒吉水園この庭園は、たたら製鉄で財をなした、加計隅屋という豪商が1781年の作ったもの。年に2回だけ、モリアオガエルの産卵の時期と、紅葉の時期だけ公開だれます。「京都に行かんでもええじゃん」と、見学客が言うくらい素敵な庭園なのですが、今年はなかなか寒くならなかった影響で、見ごろの手前くらいの印象でした。見ごろになれば、真っ赤な紅葉が池に張り出して見ごたえがありますが、今年は、まだまだ緑の葉が残ってますね。18日の土曜日、広島県では初雪を観測。吉水園を見学中も、みぞれが降ったりやんだりでした。それでも、赤く色づいていつ木もあり、緑から赤へのグラデーションもいい感じ。吉水園の中にある「吉水亭」というかやぶき屋根の庵越しの紅葉。吉水亭の中からお庭を見たところ。こちらは、1段高くなった、見晴台から。水面に移った紅葉も美しいのですが、今年の拝観は、昨日で終わり。紅葉もこれから、というタイミングですが、残念ですね。あいにくの天気ということもあって、人も少なく、ゆっくり見ることができました。今年はもう終わってしまいましたが、見ごたえのある美しい庭ですので、秋には、要チェックです。拝観後、加計名物の「たい焼き よしお」でたい焼きを食べました。行列もできたりするお店ですが、天気が悪かったせいか、すぐに買えました。肉厚のハネが特徴、あんこたっぷりのたい焼きです。
2023/11/20
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本日は、築城400年を記念して新装された福山城のレポートです。福山城といえば、新幹線の駅に最も近い駅として有名で、新幹線に乗っていても間近に見ることができます。こちら、お城の全体図。福山藩は10万石であったらしいのですが、城の規模は「100万石クラス」と言われ、福山の人の自慢でもあるようです。こちら、天守閣の最上階に設置してあったパネル。「水野勝成見参」とありますが、福山城を築城したのが「水野勝成」です。水野勝成は、徳川家康の従兄弟にあたるのですが、若いころから無鉄砲で、小牧長久手の合戦の際には、兜もかぶらずに戦場を駆け回ったりして、父親が激怒、家を飛び出して、諸国を放浪。九州などでも数々の勇名をとどろかせたのち、1598年に父親と和解し、家康の配下となり、関ヶ原の合戦でも活躍。そして、西国の外様大名の抑えとして福山藩10万石を与えられました。なにしろ、西国の外様大名の防衛という役割もあるため、城は百万石クラスの立派な城になったわけです。福山駅の裏側にでると、そこはすでにお城の石垣。実は、福山駅そのものが、もともと「お堀」を埋めて作った場所にあるので、福山駅を通過しただけで「入城」したことになるとか。お城への坂を上ると、正面に立派な櫓が見えます。この櫓は「伏見櫓」と言われ、京都の伏見城から移築されたもの。重要文化財に指定されています。福山城は、桜の名所としても知られています。この門も福山の大空襲で被災を免れて残ったもの。縦方向に筋状の鉄が取り付けてある「筋鉄御門」も重要文化財。鐘楼と伏見櫓。いずれも空襲を逃れて現存している建物です。こちらも、伏見城から移築されたという湯殿。実は、空襲で焼失したので、この建物は再建されたもの。木の扉に「五七の桐」が彫られていますね。「五七の桐」は、現在、日本国政府の紋章となっていますが、豊臣家の象徴でもありました。福山城は鉄筋コンクリート造で、内部は博物館になっています。内部は撮影禁止なので、残念ながら写真はありませんが、こちら、撮影可能な「火縄銃体験コーナー」。天守閣の最上階から福山駅方面を望む。福山城を築城したのは水野勝成ですが、その後、松平家を経て、阿部家が城主となりました。明治維新期に、安政の改革を行い、日米和親条約を締結した際の老中筆頭が、福山藩主の阿部正弘でした。国防を強化し、勝海舟を起用したのも、阿部正弘です。筋鉄御門越しの伏見櫓。改修が終わって福山城の見どころの一つが、天守閣の北面に張られた鉄の板。北側にはお堀がなかったことから、北の防御力をアップするために鉄板が貼られていたのだとか。鉄板が鋲で固定されています。福山を代表するホテル。「ニューキャッスル」。福山城は、福山市民の誇りでもあるんですね。福山城と福山駅はこんなに近いです。途中下車してもすぐに行けます。カープ坊やとコラボした、福山城マンホール。とっても行きやすいお城ですので、桜のシーズンは特にいいと思います。
2023/10/11
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熱海から箱根に向かうには、十国峠を越えていきます。十国が見渡せる、ということで、この名がついたのですが、十国とは、江戸時代の国の単位で読んだもので、「伊豆」「駿河」「遠江」「甲斐」「信濃」「相模」「武蔵」「上総」「下総」「安房」を指します。もちろん、冒頭の写真のように、富士山も美しい見えます。が、残念ながら、私が行った時には、富士山にはふもとまで雲がかかって、全く見えませんでした。実際の写真はこちら。この写真に、現地にあった案内板の写真を合成したのが冒頭の写真でした。あと、空も夕焼けにしてみました。さて、十国峠の山頂までは、ケーブルカーで行けます。先ほど書きました十国、「伊豆」「駿河」「遠江」「甲斐」「信濃」「相模」「武蔵」「上総」「下総」「安房」とは、静岡県から、山梨、長野、神奈川、東京、千葉にまたがる広大なエリア。NHK大河ドラマでは、そろそろ家康は、江戸に移封されるのですが、この十国の内、駿河、遠江を失ったものの、十国峠から見渡す、西向き以外のエリアのほとんどが家康の領土となりました。残念ながら、この日は雲が多くて、十国を見渡すことはできませんでしたが、360度にわたって見晴らしがよく、一度は行ってみたい場所ですね。雲が多かったということもあり、駿河方面には天使のハシゴが見えました。光芒の下に広がっている町は沼津でしょうか。ケーブルカーの最終便が17時15分ということで、それに乗って下山。昇り下りのケーブルカーは、ケーブルでつながっているので、人の乗っていないケーブルカーが上がってきていました。ということで、すでに3週間も前になった熱海の旅のレポートもこのあたりで終了です。お付き合い、ありがとうございます。今回は、いろんな場所に行けたのですが、唯一の残念は富士山が見えなかったことですね。
2023/10/06
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熱海に「起雲閣」という建物があります。かなり見ごたえのあるスポットなのですが、どうも意外と知られていないようで、「穴場」と言っていいでしょう。ということで、本日は「起雲閣」のご紹介です。熱海というところは、平地がほとんどなく、斜面に所狭しと建物が並んでいる印象ですが、その中にあって、「起雲閣」は広々として、ちょっとした別世界ですね。ここは持ち主が3人変わって、現在は、熱海市が買い取って管理しています。通りに面して立派な門がありますが、駐車場は裏側です。入場料を払って中に入ると、「起雲閣」の概要を説明してくれます。最初の所有者は、大臣も務めた内田信也氏。大正8年、足の悪い母親のために作った別邸でした。和風の美しい建物はその時のものです。その後、大正14年に、根津美術館で有名な、実業家の根津嘉一郎氏に売却され、別荘として、洋風の建物が増築されました。その後、昭和19年に手放され、戦後の昭和22年に、桜井兵五郎氏が購入し、旅館「起雲閣」を開業。ということで、大きく分けて、内田信也氏の母親の別邸時代の建物、根津嘉一郎氏の別荘時代の建物、旅館時代の建物の三つに分かれます。最初に、そういった説明があり、わかりやすいです。広い庭を見渡せるガラスの窓も、微妙に波打った大正時代のガラスです。天井の高い、青い壁の和室。青い壁は、後からのものだとか。広々とした和室の広間です。2階に上がると、庭を見渡すことができます。2階から、根津嘉一郎氏が増築した洋館の屋根が見えます。特徴的な黄土色の瓦屋根の手前にちょっと違った感じのガラス張りの屋根が見えますが、ここがあとで見学する「サニールーム」立派な渡り廊下を通って洋館へ。これが、2階から見えたガラスの屋根の下のサニールームです。屋根を透過した光が、空間を満たして、なんとも気持ちのいい空間になっています。ステンドグラスも美しく、見ごたえあり。そして、この床なのですが、一見写真では絨毯っぽいのですが、タイルです。サニールームの隣には、ダイニング。寄木の床は昔のままだとか。こちらは、応接室でしょうか。暖炉もあって、柱や梁も見えるようにしてあり、重厚な作りです。別方向から。柱や梁が見える重厚なデザインなのですが、特筆すべきは、そのすべてが「手斧(ちょうな)仕上げ」であるということ。柱も梁も、表面に刃物の跡が残ってます。もちろん、ドアもこの通り。さらに、窓の桟までというこだわりようです。こちらはダイニングでしょうか。旅館時代は、ここに畳を敷いて、客間として使っていたとか。船底天井もステンドグラスで、独特のデザインです。こちら、ローマ風呂。確かに、ローマっぽい感じ。旅館スペースへ。旅館スぺースは庭に面して、落ち着いた和空間。かつては、熱海を訪れた文豪や著名人たちもこぞって宿泊したようです。金色夜叉の尾崎紅葉の「紅葉の間」。そして最後に、再び移築された、内田信也氏の母親のための別邸。足の悪い母親のために、部屋も廊下もバリアフリーです。ということで、最後に、旅館時代にラウンジだったカフェで、コーヒーをいただいて見学終了。どうも、私たちが最初のお客様のようでした。とっても見ごたえがあるので、一度は見ておきたいスポットです。想像した10倍くらい広くて、見ごたえありました。
2023/09/29
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本日は、熱海の伊豆山神社にお参りしてきたご報告です。熱海の神社といえば、巧みな演出で観光客増大中の「来宮神社」が知られていますが、神社としての由緒、格式で言えば「伊豆山神社」が一番。2019年に来宮神社に参拝した時の記事はこちら。⇒熱海 来宮神社に参拝大きなクスノキは迫力もあり、素晴らしいのですが、なにしろ、演出の仕方が現代風で、若い人たちを中心に大人気です。熱海の市街地から徒歩圏内、というのも大きいでしょうね。さて、伊豆山神社ですが、こちらは、平安時代よりももっと昔からあり、伊豆の要とされてきました。大河ドラマ「鎌倉殿の13人」でも出てきましたが、源頼朝と北条政子が逢瀬を重ねたともいわれ、頼朝の信仰も厚く、伊豆山神社で「源氏の再興」を祈願し、それを成し遂げたことから「関八州総鎮護」としました。さらに、徳川家康も厚く崇拝したとのこと。また、頼朝と政子の縁を取り持ったということで、「縁結びの神」でもあります。ちなみに、関八州とは、武蔵・相模・上野・下野・上総・下総・安房・常陸 をいいます。現在の関東地方ほぼ全域ですね。こちら、頼朝と政子が座ってデートしたといわれる石。イメージ図。「縁結びの神」ということで、こんな写真スポットもあります。そんな由緒ある伊豆山神社なのですが、観光的に来宮神社に先を越された大きな理由は「立地」だと思われます。何しろ、駅から遠く、標高170Mの位置にあり、海から887段の階段を登ってくる必要があります。車ですと、神社の本殿のそばまで来れる(台数に限りあり)のですが、やはり、徒歩はきついです。神社の境内から、参道の階段を見下ろしたところ。手水舎には、紅白の竜。伊豆山の地下には、紅白の竜がおり、その尾は芦ノ湖にあり、温泉の湧くところは、この竜の目や鼻、耳などの「穴」である、と伝えられているとか。見晴らしもいいです。ということで、日帰り観光では、ちょっと遠慮したくなる立地ではありますが、ぜひ、参拝できて、ほんとによかったです。2021年7月3日に熱海を襲った土石流は、伊豆山神社のそばの谷筋で発生しました。現在、復旧中です。こちらが被災した谷筋を車から撮ったものですが、かなり急勾配の谷なので、一気に海まで土石流が届いてしまうことが想像に難くありません。伊豆山神社に案内してもらった熱海在住の友人によれば、責任の所在が段々と曖昧になったままだとか。完全な人災による土石流なので、原因をしっかり究明して、責任の所在を明らかにしてほしいですね。
2023/09/27
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すでに1週間あまり前の話になってしまいますが、9月17日に、生まれて初めて箱根の大涌谷に行ってきました。噴煙あがる荒野の向こうに見える山が、冠ヶ岳(1409M)。箱根というところはもともと全体が「箱根山」という火山で、噴火の結果、大きなカルデラを形成し、中央部に、冠ヶ岳(1409M)、神山(1438M)、箱根駒ケ岳(1456M)などの山々があります。大涌谷は、冠ヶ岳の斜面は3100年前に水蒸気爆発を起こしてできたものとのこと。しばしば観光地の渋滞ニュースにも取り上げられる場所なので、渋滞を予測して、駐車場の開く9時前を目標に熱海を出発したのですが、なんと、大涌谷の2キロ手前から渋滞です。今回の旅行は、私たち夫婦ともども、亡くなった友人の奥様にお世話になりっぱなしであったのですが、大涌谷に案内いただいたのでも、その奥様。渋滞にかかってしまったということで、私は、手前1.2キロのところで車を降りて、徒歩で大涌谷に向かいました。先行して大涌谷についてみると、駐車場には「空き」があるものの、入り口の料金所のところで詰まっているようでした。ということで、自動車の方は、20分くらい遅れて駐車場に入場。結果、1時間近くは、渋滞に並んでいたようです。初めて見る大涌谷。水蒸気爆発で、山の斜面が吹っ飛んでできただけあって、迫力あります。今は大涌谷の中を歩く遊歩道は進入禁止です。それでも、観光客でいっぱい。大涌谷といえば、「黒たまご」。大涌谷の地熱のガスを利用してゆでるのですが、殻の鉄分と、硫化水素が反応して、硫化鉄になるため、殻が真っ黒になるらしい。殻をむくと、中はふつうに白いゆで卵です。大涌谷を超えていくロープウエイを見ていると乗りたくなったので、乗ってみました。眼下に、迫力のある大涌谷が見えます。ただ、このロープウエイは、一部分だけ乗るということができず、往復か、片道の2種類だけ。大涌谷は、ロープウエイの中間地点なので、そこから大涌谷を超えて、「早雲山」へ。大涌谷を超えていくと、眼下に見えるのは、強羅です。正面に見える山は、箱根カルデラの外輪山なんですね。早雲山で強羅方面を見た後は、そのままUターン。途中、再び大涌谷を超えてさらに、芦ノ湖まで行きます。芦ノ湖は、箱根山のカルデラ湖で、富士山の火山活動でできた湖ではありません。芦ノ湖について、海賊船を見たら、またまた、Uターンして、大涌谷に戻りました。ロープウェイは魅力的なのですが、4人家族で乗ると、それだけで10000円・・・・。渋滞に並ぶか、ロープウェイで行くか・・・。悩ましいところですね。
2023/09/25
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敬老の日に絡む三連休を利用して、熱海に行ってきました。メインの目的は、5年前に他界した大学時代の友人のお墓参りなのですが、その友人の奥様にいろんなところにを案内いただいたので、熱海周辺の地理にもちょっと詳しくなりました。ということで、本日は、真鶴半島の先端にある、「三ツ石」のご紹介。真鶴半島は、三浦半島と伊豆半島に囲まれた相模湾に、ちょこっと突き出した感じで出ている半島です。この写真は、友人の遺骨が眠る高台の墓地から、真鶴半島を見下ろしてとったもの。市街地の向こうに、緑に覆われた小さな半島が見えますが、それが真鶴半島です。その先端には、ケープ真鶴という施設があって、そこから階段を下に降りていくと「三ツ石」があり、角度によって、三つ目の岩がはっきり見えるとのこと。海岸まで降りると、その分上がらないといけないので、階段を途中まで降りて引き返したので、この角度の写真だけですみません。干潮時には、三ツ石まで歩いていくこともできるようです。赤い鳥居があって、二つの岩の間に縄がかけられていて「夫婦岩」といった風情なのですが、三つ目の岩が向こう側にあるようです。海岸への階段を下りていく途中にある「カフェ真鶴見晴し台」こちらで、かき氷をいただきました。2021年7月19日の「帰れマンデー」のサンドイッチマンのバスの旅でも行ってましたね。広島からの観光では、なかなか真鶴半島の先端まで行くことはないと思いますが、今回、ご案内いただけてよかったです。相模湾越しに、平塚から湘南方面が遠望できて、いい場所でした。
2023/09/20
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ギフトショーが終わった翌日の移動日。上野東照宮にお詣りした後、たまたま通りかかった国立科学博物館に入ってみました。予定では西洋美術館に行こうと思っていたのですが、残念ながら休館。ということで、代わりに入ったのが「国立科学博物館」でした。冒頭の写真は、国立科学博物館の外観。1931年に建てられた歴史的な西洋建築ですね。展示のメインは、本館の背後にある「地球館」という新館で、思った以上に分かりやすく魅力的な展示でした。ただし、地球の成り立ちから、生物の誕生、進化、科学の進歩など、内容が詳細で多岐にわたっており、それぞれ、しっかりとした説明などもあるので、本気で見れば、1フロアー1時間以上はかかるでしょう。恐竜の化石などを展示してあって、地球の誕生から、生命の誕生、海から陸へと生命が広がり、両生類から恐竜、哺乳類へと、生き物が進化した過程もわかりやすくビジュアルで見せてくれます。子供たちも、大満足で興味津々。こちら、牛の腸。とにかく長いのですが、こんな展示もあって、それぞれに分かりやすい説明が添えてあるので、しっかり勉強するつもりなら、なかなか先に進めませんね。動物たちのはく製。急ぎ足で見て回ったのですが、子供たちにとっては、素敵な刺激になりそうです。図鑑の世界が、リアルに目の前に広がっている印象でした。人類の進化、ということで、旧人類の骨から復元された、当時の人の姿。子供も大好きなティラノザウルス。科学の進歩についてもしっかり説明してあります。「木から鉄へ 道具から機械へ」エジソンの電球。元素記号の説明。地球館から、本館に移動すると、「日本館」があります。こちらには日本についての展示があります。天井も低いので、地球館と比べると、地味な感じはします。ただ、本館なので、冒頭の写真の建物の内部が見学できます。吹き抜けのエントランスホール。ステンドグラスも美しいですね。ということで、駆け足での見学となりましたが、また機会があれば、じっくりと見てみたいと思いました。
2023/09/14
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東京ギフトショーが終わって、9月9日(土)は、広島に帰る移動日になりました。午後からの新幹線を取っていたので、それまでの間、どこに行こうか思案した結果、「上野」へ。天気はあいにくの雨。上野には、これまで何回か行ったことがありましたが、これまで行ったことがなかった上野東照宮へ。上野東照宮は、精養軒の前を過ぎたところを左に参道を入っていくのですが、参道も結構長いです。石畳の参道の両側には、石灯篭が並びます。途中、五重塔が見えますが、これが「寛永寺五重塔」です。説明板によれば、本来は「東照宮五重塔」であったのですが、明治維新後の「神仏分離令」によって、五重塔は仏教施設であるとして、取り壊しの対象となりました。そこで、この五重塔を寛永寺の所属であると申請し、取り壊しを逃れたとのこと。そんなわけで、この五重塔は、本来は、東照宮の付属施設です。色あせていますが、NHK大河ドラマ「どうする家康」のポスターも貼ってありました。松潤の家康はどうかな?と思ってみていましたが、見ているとだんだん違和感もなくなってくるものですね。東照宮の周りは塀で囲まれていて、無料で入れるのはここまで。金箔、彩色を施された立派で華やかな門です。中央が盛り上がっていて、左右がなだらかになった、陣笠のような形の屋根を持つ門を「唐門」と言います。この塀の内側に入るには、拝観券が必要です。500円ですが、社殿の中には入れません。そのせいか、唐門の前で引き返す人がほとんどです。塀の中に入ると、まずは、樹齢600年を超える立派なクスノキのご神木が迎えてくれます。600年ということは、当然、江戸幕府ができる前からここにあるということですね。ご神木の前には「静心所」として、板の桟敷があります。ここで、ご神木と向き合い、心静かに参拝を、ということですね。あいにくの雨の中、「PHOTO SPOT」と書かれた台にカメラを置いて自撮り。拝殿正面の扉も金ぴかです。裏から見る唐門。日光東照宮を思わせる派手な彩色です。中を拝観できないのが残念です。建物の前をぐるっと回って、退場。確かに、500円はちょっと高いように思いますね。「東照大権現」は、徳川家康の神様としてのお名前。雨の上野東照宮もまた、風情がありますね。
2023/09/12
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「仙崎」といっても、全国的にはさほど有名な場所ではないでしょう。青海島の付け根にある町で、中心の産業は漁業。一番の有名人は「金子みすゞ」です。青海島にはクジラの記念館があったりして、このあたりは、クジラ漁の基地としても反映していました。「仙崎駅」は、山陰本線のルートからそれた場所にあります。小さな木造の駅舎があります。中に入ると、壁面に描かれているのが、金子みすゞ。「みんな違ってみんないい」という詩を聞いたことがある人は多いと思いますが、その作者です。駅舎の中の金子みすゞの肖像は、メッセージカードを集めて描かれていました。無人の改札を抜けてホームに出ると、線路にも、ホームにすら草が生えていて、利用者の少なさがにじみ出ています。駅のホームに掲げられた、金子みすゞの詩。これが「みんなちがって、みんないい」のもとです。いい詩ですね。さて、その駅舎の壁面には、鮮やかな壁画が描かれています。冒頭の写真はその中の一部ですね。仙崎、青海島の主要産業であった「くじら」をモチーフにしたその絵は、仙崎の児童によって描かれたものです。とっても、いい味ですね。クジラの泳ぐ海に、日が昇ります。その説明板。平成17年に、長門在住のイラストレーター尾崎真吾氏の監修で、仙崎小学校の児童たちが描いたとの説明。ほんとにかわいらしくて、暖かくて、いい絵です。クジラ漁は日本の文化だとも思うのですが、どういう理屈か、牛は殺して食ってもいいけど、クジラはダメだ、という欧米の論理でもって、「クジラ漁は悪」「非文明的」というレッテルが貼られてしまいましたが、戦後の食糧難の時代には、学校給食にも出てきて、人気のメニューでした。もし、山口県長門市に行かれた際には、仙崎駅のクジラの絵を見てみましょう。小さな駅舎に書かれた絵のパノラマです。
2023/08/28
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本日ご紹介するのは、日本とは思えないような青い海が印象的な、山口県の角島です。少々時間がたってしまいましたが、7月16日に行ってきたので、そのレポート。角島の美しい風景を見るには、一番大事なのは、天気ですね。この日、梅雨の間の久々の晴天で、まさしく、角島日和でした。冒頭の写真は、角島大橋を正面から見た印象的なアングルですが、この場所には駐車場がなく、私も下の駐車場に止めて歩きました。正規の展望台は、大橋の入り口の脇にありますね。下の展望台からも、きれいな角島大橋と海が見えます。角島に渡ると海水浴場がありますが、この海もきれいですね。写真だけ見ると、沖縄かと思うくらいですが、テントが本土っぽいかな、島についたのは午前10時半くらいですが、ぼちぼち島内の道路も混みあい始めていました。海水浴場を過ぎると、角島灯台が見えてきます。回っているイカも印象的です。角島灯台は、御影石を使って作ってあり、塗装もしてありません。高さは30Mあり、有料ですが、上ることもできます。上から見ると、こんな感じで、日本海を一望できます。眼下には整備された公園も見えます。公園の先に、ハマユウの群生地があり、角島の花と言えば、「ハマユウ」です。公園入口の階段にも、ハマユウのデザイン。公園の先端には神社があり、その周辺が、ハマユウの群生地となっています。ハマユウ&角島灯台。ハマユウの花は白く細いのが特徴で、根本付近には肉厚の葉がありますが、茎には歯がなく、彼岸花にも似ています。調べてみると「ヒガンバナ科」の多年草でした。夏の角島を代表する花です。青い空と、白い花が印象的。角島灯台まで行ったら、ぜひ、ハマユウの群生地にも足を運びましょう。散策しているうちに正午を過ぎ、空には積乱雲も出始めました。昼過ぎ、角島から出ようとしたら、既に角島側から大渋滞。橋の上にも車がぎっしり。渋滞を抜けるのに、45分もかかりました。お帰りの際は、ご注意を。
2023/08/03
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本日は、7月29日(土)に、4年ぶりに行われた「おのみち住吉花火まつり」に行ってきましたので、そのご報告です。ここ3年は、どこもコロナで花火は自粛。隅田川の花火大会が過去最高の人出、というニュースもテレビで見ましたが、尾道の花火大会も相当な人出だったと思います。尾道の花火大会は、狭い尾道水道で行われるので、見る場所としては、水道を挟んで、尾道側か、向島側かに分かれます。メインは、やはり、尾道側の市役所周辺となりますので、相当混雑します。ましてや、写真を撮ろうと思うと、相当早い場所取りが必要ですし、他の方への迷惑も考えないといけません。ということで、今回は、向島側で撮影することに。向島には、妻の実家もあるので、花火後の帰宅も楽です。午後5時過ぎに、キープした場所にスタンバイ。中央に見える台船から花火が上がります。そのため、横方向には広がりがありません。台船の向こう側に見える大きな建物が尾道市役所。その背後の山が浄土寺山です。浄土寺山を拡大してみると、こんな感じ。山頂には、浄土寺山展望台があり、麓の浄土寺から、鎖場があったりする登山道があります。よく見ると、鎖場のある岩の上にも、人がいっぱいいるようです。さらに拡大してみたのがこちら。滑落が心配になるくらい、人がいっぱいいました。三脚らしきものもたくさん並んでます。私がキープした場所もこんな感じ。カメラマンの方がスタンバイ中。そして、午後7時半。明るさの残る尾道水道に花火が上がり始めました。尾道の花火は、横の広がりがないので、基本縦位置の撮影ばかりになりますね。だんだんと暗くなってきます。普通に花火を撮るだけだと単調なので、こんな写真も撮ってみます。適当に、ピントを外したり、ズームしたりすると撮れます。ちょっとSFっぽい写真になりますね。花火が上がっている間も、フェリーが動き続けていますので、船から観覧するのもおすすめですね。例年は9時過ぎまで行われて、少々間延びした印象でしたが、今年は一気に8時半で終了。13000発が1時間であがるので、水分補給も忘れるくらいの密度でした。そして、花火が終わると、大渋滞。私は、渋滞する車の横をぬうようにして、歩いて妻の実家に帰りました。
2023/08/01
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本日ご紹介するのは「元の隅神社」です。2015年に、CNNが「日本で最も美しい場所31選」に選出したことにより、一気に有名になり、絶景の観光名所となりました。7月16日に初めて行ってきたのですが、確かに美しい場所でした。青い空と、真っ赤な鳥居の列。そのコントラストはインパクト抜群。ただ、天気に影響されるところは大きいですね。こちらは、鳥居の上部に賽銭箱が設置された「日本一入れにくい賽銭箱」。下から、上の箱に投げ入れます。私も10回以上投げて、やっと入れることができました。「トイレに行っておいた方がいいよ」とは、知り合いのお嬢様の助言。なにしろ、道は狭く、大渋滞になるので、2時間くらい並んで駐車場に入れるようになることもあるらしい。ネットで調べると、8時までに到着するのがベストとのこと。長門市内に宿泊していたので、早めに支度して、朝いちばんで出発。8時前に到着したので、渋滞もなく、スムーズに駐車場に入れることができました。123本の鳥居をくぐって降りていきます。昭和30年に、地元の網元さんの枕元に白狐が立ち、お告げあって、それからここに神社が建てられたとのことなので、歴史のある神社ではありません。鳥居は昭和62年から10年がかりで整備されたとのこと。もともとこの場所は、神社のできる前から「竜宮の潮吹」として知られており、打ち寄せる波が岩の風穴などにぶつかって、高く潮が上がるようです。ただ、潮の加減や、打ち寄せる波の大きさにもよるので、この日はお目にかかれず。この岩にぶつかって、潮が高く舞い上がるようです。よく見ると、岩には穴が開いていたりします。青い空と、赤い鳥居のコントラストが、なんとも美しいですね。オニユリも咲いてます。オニユリとアゲハチョウ。元の隅神社を後にしたのは、9時12分。まだ駐車場にもスムーズに止められそうでしたが、満車になりつつありましたので、10時到着だと厳しいかもしれないですね。道も狭いので、早めの到着がおすすめです。
2023/07/26
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我が家から車で15分くらいの場所に、「妹背の滝」があります。私が小学生の頃には、遠足のコースにもなっていた場所ですが、いつの頃からか、子供たちの水遊びスポットとなっています。夏休みが始まって、初めての日曜日。10時半頃に行ってみると、駐車場は満車。周辺の道路にも、路上駐車の車がいっぱい、という状況でした。車を止める場所にも困って、周辺をぐるぐる回っていたら、たまたま駐車場があいたので車を止めることができました。おそらく、朝早く来たグループが、帰っていたのでしょう。「妹背の滝」の入り口には、大頭神社があります。大山祇命、国常立命を祭る神社です。「大頭」の由来は、イザナギが、出産の際にイザナミにやけどを負わして死なせてしまった火之迦具土神(ヒノカグツチ)と戦い、殺したのですが、火之迦具土神(ヒノカグツチ)の頭が飛んできたのがこの場所で、それが大山祇命になった、という伝承からです。愛する妻が死んでしまったとはいえ、子供を殺してしまうというのは、神話とはいえ、理解に苦しむところですが、誰かが死ぬと、それが分かれて神様が増えていくのも、深い真理なのかもしれません。歴史ある神社のほとりを流れる川では、すでにたくさんの家族連れが水遊びをしています。夏越の大祓いの茅の輪がまだ設置されていました。茅の輪越しに見える滝は、妹背の滝の雌滝。細く、高いのですが、時にほとんど枯れている時もあります。遊歩道を歩いて少し奥に入ると、滝の音が聞こえてきます。滝の前には、人の姿がたくさん見えました。ここは、秋には紅葉もまあまあきれいです。⇒近所の紅葉2021 妹背の滝&速谷神社滝の前は、すでに、こんな感じ。妹背の滝の雄滝の前も、人がいっぱい。深い滝つぼもなく、水もきれいで安全。小さなお子様でも、安心して遊べるということで、いつの間にか、水遊びの大人気スポットとなっていました。暑い日が続きますので、この妹背の滝は、とってもおすすめです。ただ、車を止める場所に困るので、早めのお出かけが必須です。
2023/07/24
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本日は、「萩 明倫学舎その2」 です。明倫学舎は、山口県の登録有形文化財の第一号。現在の建物の多くは、昭和10年に建てられたものですが、もとは、長州藩の藩校「明倫館」のあった場所です。実は、14年前、この校舎がまだ現役の小学校として使われていた時に、訪問したことがありました。その時のブログがこちらです。⇒萩 明倫小学校冒頭の写真は、数少ない、明倫館時代の建造物である正門ですね。こちら、「藩校 明倫館」時代の模型。現存しているのは、主に四つ。正門、聖廟、練武場、水連池。冒頭の門は、中央手前の門ですね。模型の右端にあって、ケースの桟に隠れてしまっていますが、現存する練武場「有備館」。諸国を歩く修行者も受け入れていて、坂本龍馬も訪れたことがあるとか。ボランティアの方が、詳しく説明してくれたので、とても勉強になりました。ここで、剣の修行が行われたんですね。高杉晋作のパネルもありました。高杉晋作は、実際に、この道場で稽古していたんですね。こちらは、槍の稽古をした土間。土間の壁面の上部についているのは、槍を立てるための突起。大きな梁があらわになった、畳の間。こちらは、藩士の練武する姿を見学するための場所、当時は畳が敷き詰められていたとのこと。ガイドの方が「古い建物というのは、いくらでもあるけど、これは珍しいですよ」と見せてくれたのは、江戸時代から使われている「畳」。畳の裏側に「安永」と書いてあります。西暦で言えば、1772-1781年が「安永」ですから、今から240年も前ということになります。もちろん、畳表は何度も張り替えているようです。明治維新の頃、日本各地で、それまでの身分を失った武士たちの不満が渦巻いていました。明治維新の雄藩である長州も例外ではなく、不平士族が、この「有備館」に集まって「萩の乱」を企てたとのこと。こちら、不平士族の鬱憤晴らしに切り付けられたという刀傷だとか。すごい時代を経て、現代があることが分かります。こちら、当時のまま残る「水練場」。田村淳の「池のぜんぶ部抜く」もやってきたけど、たいしたものは出なかったとのこと。藩校明倫館の中央にあった「聖廟」とは、孔子を祀っていた廟です。当時の教育の中心には儒教があったので、藩校には必ず孔子が祀られていました。その聖廟は移築され、明倫館から800Mほど離れた「海潮寺」の本堂として使われています。なんでも、海潮寺の本堂や火事で焼けてしまったので、移築したとか。そのため、今もその聖廟を見ることができます。こちら、海潮寺の本堂。ちょっと普通のお寺とは雰囲気が違いますね。瓦にも「聖廟」と入っていますね。ということで、明倫学舎のご紹介は終わりです。今回、詳しくご紹介できませんでしたが、本館の後ろの二号館は有料の資料館となっていて、じっくり見ると時間はそこそこかかりますが、勉強になります。たとえば、こちら、幕末当時に使われた銃。アメリカでは南北戦争が終わり、大量の古い武器があまっていたため、日本に売りつけられました。明治維新という日本の内乱も、欧米の陰謀だという話がありますが、あり得る話です。
2023/07/20
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海の日に関わる、猛暑の三連休となりましたが、いかがお過ごしだったでしょうか?私は、久しぶりに車で一泊二日の旅に行ってきました。15年ぶりの、萩-長門の旅です。三連休初日の15日(土)は、あまり天気がよくありませんでしたが、まずは、幕末の雄藩 長州の城下町 萩へ。最初に立ち寄ったのは、「明倫学舎」です。長州藩の藩校である「明倫館」の跡地に作られた「明倫小学校」の校舎を利用して、資料館に利用しています。木造の立派な校舎が4棟。古い校舎が一列というのはよく見ますが、4棟も並んでいるところはなかなかないと思います。立派な玄関。中は、資料館として整備され、レストランやお土産物屋などもあります。階段から見る教室。私が小学生の時に通っていた小学校はまだ木造で、確かにこんな感じでした。階段手摺の親柱の上部には、大きな亀裂が入っていました。木目を見ていただくと、割れ目の上あたりに年輪の中心がありますね。これは、いわゆる「芯持ち」という材料で、柱にすると必ず亀裂が入ります。おそらく、大きな亀裂は、あらかじめ木に割れ目を入れて置く「背割り」という加工ですね。校舎の廊下の窓越しに見える向かいの校舎。なかなか雰囲気あります。大きな学校であったことがよくわかりますね。復元された教室。机は木製の新しいものになってました。中央の階段。城下町萩の中心にある学校だけあって、かなり立派な作りです。ちょっと薄暗くて分かりにくいのですが、左端に松陰先生のパネルがあります。木製の格子窓を固定する、真鍮製の金具。廊下と教室も仕切る木製の窓。校舎と校舎の間の中庭も整備されています。この明倫学舎は、10年ほど前まで、現役の小学校として使われていました。今は、隣に新しい校舎ができて、子供たちもそちらに通っています。明倫学舎のご紹介、まだまだ、あるので、日を改めて~
2023/07/18
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本日は、GWの間に行った、赤坂迎賓館のライトアップについてのレポートです。赤坂迎賓館は、その名の通り、海外品の賓客をもてなすための施設です。ただ、そういった行事のないときは一般公開されていて、特にGWには、夜間のライトアップ&拝観時間が延長されていました。以前から、家内が「迎賓館を見たい」と言っていたこともあり、GWの上京の最後は、市ヶ谷にホテルをとって、迎賓館のライトアップを見ることにしました。計画では、明るい時間に迎賓館に行き、国宝の噴水のある庭を見て、明るい迎賓館も見て、ライトアップされた迎賓館まで見て帰る、というもの。しかし、5時前に迎賓館についたもの、「荷物検査のため、待ち時間は2時間で、場合によっては、館内の拝観ができない場合もあります」というアナウンス。やむなく、手荷物検査の行列に並んで、その間にすっかり日も暮れてしまいましたが、1時間ちょっとで入場できました。そして、すぐに、迎賓館の館内見学へ。迎賓館は、館内が素晴らしいのですが、残念ながら撮影禁止です。そこで、パンフレットの写真をご紹介します。さて、館内の拝観を終えて外に出ると、もう完全に日が暮れていました。玄関前では、コンサートも行われていて、いい感じです。迎賓館中央の上部の飾りです。両側にあるのは、なんと、甲冑を身に着けた武将。さりげなく、日本らしさをアピールしています。もともとは、東宮御所として作られたものを、迎賓館として作り替えたものですが、おそらく、今作ろうとすれば、予算がもったいないとか、ぜいたく過ぎるとか言われて作れないんでしょうね。明治42年であればこそ作ることができた、ぜいたくな建物です。ベルサイユ宮殿の門を模したらしい正門も立派でした。天皇家の紋は「十六弁八重表菊」の菊花紋。これは有名ですね。それから、こちら、迎賓館の正面の扉にあった紋章。「五七の桐」と言われる紋章で、日本政府の紋章です。天皇家から特別に下賜される紋で、天皇家の菊花紋の次に格が高いとされています。残念ながら、国宝の噴水のあるお庭は、日没タイムリミットで見ることができませんでしたが、ライトアップと館内の拝観ができて、よかったです。まだ見学したことがないという方は、目の保養に、どうぞ。
2023/05/12
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先週行った、春の京都 第二日目の様子です。今年は全国的に桜の開花が早く、京都もその例外ではなく、ぎりぎり桜のしっぽをつかめまえたか、というくらいのタイミングでした。二日目の始まりは、午前9時に予約しておいた「岡崎疎水十石船」です。京都動物園の向かいにある船着き場から、鴨川沿いの堰まで、往復3.5キロ程度の行程です。川面から眺める桜はまた格別。ですが、写真を撮るには、船の屋根とか、いろんなものが邪魔になるので、なかなか見通しのいい写真は撮れません。ということで、運河沿いから撮る方が取りやすかったりします。さて、岡崎疎水の十石舟に乗った後は、予約しておいたレンタサイクルで移動します。まず向かったのは南禅寺。なんだか桜もかなり散って、初夏の風情・・・。京都三大山門に数えられる南禅寺の山門前の桜も、散ってます。そこから向かったのは、「哲学の道」。1.5キロほどの川沿いに桜が咲き誇る風景は、京都の中でも有名な桜の名所です。川に覆いかぶさるような桜はすでに散り始めて、いましたが、なんとかギリギリ美しい様子を見せてくれました。木に残る花びらが多いのか、川を流れる花びらが多いのか・・・・といった感じ。桜の木の下で、外人さんが演奏会。大混雑の哲学の道から、レンタルサイクル屋さんおすすめの賀茂川沿いを上賀茂神社に向かいます。「かもがわ」と一口に言いますが、どの漢字を使うかはなかなか厄介です。「賀茂川」と高野川が下賀茂神社のあたりで合流したあとは、鴨川になるようです。ということで、「賀茂川」沿いを上賀茂神社に向かいます。賀茂川沿いには、延々と桜が咲いていて、たくさんの人がお花見を楽しんでいました。そのわきを自転車で疾走します。川沿いの桜を愛でながらとはいえ、哲学の道から5キロ余り走って、上賀茂神社へ。赤い鳥居から境内に入ると、広い芝生の広場が広がっていて、そこに大きな桜があります。が、残念ながら、一番大きな「御所桜」はすでに葉桜状態。その隣の「斎王桜」はまだ美しい姿を保っていました。ということで、上賀茂神社に参拝をして、東山方面に向かいます。5キロ余りか座沿いを下ってたどり着いたのは、「祇園白川」です。ここも人が多くて、人をかき分けつつ、巽橋から白川をパチリ。柳の新芽の緑がまぶしく、なんだか、初夏を感じる陽気でした。京都は見どころがあり過ぎて、時間が足らないですね。とはいえ、初めての春の京都を満喫した二日間でした。
2023/04/06
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4月1日と2日に、春の京都に行ってきました。京都には何度か行ったことがありますが、桜の季節は初めてです。実は、今回は、西本願寺の「親鸞聖人生誕850年、立教800年」の特別が法要があり、その際に、普段は見ることができない西本願寺の飛雲閣を見ることができるということで、家内の友人に誘われて行ってきました。西本願寺は、大きいです。浄土真宗本願寺派は、門徒数も日本一です。そしてこれが、京都三大閣の一つに数えられる国宝「飛雲閣」です。ちなみに、あとの二つは「金閣」「銀閣」です。飛雲閣は、秀吉が建てた聚楽第の一部だと言われており、三層構造の特徴ある建物ですね。そして、こちら、西本願寺の国宝 唐門。2021年に、修復され、ピカピカで、見ごたえ十分。西本願寺からバスで龍安寺へ。こちら、有名な石庭と桜です。以前は、しだれ桜が庭に大きく垂れ下がっていたようですが、枝が切られたのか、こじんまりしてました。駆け足で行きますが、そこからタクシーを飛ばして、平安神宮へ。平安神宮の神苑は、桜の名所ですね。緑の瓦とのコントラストが美しいです。平安神宮神苑の池にかかる橋の上の楼閣は泰平閣。平安神宮が明治時代にこの場所に移ってきたので、神苑も明治時代に作られたものです。そこから急ぎ足で、向かったのは、蹴上インクライン。廃線となった線路の両側から桜が覆いかぶさるように咲いているのですが、残念ながら、すでにかなり散っていました。それでも、外人さんはおおはしゃぎ。平安神宮から東寺へ。あたりはすっかりと黄昏て、東寺の五重塔のシルエットが浮かび上がります。食事をして外にでると、もう真っ暗。ライトアップされた五重塔が迫力満点です。日本一高い五重塔で、高さは61mとか。とても男性的な五重塔です。そして、東寺のライトアップへ。ここのライトアップは、感動ものでした!絶対おすすめします。以上、駆け足でしたが、春の京都 第一日目でした。
2023/04/04
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「築地市場」の閉場と、豊洲市場への移転が大きな問題となっていたのは、かれこれ10年も前でしょうか。すったもんだしたものの、2018年に「豊洲市場」はオープンしました。既に一か月も前の話になってしまいましたが、「建築建材展」出展のため、東京ビッグサイトの近くのホテルに泊まっていたので、展示会当日の早朝、歩いて「豊洲市場」に行ってきました。ホテル出発は、5時20分。ユニクロの有明本部の脇を通って、富士見橋を越えて、豊洲へ。運河越しに、横に大きく伸びた豊洲市場が見えます。朝早くから活気のある市場の風景を見下ろしつつ、豊洲市場沿いに、ゆりかもめの「市場前駅」方面に向かって歩きます。一般人の市場への入場口は、駅付近にしかないようです。市場で働く人と、観光客は分離されていて、当然のことながら、とてもきれいです。早朝ということもあり、観光客相手のお店のほとんどは閉まっています。マグロのセリ見学場所の入り口に展示されている、マグロの人形。マグロの部位一覧。そして、窓越しに、市場を見ることができます。事前に申し込んで、抽選にあたると近くでセリの様子を見ることができるようですが、窓越しに見る、この距離感は、かなり残念な感じです。現地にあるQRコードを読み取ると、セリを様子をYouTubeで見ることもできます。とはいえ、やっぱり、市場の臨場感という意味では、築地の方が圧倒的にありました。衛生上の問題とか、安全上の問題を考えれば、「昭和」の猥雑さというのは「悪」なのかもしれませんね。こちら、2009年に行った築地市場です。一般見学客のそばを、業者さんの「ターレ」と呼ばれる運搬車がひっきりなしに通り過ぎていく様子です。豊洲市場はきれいになりすぎて、いわゆる「市場」の活気を感じに行くには距離感があり過ぎました。見学者としては、魅力大幅ダウンといったところです。
2023/03/25
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本日は、広島県廿日市市にある「海の見える杜美術館」の河津桜が満開という記事です。「海の見える杜美術館」は、宗教団体が運営する美術館ということもあって、あまり一般の人に知れておらず、あるいは警戒されているのか、結構見事な河津桜の並木があるのですが、さほど人がおらず、快適に桜鑑賞ができる超穴場スポット。宗教アレルギーのない方であれば、おすすめです。河津桜にみならず、よく整備された庭園や、梅園もあり、四季折々楽しめます。早春の梅、河津桜、春の桜、バラ、初夏の紫陽花、秋の紅葉などなど・・・・。先週様子を見に行った時には、少し咲き始めたばかりでしたが、一種間の間に満開となりました。芝桜も咲き始めて、いよいよ本格的な春の到来を感じさせてくれます。宗教団体の運営する美術館ではありますが、行ったからと言って特に勧誘されるわけではないので、そのご心配はないと思います。私など、これまで30回以上行っていると思いますが、警備員さんに声をかけられたことはありますが、勧誘されたことはありません。信者の方と思しき方とも散策中に遭遇しますが、挨拶すると気持ちよく挨拶を返してくれて、感じはいいです。今週末には散り始めると思いますが、ギリギリ楽しめると思いますので、お近くの方はぜひどうぞ。ちょっと残念なのは、いかにも宗教くさい建物がしっかりと立っている点でしょうか。宮島の厳島神社の先端から大鳥居を見たとき、大鳥居の向こうに見える、ちょっと目障りな謎の建物が、まさしくそれです。
2023/03/13
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本日は、少々前になりますが、2月11日に行った、鳥取県境港の夜の風景をご紹介します。境港は、米子から島根半島に伸びる弓ヶ浜半島の先端にあります。もともとは、本州から少し離れたところに「島根半島」が島になっていて、その間に砂が堆積していって、つながり、その平地に人が暮らし始め、出雲や松江になったんですね。出雲国風土記にある「国引き神話」で、海の向こうから引っ張ってきたのが「島根半島」で、それを括り付けるための杭が大山と三瓶山。島を引くための綱が、下の地図の出雲大社のある側の「薗(その)の長浜」と、境港のある「弓ヶ浜半島」です。島根半島は島根県。境港~米子の弓ヶ浜半島は鳥取県です。以前ご紹介した「大根島」は島根県で、境港は鳥取県になります。⇒べたぶみ坂など 島根県 中海から境港と言えば、日本有数の漁港でもありますが、知名度でいえば「水木しげるロード」ですね。水木しげるといえば、「ゲゲゲの鬼太郎」の作者で、還暦を越えた私の少年時代から、孫の世代まで親しまれている国民的妖怪漫画。墓参りに行くとき、孫が「夜は墓場で運動会~」と歌っていたので、驚きました。さて、境港は、JR境線の終点でもあります。電車もこの通り、ゲゲゲの鬼太郎。「猫娘号」。液の待合室もこの通り。ポストの上にも、鬼太郎親子。交番にも。照明にも。まあ、町中がゲゲゲの鬼太郎ですね。漫画のキャラクターでこのくらい町おこしに成功した町も少ないと思います。その水木しげるロードですが、夜になると、人通りは少なくなりますが、なんと、妖怪が姿を現します。昼間は結構な人出で、妖怪の割には不気味さも全くないのですが、夜になると、人通りの少ない道に姿を現す妖怪を見ながら、ゆっくり散策できますね。店は閉まっていますので、歩くだけですが。不気味なものが駆け抜けていったりします。ATMもこの通り。水木しげるロードの全長は800M。店の開いていない夜でも、楽しみながら散策できる仕掛けがいっぱいあります。通りに並んだ妖怪のブロンズ像も、昼間以上にいい感じ。トイレも鬼太郎と猫娘。ということで、夜の境港もいいですよ。
2023/03/08
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今日「建築建材展」です。人の動きも活発になって、地方からの来場者も増えているようです。今日も頑張ります。さて、冒頭の写真は、宿泊しているホテルからほど近い場所から撮影したもの。昨日は疲れたせいか早く寝たので、目覚めも早く、少し躊躇しましたが、布団を抜け出し出かけてみました。素敵な朝焼けも見れたし、今日もいい日でありますように。
2023/03/01
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まだまだ寒い日が続いていますが、いつのまにか春はもうすぐそこまで来ていますね。昨日の天皇誕生日に、広島市内に行くついでがあったので、縮景園に行ってきました。縮景園は、江戸時代に作られた浅野藩主の別邸の庭として作られたもの。この時期は、花らしいものもほとんどなく、ちょっと寒々とした感じ。冬の日本庭園を見ていると、やっぱり、日本庭園には「松」が必要なんだなあ、と実感します。しかし、2月も半ば過ぎてくると、殺風景な冬の庭園の中に赤みがさしてきます。春近しを告げる花、梅です。まだまだ寒くて、とても屋外で花見にいっぱいとはいかない季節でもあり、桜ほどの華やかさもないのですが、それでも、その鮮やかな色合いは、「春近し」を実感できるものですね。天皇誕生日の昨日の縮景園梅園は、3分~4分咲きといったところで、おそらく、今週末から来週あたりが見ごろになってくるのでしょうね。木によるばらつきはありますが、まだ、つぼみの方が多い印象です。来週は暖かくなるということなので、梅を見に出かけてはいかがでしょうか?梅の花の間に、緑色のメジロを見つけると、ちょっと得した気分にもなります。メジロの目的は、花の蜜です。。来週は、東京ビッグサイトで行われる「建築建材展」に出展するため、出張です。
2023/02/24
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先週末は、全国的に暖かくて、お出かけにはちょうどよかったですね。ということで、私も出雲方面に出かけてきました。冒頭の写真は、CMで有名になった「べた踏み坂」の通称もある「江島大橋」です。といっても、位置関係も分かりにくいと思いますので、地図をご用意しました。全国的にも知名度が高いと思われる、宍道湖を中心とした地図です。まさか、「あなみちこ」と読む方はいないと思いますが、「しんじこ」と読みます。宍道湖というのは、有名ですが、意外に「中海」というのは知名度が低いようです。日本の湖の大きさでいうと、中海が4位、宍道湖は7位とのこと。その中海の中ほどにある島が「大根島」。大根島の隣にある小さな島が「江島」江島から境港にわたる橋が、「べた踏み坂」の異名を持つ、江島大橋です。江島大橋を大根島から、望遠レンズで撮ると、冒頭の写真のような絵が撮れます。ただ、これは、望遠レンズによる圧縮効果のせいで、実際にはべた踏みしなくても、普通に登れます。こちら、少し斜めの角度から撮った写真ですね。この日、風も少なく、中海には、きれいに雲が映っていてきれいでした。昼食は、大根島にある「DAIKON」というイタリアンのお店へ。コンテナをつなぎ合わせて造られたお店のようです。スープとサラダがついたパスタセットが1000円で、リーズナブルです。[DAIKON]は中海に面して建っていて、中海越しに雪をかぶった大山がよく見えました。アップにしてみると、こんな感じ。標高1709M。「伯耆富士」とも呼ばれていて、中国地方の最高峰です。今回の旅の一番の目的は「由志園」という日本庭園の「假屋崎省吾展」&「ライトアップ」を見ることでした。それは、あらためてレポートいたします。本日は、この辺で。
2023/02/14
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本日は、尾道水道の夜明けの風景のご紹介です。今や、広島県を代表する観光地となった尾道ですが、その魅力の一つが運河のような狭い水道にあります。この日、私が選んだ撮影ポイントは、「土堂突堤」突堤の先端の黄色いハーバーライトが印象的です。なにやら、漁をしていると思しき小船も見えます。向島と本土を行き来している渡船は6時から動いているので、朝早くからサイクリングをスタートすることもできます。土堂突堤から尾道大橋の向かって見える渡船は、「福本渡船」といって、車も乗れる最短航路です。土堂突堤から尾道の町の方に向かっての風景。ちょうど、正面にアイスクリームの「からさわ」があり、背後の山が千光寺山。ナトリウムランプと思われる黄色い街灯が印象的な夜明けの風景です。夜明け前に少し移動して、尾道駅から海沿いを西に少し進んだところにある「U2」ヘ。古い倉庫を改装して、宿泊施設や、サイクリングショップなどになっていて、尾道の新しい観光スポットです。そこから東へ移動していたら、夜が明けました。漁港越しの尾道大橋です。そして、朝日をバックに、国宝 浄土寺本堂。私の影が、鳩がいる境内に長く伸びてます。浄土寺は尾道でも最古のお寺で、聖徳太子の建立とも伝えられています。左側から、国宝の本堂、重要文化財の阿弥陀堂、国宝の多宝塔。尾道水道を見下ろす、重要文化財の山門。この日、温暖な尾道も氷点下となり、境内の鉢にも氷が張っていました。本堂の屋根には、鳩がいっぱい止まっていますが、一体何羽いるのでしょうか?保護色でしっかり見ないと分かりにくいです。
2023/01/31
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本日は、昨日の「大鳥居 工事用通路一般開放」に続いて、晩秋の宮島の風景をご紹介します。冒頭の写真は、大聖院の「干支地蔵 さる年」と、落ちた紅葉です。猿の言葉に耳を傾けるお地蔵さん。何をささやいているのでしょうね。ということで、宮島はすでに紅葉も半ば以上落葉していましたが、地面に落ちた紅葉もまた、風情があります。宮島ロープウエイの入り口付近の紅葉。子供が紅葉を見上げる姿が愛らしいです。半ば以上落葉しているとはいえ、まだまだ見ごろの紅葉もあります。黒っぽい背景で、紅葉の鮮やかさを強調してみました。地面に落ちた紅葉の葉。敷き詰められた紅葉の葉の向こうに、落葉したもみじの木。先端部分は完全に落葉した紅葉の枝。残った真っ赤な紅葉との対比が面白いです。小川に落ちた紅葉と、水の流れ。実は、私はロープウェイに乗らず、ふもとで写真を撮っていたのですが、家内と昔からの友人の二人はロープウェイで弥山にのぼってました。こちら、その風景です。少し霞がかかっていますが、いい天気です。既に登山客らしきリュックの集団もいたようです。そのころ私は、千畳閣と五重塔のある「塔の岡」がよく見える路地からパチリ。観光客の少ないエリアですが、景色はすごくいいです。下山してきた家内一行と合流し、30分余り行列に並んで昼食をゲット。あなご丼です。昼食後、大聖院へ。ここは、意外に見過ごされている場所ですが、紅葉の季節は絶対おすすめです。大聖院の山門前にも結構な紅葉があります。銀杏もあり、既に階段を黄色く染めてました。山門をくぐると、石の階段があります。階段を上りつつ下を見ると「五百羅漢」。すでに半ば散っていて、五百羅漢の間の小道も枯れ葉がいっぱい。大聖院の本堂。かつて、チベット仏教のダライラマ14世もここを訪れたことがあり、本堂の中には、チベット仏教の砂の曼陀羅もあります。摩尼殿。この最上階まで「ご自由におあがりください」ということで、上がることができます。摩尼殿の最上階にあがると、こんな景色を見ることができます。厳島神社と、その向こうの丘には、千畳閣の大きな屋根と五重塔。紅葉を背景に観音像。大聖院内には、紅葉の見どころがいっぱいなのですが、残念ながらすでに盛りは過ぎて色褪せ始めてました。宮島と言えば「鹿」ですが、宮島の鹿は野生で、餌やり厳禁です。大聖院からの帰途、千畳閣に立ち寄り、床に映る銀杏を写真に撮って帰りました。コロナ感染者もまだ増えているようですが、観光地はすでにかつての活気を取り戻してますね。今まで我慢を重ねてきた観光地だけに、やっと、という感じではあります。WOODPRO社内でも、家族や本人の感染が相次いでおります。ささっと、インフル並みの扱いにしてほしいいですね。
2022/11/30
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