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プロのつぶやき1339「ピークのない幸せ」ネットショップはこちらです。 http://sakamotocoffee.shop/ お支払いは・・・【クレジット決済】【PayPay決済】【amazonPay決済】【代金引換】【コンビニ支払い・銀行振込】になります。(卸のお客様は「卸のご案内」ページから登録をお願いします。)お手数おかけしますが、よろしくお願いします。(この度、当店をご利用のすべてのお客様に、お客様ご自身にて電子領収書等が発行可能になりました。)さかもとこーひーのスマホアプリリリースしました。アプリストアで「さかもとこーひー」と検索するとDLできます。火曜日の朝一気に10℃を切りました・・・10℃切ると冬の寒さですね、しかしこのくらいの寒さは好きです。毎朝ひと仕事終えるとおゆみ池の周りを散歩していますが・・・今週になってアオサギ?を見かけます。白鷺は昔からこの辺にいますが・・・アオサギは珍しいです。金曜の朝はひと声鳴いて飛んできました。アオサギが鳴くと雨が降るという話しから達郎が「ヘロン」という曲を作りました。鳴かな~いでヘロン 雨を呼ばないで~♪そうそう、春から準備を進めていたさかもとこーひーのスマホアプリができました・・・さかもとこーひーは通販のご常連が70%80%なので、少しでも手間をおかけしないように、今までにホームページのオーダーフォーム注文からネットショップを移行し、そしてこの度スマホアプリもできました、ご利用ください。来店のご常連のスタンプカード機能と卸様用は準備中なので少しお待ちください。若い世代の常連さん向けに、少しずつ時代に着いていっています・・・まぁ息子に放り投げているだけですけど(笑)実際店主の馴染みのお客さんは20年30年一緒に年取ってきました。最近増えている30代40代のご常連は息子二人と同世代ですので・・・若い世代向けにチューニングしていきます。そんなこんなで・・・今年千葉県文化会館でスターダストレビューのコンサートに初めて行って、年明けには隣の市原のコンサートにも行くんですが・・・スタレビは前から好きでCDやDVDは持っていたんですが、コンサートにはなかなか行けなかったんです。根本要のチャイチーズっていう160cm以下のミュージシャンのライブには行ったんですけど(笑)そのスタレビのインタビューで・・・「苦節何年とか、あんまり使いたくない言葉だけど、その人にとってのピークを迎えるって、あるじゃないですか。そういうのが見えないって、こんな幸せなことはないんだと思うんですよ」ってあって、ヘェ~!同じようなこと考えているんだなぁーと思ったんです。さかもとこーひーはピークの無い商いを目指していますので・・・。「音楽評論家の方が僕らのライブを見てくれたときに、「要さん、明日もこれやるんですよね」って驚いていた。そんなこと考えてライブやったことはない。だって、たとえば揚げ物屋さんが売り切っちゃったらまた揚げるわけだから。僕らも歌い切ったら、次のエネルギーを一晩で蓄える。その繰り返し。」そうなんですよねー、さかもとこーひーも朝早くから集中して仕事はしていますが・・・毎朝淡々と焙煎して、お客さんに届けての繰り返しです。「でも、きっと終焉が近づいているのは、僕も感じている。それがどこなのかは全く見えてない。・・・僕は、今のままやり続けていって、終わる時が来たら潔くマイクを置く。それでいいんだと思っています。」スタレビメンバーは坂本より2歳年下ですが、アラ古希の心境が伝わってきます・・・坂本もリタイアが近づいているのは感じています、まぁ少しでも長く現役でいようとセミリタイアでコンデション整えていきます。「音楽業界って需要と供給だから・・・一番確かな答えはヒット曲です。でも、そんなヒット曲なんて絶対出ないから。いや、絶対出ないって、僕らが出なかっただけのことだけど、めったに出ないんですよ。 そうすると、ヒットが出なくてもいい方法があるはずだと、それを僕はずっと模索してきたわけです。今もそうだけどね。それで今、こんな風にライブを続けていられるんだったら、この方法論を、僕はあちこちに伝えたいんです。」個人店もきちんと売れないと続けていけないですが・・・しかし自家焙煎のような狭いマーケット相手の商売ではそんなに急に売れることは無いし・・・自分のやりたくないことはやりたくないし・・・それでも33年目になって、息子二人が後を継いで、親子3人なんとか食べていける、ありがたいことですし、若い人にはその方法論を伝えたいんです。それに個人店が急にブレークすると、体勢ができていないので、壊れてしまいます・・・マスメディアやネットでの行列とかはリスク感じます。同業者のネット広告が増えていますが、集客したい気持ちは分かりますが、足元が疎かになっているように感じます。ネット社会になって情報が増えていますが・・・業界の若い人たちが、そのネット情報に出ないこともあるのに、表面的なネット情報で右往左往しているのが気になっています。「僕はいま、伝えたくてしょうがない。僕らのことがすべてサンプルになるとは思えないですよ。でも、僕らは、音楽さえやれればいい。もちろんお金も必要です。だけど生活できるお金さえもらえれば。」気が合いますねー、昭和30年代生まれでミュージシャンになったり、自家焙煎店やったりのアウトローの気質なんでしょうか?坂本も好きなコーヒーや紅茶の仕事で生活できればとやってきたんです。「僕らの自慢は、話題性がない、ヒット曲がない、捕まったやつがいない。これ、冗談みたいだけど、本当にそう思ったんですよ。みんな、この三つのどこかでつまずいて、腰砕けになっていくからね。」さかもとこーひーは急成長が無い・・・正直言うとブレークするチャンスは何度かありましたが、それを意識的に避けてきました。急成長すれば、衰退もするから・・・ピークの無い商いを意識しているので・・・。「僕がアマチュアの頃から目指していたロックバンドっていうのは、そんな世の中に称賛されることじゃないってね。ライブハウスを全国回って汚い格好して毎日酒飲んで、みたいなことを思ってましたね。それがいつの間にか全国を、しかもホールを回っているわけですから。」坂本はコーヒーや紅茶淹れて、ふらふら生きていけたらいいなぁーって若い頃思っていたんですが、現実はそうは甘くなくて、ジタバタしたり、地べた這いつくばったりが長かったんですが・・・それでもコーヒー紅茶を軸に食べられるようにもがいてきたんです。同世代で・・・スタレビ、アルフィー、マーチン、達郎と毎年ホールツアー続けているミュージシャンがいます。それぞれコアーなファンがいて、そのファンがそれぞれなんです。達郎のファンは小難しそうなおっさん多いし、マーチンは昔ポニーテールしていたような元ロックンロール少女が踊っているし(笑)・・・それぞれが時間をかけて常連さんを増やしてきているのが伝わってきます。スタジアムとかアリーナツアーでは無くても、日本が成長期から衰退している一方で、成熟もしているのを感じます。さかもとこーひーが続けていけるのも、常連さんがいるからだし・・・戦後80年の積み重ねを感じます。勿論、大変なことも多いですが、悪いことばかりではないです。コーヒー相場が昨年に続いて歴史的な高騰としている中、コーヒーのある暮らしを届けようとジタバタしている今日この頃です。さかもとこーひーは「まろやかな美味しさと、ゆたかな香り」を大切にしています。
2025.11.09
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プロのつぶやき1338「コーヒー仕入れ価格高騰の現状報告」ネットショップはこちらです。 http://sakamotocoffee.shop/ お支払いは・・・【クレジット決済】【PayPay決済】【amazonPay決済】【代金引換】【コンビニ支払い・銀行振込】になります。(卸のお客様は「卸のご案内」ページから登録をお願いします。)お手数おかけしますが、よろしくお願いします。(この度、当店をご利用のすべてのお客様に、お客様ご自身にて電子領収書等が発行可能になりました。)あっという間に11月、今週は晴れて、少し冷たい空気が気持ちよかったです・・・日中陽が出ると上着が要らない陽気で一番好きな季節です。これから小春日和の12月初めまでがいい季節ですねー。スーパーにミカンが出てきたので買ってきました・・・小粒のミカンですが、元々小粒なミカンが好きですし、甘くてついつい3個4個と食べてしまいます、まぁ甘いんですが酸味が乏しくて、酸味と甘さのバランスが良いと完璧ですが(笑)かみさんの実家の柿も豊作でどっさり取ってきました・・・なんの手入れもしていないのでそんなに甘くないんですが、さっぱりして美味しいです。熟した甘い柿も美味しいですが、硬めの柿も好きです。我が家の庭には以前渋柿と甘柿とあったんですが、リフォームの時に切って今はありません。そんなこんなで・・・先日大手のコーヒー会社やスタバの値上のニュースが入ってきました。業界情報で大手の卸価格も伝わってきていますが・・・その値上幅の大きさに驚くとともに、高品質豆と低価格豆の値段の差がなくなってきていますので、大手でもそうなるのかと納得しています。大手は、以前でしたら豆が高騰すると安い豆を使う割合を増やしたりしたものですが・・・その安かった豆も高騰しているので、逃げ道が無くなってきたわけです。缶コーヒーでも・・・相場が安い時は良い豆を使って、結構美味しかった時代がありました・・・しかし、相場高騰すると味が落ちていって、分かりやすかったものです・・・円安は厳しいです。自営レベルの自家焙煎店の閉店も目立ってきました、大手も個人店も大変な時代になってしまいました。先日の到着ロットのカッピングと産地の情報交換会を受けて、来年に向けての生豆の手当や、価格を抑えるためのブレンドの見直しをしています。ブラジルは1年で50%、コロンビアは35%も高騰・・・他の産地は元々高いのですが、やはり20%前後の高騰になります。さかもとこーひーは同じくらいのクオリティの豆を使っている同業者の30%~50%くらい安くなるよう、価格を抑えていますが・・・在庫していた生豆が11月12月には無くなりそうです。さかもとこーひーは、20年になるパートナーインポーターさんの協力で約1年分の生豆を調達しています。(お米の高騰でTVに映った温度・湿度を管理している定温倉庫に預けて、毎週3回4回と店に届けてもらっています。なので、店の生豆在庫はどんどん回転するようにしています。)ここ数年はクオリティのバランスを大切にして、クオリティを守りながらオーバースペックにならないよう気をつけています。買付け価格も業界相場よりも有利になっています。このところ自家焙煎店のSNSで、豆の高騰だけでは無く、いつもの豆の欠品で困っているとの投稿が増えてきました。新しい自家焙煎店はネットで仕入れている店が増えていますので。そういった問屋は在庫切れが増えているようです。(最近は生豆を少量でネット仕入れできるので、使用量少ない店でも自家焙煎しやすくなっています)さかもとこーひーは年間計画で1年分抑えているので、その辺は困っていませんが・・・予定よりも使いすぎると慌てることはありますが・・・それでも早め早めに手当してますので、なんとかなっています。そして、12kg焙煎機なので、自家焙煎店の5kgや最近多い1kgの焙煎機よりも生産性が高いこと・・・喫茶をしていないのと、通販が7割8割、500g袋が多いと言うことで・・・少ないスタッフで豆の販売・通販に集中して、ローコストで経営できています。そんなやり方で価格を抑えられていますが・・・それでもかなり」厳しい状況になっています。在庫の生豆を使い切った順番で価格を見直すことになりますが・・・それでも、原価をかけられる、原価率を高められるので最小限の値上げに抑えられるよう、あれこれ頭に汗をかいています。さかもとこーひーは「コーヒーのある日常、暮らし」を大切にして33年目になります・・・マニアや趣味向けのコーヒーではありませんので・・・減価率を上げてでも暮らしの中の価格でお届けできるよう、ジタバタしています。最近増えているカフェやレストラン向けの卸は・・・飲食業界の厳しさを知っていますので、安定したクオリティでの価格維持を心がけています。そうは言っても店で工夫できる部分とどうにもできない部分がありますので、その辺ご理解をよろしくお願いします。(せめて消費税の負担が無くなると良いのですが、なかなか減税になりそうもありません)今回は、さかもとこーひーのクオリティ維持と価格の裏事情の報告でした・・・普段表に出さない話しですが、あまりにも仕入れ価格の高騰が続いているので、説明しました。まぁ、年間契約で確保していること、オーバースペックにならないクオリティ維持をしていること、焙煎量や500g袋の増加、少ないスタッフで生産性を上げていることといった内容でした。50年のキャリアが試されていると心して、ご常連の暮らしに寄り添い、卸先のカフェやレストランのお役に立てるよう頑張っています。さかもとこーひーは「まろやかな美味しさと、ゆたかな香り」を大切にしています。
2025.11.02
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