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2020/11/04
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正確に言えば、尾道に行ったついでに、面白そうだから入ってみた、というほうが正しいですね。

山本二三といっても、おそらく知らない人が多いと思います。
私もその一人でしたが、この人は、宮崎駿監督や、高畑勲監督といった、アニメ界の巨匠のものとで、背景画を担当した人です。
「背景画」を変えたともいわれる、レジェンドのようです。
確かに、日本のアニメにクオリティの高さの秘密は、背景の美しさにあるといっても過言ではありませんね。

さて、尾道美術館は、千光寺公園内にあり、海側のお寺のような大きな屋根の建物は最初に作られたもので、その後、前側を安藤忠雄の設計で増築されました。

美術館に入るとすぐに大きなタペストリー。
天空の城 ラピュタ の背景です。


アニメの背景にするにはもったいない美しさと奥行感、雲のボリューム感ですが、この背景があればこそ、その中の人物にもリアリティが生まれてくるのでしょう。

もののけ姫の背景は、森の荘厳さや、気高さがよく出てますね。
やっぱり、物語の「空気」を作るのは、こういった緻密な背景だということが分かります。

展示スペースを抜けると、尾道水道を見渡せるホールへ。
外には出れないので、窓越しにパチリ。

ホールの一角に、もののけ姫の森をイメージした、写真コーナーがありました。

絵葉書を買って帰って、さっそく玄関の「OLD ASHIBA 壁掛けレール」に飾りました。

アニメの好きな方、絵に興味のある方、11月15日までなので、今週末が最後です。
お急ぎを。

こういった、「背景」に脚光が当たるということは、とても素敵なことだと思います。





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Last updated  2020/11/04 12:49:32 PM
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