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プロのつぶやき1324「若いバリスタ向けブレンドワークショップ」ネットショップはこちらです。 http://sakamotocoffee.shop/ お支払いは・・・【クレジット決済】【PayPay決済】【amazonPay決済】【代金引換】【コンビニ支払い・銀行振込】になります。(卸のお客様は「卸のご案内」ページから登録をお願いします。)お手数おかけしますが、よろしくお願いします。(この度、当店をご利用のすべてのお客様に、お客様ご自身にて電子領収書等が発行可能になりました。)*8/11(月)~8/15(金)夏休みになります。(月火定休日です)先日、店の前のおゆみ池に盆踊りの櫓が組まれました・・・これから、8/15の花火大会まで生実町の夏の風物詩です。自宅2階からも花火が少し見えるし、音も響いてきます。この1月に池の目の前に移転しましたので、花火を最前列で観られるんですが、人混みがすごいので多分家にいるでしょう(笑)昨晩は40年前紅茶の店テ・カーマリー開店当時のスタッフが古希のお祝いをしてくれてピザを食べてきました。サラミや生ハム、ピザ、サラダ、ワインとどれもが美味しくて、とってもいい店でした。呑んで食べて懐かしい話しが弾みました、彼は学生時代からバンドをしていて、ベースを弾いてました、ライブハウスに観に行ったものです。テ・カーマリー時代の常連さんもベース、うちの長男もベース、サンクのシェフもベース、さかもとこーひーのお茶でお世話になっている関口園さんは売れっ子のプロのジャズベーシストだし・・・なんだか知り合いにベース弾きが多いです。最近は毎晩寝る前は「ニッポンの低音名人」という日本のポップスを支えてきた凄腕ベーシストたちを深掘りした本を読んでいます。776ページもあるので・・・なかなか読み終わりません、寝る前の楽しみが続いています。バンドではフロントに立たないし、目立つのはボーカルやギターですが・・・ベースとドラムが曲の土台を支えています。そんな内容を様々なタイプの名人を通して紹介しています。そんなこんなで・・・若いバリスタ向けブレンドワークショップを、7/14(月)に行いました、7/28(月)は第2回になります。卸先の何件かのカフェやサポートしているビーンズショップのブレンド相談を受けることがあります。まぁ、各自のイメージでブレンドしてきて、アドバイスを求められるわけです。ブレンドに使っている豆と比率、そしてどういうブレンドにしたいのかのイメージも添えられてきます。実際にそのブレンド比率でカッピングして、イメージを考慮して、同じ豆を使って比率をアドバイスし・・・比べてもらいます。そんなやりとりの中から、基本的なブレンドの構造のトレーニングすれば、それぞれのブレンド作りが多様になるなぁーと思ったのです。まずは、ブレンドの基本的な考え方を説明しました・・・「焙煎に問題がある豆ではブレンドの意味がない」・・・「豆の種類が多いと豆の個性が弱くなる」・・・「豆の種類が少ないと一つ一つの豆の個性の影響が大きくなる」・・・そんな感じになります。勿論、それらを踏まえて、ブレンドの目的に合わせるわけです。あと、ブレンドの比率を知りたがる人が昔からたくさんいますが・・・ブラジルとかコロンビアと言っても、それぞれ持っているクオリティやキャラが違いますから、意味がありません。目の前にある豆をしっかりとカッピングして、それを使ってブレンドするわけです。(最も、クオリティの高くない豆だとあまり違わないので、単なる比率が飛び交ったのでしょう、そして安易に比率だけを知りたがる人がいるのでしょう)そして、1回目は2種類3種類でのベーシックなブレンドをカッピング体験してもらいました。コロンビア、グアテマラ、ブラジル、タンザニアを用意して・・・最初は2種類で1:1、1:2、2:1と比較・・・次は3種類で2:1:1、3:1:1といったように比較カッピングしてもらいました。このベースになるブレンドを理解すると、その後の応用の可能性広がります。(ブレンド比率は感覚的な部分が大きいので、理屈だけではどうにもならないです、繰り返しカッピングして、感覚を磨くことが基本でしょう)さかもとこーひー開店した頃は暇持て余していたので・・・毎日、これをやって、ノートにコメントを書いていました。すると、だんだん、頭の中である程度イメージできるようになります。これを教えても実際に毎日実行する人いないんですよねー、不思議です。味覚の感覚は実際にカッピングして、身体に入れていくしか無いんですけどねー。このワークショップも次の日から同じ内容を復習するといいんですが・・・なかなかしないんですね。ドリップやラテアートは熱心でも、味覚のトレーニングする人は少ないです。(子供でもキャッチボールや素振り、リフティングしますからねぇー)バンドサウンドに似ていて・・・ベースになる土台がしっかりとしていないと安定しません。思い込みが強くて細かい比率のブレンドにしても、ブレては意味がありません。ベーシックなリズムパターンを決めて、コード進行を決めて・・・そこにメロディや装飾音をのせていくとか・・・ハーモニーで彩るとかの曲作りと同じ感覚ですね。(サックスのソロやコーラスが美しく響くのも、しっかりとしたベースがあるからでしょう)リズムパターンが変われば曲調も変わるし・・・同じコード進行でも色々なメロディの可能性あるし・・・ブレンドも同じ豆を使っても、印象の違う味わいにもできます。実際のブレンド作りでは、一つ一つの豆の酸のボリューム、キャラ、質を見極めて、バランスを取っています。さらに、ローストの度合いも考えていきます。それらが、ブレンドによって一つのまとまりになるようにバランス取ります。味わいとしても、リズムやメロディが感じられるように・・・ひと口目の印象からふた口目以降へリズム良く感じられ・・・余韻へときれいなメロディのように流れていくと・・・ブレンドという一つの味わいになります。好きなお店の料理はどこのお店もそのような流れが素晴らしく・・・ひと口目の印象からふた口目以降、一皿の上の様々な味わい、ワインやお酒との相性の良さ・・・ひと皿だけでは無く、その日の料理全体の流れにもリズムとメロディを感じるととっても幸せな食事になります。さてさて、7/28(月)は、エチオピアやインドネシアを加えてカッピングします。エチオピアはウオッシュとナチュラルで違いが明確にでますし、インドネシさはさらに違う個性になります。さかもとこーひーは「まろやかな美味しさと、ゆたかな香り」を大切にしています。
2025.07.27
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【ボリビア・アルベルト】(200gパック、500gパック)爽やかな甘さが夏向きで、毎年この季節にお届けしている「ボリビア・アルベルト」です。クリーンで、爽やかさとしっかりとした味わいや軽やかな味わいが魅力的で・・・ココア感、フローラル感、ミントやハーブのキャラが他に無い魅力だと思います。やさしく爽やかな口あたりから、軽やかなココア感が続いて・・・今年も「ボリビア・アルベルト」の季節になったなぁーと感じます。蒸し暑い季節に「ボリビア・アルベルト」の爽やかで軽やかな味わいはぴったりです、ホットでもアイスでもお勧めします。柔らかな口当たりとやさしい甘さ、余韻のほのかなミントやハーブのキャラが爽やかさを引き立てて・・・冷めると柔らかくまるい味わいにジューシーさとやさしい甘さが寄り添います。軽やかなココア感があるので酸味は感じないです。勿論、そこに華やかな甘さが寄り添いますので、さりげなく個性が際立っています。チョコレートまでいかないココア的なコクが加わると、優しい口当たりだけでは無い満足感が高まってくると思います。さらに…ハーブのような、ミントのような爽やかな印象が寄り添っています。ほんとさりげないミントの印象なんですが…さりげなくても、このミントのキャラクターがあることで、グッとキャラが立ってきます。余韻には、オレンジのような柑橘系の魅力があって、華やかさを加えています。完全に冷めてから、たっぷりのミルクを加えるのが、僕の好きな飲み方です。(アイスこーひーにすると…コーヒーとは思えないきれいで爽やかな味わいを楽しめます。)透明できれいな味わいと、余韻のほのかなミントのキャラクターが夏にぴったりです…この「ボリビア・アルベルト」が人気になっている理由のひとつだと思います。農園名:カフェ アルベルト ポマ生産者:アルベルト ポマエリア:カラナビプロセス:フリーウォッシュド品種:カトゥアイ標高:1,700mカラナビ地方、ロア地区に居を構える農協、APROCAFEに所属する当農園の生産者は1970年からコーヒーの栽培に携わり、家族の協力を得ながら素晴らしい品質のコーヒーを生産しています。コーヒーの栽培は肥沃な土壌の恩恵を受け、それによって得られた収穫で彼らの生活が成り立っています。栽培に関わってから30年、農園は常に品質の向上に努めてきました。近年ラジオ放送によって知ることとなったカップオブエクセレンスにも精力的に参加しており、その品質には定評があります。1620円/200gパック(税込)、3240円/500gパック(税込)
2025.07.24
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【アニバーサリー32】(200gパック、500gパック)まろやかで豊かな味わいから華やかな余韻・・・32周年記念の「アニバーサリー32」です・・・8月に開店したのでこの時期に毎年アニバーサリーブレンドをお届けしています。エレガントで柔らかで甘さが心地よい口当たりからフローラル、ベリー、ミント、チョコレート、ハーブと様々なキャラが顔を出して、爽やかな余韻へと流れていく感じです・・・暑い夏の日にホットこーひーでも爽やかに過ごせるようイメージしました、アイスコーヒーにしてもキレ良く楽しめると思います。飲みやすさ、上質なこーひー感、キレよく心地よい余韻と古希になった今アニバーサリーブレンドとしてお届けする魅力です。使った豆は・・・「バークレーロースト」「コスタリカ・シンリミテス」「ボリビア・アルベルト」です。32年こーひー屋やってきて、古希になっての味わいです・・・32年前ではこのような素材なかったし、焙煎もブレンドも未熟で、何よりも味わいのイマジネーションも無く、それを喜んでくれる常連さんもいませんでした。なんとかここまできたかーって感じです・・・これからも常連さんのお好みを感じながら・・・感性を磨いていきます・・・「アニバーサリー32」お楽しみください。1620円/200gパック(税込)、3240円/500gパック(税込)
2025.07.23
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【コスタリカ・シンリミテス】(200gパック、500gパック)さかもとこーひーがコスタリカで一番魅力的だと思っている「コスタリカ・シンリミテス」のご紹介です・・・ひと口目からのときめき感、ブライト、エレガントと言われる洗練さ、クオリティの高さ素晴らしいです・・・そして、豊かな余韻が際立っています。毎年最初の焙煎してすぐ淹れて、ひと口飲むと・・・あぁーこれこれって感じで・・・滑らかでエレガントな印象、華やかなときめく余韻・・・クリーミー、シルキー、エレガント、スイート・・・個人的にも楽しみにしている「コスタリカ・シンリミテス」です。繊細なのに豊かなコクや複雑な味わいに圧倒されます・・・最初の印象はエレガント…薄衣を1枚1枚重ねたような奥行きや厚みと言ったら良いでしょうか。フローラル、オレンジ、アールグレイ、チェリー、クランベリー、アプリコット、ストロベリー、オレンジ、ジューシー…挽いた時の香りから飲み終わっての余韻まで…圧倒的な魅力余韻で…ひたすら心地よく、うっとりとしてしまいます。コーヒーで「酸味」という言葉はデリケートで、伝え方や伝える人によってはとってもネガティブになってしまいます。しかし、この「コスタリカ・シンリミテス」を際立つ魅力にさせているのは素晴らしいクオリティと魅力の「酸味」なんです。勿論、酸っぱい「酸味」とは別世界の魅力だと思います。ひと口目の華やかなときめき感から長く豊かに続く余韻までこの理想的な「酸味」が支えています。土壌・栽培・収穫・精選・乾燥の工程を如何に抜かりなくコントロールしているかが、そのクオリティと魅力から伝わってきます。まぁ、そんな面倒なことはさておいて、何も考えずにこの「コスタリカ・シンリミテス」をゆっくりゆったりと味わっても楽しめると思います。コスタリカのトップスペシャルティコーヒーの魅力を心行くまでお楽しみください。農園名 : Sin Limites(シン・リミテス)農園主 : Jose Jaime Cardenas (ホセ ハイメ カルデナス)農園面積 : 1.4ha 栽培地:コスタリカ、ウエストバレー地域、ロオールデスデナランホ地区マイクロミル名:シンミルテス生産者:ハイメ&メイベルカルデナス品種:ヴィジャサルチ標 高: 1,600m 収穫時期:2月~3月生産処理:イエローハニー製法(粘着質を50%程度残し、乾燥する。)コスタリカでは、従来農協系や大手会社によるコーヒーが主流でしたが、ここ数年発展してきたマイクロミルのコーヒーがそのユニークさ及び品質の高さから注目を受けております。同国では、他の中米と異なり、農園規模は小さく、収穫したチェリーを農協系またはプライベート加工業者に搬入する分業制が主体でありました。この場合、各農家のコーヒーは大きなロットの一部になってしまいます。過去10年、先進的な農家は、家族や親類など農園が小規模な水洗処理設備、乾燥設備を共有し、地区特性を反映した品質の高いコーヒーを一貫して生産する動きがマイクロミルです。コスタリカ全土でその数は180を超えるといわれ、従来のコスタリカコーヒーの概念を覆す高品質を実現しています。それもそのはず、樹の管理から水洗処理、乾燥、中にはドライミルまで所有し、生産者自身のプライドを賭けた商品として作っているからです。 シンリミテスは、マイクロミルの中でも五本の指に入ると言っても過言ではないでしょう。小さなミルですが、綺麗に整備された乾燥テーブルなど、如何に手間暇をかけて生産しているかがわかります。正に職人マイクロミル(ARTISAN)です。カルデナス氏は、特にハニー製法に熱心に取り組んでおり、彼がコスタリカハニーコーヒーを更に上のステージに引き上げたと言っても過言ではありません。 2008年のCOEでは堂々の2位を獲得し、その後も入賞を果たしております。また、WBC大会では鈴木バリスタがシンリミテスコーヒーと共に世界を相手に奮闘し上位入賞を果たしております。『シンリミテス』とは『無限』の意味ですが、この豆の持つウエストバレー特有のオレンジ系風味とコク、芳醇な甘味からは、コスタリカコーヒーの無限の可能性を感じる素晴らしい一品です。2160円/200gパック(税込)、4320円/500gパック(税込)
2025.07.22
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プロのつぶやき1323「コスタリカ・シンリミテス、アニバーサリー32、ボリビア・アルベルト」ネットショップはこちらです。 http://sakamotocoffee.shop/ お支払いは・・・【クレジット決済】【PayPay決済】【amazonPay決済】【代金引換】【コンビニ支払い・銀行振込】になります。(卸のお客様は「卸のご案内」ページから登録をお願いします。)お手数おかけしますが、よろしくお願いします。(この度、当店をご利用のすべてのお客様に、お客様ご自身にて電子領収書等が発行可能になりました。)*8/11(月)~8/15(金)夏休みになります。(月火定休日です)突然激しく雨降ったり、止んだり・・・落ち着かない日々ですが、梅雨明けになったようです・・・月曜日は若いバリスタ向けにブレンドのワークショップをしました。2回シリーズの1回目で、バンドで言えばベースやドラムになるような土台のブレンドを色々と比較カッピングしてもらいました。2種類から初めて、3種類でも比較しました・・・一つの豆を入れ替えると印象がどう変わるのか?・・・比率を変えるとどう変わるのか?大切なのは、翌日から同じパターンを復習カッピングすることです。そうやって味覚を身体に入れていきます。すると、頭の中だけである程度ブレンドできるようになります。翌火曜日は久々に有楽町で立川談春師の独演会・・・40年やってなかったという「舟徳」と昨年と同じ「妲己のお百」・・・舟徳は40年やってなかったのが納得、若旦那はキャラに合わない(笑)・・・妲己のお百はさらに迫力増して、声もいいし、啖呵も凄みがあって名人芸・・・さすがの大看板です。帰りに東京駅大丸で神田志乃多寿司の助六でも買おうと思ったら閉店していました、干瓢巻きはデパ地下では地味なのか?・・・日本橋弁松のお弁当にしました。濃い味で江戸時代から続くお店・・・ひと口食べて子供時代のおばあちゃんの味を思い出しました。おばあちゃんは日暮里から千葉にお嫁に来たので・・・大正から昭和の東京ローカルな濃い味付けだったんです。甘辛い濃い味でも後味よくて美味しい・・・日本橋で長く続いているには理由があるんでしょうが、伝わってきました。そんなこんなで・・・32周年に向けてのこーひー3種類お届けします。コスタリカで一番魅力を感じる「コスタリカ・シンリミテス」・・・32周年記念ブレンド「アニバーサリー32」・・・夏向けに爽やかな「ボリビア・アルベルト」です、お楽しみください。【コスタリカ・シンリミテス】(200gパック、500gパック)さかもとこーひーがコスタリカで一番魅力的だと思っている「コスタリカ・シンリミテス」のご紹介です・・・ひと口目からのときめき感、ブライト、エレガントと言われる洗練さ、クオリティの高さ素晴らしいです・・・そして、豊かな余韻が際立っています。毎年最初の焙煎してすぐ淹れて、ひと口飲むと・・・あぁーこれこれって感じで・・・滑らかでエレガントな印象、華やかなときめく余韻・・・クリーミー、シルキー、エレガント、スイート・・・個人的にも楽しみにしている「コスタリカ・シンリミテス」です。繊細なのに豊かなコクや複雑な味わいに圧倒されます・・・最初の印象はエレガント…薄衣を1枚1枚重ねたような奥行きや厚みと言ったら良いでしょうか。フローラル、オレンジ、アールグレイ、チェリー、クランベリー、アプリコット、ストロベリー、オレンジ、ジューシー…挽いた時の香りから飲み終わっての余韻まで…圧倒的な魅力余韻で…ひたすら心地よく、うっとりとしてしまいます。コーヒーで「酸味」という言葉はデリケートで、伝え方や伝える人によってはとってもネガティブになってしまいます。しかし、この「コスタリカ・シンリミテス」を際立つ魅力にさせているのは素晴らしいクオリティと魅力の「酸味」なんです。勿論、酸っぱい「酸味」とは別世界の魅力だと思います。ひと口目の華やかなときめき感から長く豊かに続く余韻までこの理想的な「酸味」が支えています。土壌・栽培・収穫・精選・乾燥の工程を如何に抜かりなくコントロールしているかが、そのクオリティと魅力から伝わってきます。まぁ、そんな面倒なことはさておいて、何も考えずにこの「コスタリカ・シンリミテス」をゆっくりゆったりと味わっても楽しめると思います。コスタリカのトップスペシャルティコーヒーの魅力を心行くまでお楽しみください。農園名 : Sin Limites(シン・リミテス)農園主 : Jose Jaime Cardenas (ホセ ハイメ カルデナス)農園面積 : 1.4ha 栽培地:コスタリカ、ウエストバレー地域、ロオールデスデナランホ地区マイクロミル名:シンミルテス生産者:ハイメ&メイベルカルデナス品種:ヴィジャサルチ標 高: 1,600m 収穫時期:2月~3月生産処理:イエローハニー製法(粘着質を50%程度残し、乾燥する。)コスタリカでは、従来農協系や大手会社によるコーヒーが主流でしたが、ここ数年発展してきたマイクロミルのコーヒーがそのユニークさ及び品質の高さから注目を受けております。同国では、他の中米と異なり、農園規模は小さく、収穫したチェリーを農協系またはプライベート加工業者に搬入する分業制が主体でありました。この場合、各農家のコーヒーは大きなロットの一部になってしまいます。過去10年、先進的な農家は、家族や親類など農園が小規模な水洗処理設備、乾燥設備を共有し、地区特性を反映した品質の高いコーヒーを一貫して生産する動きがマイクロミルです。コスタリカ全土でその数は180を超えるといわれ、従来のコスタリカコーヒーの概念を覆す高品質を実現しています。それもそのはず、樹の管理から水洗処理、乾燥、中にはドライミルまで所有し、生産者自身のプライドを賭けた商品として作っているからです。 シンリミテスは、マイクロミルの中でも五本の指に入ると言っても過言ではないでしょう。小さなミルですが、綺麗に整備された乾燥テーブルなど、如何に手間暇をかけて生産しているかがわかります。正に職人マイクロミル(ARTISAN)です。カルデナス氏は、特にハニー製法に熱心に取り組んでおり、彼がコスタリカハニーコーヒーを更に上のステージに引き上げたと言っても過言ではありません。 2008年のCOEでは堂々の2位を獲得し、その後も入賞を果たしております。また、WBC大会では鈴木バリスタがシンリミテスコーヒーと共に世界を相手に奮闘し上位入賞を果たしております。『シンリミテス』とは『無限』の意味ですが、この豆の持つウエストバレー特有のオレンジ系風味とコク、芳醇な甘味からは、コスタリカコーヒーの無限の可能性を感じる素晴らしい一品です。2160円/200gパック(税込)、4320円/500gパック(税込)【アニバーサリー32】(200gパック、500gパック)まろやかで豊かな味わいから華やかな余韻・・・32周年記念の「アニバーサリー32」です・・・8月に開店したのでこの時期に毎年アニバーサリーブレンドをお届けしています。エレガントで柔らかで甘さが心地よい口当たりからフローラル、ベリー、ミント、チョコレート、ハーブと様々なキャラが顔を出して、爽やかな余韻へと流れていく感じです・・・暑い夏の日にホットこーひーでも爽やかに過ごせるようイメージしました、アイスコーヒーにしてもキレ良く楽しめると思います。飲みやすさ、上質なこーひー感、キレよく心地よい余韻と古希になった今アニバーサリーブレンドとしてお届けする魅力です。使った豆は・・・「バークレーロースト」「コスタリカ・シンリミテス」「ボリビア・アルベルト」です。32年こーひー屋やってきて、古希になっての味わいです・・・32年前ではこのような素材なかったし、焙煎もブレンドも未熟で、何よりも味わいのイマジネーションも無く、それを喜んでくれる常連さんもいませんでした。なんとかここまできたかーって感じです・・・これからも常連さんのお好みを感じながら・・・感性を磨いていきます・・・「アニバーサリー32」お楽しみください。1620円/200gパック(税込)、3240円/500gパック(税込)【ボリビア・アルベルト】(200gパック、500gパック)爽やかな甘さが夏向きで、毎年この季節にお届けしている「ボリビア・アルベルト」です。クリーンで、爽やかさとしっかりとした味わいや軽やかな味わいが魅力的で・・・ココア感、フローラル感、ミントやハーブのキャラが他に無い魅力だと思います。やさしく爽やかな口あたりから、軽やかなココア感が続いて・・・今年も「ボリビア・アルベルト」の季節になったなぁーと感じます。蒸し暑い季節に「ボリビア・アルベルト」の爽やかで軽やかな味わいはぴったりです、ホットでもアイスでもお勧めします。柔らかな口当たりとやさしい甘さ、余韻のほのかなミントやハーブのキャラが爽やかさを引き立てて・・・冷めると柔らかくまるい味わいにジューシーさとやさしい甘さが寄り添います。軽やかなココア感があるので酸味は感じないです。勿論、そこに華やかな甘さが寄り添いますので、さりげなく個性が際立っています。チョコレートまでいかないココア的なコクが加わると、優しい口当たりだけでは無い満足感が高まってくると思います。さらに…ハーブのような、ミントのような爽やかな印象が寄り添っています。ほんとさりげないミントの印象なんですが…さりげなくても、このミントのキャラクターがあることで、グッとキャラが立ってきます。余韻には、オレンジのような柑橘系の魅力があって、華やかさを加えています。完全に冷めてから、たっぷりのミルクを加えるのが、僕の好きな飲み方です。(アイスこーひーにすると…コーヒーとは思えないきれいで爽やかな味わいを楽しめます。)透明できれいな味わいと、余韻のほのかなミントのキャラクターが夏にぴったりです…この「ボリビア・アルベルト」が人気になっている理由のひとつだと思います。農園名:カフェ アルベルト ポマ生産者:アルベルト ポマエリア:カラナビプロセス:フリーウォッシュド品種:カトゥアイ標高:1,700mカラナビ地方、ロア地区に居を構える農協、APROCAFEに所属する当農園の生産者は1970年からコーヒーの栽培に携わり、家族の協力を得ながら素晴らしい品質のコーヒーを生産しています。コーヒーの栽培は肥沃な土壌の恩恵を受け、それによって得られた収穫で彼らの生活が成り立っています。栽培に関わってから30年、農園は常に品質の向上に努めてきました。近年ラジオ放送によって知ることとなったカップオブエクセレンスにも精力的に参加しており、その品質には定評があります。1620円/200gパック(税込)、3240円/500gパック(税込)さかもとこーひーは「まろやかな美味しさと、ゆたかな香り」を大切にしています。
2025.07.20
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プロのつぶやき1322「世代交代」ネットショップはこちらです。 http://sakamotocoffee.shop/ お支払いは・・・【クレジット決済】【PayPay決済】【amazonPay決済】【代金引換】【コンビニ支払い・銀行振込】になります。(卸のお客様は「卸のご案内」ページから登録をお願いします。)お手数おかけしますが、よろしくお願いします。(この度、当店をご利用のすべてのお客様に、お客様ご自身にて電子領収書等が発行可能になりました。)あっという間に、7月中旬ですが・・・夏日から真夏日が多くなってきました。蒸し暑かったり、雷雨があったり、コンデション整えるのがなかなか大変です。毎朝ストレッチ後の朝食とこーひーだけではだるさが残り、店に来てアイスコーヒーを飲みながら事務仕事をしていると、ようやくすっきりとして調子が上がってきます。若い頃、真夏のテニスコートで顎からボタボタ汗を落としながら「汗だけはプロ並み」と笑っていましたが・・・あれから40年50年経ってしまいました。金曜日は遠方から焙煎の一日セミナーに来られました・・・焙煎の考え方や基準の説明、持参した豆とさかもとこーひーを並べてのカッピングして、どの味が焙煎のどこからきているのかとか説明を繰り返しました。千葉の外れまで来られるからにはみなさん真剣なので、かなりエネルギー使います。業界の常識とは違うことばかりなので、考え方を切り替えるのが大変そうです。分かればシンプルで中学生でも分かりやすい理屈なんですけどね。そうそう、達郎のツアースケジュールが出てきて、昨年よりかなり減っていました、半分近く?まぁ、72歳の年齢からしても仕方の無いことです。自分自身でも公民館のセミナーを2時間終えるとへろへろになってしまいます・・・昔なら午前・午後と2回回しでもできたのに!・・・目の前のお客さん相手はかなりエネルギー使いますからね。立川談笑師の一番弟子吉笑が真打披露を派手に行いました。談志師の孫弟子になりますね。帝国ホテルで600人集めての披露、さらに高円寺に寄席を作って10日間興行・・・談志師は披露は派手にやれと言ってましたから、その通りにぶち上げました。真打披露は二つ目時代の贔屓、常連さん、スポンサー等々との関係性が出ます・・・まぁ、笑点に出れば全国区の人気に一気になりますが・・・20人50人100人の小さな落語会の積重ねがあれば・・・真打になっても自分のお客さんがいますので安定します。(勿論、しくじりがあっては難しいでしょう。志の輔師は談志の弟子でいてまず役立ったのがお礼状をすぐ出すことだと言ってました。)談志師は笑点の司会していた60年前に・・・それまでクレージーキャッツやドリフターズ、コント55号やTVの寄席番組で大笑いしていたのに・・・談志師の司会で、また違う笑いをおぼえました・・・洒落の効いたやりとりが一生楽しめる笑いに引き込んでくれました。その後、二十歳くらいで寄席の談志師を観て、追いかけるようになり、協会を出て立川流を作り・・・志の輔師は寄席に出られなくなり、自分で場所を作り、談春、志らく、談笑と続いたわけです。志の輔PARCOは志の輔師が40代でぐいぐい登り坂・・・寄席の落語家との違いで世代交代が伝わってきて、追いかけて、30年40年楽しんできました。30年前40年前の淀んで燻んだ寄席の空気とは違って、舞台から照明からBGMから演出から、肝心の落語までライブそのものでした。今でも志の輔PARCOのお客さんは他の落語会とは趣が違いますね。そんな志の輔師も70代の大看板・・・そこへ吉笑師の大仕掛けで世代交代を感じるなんて!・・・志の輔、談春、志らく、談笑等々寄席に出ないで、自分たちの高座をを作ってきたのを観てきたので・・・さらなる世代交代には、時の流れを感じるだけです。そこへ、「演芸写真家 橘蓮二 30年の記録」が届きました。いきなり新風吹き込んでいる桂二葉ちゃんと春風亭一之輔師が出てきて・・・最後は立川談志師・・・30年前なら志の輔師が前面に出ていました。そんなこんなで・・・自分を振り返ると、20歳頃は自家焙煎店が限られていて名店と呼ばれるお店が何店かありました。20代になると自家焙煎店が増えてきましたが、素材はプレミアムレベルで今のようなクオリティはなかったものです。焙煎した豆の新鮮さや深煎りをアピールする店が多かったものです。あの頃は、古い酸化したコーヒーばかりだったのです・・・しかし、新鮮でも不味いものはいくらでもあるもので・・・コーヒーでも新鮮でも素材の良く無いもの、焙煎の良く無いものもあります。新鮮さアピールはなんか違うなぁーと思ってしまいます。それに、素材のクオリティや焙煎のクオリティで鮮度の持ち具合も違ってきます。2000年頃にスペシャルティコーヒーに出会い、毎年アメリカSCAA行ったり、たくさんのカフェを訪れたり、産地へ行ったり・・・その後スペシャルティコーヒーの素材を使えるようになり、焙煎の精度を高め、ブレンドを極めてきました。ローカルな自家焙煎のビーンズショップなので・・・同世代むけのこーひーを意識してきました、最初は40歳前後だったので、その頃の30代40代向けのお店です・・・あれから、一緒に30歳年取って、今は60代70代になっています。幼稚園ママだった常連さんがお子さんの就職た結婚、お孫さんの話題が出るようになっています。よちよち歩きだったお子さんが結婚して、常連さんにもなっています。20代は少ないですが、今の30代40代50代の常連さんは多いです・・・40代50代の知り合いも常連さんもいるので感覚的に無理がありませんが、30代の価値観は少し離れているので、カフェの店主やバリスタのみなさんとのコミニケーションを大切にしていますまぁ、息子が30代と40歳ですので、その辺の価値観は息子二人の方が実感ありますね。8月で32周年、最初の独立紅茶の店テ・カーマリーからは42年・・・拡大意欲もあまりなく、好きなコーヒーや紅茶でふらふら生きていけたらいいなぁーと思ってきましたので・・・30年40年経ってもあまり感慨はありません。それより美味しいものを食べたり呑んだりできるのが嬉しいです。そうは言っても、世代交代は意識します・・・不易流行、コーヒーや紅茶の魅力、そのひと時を大切に・・・時代は変わっていきますので、それなりに変わっていけるさかもとこーひーを意識しています。新しい世代には新しい風が心地よいでしょう・・・7/14と28の月曜日は若いバリスタ相手にブレンドのワークショップです。さかもとこーひーは「まろやかな美味しさと、ゆたかな香り」を大切にしています。
2025.07.13
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プロのつぶやき1321「好きな店、好きな美味しさ」ネットショップはこちらです。 http://sakamotocoffee.shop/ お支払いは・・・【クレジット決済】【PayPay決済】【amazonPay決済】【代金引換】【コンビニ支払い・銀行振込】になります。(卸のお客様は「卸のご案内」ページから登録をお願いします。)お手数おかけしますが、よろしくお願いします。(この度、当店をご利用のすべてのお客様に、お客様ご自身にて電子領収書等が発行可能になりました。)7月に入りました・・・蒸し暑い日々になっています、今週は夏日が続いています・・・朝のアイスコーヒーが美味しく感じられます。6月は月初めに白内障の手術をしたので3週間じっと大人しくしていたんですが・・・月末は日・水・土と食事会があって、少しハードでした。最初の日曜日はフレンチで日本酒の会、水曜日はフレンチで6月7月の季節のコース、日曜日は和食と焼き鳥・・・今週の金曜日はお寿司・・・お気に入りのお店といつものメンバーなのでご機嫌でした。そんなこんなで・・・昔から老舗のお店や地味なお店に通っていました。流行りのお店は誘われれば行きますが・・・やはり自分が飲食関係の仕事をしてきて、自分で商いしてきましたから・・・潰れない、長く繁盛しているお店に通うことが多いです。特にこの10年は自分好みのお店ばかり行くようになりました・・・日常のランチからパンやお菓子、好みの合う仲間との食事会呑み会・・・まぁ、若くないので今更気に入らないお店は足が遠のきます。自分の好みも決まっていますし・・・好きな店もそんなにあるわけではありません。コーヒー、紅茶、お茶、お酒、洋菓子和菓子・・・フレンチ、和食、そば、焼き鳥、中華、お寿司・・・毎週のように通うお店もあれば、月に一回とか、誘われた時予約が取れた時、年に一度の特別なお店・・・勿論、いいお店でも行くタイミングがなかったり、予約が取れなかったりもありますが、まぁそういう縁の薄いお店を無理やり追いかけるエネルギーもあまりありません。無理の無い範囲で、自分の暮らしが心地よいお店が決まってきました。どんな料理やお酒、パンやお菓子でも共通している味があります・・・きれいな味わい、心地よい余韻、豊かな奥のある味・・・そんな感じでしょうか。インパクトのある味わいでも、静かで繊細な味わいでも・・・共通する感覚に気がつきました。まぁ、それが好みとも言えますが・・・。デパ地下で人気な商品でも・・・その辺別れます。特に心地よい余韻、豊かな奥のある味は少数派です。でも、気軽なお弁当やお菓子でも、そういった魅力のものもあるし・・・高級かどうかは当てになりません。もっとも、高級なのに薄っぺらい味わいだったり、余韻が心地よくなかったりすると、がっかりします。昔から「デパ地下に出ない老舗繁盛和菓子屋」のようになりたいと思っているので、地味好みですね。素材を選び、安定した調理をする・・・さらに店主の基準がしっかりとあって・・・きれいな味わいで、余韻が心地よく、できれば奥行きと言いますか、コクと言いますか、また食べたいと思う奥のある味わいがあるとご機嫌です。先日、恵比寿に行ったのでグルニエアパンというお気に入りのパン屋さんに寄ってきました。食パンとクロワッサンとパンオレザンとカルネです。今朝はトーストにこーひー、サラダに目玉焼きでした、ご機嫌です。歯切れが心地よくて、粉の風味が豊かで、実家の庭で採れたアプリコットのジャムを乗せて、なかなかご機嫌です・・・勿論自分のこーひーですし(笑)・・・そこのカルネはカスタードのお菓子だというのが伝わってきて、伝統的な美味しさを感じます。パン屋さんは次から次へと新しい人気の店が出てきますが・・・受けを狙ったお店が目立って、パンの本質的な魅力的なお店が少ないように感じています。デパ地下に出ない老舗繁盛和菓子屋さんは、その辺がしっかりとしているように思います。まぁ、行列ができる出来ないよりも、常連さんに長く愛されるお店が好きですし、さかもとこーひーも見習っています。こんなこと書いていると年取ったなぁーと感じます(笑)さかもとこーひーは「まろやかな美味しさと、ゆたかな香り」を大切にしています。
2025.07.06
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