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*8/11(月)~8/15(金)夏休みになります。(月火定休日です)
あっという間に8月になりました・・・おゆみ池本店前のおゆみ池では盆踊りと花火大会で賑わいます。まぁ、その期間、さかもとこーひーは夏休みですが・・・(笑)
しかし、津波には驚きました・・・特に外房、大網、九十九里から銚子にかけての太平洋沿いには常連のお客さんが結構多いので、被害がどうなるか心配でした。そして、台風が近づいてきましたが、なんとか逸れてくれました。
その前、最初の独立の紅茶の店テ・カーマリー開店の時のスタッフがお祝いでピザをご馳走してくれました。薪がまのピザ屋さんで、小さな店ですが、ピザの選手権のタイトルも取っていて・・・まずピザ生地がしっかりと焼けていて、粉の味わいが豊かで余韻まで素晴らしく・・・前菜のサラミや生ハムも美味しい・・・トマトソースがきれいな味わいで素晴らしい・・・グラスワインも手頃なものですがバランスよくて美味しい・・・リピート決定です、いいお店教えてもらいました。
呑んで食べて、40年前45年前に戻り、思い出や近況の話しで楽しめました。
そして、月曜日にブレンドワークショップの2回目を行いました。今回はモカ・イルガチェフェとエチオピア・モカナチュラルの2種類のモカのブレンドの違いやインドネシア・マンデリンと深ブラジルでのブレンド等同じベースで違うキャラをブレンドしたり・・・ベースを変えたりしました。メンバーが若く熱心なので・・・3回目も予定しています、各自のオリジナルブレンドとか、季節のブレンドとか、お菓子とのペアリングをイメージしたブレンドとか・・・メンバーの興味あるテーマにしたいと思っています。
カッピングしながら、コーヒー業界の裏話し、業界有名人の裏の顔等々オフレコの話題が出たり・・・若い業界人のアレコレと盛り上がりました。20代30代の人がきちんと食べていけて・・・できたら一生継続していけるようになるには、やっちゃいけないことがあります。やっちゃいけないことは、なかなか情報が無いんです。
そんなこんなで・・・夏恒例の「納涼こーひー放談2025」です。
まずは、さかもとこーひー32年、テ・カーマリーから42年を振り返ってみます・・・今回は27歳で独立して42年自営で食べてきましたが、紅茶の店テ・カーマリー時代を振り返ってみます。
42年前の千葉・・・紅茶専門店でポットサービス、ミルク付き・・・スコーンを12時に焼き上るようにオーブンに入れて・・・手作りのジャムやマーマレードにポットサービスの紅茶・・・ワインヴィネガーで仕込んだハムのマリネのサラダに手作りのケーキ・・・そんなお店だったと話すと、いきたーいと言われます・・・まぁ、今ならSNSもありますが、40年前は口コミだけ・・・ご近所の県庁や保険会社、広告代理店、マスコミ等の女性のお客さんが80%90%でした。
千葉駅方面からは歩いて10分15分かかりましたが、ランチタイムにわざわざきてくれた常連さんも多かったんです。ランチタイムに男性のお客さんが気がつくと、男は一人ということがよくありました。午後から夕方屯していた常連さんは近所のアパレルの人や飲食店の若旦那、バンドマン等でした。あとは女子学生ですね。
よく、やることが30年早い!と言われますが・・・確かに、今あったら自分で通いたい店です・・・ポットでしっかりと淹れたたっぷりの紅茶をゆっくりと味わう・・・濃いめに淹れて、ミルクをたっぷりと入れたミルクティの美味しさは、紅茶だけでも美味しいし、サンドイッチやケーキと一緒でもとっても美味しい。
当時のお客さんが時々さかもとこーひーに来られて、テ・カーマリーに通っていたんですよーと言われます。中には当時お付き合いしていて、その後結婚、今はリタイア世代になってご夫婦で来られるお客さんもいらっしゃいます・・・高校生や二十歳過ぎの常連さんで、そのままさかもとこーひーになっても常連さんの方もいらっしゃいます、まぁ今はアラ還暦ですけど。
今だったらなぁーと思うこともありますが・・・それでも生活していくのはなかなか大変でしょう、勿論当時は店を維持するのがやっとでした。
なので、今では自宅でこーひーと同じくらい紅茶を淹れて楽しんでいます・・・そもそも紅茶にしても、コーヒーにしても家庭でのものだと思います。ホームこーひー、ホーム紅茶はいいものです。
それにしても、しっかりと淹れた紅茶にたっぷりのミルクのミルクティーの美味しさが50年経っても一般的になっていないのだけは、こーひー紅茶の仕事をしてきて心残りです。いまだに美味しいと思うんですけどねー。(先日、津田沼のブラウンサウンドコーヒーさんが、40年前のレシピでスコーンを焼いてくれました。素朴でざっくりとした粉とバター焼いた美味しさは、たっぷりのミルクティやラテにぴったりです。)
そうそう、コーヒーの注文は一日10杯くらいでしたので・・・手網で週に3日4日焙煎していました、開店前や閉店後です。天ぷらガードを立てて、エアコンの風を避けながら、内側に目盛りをふって、火力を火からの距離で調節して、再現性高めていました。
それが、実際に焙煎機で焙煎するようになって役に立ちました。あの当時のエネルギーはもうありませんが、求める美味しさは変わっていません。
常連さんとスキーのツアーやったり、若かったので色々なイベントして楽しかったのですが・・・それでも商売は厳しくて、このままでは食べていけないと、どうしたらコーヒーや紅茶で食べていけるのか色々と考えていました。
その結果が、喫茶店という飲食業から自家焙煎店という製造販売業への転換でした。常連さんが少しずつ増えていけば一生食べていけそうなのと、ホームこーひーを広めたいということが大きな要因でした。(まぁ、今ならカフェでもやりようがあるんですけどねー)
さかもとこーひーは「まろやかな美味しさと、ゆたかな香り」を大切にしています。
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