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5月が終わって、水無月6月です・・・梅雨入りが気になりますが、朝の散歩の時おゆみ池からの風が気持ちいいです。おゆみ池は大賀蓮が有名で、だいぶ大きくなってきました、もうすぐきれいに花が咲くでしょう。
6/2、9と定休日の月曜日に白内障の手術をします・・・お年頃です(笑)同級生やお客さんで手術した方が何人もいらして、すぐ終わると言ってくれますが・・・本人は手術も入院も幼稚園いらいなので、けっこうビビってます。まぁ、これで目が良くなれば怖いものなしです(笑)
術後通常の仕事に戻れるのがいつになるか微妙ですが・・・店は息子二人とスタッフさんで通常通り営業しますので、ご安心ください。まぁ、連絡とっていますし、散歩がてら店に顔を出します。移転して自宅から歩いて15分くらいなのでちょうど良いです。
そんなこんなで・・・20代でお世話になった神田神保町のTeaHouse TAKANOが昨年50周年を迎え、その記念の冊子をお客様からいただきました。 喫茶店で50周年、しかも今も繁盛していて、稀有なことでしょう。
高校が理数科だったのですが落ちこぼれて、文系に変更・・・文系の授業が無いので、水道橋の予備校に放課後通っていました。当然水道橋神保町界隈を徘徊しまくり、古本屋レコード屋喫茶店巡り、名画座もよく行きました・・・で、受験に2度も失敗して・・・19歳でフルーツパーラーに入り、チーフが業界誌を教えてくれて、柴田書店の月刊喫茶店経営を読むようになりました。
20歳くらいから紅茶のヘビーユーザーになって、新宿高野の階段の踊り場にあったインディアティーセンターや東京駅大丸のブルックボンドのボンドスクエアで紅茶を買って飲んでいました。一番飲んだのはリプトンの1ポンドの青缶で、次がF&Mでした。(スリランカツアーを案内してくれた斉藤先生の紅茶読本が出ていたので、貪るように読んだものです)
21歳でフルーツパーラーを辞めて、コーヒー専門店で働こうと思っていて、あちこちの名店を回っていて、神保町をふらふらしていたら裏通りに紅茶の店 タカノ があって入り、紅茶やティーゼリーを注文し、外に出たら正社員募集の張り紙があり、即電話しました。
タカノに入ってしばらくした頃に直輸入開始したので、入社は1977年くらいだったかと思います。1980年にはスリランカの紅茶園に行かせていただきました。紅茶の専門店は都内ではタカノが最初で、その後2店3店できてきました。
輸入スタートで毎週スリランカからサンプルが届き、テイスティングしたり・・・紅茶園に行かせていただいたり・・・その経験がベースになっていて、さかもとこーひーになっても産地に行ったり、カッピングしたりにつながっていると思います。
1974年10月にTeaHouse TAKANO開店、1977年に直輸入開始して・・・このビジネススタイルがタカノの基礎となったと書かれています。
1980年飯田橋店を開店し、坂本はその飯田橋店の店長をしました・・・1995年に本店と飯田橋店を60席の現店舗に統合したんです。坂本は1982年千葉に紅茶の店テ・カーマリーを開店しました・・・開店日バタバタしていますので、高野さんが応援に来てくれました。
派手なこともしないで・・・地道に暮らしの中の紅茶の魅力を届けて繁盛し続けての50年素晴らしいです。直輸入と60席の現店舗も長年の繁盛を支えていると思います。
今でも自宅では紅茶を飲むことが多く、50年飲んでもしみじみと美味しいと思っています。スリランカのヌワラエリアやディンブラの山々、工場に入った時のフレッシュな香り、茶園でのテイスティングでは同じ茶園なのにロット毎に違う香りや味わい、リプトンのテイスティングルーム、市場のスパイス屋に飛び込んでシナモンの長いスティックを買ってきたこと・・・朝昼晩と食べたスリランカカレー、招待されたお宅でのカレー、道路脇のカフェでのカレー、ホテルでのカレー・・・ホテルでの紅茶、道路でのチャイ・・・色々と思い出します。
神保町の裏通りの行きつけでのランチや老舗和菓子のささまで買ってきておやつにしたこと・・・懐かしいです。
祝 TeaHouse TAKANO 50th Anniversary
est. 1974 Kanda-Jimbocho Tokyo
何が良くて、何が美味しいか、商いに対する姿勢・・・高野さんの変わらない物差しが、今のさかもとこーひーの基礎になっています。
さかもとこーひーは「まろやかな美味しさと、ゆたかな香り」を大切にしています。
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