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プロのつぶやき1329「カフェアトムの子、カフェヴィータ、アイスコーヒー」ネットショップはこちらです。 http://sakamotocoffee.shop/ お支払いは・・・【クレジット決済】【PayPay決済】【amazonPay決済】【代金引換】【コンビニ支払い・銀行振込】になります。(卸のお客様は「卸のご案内」ページから登録をお願いします。)お手数おかけしますが、よろしくお願いします。(この度、当店をご利用のすべてのお客様に、お客様ご自身にて電子領収書等が発行可能になりました。)いよいよ9月です・・・残暑はいつまで続くのでしょうか? そんな暑さの中、8/26(火)夕方から渋谷伝承ホールまでひとっ飛び・・・立川生志・林家木久蔵、ゲスト高田文夫センセー「ブーとパー復活LIVE!」に行ってきました。お初の木久蔵師匠は声もリズムもいいし、2代目のボケが磨かれてよかったです。その木久蔵師の荒れだまをポンポン打ち返す喜寿高田センセーのお笑い反射神経スピード感にドッカンドッカン受けました。「ブーチョキパートリオ」結成です。終わって外に出ると、熱風が和らいで心地よい風が吹いていました・・・秋が待ち遠しいです。そんなこんなで・・・今回は「アトムの子」「カフェヴィータ」「アイスコーヒー」の価格改定のお知らせです。毎年のことで心苦しいばかりですが・・・暮から年明けの歴史的なコーヒー生豆高騰の中での値上げでも価格を据えおいてきたさかもとこーひーのベーシックな3種類「アトムの子」「カフェヴィータ」「アイスコーヒー」に使用する豆が新しく手当した豆に全て切り替わりました。ブレンドに使っている豆が一つ二つ高くなっても、何とかやりくりしてきましたが・・・ついに全種類の豆が高くなって、新しい買い付けの豆になりました。あの手この手を使っても原価高騰が厳しく・・・¥2200/500g(税別)、¥2376/500gパック(税込)になります。(9/3(水)発送分から)・・・ただし、200gパックは価格維持しまして、¥1080/200gパック(税込)のままです。大手のコーヒー会社は10月から値上げになるようですし・・・自家焙煎店の豆が、安くても¥800/100g前後、¥1000/100g以上が当たり前になっていますが・・・さかもとこーひーは20年以上になるパートナーインポーターからの仕入れルート開発、クオリティを維持しながらオーバースペックにならないように素材選び、生産性が上がる店内作業から品揃えと改善改善を重ねています。これからも出来るだけ日常の暮らしに合う価格に努めていきます、よろしくご理解お願いします。【アトムの子】円やかな口当たりとコーヒー感で・・・さかもとこーひーで一番売れている深煎りブレンド「アトムの子」です・・・さかもとこーひーを代表するブレンドのひとつになります。2000年頃、子供の時に鉄腕アトムを読んでいて21世紀ってどんな未来なんだろうと思っていた21世紀にもうすぐなるんだとハッとして…ちょうどスペシャルティコーヒーという素晴らしい素材を知った頃だったので…今迄の強い苦味の深煎りでは無く…きれいな味わいのさかもとこーひーの21世紀のベーシックな深煎りを作ろうと思ったブレンドです。(なので、もう25年くらいになるブレンドです。)そして、後味のきれいな、雑味や焦げた嫌な苦味の無い深煎りブレンド「アトムの子」が・・・さかもとこーひーの一番人気になりました。(さかもとこーひーの常連さんはヘビーユーザーの方が多いので、毎日飲む、量を飲むのにちょうど良い味わい・価格・クオリティなのかなと思います。)深煎り向けの豆4-5種類を使い…円やかな口当たりとコーヒー感、きれいでバランスの良い味わい、すっきりとした後味を大切にしています。また、お店やオフィス等で色々な方が召し上がりますので・・・ブレンドする豆の種類を増やすことで個性を抑えています。そして、多くの豆を使うことで年によったり季節によって豆が変わっても全体の味わいを一定に保てるようにしています。その辺にブレンドの役割もあります。ヘビーユーザーの常連さん、オフィスで、カフェやレストランで・・・様々な方に気軽に楽しんで頂いていますが・・・毎日の暮らしの中で…こーひーだけでも、お菓子やパンと一緒でも、食後にもぴったり・・・そんな感じで毎日お届けしていて・・・もう少し柔らかな円やかな口当たりと甘さに包まれた余韻にしたいと思っていました。それには・・・スペシャルティコーヒーを知ってこの25年で何回か出会った素晴らしいクオリティのロブスタ種がピッタリだと・・・業界ではロブスタ種はクオリティが低い、価格も安い、増量によく使われる・・・そんなネガティブなイメージなんですが・・・中にはクオリティの高いものもあって(価格も高い)・・・クリーンで甘さがあって口当たりの優しい魅力があるんです。ただ、華やかさや魅力的な香りや余韻などのタイプでは無いので、上手にブレンドに使いたいと思っていました。今は、素晴らしいクオリティのロブスタ種を手に入れ・・・アトムの子にほんの少しブレンドして・・・雑味のないきれいな味わい、深煎りのキレの良いコーヒー感、焦げが無くざらついた苦味が無い・・・柔らか円やかな口当たりに甘さに包まれた余韻とイメージ通りに仕上げています。(2025年、ロブスタは高級豆とされるアラビカ種と同じような価格になっています)さかもとこーひーのベーシックなブレンドの魅力をお楽しみください。(この価格で、このクオリティや魅力はさかもとこーひーの基準です。)1080円/200gパック(税込)2376円/500gパック(税込)【カフェヴィータ】暮らしの中のこーひーをイメージして「カフェヴィータ」とネーミングしました。「アトムの子」よりも苦味を抑え、ゆたかな味わいです。ベーシックなブレンドでも、やはりみなさん苦味濃さにお好みがありますので…2つのタイプを用意しました。濃いめは苦手だけど、すこししっかりしたコーヒー感も欲しいといった常連さん向けです。薄めに淹れたコーヒーがお好みの方にもお勧めです。1080円/200gパック(税込)2376円/500gパック(税込)【アイスこーひー】すっきりとしたきれいな味わいのアイスこーひー向けのブレンドです。基本は「アトムの子」と一緒です。がぶ飲みのアイスこーひーにお勧めです。水の量をホットで淹れる時の60%にして…氷をたっぷりと用意し…オンザロック式で急冷するのをお勧めしています。冷蔵庫で保存する時でも・・・氷でオンザロック式で急冷して、冷蔵庫で保存すると翌日でもきれいな味わいをお楽しみ頂けます。透明感のある、後味のきれいな、ガブガブ飲めるアイスこーひー用ブレンドです。1080円/200gパック(税込)2376円/500gパック(税込)さかもとこーひーは「まろやかな美味しさと、ゆたかな香り」を大切にしています。
2025.08.31
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【ペーパームーン】(200gパック、500gパック)18年目の秋の爽やか系ブレンド「ペーパームーン」・・・爽やか軽やかな味わいに余韻のボリビアがいい仕事しています。まろやかさと豊かな口当たり、さらにボリビアのハーブやフローラルな魅力をイメージしました。親しみやすいまろやかでやさしい味わいと甘さが穏やかに落ち着いたひと時にぴったりでしょう・・・冷めると甘さにほのかな柑橘系のキャラが一体となって、爽やかさやキレの良さを引き立てています・・・クッキーやラスク、落雁なんか最高に合うでしょう。日が暮れるのがどんどん早くなってくる季節、夕方買い物にでた帰り、車から見上げるお月さんの奇麗な事、そんな季節に合わせました。1973年のテイタム・オニールとライアン・オニールが父娘共演した思い出の映画からネーミングしました。上品で華やかな香りと余韻、ベースは親しみやすい口当たりと優しい甘さで…爽やかで華やかな香りが魅力的だと思います。ブレンドはブラジルクラシクス、タンザニア・ムベヤ、ボリビア・アルベルトです・・・ブラジルクラシクスの親しみやすい味わいにタンザニア・ムベヤとボリビア・アルベルトが際立った香りと味わい、余韻にしてくれます。夜空の透明感から、秋の爽やかさをイメージする上品さや優しい味わいがより魅力的になったと思います。「ボリビア・アルベルト」のハーブやフローラルに、「タンザニア・ムベヤ」の柑橘系の魅力が一体となったなんともいえない香りがご機嫌な仕上がりになりました。その香りがいつまでも心地よく続きます、お楽しみください。1296円/200gパック(税込)、2592円/500gパック(税込)
2025.08.28
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【ベラ・ノッテ】(200gパック、500gパック)ベラ・ノッテは「美しい夜」、雑味エグ味の無いクリーンで美しい味わい・・・そしてダークな深煎りを美しい夜ベラ・ノッテに重ねました・・・さかもとこーひーを代表する季節の深煎りブレンド「ベラ・ノッテ」です。空気が澄んできて、星空が光り輝くようになる秋向けの・・・ダークな深煎りの魅力に華やかな香りと余韻、ミルクやチョコレートとの相性の良いキレの良さ・・・冷めるとまろやかな口あたりが次のひと口を誘います・・・円やかでクリーミーな深煎りの魅力がどなたにも親しまれています。2001年にデビューしてさかもとこーひーを代表するブレンドになった25年目の「ベラ・ノッテ」…こーひーで常連のみなさんの暮らしに季節感を感じて頂きたいと思って作りましたが…「ベラ・ノッテ」で秋を感じるみなさんが増えました。深煎りグアテマラ、深煎りエルサルバドル、タンザニア・ムベヤのブレンドです。以下は最初の頃の「ベラ・ノッテ」ご紹介文です。《シーズンズ・グリーティングス アンド・モア》達郎のクリスマスシーズンに向けてのひとりアカペラとオーケストラをバックにしてのアルバムです。」…「そのアルバムの2曲目に、『♪This is the night,it's a beautiful night~♪』ではじまる綺麗な歌詞とメロディ・・・。それが『Bella Notte』 でした。『Bella Notte』とは、イタリア語で『美しい夜』という意味だそうです。」秋から初冬にかけて澄んでいく空、輝きをます星、ピ~ンと張りつめる冷気、深い闇・・・そんな『美しい夜』のイメージです。」…深煎りでも透明感のある、後味のキレの良いブレンドを作りたいなぁーと思いました。初秋から晩秋…初冬から厳冬…グアテマラ、ケニア、エルサルバドルを使って微妙にブレンドを変えていきます。季節の人気ブレンドになった「ベラ・ノッテ」をこれから約半年…お楽しみください。サブレやマカロン、リッチな味わいのパイや勿論チョコレート系のお菓子、フルーツたっぷりのお菓子、シュークリームやエクレアにもご機嫌な組み合わせになると思います。1296円/200gパック(税込)、2592円/500gパック(税込)
2025.08.27
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【はじまりの秋】(200gパック、500gパック)60代記念ブレンド「はじまりの秋」ですが・・・毎年リニューアルしてご好評いただいて、あっという間に10年経って、気がついたら古希になって・・・「晩秋のはじまり」になってしまいました(笑)・・・いよいよ晩秋ということで「よりまるく円やかに、そして華やかさがゆっくりと余韻を魅力的にするよう」にブレンドしました。使ったこーひーは「バークレーロースト」「ケニア・ニエリ」「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」です。一口目からよりやさしく丸くまろやかな口当たり・・・口いっぱいに広がる豊かな香り、きれいな余韻・・・フローラル、オレンジ、チェリー、ミルクチョコレート・・・まろやかな味わいが酸味や苦味を包み込んで、華やかさと甘さ心地よさが上手くバランス取れたと思います。スペシャルティコーヒーを25年ほど扱ってきて、自分自身も晩秋を意識するようになったから出来たブレンド「はじまりの秋」です。こーひーだけでゆっくりと味わうのもお勧めですし・・・少し高級なチョコレート、プラリネのチョコとかとゆっくり楽しむのもお勧めです。バニラの効いたスイーツもいいですね。ケニア・ニエリの魅力を生かして、なかなかお気に入りのブレンドになったと思います。以前、イッセー尾形さんが言っていた「人生は秋からが楽しい」を意識してイメージした味わいです。・以下は10年前に「はじまりの秋」を新発売した時のご案内です。「外山安樹子トリオの5枚目のアルバム「TRES TRICK」のライブで…ピアノの恩師の還暦の会で「これから乗馬、英会話、介護の資格、海外旅行バンバンするの」と先生が仰ったそうで…そんなエネルギッシュな先生への感謝の気持ちから曲が出来て…還暦を過ぎると「人生の秋」と言われるそうですが先生にとっては「はじまりの秋」なんだなぁーとネーミングされたそうです。」先日イッセー尾形さんが「人生は秋からが楽しい」とインタビューで仰ってましたが…まぁ、そんなイメージです。1620円/200gパック(税込)、3240円/500gパック(税込)
2025.08.26
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【ケニア・ニエリ】(200gパック、500gパック)一口目から口いっぱいに広がるスイートシトリック・・・甘さに包まれた華やかさが「ケニア・ニエリ」らしい魅力です。柔らかな口当たり、なめらかで豊かな味わいと質感、そして長く続く華やかな余韻、ケニアのトップクオリティの魅力が伝わってきます。久々にケニア・ニエリを焙煎して、カッピングすると・・・あぁー、ケニア・ニエリはいいなぁー!、この香りや味わいはケニアにしか無いなぁーと思ってしまいます、いつものことですが。ケニアは酸味のボリュームがあるので、一般的にはお勧めに気を使うシングルオリジンなんですが・・・この「ケニア・ニエリ」はどなたにも安心してお勧め出来る柔らかな魅力です。シトリック系フローラルからベリー系の甘さの余韻をゆっくりと味わうとこれもコーヒーの個性の一つなんだと、スペシャルティコーヒーの可能性を感じます。少し冷めると繊細な質感からエレガントさを感じられ・・・オレンジのキャラと甘さが一体となり・・・ブルゴーニュの赤ワインを思わせるような余韻がご機嫌です。ケニアは昔から好きなコーヒーで・・・スペシャルティコーヒーに出会うまでは深煎りに仕上げていました。25年近く前にケニアのトップクオリティに出会ってからは、中煎りにして、その香りや味わいのボリューム感がお気に入りでした・・・さらにトップのケニアに出会ったら、より完熟度が高く、酸が甘さに包まれて、柔らかな口当たりで、どなたにもお勧めしやすくなりました。まろやかな口当たりの良さ、余韻まで心地よい香り、豊かなコクと素晴らしい豆です、お楽しみください。品 種: SL28、SL34栽培地: ニェリ地域 マシラ地区 カラティナ、 ケニア山の南麓 ギカンダ農協標 高: 1700~1800m土壌: 肥沃な赤色の沖積土 有機物に富み、水はけに優れ、空気を良く含むコーヒーの樹にとって良質な土壌。収穫時期: 11月~12月生産処理: 1 工場周辺の生産者が収穫したチェリーを工場に搬入2 赤い実のみを手選別 3 工場所有の水流比重選別方式でパルピング、発酵、ソーキング(きれいな水に浸ける。)、水洗4 アフリカンベッドで天日乾燥、脱穀工場でドライミリング後、精製ケニアは世界の中で最も優れたコーヒーを生産する国の一つとして知られています。 トップクラスのロットには、ワイン、フルーツ、スパイスの様な香り、良質な明るい酸味、ボディ、甘味があり、他国のコーヒーとの違いが明らかに分かります。 ケニアでは昔ながらの伝統的かつ丁寧な生産が行われております。村の中に水洗工場があり、そこに生産者がチェリーを搬入します。搬入前に写真右のようにチェリーの手選別をしなければなりません。その後、水流比重選別式パルパーによる皮むき、発酵工程、ソーキング(綺麗な水に一昼夜浸漬)、水路での水洗、アフリカンベッド(棚)でのパーチメントの天日乾燥、パーチメントの安定化(30~40日程度木製サイロで寝かせる工程。風味の安定の為実施。)を経て、脱穀精製されます。栽培、施肥、農薬など水洗工場から指導を受けているかどうか、実行しているかどうかが、品質に大きく影響します。また各農家は農地1ha以下、収量は生豆換算2-3袋程度で、更に支払いも半年以上先になるので、現在の価格レベルでも他の作物に比べて魅力が少ないという現状があります。なおケニアでは年2回の収穫期があり、大きな収穫であるメインクロップ(9月~12月)、サブのフライクロップ(5~7月)となっています。一般的にケニアの特徴が豊な品質の高いものは、メインクロップから出ることが多いようです。 ケニアのロット全てが良質な特徴を持つケニアコーヒーではありません。品質にはかなりの格差があり、品質マインドの高い生産者、栽培、施肥管理、収穫、生産処理、選別が大きく影響します。 良質なロットの選抜には多大な労力を要します。ンダロイニ水洗工場は、ケニアの中でも特に特徴のある味わいを生み出す、ニェリ地域マシラ地区に位置します。名前のンダロイニ(Ndaroini)とは、土地の言葉であるキクユ語で“沼地”を意味します。この周辺は以前から沼地に囲まれ、バナナやサツマイモなどの農産物の名産地でもあり、農業に適した環境が整っています。2160円/200gパック(税込)、4320円/500gパック(税込)
2025.08.25
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プロのつぶやき1328「ケニア・ニエリ、はじまりの秋、ベラ・ノッテ、ペーパームーン」ネットショップはこちらです。 http://sakamotocoffee.shop/ お支払いは・・・【クレジット決済】【PayPay決済】【amazonPay決済】【代金引換】【コンビニ支払い・銀行振込】になります。(卸のお客様は「卸のご案内」ページから登録をお願いします。)お手数おかけしますが、よろしくお願いします。(この度、当店をご利用のすべてのお客様に、お客様ご自身にて電子領収書等が発行可能になりました。)お盆が過ぎて、8月終盤、残暑厳しく秋が待ち遠しいです、朝夕の陽が短くなったのを感じます。そうそう、先週の日曜の夜、スタレビ千葉県文化会館に行ってきました・・・千葉県文化会館は昔は成人式の会場、もっとも坂本は成人式出ませんでしたが・・・。中学の時に妹とピンキーとキラーズのコンサートに行ったのを覚えています、あとは二十歳頃に何回かフォークのコンサートに行きました、それ以来かな?最近改装したそうできれいになっていましたが、椅子は狭かった(笑)周辺の駐車場は知っているので、開場15分前に行ったら、どこも満車満車・・・ではと中央近辺かと思ったらお祭りやっていて交通規制、焦って歩いて10分くらいのところに停めました。2階席一番後ろでしたが、NHKホールなら2階席最前列くらいの好きな距離・・・3時間10分立って、座って、拍手手拍子、ジャンプして、腕振って、笑って・・・大盛り上がりで、楽しくて、リピート決定です・・・市内だと帰りが楽です。そんなこんなで・・・秋に向けてのこーひー4種類のお知らせです。ファンの多い、華やかさと豊かな味わいが素晴らしい「ケニア・ニエリ」・・・60代記念ブレンドが10年過ぎました「はじまりの秋」・・・秋の人気深煎りブレンド「ベラ・ノッテ」・・・秋向け爽やかなブレンド「ペーパームーン」・・・毎年人気の秋向けこーひー4種類です、お楽しみください。【ケニア・ニエリ】(200gパック、500gパック)一口目から口いっぱいに広がるスイートシトリック・・・甘さに包まれた華やかさが「ケニア・ニエリ」らしい魅力です。柔らかな口当たり、なめらかで豊かな味わいと質感、そして長く続く華やかな余韻、ケニアのトップクオリティの魅力が伝わってきます。久々にケニア・ニエリを焙煎して、カッピングすると・・・あぁー、ケニア・ニエリはいいなぁー!、この香りや味わいはケニアにしか無いなぁーと思ってしまいます、いつものことですが。ケニアは酸味のボリュームがあるので、一般的にはお勧めに気を使うシングルオリジンなんですが・・・この「ケニア・ニエリ」はどなたにも安心してお勧め出来る柔らかな魅力です。シトリック系フローラルからベリー系の甘さの余韻をゆっくりと味わうとこれもコーヒーの個性の一つなんだと、スペシャルティコーヒーの可能性を感じます。少し冷めると繊細な質感からエレガントさを感じられ・・・オレンジのキャラと甘さが一体となり・・・ブルゴーニュの赤ワインを思わせるような余韻がご機嫌です。ケニアは昔から好きなコーヒーで・・・スペシャルティコーヒーに出会うまでは深煎りに仕上げていました。25年近く前にケニアのトップクオリティに出会ってからは、中煎りにして、その香りや味わいのボリューム感がお気に入りでした・・・さらにトップのケニアに出会ったら、より完熟度が高く、酸が甘さに包まれて、柔らかな口当たりで、どなたにもお勧めしやすくなりました。まろやかな口当たりの良さ、余韻まで心地よい香り、豊かなコクと素晴らしい豆です、お楽しみください。品 種: SL28、SL34栽培地: ニェリ地域 マシラ地区 カラティナ、 ケニア山の南麓 ギカンダ農協標 高: 1700~1800m土壌: 肥沃な赤色の沖積土 有機物に富み、水はけに優れ、空気を良く含むコーヒーの樹にとって良質な土壌。収穫時期: 11月~12月生産処理: 1 工場周辺の生産者が収穫したチェリーを工場に搬入2 赤い実のみを手選別 3 工場所有の水流比重選別方式でパルピング、発酵、ソーキング(きれいな水に浸ける。)、水洗4 アフリカンベッドで天日乾燥、脱穀工場でドライミリング後、精製ケニアは世界の中で最も優れたコーヒーを生産する国の一つとして知られています。 トップクラスのロットには、ワイン、フルーツ、スパイスの様な香り、良質な明るい酸味、ボディ、甘味があり、他国のコーヒーとの違いが明らかに分かります。 ケニアでは昔ながらの伝統的かつ丁寧な生産が行われております。村の中に水洗工場があり、そこに生産者がチェリーを搬入します。搬入前に写真右のようにチェリーの手選別をしなければなりません。その後、水流比重選別式パルパーによる皮むき、発酵工程、ソーキング(綺麗な水に一昼夜浸漬)、水路での水洗、アフリカンベッド(棚)でのパーチメントの天日乾燥、パーチメントの安定化(30~40日程度木製サイロで寝かせる工程。風味の安定の為実施。)を経て、脱穀精製されます。栽培、施肥、農薬など水洗工場から指導を受けているかどうか、実行しているかどうかが、品質に大きく影響します。また各農家は農地1ha以下、収量は生豆換算2-3袋程度で、更に支払いも半年以上先になるので、現在の価格レベルでも他の作物に比べて魅力が少ないという現状があります。なおケニアでは年2回の収穫期があり、大きな収穫であるメインクロップ(9月~12月)、サブのフライクロップ(5~7月)となっています。一般的にケニアの特徴が豊な品質の高いものは、メインクロップから出ることが多いようです。 ケニアのロット全てが良質な特徴を持つケニアコーヒーではありません。品質にはかなりの格差があり、品質マインドの高い生産者、栽培、施肥管理、収穫、生産処理、選別が大きく影響します。 良質なロットの選抜には多大な労力を要します。ンダロイニ水洗工場は、ケニアの中でも特に特徴のある味わいを生み出す、ニェリ地域マシラ地区に位置します。名前のンダロイニ(Ndaroini)とは、土地の言葉であるキクユ語で“沼地”を意味します。この周辺は以前から沼地に囲まれ、バナナやサツマイモなどの農産物の名産地でもあり、農業に適した環境が整っています。2160円/200gパック(税込)、4320円/500gパック(税込)【はじまりの秋】(200gパック、500gパック)60代記念ブレンド「はじまりの秋」ですが・・・毎年リニューアルしてご好評いただいて、あっという間に10年経って、気がついたら古希になって・・・「晩秋のはじまり」になってしまいました(笑)・・・いよいよ晩秋ということで「よりまるく円やかに、そして華やかさがゆっくりと余韻を魅力的にするよう」にブレンドしました。使ったこーひーは「バークレーロースト」「ケニア・ニエリ」「モカ・イルガチェフェ(ハマ)」です。一口目からよりやさしく丸くまろやかな口当たり・・・口いっぱいに広がる豊かな香り、きれいな余韻・・・フローラル、オレンジ、チェリー、ミルクチョコレート・・・まろやかな味わいが酸味や苦味を包み込んで、華やかさと甘さ心地よさが上手くバランス取れたと思います。スペシャルティコーヒーを25年ほど扱ってきて、自分自身も晩秋を意識するようになったから出来たブレンド「はじまりの秋」です。こーひーだけでゆっくりと味わうのもお勧めですし・・・少し高級なチョコレート、プラリネのチョコとかとゆっくり楽しむのもお勧めです。バニラの効いたスイーツもいいですね。ケニア・ニエリの魅力を生かして、なかなかお気に入りのブレンドになったと思います。以前、イッセー尾形さんが言っていた「人生は秋からが楽しい」を意識してイメージした味わいです。・以下は10年前に「はじまりの秋」を新発売した時のご案内です。「外山安樹子トリオの5枚目のアルバム「TRES TRICK」のライブで…ピアノの恩師の還暦の会で「これから乗馬、英会話、介護の資格、海外旅行バンバンするの」と先生が仰ったそうで…そんなエネルギッシュな先生への感謝の気持ちから曲が出来て…還暦を過ぎると「人生の秋」と言われるそうですが先生にとっては「はじまりの秋」なんだなぁーとネーミングされたそうです。」先日イッセー尾形さんが「人生は秋からが楽しい」とインタビューで仰ってましたが…まぁ、そんなイメージです。1620円/200gパック(税込)、3240円/500gパック(税込)【ベラ・ノッテ】(200gパック、500gパック)ベラ・ノッテは「美しい夜」、雑味エグ味の無いクリーンで美しい味わい・・・そしてダークな深煎りを美しい夜ベラ・ノッテに重ねました・・・さかもとこーひーを代表する季節の深煎りブレンド「ベラ・ノッテ」です。空気が澄んできて、星空が光り輝くようになる秋向けの・・・ダークな深煎りの魅力に華やかな香りと余韻、ミルクやチョコレートとの相性の良いキレの良さ・・・冷めるとまろやかな口あたりが次のひと口を誘います・・・円やかでクリーミーな深煎りの魅力がどなたにも親しまれています。2001年にデビューしてさかもとこーひーを代表するブレンドになった25年目の「ベラ・ノッテ」…こーひーで常連のみなさんの暮らしに季節感を感じて頂きたいと思って作りましたが…「ベラ・ノッテ」で秋を感じるみなさんが増えました。深煎りグアテマラ、深煎りエルサルバドル、タンザニア・ムベヤのブレンドです。以下は最初の頃の「ベラ・ノッテ」ご紹介文です。《シーズンズ・グリーティングス アンド・モア》達郎のクリスマスシーズンに向けてのひとりアカペラとオーケストラをバックにしてのアルバムです。」…「そのアルバムの2曲目に、『♪This is the night,it's a beautiful night~♪』ではじまる綺麗な歌詞とメロディ・・・。それが『Bella Notte』 でした。『Bella Notte』とは、イタリア語で『美しい夜』という意味だそうです。」秋から初冬にかけて澄んでいく空、輝きをます星、ピ~ンと張りつめる冷気、深い闇・・・そんな『美しい夜』のイメージです。」…深煎りでも透明感のある、後味のキレの良いブレンドを作りたいなぁーと思いました。初秋から晩秋…初冬から厳冬…グアテマラ、ケニア、エルサルバドルを使って微妙にブレンドを変えていきます。季節の人気ブレンドになった「ベラ・ノッテ」をこれから約半年…お楽しみください。サブレやマカロン、リッチな味わいのパイや勿論チョコレート系のお菓子、フルーツたっぷりのお菓子、シュークリームやエクレアにもご機嫌な組み合わせになると思います。1296円/200gパック(税込)、2592円/500gパック(税込)【ペーパームーン】(200gパック、500gパック)18年目の秋の爽やか系ブレンド「ペーパームーン」・・・爽やか軽やかな味わいに余韻のボリビアがいい仕事しています。まろやかさと豊かな口当たり、さらにボリビアのハーブやフローラルな魅力をイメージしました。親しみやすいまろやかでやさしい味わいと甘さが穏やかに落ち着いたひと時にぴったりでしょう・・・冷めると甘さにほのかな柑橘系のキャラが一体となって、爽やかさやキレの良さを引き立てています・・・クッキーやラスク、落雁なんか最高に合うでしょう。日が暮れるのがどんどん早くなってくる季節、夕方買い物にでた帰り、車から見上げるお月さんの奇麗な事、そんな季節に合わせました。1973年のテイタム・オニールとライアン・オニールが父娘共演した思い出の映画からネーミングしました。上品で華やかな香りと余韻、ベースは親しみやすい口当たりと優しい甘さで…爽やかで華やかな香りが魅力的だと思います。ブレンドはブラジルクラシクス、タンザニア・ムベヤ、ボリビア・アルベルトです・・・ブラジルクラシクスの親しみやすい味わいにタンザニア・ムベヤとボリビア・アルベルトが際立った香りと味わい、余韻にしてくれます。夜空の透明感から、秋の爽やかさをイメージする上品さや優しい味わいがより魅力的になったと思います。「ボリビア・アルベルト」のハーブやフローラルに、「タンザニア・ムベヤ」の柑橘系の魅力が一体となったなんともいえない香りがご機嫌な仕上がりになりました。その香りがいつまでも心地よく続きます、お楽しみください。1296円/200gパック(税込)、2592円/500gパック(税込)さかもとこーひーは「まろやかな美味しさと、ゆたかな香り」を大切にしています。
2025.08.24
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プロのつぶやき1327「自家焙煎店の8月」ネットショップはこちらです。 http://sakamotocoffee.shop/ お支払いは・・・【クレジット決済】【PayPay決済】【amazonPay決済】【代金引換】【コンビニ支払い・銀行振込】になります。(卸のお客様は「卸のご案内」ページから登録をお願いします。)お手数おかけしますが、よろしくお願いします。(この度、当店をご利用のすべてのお客様に、お客様ご自身にて電子領収書等が発行可能になりました。)8/11(月)~8/15(金)夏休みいただきました、ご不便おかけしました。先週までの35℃超えの猛暑から、曇り空で少し過ごしやすい夏休みになりました。熊本や能登の線状降水帯の被害お見舞い申し上げます。熊本の地下のお店に階段から水が入っていく映像を見て、40年前に2回あったテ・カーマリー(地下でした)時代を思い出しました。大雨で階段から天井から雨が降り注いできたんです・・・掃除して消毒して再会まで1週間かかりました。お盆でお墓参りして、家族が揃って食事しました・・・孫の成長が感じられて嬉しいです。まぁ、息子二人とは仕事で毎日顔を合わせていますが、お嫁さんや孫は時々しか会えないので、全員が集まるとわいわい賑やかです。(写真は7月に焙煎見学に来られた方から送られてきた焙煎豆のカッピングです。1kg焙煎機なので、5kgや12kgとは基準が変わってきますが、データとカッピングを擦り合わせて修正していきます。1回目のカッピングでいくつか指摘し、この3つは2回目になります。あと数回で形になるでしょう、ゴールが見えてきました。カッピングすれば、どこをどうしたらどうなるか分かります。)そんなこんなで・・・自家焙煎店の8月です。さかもとこーひーは32年前8月の猛暑の日に開店しましたが・・・夏だし、開店したばっかりなので暇でも気になりませんでした。そして秋冬に少しずつお客さんが増えてからの翌夏・・・なんと6月から暇になって、7月8月と暇・・・9月になったら多少お客さん来るかなと思ったら9月も暇。6月7月8月9月と4ヶ月も暇で・・・冬は忙しいかと思うと、12月は多少忙しいのですが、コーヒー好きの家庭は頂き物もあり、自宅にコーヒーの在庫があって1月も暇、2月もニッパチで暇・・・1年のうち半年も暇で、なんという商売を始めてしまったのかと気絶しました(笑)さて、そんな商売でこれからどうやっていくのか?・・・一生食べていくにはどうしたら良いのか?考えました。業界の先輩バッハグループの田口さんや堀口グループの堀口さんご両人は、それぞれの著書で自家焙煎店で豆は月に50kg~150kgくらいしか売れないと書かれていました。それだけでは商売になりません。だからご両人ともにグループメンバーには喫茶をメインにしながら豆の販売も加えているんでしょう。それならとりあえず売上になります。しかし、さかもとこーひーはビーンズショップですので、喫茶がありません。それなのに、1年のうち半年も暇な月がある。自家焙煎店は夏対策で水出しコーヒーのパックやリキッドアイスコーヒーを夏に販売するお店が多いです・・・なるほどです。さかもとこーひーも水出しアイスコーヒーパックもラテベースも以前販売しましたが、今は止めています・・・思ったほど常連さんは求めていないことがわかりました。さて、さかもとこーひーは30年以上夏の間の対策をどうしてきたのか?さかもとこーひーの常連さんからよく言われる言葉があります・・・「うちはね、夏でもホットコーヒーなの」・・・そうなんです、さかもとこーひーは夏でもホットコーヒーを飲むお客さんが多いし、増やしてきたんです。勿論、夏の間は1軒1軒でのコーヒーの使用量は減りますけれども・・・。6月7月8月9月と4ヶ月も暇という現実から・・・・1年中暮らしの中でコーヒーを飲むお客さんにフォーカスして・・・お好み、味わい、クオリティ、価格、お値打ち、買いやすさ等々チューニングしてきました。そういう常連さんが少しずつ増えたら、安定した商売になりそうと思ったんです・・・でないと、一生暇な夏になってしまいます。おかげさまで、年々季節の増減が減っています・・・この8月はよりいつもの月に近い売上になっています。自家焙煎店やカフェの店主、ケーキやレストランの若い店主にも聞かれることがあります・・・暇な季節がある、暇な月がある、暇な曜日がある、天気によって暇になる・・・そういう日の売上を上げたい・・・切実です。さかもとこーひーでは、今日は暇だとか、雨でお客さん来ないとか、そういう会話ありません。忙しい日もあれば、暇な日もありますが・・・忙しい日はミスの無いよう気をつけて、暇な日は忙しい日のために段取りしますので、仕事が安定しています。パートさんはベテランなので、指示しなくてもその辺段取りしてくれています。(まぁ、雨で来店のお客さんが少なくても、家でこーひー飲んでくれていれば良いのです。)で、そういう店主に話すのは・・・そもそも季節変動よりもお客さんの母数が少ないのが問題で、地道に常連さんを増やすのが一番効果的なんだと・・・すると今の忙しい日が、将来の暇な日になるし、そうなるようにするのが店主の仕事なんだと・・・さらに、常連さん増えても、今と変わらないスタッフで問題なく仕事が回るようにするのが店主の仕事なんだと伝えます。売上では無くて、常連さんの数にフォーカスすることが解決への道じゃ無いかと思っています。大きな会社も自営のお店も売上にフォーカスしてしまいがちですが、それでは売上が目的になってしまいます。常連さんが増えれば結果として売上も増えてくるんですけどねー。さかもとこーひーは「まろやかな美味しさと、ゆたかな香り」を大切にしています。
2025.08.17
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プロのつぶやき1326「納涼こーひー放談2025・駆け足でさかもとこーひー32年」ネットショップはこちらです。 http://sakamotocoffee.shop/ お支払いは・・・【クレジット決済】【PayPay決済】【amazonPay決済】【代金引換】【コンビニ支払い・銀行振込】になります。(卸のお客様は「卸のご案内」ページから登録をお願いします。)お手数おかけしますが、よろしくお願いします。(この度、当店をご利用のすべてのお客様に、お客様ご自身にて電子領収書等が発行可能になりました。)*8/11(月)~8/15(金)夏休みになります。(月火定休日です)8/7(木)立秋だそうですが・・・日本中日本とは思えない暑さになっています、くれぐれもご自愛ください。*8/11(月)~8/15(金)夏休みになります、ご不便おかけしますが、よろしくお願いします。8/3(日)午後から軽井沢まで日帰り出張してきました、もうすぐ開店するフレンチレストランのプレオープン試食会でした。さかもとこーひーの常連さんがオーナーのお店で食後のコーヒーをさかもとこーひーでとご指名でした。わざわざ千葉まで数度に渡ってシェフ、ソムリエ、支配人と来店頂き・・・お店のテイスト等伺い、一緒にこーひー飲みながら説明をして、その上でブレンドを試作しました。料理は洗練されながら多様な味わいが押し寄せて・・・アミューズのひと口からデザートまで、心地よいリズムとメロディで流れていきました。こーひーもその流れを遮ることなく食事の最後をサポートできていたと、喜んでいます。そんなこんなで・・・「納涼こーひー放談2025・駆け足でさかもとこーひー32年」です。紅茶の店テ・カーマリーを閉めて、さかもとこーひーの開店準備に入りました。お金も無いし、ビーンズショップに合う物件も見つからないので、自宅ガレージから親父の車を追い出して、電気ガスを引き、焙煎機置いて、棚と作業台入り口を親父に手作りしてもらって開店しました。(我儘な酷い息子です)自宅は私道の奥で誰も通らないし・・・近所は畑とお年寄りばかり・・・今のようにネットも無いし・・・とりあえずテ・カーマリーの常連さんに開店挨拶の葉書を出しました。サンケイリビングの編集部の皆さんがご常連だったので、開店挨拶の手紙とサンプルのコーヒーを送ったら・・・編集長から電話があって、呼び出され(笑)・・・何をしたいのか聞かれて説明・・・サンケイリビングで会場抑えて、広告も出してくれて、コーヒー教室をしました。そこの参加者の皆さんから、ご自宅やPTA文化部、生協等々にこーひーレッスンで呼ばれて・・・今につながっています・・・さかもとこーひーの32年です(笑)何故?紅茶からコーヒーへ変えたのかよく聞かれます・・・喫茶店では一生食べて行けなそうと思ったこと・・・自分のコーヒー・紅茶の専門性には疑いが無かったこと・・・では、どうしたらしたいことして、食べていけるのか?・・・元々家庭での紅茶やコーヒーに魅力を感じていたこと・・・紅茶は仕入れて淹れるだけだけど・・・自家焙煎なら同じ生豆でも焙煎やブレンドで職人として自分の味わいをお届けできること・・・飲食業から製造販売業になりたかったこと・・・等々色々と話しています。コーヒー業界は、コーヒーを扱うというだけで、飲食業も製造販売業も一緒にしてしまっているんです。しかし、自営レベルの小さな店なのに、そんな違う業種をするのは戦力分散になってしまいます。なかなかハードル高いです。多くの自家焙煎店、ビーンズショップが製造販売業なのに、飲食業の商売のやりかたをしているのが残念です。なので、お客さんからお店でコーヒー飲めないのですか?カフェしないのですか?と言われても・・・ビーンズショップに絞っています、業界では異端児・少数派ですね、自分らしいです(笑)そして、配達から通販、ネット通販、カフェやレストランへの卸・・・家庭やオフィスでのこーひーから始まり・・・カフェやレストランでのこーひーへと仕事が広がってきました。店は自宅ガレージから、旧本店、おゆみ野支店・・・そして本店支店を統合しておゆみ池本店へと移ってきました・・・パパママストアから息子二人が入って、パートさんが3人の家族経営です。焙煎もテ・カーマリーの頃は手網、さかもとこーひーになってローヤル5kg焙煎機、そしてプロバット12kg焙煎機になって13年になります。先日も山陰から焙煎を習いにこられましたが・・・この15年は焙煎見学だったり、その後の指導・サポートもしてきました。スペシャルティコーヒーという農産物として素晴らしい素材が使えるようになっていますから・・・その魅力が広まるうようにサポートしています。よく言われるのが・・・さかもとこーひーは拡大・支店展開しないのか?です・・・縁もゆかりも無い土地にさかもとこーひーがあっても面白くないと思うんです。それよりもサポートしているお店がその土地で、地域の常連さんを増やした方がいい感じでしょう。組織が苦手なのもありますしね。(それに大きなビジネスしたいならコーヒーは選びません(笑))そうやって32年、コーヒー焙煎して、お客様へお届けしてきて、なんとか親子が食べていけてます。ホームこーひー、ホームタウンこーひーが広まるといいなぁーと思っています。いつも、ありがとうございます・・・これからもよろしくお願いします。さかもとこーひーは「まろやかな美味しさと、ゆたかな香り」を大切にしています。
2025.08.10
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プロのつぶやき1325「納涼こーひー放談2025・40年前の紅茶の店」ネットショップはこちらです。 http://sakamotocoffee.shop/ お支払いは・・・【クレジット決済】【PayPay決済】【amazonPay決済】【代金引換】【コンビニ支払い・銀行振込】になります。(卸のお客様は「卸のご案内」ページから登録をお願いします。)お手数おかけしますが、よろしくお願いします。(この度、当店をご利用のすべてのお客様に、お客様ご自身にて電子領収書等が発行可能になりました。)*8/11(月)~8/15(金)夏休みになります。(月火定休日です)あっという間に8月になりました・・・おゆみ池本店前のおゆみ池では盆踊りと花火大会で賑わいます。まぁ、その期間、さかもとこーひーは夏休みですが・・・(笑)しかし、津波には驚きました・・・特に外房、大網、九十九里から銚子にかけての太平洋沿いには常連のお客さんが結構多いので、被害がどうなるか心配でした。そして、台風が近づいてきましたが、なんとか逸れてくれました。その前、最初の独立の紅茶の店テ・カーマリー開店の時のスタッフがお祝いでピザをご馳走してくれました。薪がまのピザ屋さんで、小さな店ですが、ピザの選手権のタイトルも取っていて・・・まずピザ生地がしっかりと焼けていて、粉の味わいが豊かで余韻まで素晴らしく・・・前菜のサラミや生ハムも美味しい・・・トマトソースがきれいな味わいで素晴らしい・・・グラスワインも手頃なものですがバランスよくて美味しい・・・リピート決定です、いいお店教えてもらいました。呑んで食べて、40年前45年前に戻り、思い出や近況の話しで楽しめました。そして、月曜日にブレンドワークショップの2回目を行いました。今回はモカ・イルガチェフェとエチオピア・モカナチュラルの2種類のモカのブレンドの違いやインドネシア・マンデリンと深ブラジルでのブレンド等同じベースで違うキャラをブレンドしたり・・・ベースを変えたりしました。メンバーが若く熱心なので・・・3回目も予定しています、各自のオリジナルブレンドとか、季節のブレンドとか、お菓子とのペアリングをイメージしたブレンドとか・・・メンバーの興味あるテーマにしたいと思っています。カッピングしながら、コーヒー業界の裏話し、業界有名人の裏の顔等々オフレコの話題が出たり・・・若い業界人のアレコレと盛り上がりました。20代30代の人がきちんと食べていけて・・・できたら一生継続していけるようになるには、やっちゃいけないことがあります。やっちゃいけないことは、なかなか情報が無いんです。そんなこんなで・・・夏恒例の「納涼こーひー放談2025」です。まずは、さかもとこーひー32年、テ・カーマリーから42年を振り返ってみます・・・今回は27歳で独立して42年自営で食べてきましたが、紅茶の店テ・カーマリー時代を振り返ってみます。42年前の千葉・・・紅茶専門店でポットサービス、ミルク付き・・・スコーンを12時に焼き上るようにオーブンに入れて・・・手作りのジャムやマーマレードにポットサービスの紅茶・・・ワインヴィネガーで仕込んだハムのマリネのサラダに手作りのケーキ・・・そんなお店だったと話すと、いきたーいと言われます・・・まぁ、今ならSNSもありますが、40年前は口コミだけ・・・ご近所の県庁や保険会社、広告代理店、マスコミ等の女性のお客さんが80%90%でした。千葉駅方面からは歩いて10分15分かかりましたが、ランチタイムにわざわざきてくれた常連さんも多かったんです。ランチタイムに男性のお客さんが気がつくと、男は一人ということがよくありました。午後から夕方屯していた常連さんは近所のアパレルの人や飲食店の若旦那、バンドマン等でした。あとは女子学生ですね。よく、やることが30年早い!と言われますが・・・確かに、今あったら自分で通いたい店です・・・ポットでしっかりと淹れたたっぷりの紅茶をゆっくりと味わう・・・濃いめに淹れて、ミルクをたっぷりと入れたミルクティの美味しさは、紅茶だけでも美味しいし、サンドイッチやケーキと一緒でもとっても美味しい。当時のお客さんが時々さかもとこーひーに来られて、テ・カーマリーに通っていたんですよーと言われます。中には当時お付き合いしていて、その後結婚、今はリタイア世代になってご夫婦で来られるお客さんもいらっしゃいます・・・高校生や二十歳過ぎの常連さんで、そのままさかもとこーひーになっても常連さんの方もいらっしゃいます、まぁ今はアラ還暦ですけど。今だったらなぁーと思うこともありますが・・・それでも生活していくのはなかなか大変でしょう、勿論当時は店を維持するのがやっとでした。なので、今では自宅でこーひーと同じくらい紅茶を淹れて楽しんでいます・・・そもそも紅茶にしても、コーヒーにしても家庭でのものだと思います。ホームこーひー、ホーム紅茶はいいものです。それにしても、しっかりと淹れた紅茶にたっぷりのミルクのミルクティーの美味しさが50年経っても一般的になっていないのだけは、こーひー紅茶の仕事をしてきて心残りです。いまだに美味しいと思うんですけどねー。(先日、津田沼のブラウンサウンドコーヒーさんが、40年前のレシピでスコーンを焼いてくれました。素朴でざっくりとした粉とバター焼いた美味しさは、たっぷりのミルクティやラテにぴったりです。)そうそう、コーヒーの注文は一日10杯くらいでしたので・・・手網で週に3日4日焙煎していました、開店前や閉店後です。天ぷらガードを立てて、エアコンの風を避けながら、内側に目盛りをふって、火力を火からの距離で調節して、再現性高めていました。それが、実際に焙煎機で焙煎するようになって役に立ちました。あの当時のエネルギーはもうありませんが、求める美味しさは変わっていません。常連さんとスキーのツアーやったり、若かったので色々なイベントして楽しかったのですが・・・それでも商売は厳しくて、このままでは食べていけないと、どうしたらコーヒーや紅茶で食べていけるのか色々と考えていました。その結果が、喫茶店という飲食業から自家焙煎店という製造販売業への転換でした。常連さんが少しずつ増えていけば一生食べていけそうなのと、ホームこーひーを広めたいということが大きな要因でした。(まぁ、今ならカフェでもやりようがあるんですけどねー)さかもとこーひーは「まろやかな美味しさと、ゆたかな香り」を大切にしています。
2025.08.03
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