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今朝起きてみてびっくりしたことがあります。弥生も今日で終わりというのに何?この積雪は?スノータイヤから夏タイヤに替えたのが先週。最高気温も20度を超えた日もあったのに・・・。雪の降り始めも異常なら降り終わりも異常なようです。 さて、今日は東京のFPステーションさんでテープの収録です。今年初めてとなりますが、しばらくぶりの収録とあってか少し進行に遅れがありました。 何とか遅れを取り戻しておとといリハをやったのですが時間が余る。時間をコントロールするテクニックが確定申告で忙しくしている間に衰えたようです。 大体58分くらいを目処にしゃべるのですが時間が余ってたんですね。時間が押すよりも余る方が調整ははるかにしやすいのですが、なんとか予定通りに終わるようにできました。やはりプロのはしくれですから・・・。 あとは無事に飛行機が飛んでくれさえすれば大丈夫です。いつもならもっと早く完成して余裕があるところですが、今回は思わぬ苦戦をしました。満を持していってきます。人気blogランキングへ
March 31, 2006
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昨日法人の申告書を提出にある市役所の分庁舎へ行ってきました。 この分庁舎は市町村合併により旧市役所として機能していたものですが今では地域の行政センターになっています。 ここの市民税担当が人事異動で変わっており新しい面々が慣れない仕事にあたふたしていました。 たまたま私の申告書を収受する人が高校の同級生でした。旧市役所に勤めているのは同窓会名簿で知っていましたが偶然、市民税担当となっていたのです。 私の持参した申告書の取り扱いが分からず市役所に電話していたので初めてなのかな、と思い声をかけてみました。 「あんた、○○さん(旧姓)じゃない?」 「はい、そうですけど・・・」いきなり旧姓で呼ばれたのでびっくりしてました。 「ウチら、高校の同級生やぜ。覚えとらん?」 「(税理士書名欄を指して)このお名前の方・・・?ごめんなさい、分からんわ。」 クラスが一緒になったことがないので分からないかもしれません。でも他の同級生の名前を出すと「その人は知ってるけど・・・・」 申告書の受理は受領印を押して控えを渡すだけということを説明して帰ってきましたが、最後は笑ってお役所言葉からタメ口に変わってました。 高校の同級生もあまり会うことがありませんが、こうやって皆頑張ってるんだなということが実感できた出来事でした。人気blogランキングへ
March 30, 2006
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昨日の続き。 日本において税法上、税務当局と納税者の関係は横並びではなく大きなアドバンテージが税務当局の方にあることを昨日述べました。 では、諸外国ではどうなのでしょうか。 ドイツを除く諸先進国には「納税者権利憲章」というものがあります。この中で納税者の権利が歌われているそうです。例えば納税者は代理人を置くことができるとか、不服がある場合のルールとかいったことです。 ドイツにはこのような憲章はありませんが税法の中で納税者の権利が規定されているとのことでした。 一番ショックを受けたのは税法も税理士法(韓国では税務士法)も日本と酷似している韓国に差をつけられていることでした。韓国は'90年代に経済危機を経験しそこから諸制度が生まれ変わったようです。ちゃんと納税者権利憲章もあります。国税不服審判所の所長の昇進基準はいかに納税者に有利な決定をしたかによるそうです。どこかの国のようにいかに国民からお金を取ったかが昇進の基準となっているところとは天地の差があります(ある国税不服審判所の所長はついうっかり「税法うんぬんと難しいことを言わないで我々は取れるところから取れればそれでいいんですよ」とか言って問題になったこともあります)。 日本は数十年間世界第2位の経済力を誇り過ぎて韓国や中国その他の近隣諸国のことを下に見てきたところがあると思いますが実は制度上では遠い昔に追い抜かれているのだということが分かりました。 日本の国家公務員は確かに優秀だと思います。しかし、優秀な人達にも個人それぞれ限界があります。役所の裁量主義もそろそろ見直さないと共産主義のような行政と言われる日も近いのではないかと思ってしまいます。人気blogランキングへ
March 29, 2006
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昨日午後から北陸税理士会50周年記念講演の聴講をしに金沢に行ってきました。 講師に東京税理士会の金子会長をお招きし「世界の税理士制度」ということでお話頂いたのですが、とても分かりやすく日本の制度と世界の制度の違いをご説明されていました。 一番強く思ったのは日本の制度というのは世界の先進国の中ではかなり遅れており他の模範となるには程遠い現状であるということでした。 これにはかなりショックを受けました。 私が税理士になって税法と日夜向かい合うようになって疑問に思っていたことがあります。それは「税法上、税務調査に入ったら税務当局の方が圧倒的に有利なようにできている」ということです。 国税には国税通則法という国税の親玉のような法律があります。ここには納税や徴収、還付のことなどがこと細かに書かれています。ところが、税務調査については調査が終わった後のことは誠に細かく書かれているのですが税務調査が始まる前のことは一言も書かれていない。どこで調査をするのか、どの範囲で行うのかというルールがないのです。 ルールがなければ全て税務当局の裁量判断ということになります。 ということは納税者に都合の良い風に事が進めば「当局からの恩恵」なのです。つまり納税者と税務当局は初めから同じ土俵で相撲を取っている訳ではないのです。 諸外国ではどのような扱いになっているかはまた明日にします。
March 28, 2006
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お客様の中に離婚を決意された方がいらっしゃいます。お話を聞いているとやはり複雑な気分になります。 さて、離婚をめぐるトラブルでいつもセミナーなどでご紹介していることが2点ばかりありますので今日はその話を。 一つは生命保険のこと。受取人が元配偶者のままになっていると離婚した後とはいえその元配偶者のところに保険金を受け取る権利が残ったままとなります。生命保険金は相続財産ではないので相続権のあるなしには関係なく保険証書の保険金受取人のところに記載されている人の権利が絶対です。 ですから離婚が決まったら元配偶者が受取人となっている保険契約については解約するか受取人変更(贈与税に注意!)するかしないと後々保険事故がおこったときにトラブルになる可能性があります。 もう一つは離縁のこと。このお客様は旦那さんが婿養子に入られたのですが、離婚届と一緒に奥さんのお父さんとの離縁届にもハンコをもらう必要があります。そうしないと離婚はして家は出て行ったけれどもお義父さんとの間では親子の関係が継続しますからお義父さんが亡くなられたときに相続権はそのままあることになります。 これは必ずしも離婚届と一緒に提出する必要はないのですが、離婚の時に離縁のハンコももらっておかないとその後改めてハンコをもらうことにするとなかなかもらえないこととなります。一緒にもらうべきでしょう。 あまり望ましい話題ではありませんが、最近このような相談が少なからずありますのでご紹介申し上げました。人気blogランキングへ
March 27, 2006
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といっても、たわいもない話でもないので興味のある方には「使える」話かもしれません。 テーマは「何故越中美人はいないのか?」です。 秋田美人はいるのに山形にはいない。越後美人はいるのに越中美人はいない。加賀美人はいるので越前美人はいない。そして京美人はいる。 日本海側はほぼ1県おきに美人がいることになります。 山形や福井はなぜか知りませんが富山の美人がいない(越中美人がいると言われないということですよ)のは何故でしょうか? 江戸時代の話です。前田某という富山城の城主がある日馬で今の八尾方面に狩りに出かけたそうです。そのとき農家のある女性を見初めてしまい、今でいう拉致を敢行したそうです。 その女性というのは農家の嫁で、ご主人とご主人のご両親が「殿様、おそれながらウチの嫁でございますので返して頂きたく存じます」と富山城までお願いに行ったそうです。すると殿様はそのご主人をその場で切り捨て、ご両親は年配だからそのまま返したそうです。お嫁さんは戻ってきませんでした。 この事件があってから富山では「美しいもの、優れているもの」は人前に出すとお上が持っていってしまうという話が広まり隠すようになってしまったのです。 今でも富山県では必要以上に謙遜したり出る杭を打ったりする風習があると思います。昨日書いた高校野球で勝ちきれないのもこの辺に由来するのかもしれません。 決して富山県に美人がいないということではないのですね。人気blogランキングへ
March 26, 2006
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今日のできごとというよりも昨日のできごとです。 昨秋の北信越大会で高岡商業が優勝したことで富山県から珍しく春のセンバツに出場することになりました。 初戦の相手が何かと話題の八重山商工。戦前の報道でも高岡商業がかませ犬のような扱いだったと思います。 こちとら、北信越のチャンピオン。惨めな試合はしないだろうと思っていました。 やはりこの試合のカギは5回表の高岡商業の攻撃。2アウト満塁の逆転のチャンスにセンター前ヒット。こともあろうか2塁ランナーが3塁を踏み忘れるという大チョンボ。信じられませんでした。 野球というのは守備側に過酷な条件を課しているスポーツだと思います。エラーやフィルダースチョイスなどは攻撃、走塁には記録されないし、守備は取る、投げる、送球を受ける、タッチするのどれを欠いてもアウトにならない。全て完璧にこなさないと仕事が完了しないのです。 それに対して走塁というのは「転ぶ」以外にミスは考えられません。 そこにきて「踏み忘れ」。おそらく野球を毎日やってる人が一生かけても1回やるかやらないかのミスでしょう。それが大事なところで出てしまうお粗末さ。2アウトからのフォースプレイだから逆転どころか同点のホームインも認められないことになりました。 富山県は高校野球が楽しめない県です。春は出場しないし、夏も勝てて一回だけ。やはり「一生懸命にやって負けたのだから・・・」という風潮があってどうしても甘さがあるのだと思います。惜敗根性ともいうのでしょうか。 高校生が一生懸命プレーしての結果だから取り立てて批判するようなことはしないにしても普通のエラーというよりも基本的なことが欠けてしまっており、とても後味の悪い試合になってしまったと思います。人気blogランキングへ
March 25, 2006
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昨日金沢の税理士会館で税務支援対策部の会合がありました。ここには石川、福井、富山の各支部の税務支援対策部長が集まるのですが、皆さん今年は大変なご苦労をなさっていたようです。 今年は消費税(まだ申告期限内ですが)の納税義務者が大幅に増加したことと年金の申告対象者が増えたことで確定申告の相談日数も増えたからです。 支部によっては税理士が10人あまりしかいないところもあり、どうやって乗り切ったんだろう?というところもありました。 何はともあれ、確定申告期も無事乗り切れてよかったです。人気blogランキングへ
March 24, 2006
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昨日はウチの双子の誕生日でした。5歳になります。 私は仕事で帰宅が10時過ぎになりました。子供も起きてはいましたが、寝る直前の状態だったので「ハッピーバースデー」を家内と4人で唄って終わりにしました。 その後娘と一緒に寝たのですが、「涼ちゃん、お誕生日にお仕事でごめんね」というと「お父さん、この前の誕生日(=去年の誕生日)もおらんかったね」と言われました。 別段、深い意味があるわけではないのですが、子供ってよく覚えてるなぁと感心(?)させられました。 来年はちゃんと祝ってあげるからね。人気blogランキングへ
March 23, 2006
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私が生まれ育ち今も変わらず住んでいるのは港のある町です。 先日、新しい埠頭が完成、供用開始したということでそのオープニングレセプションに行ってきました。 国土交通省の方、県知事、市長、地元選出の国会議員までそうそうたる顔ぶれで、時折降る雪もその華やかさに正しく「どこ吹く風」でした。 港は世界につながっている。神戸も横浜ももとは数百人の村だったなどという挨拶があり、なるほどと思った次第です。 地元にいながら殆ど港のことは知らずに育ってきましたが、大変な財産であることに気づかされました。 今週末にはあの飛鳥2のデビュークルーズが寄港します。こちらにも招かれているので楽しみです。人気blogランキングへ
March 22, 2006
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一度死んだはずの王ジャパンが見事第一回ワールドベースボールクラシックのチャンピオンになりました。浮いたり沈んだりがあったにせよ、歴史に残る偉業だと思います。 さて、今朝から金融機関に勤める友人が家に来て課題を一緒に解いて欲しいとのこと。見てみると資金繰り計画の問題で、売掛金の回収予測や買掛金の支払いなどの穴埋め問題でした。 ちょうど税理士試験の簿記論の帳簿組織の問題に似ていて大変懐かしい思いをしました。 学習簿記の世界は実務ではあまり役に立たないけれどもこんなときに友人の力になれてよかったです。人気blogランキングへ
March 21, 2006
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去年の9月に事務所を増築する前までは1部屋18畳の狭い事務所だったので家電売り場で安いファミリー電話と子機1台で対応していました。 増築して半年経ちますがその後もずっとそのファミリー電話と子機でやっていたのですが、人員増強の計画を立ててからやはりこれではいけないということでようやくビジネスホンの導入となりました。 先週末に電話機を交換・増加し、以後光電話とする工事をします。光電話となっても電話番号などは変わりません。 通信関係は工事にコストがかかるということでつい2の足を踏んでいたのですが、地元の通信業者に頼むと意外なほど安く済みました。その業者曰く「県外の業者は割りと高い」とのこと。 5年リースで月々○千円。親電話3台と子機2台でこれだけならもっと早く換えておけばよかったと思いました。人気blogランキングへ
March 20, 2006
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今年はよくこのブログに地元青年部会のことを書かせて頂きました。去年の4月から1年の任期でその部会の会長を仰せつかったからです。 その会長職もあと2週間足らずで終了となります。 あっという間だったように思いますが、何か遠い昔からやっているような感じもします。 今日もその会長として地元の港が外港形式となりその開港記念セレモニーに招待されています。 残すところあと10日あまり。この間にもいろんな仕事があるのですが、最後まで一つ一つこなしていきたいと思っています。人気blogランキングへ
March 19, 2006
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今日は午後から30キロほど離れたところのお客様のところに行ってきます。別に仕事ではなく、「会社のパソコンのインクジェットプリンタを買い換えようとパソコン屋に相談したら本体も全て買い換えないとダメだと言われた。どうしよう?」という相談が社長からあったものでちょっと行ってこようという訳です。 どうやら、聞いていくとパソコンのCDドライブが壊れたことによりデジカメなどのドライバがインストールできなくなっただけのことらしいのです。社長はパソコンは全く使わず従業員のおばさんに入出力させているだけなのでインターネットにもつないでおらず、誰に聞こうもないのでウチに聞いてきたとのことでした。 Win98が入っているのですが、運送配車簿と請求書の入力にしかお使いになられないので十分このまま使えるのです。ただ、プリンタが動かなくなってきており買い換えたいというだけなのでパソコン本体を買い換えなくていいように見てこようというものです。 今日は仕事ではなく趣味の一環として訪問してきますので嫁と子供2人をその会社近くの温泉に置いて私はパソコンに2つか3つのCDをインストール。うまくいけばいいんですが・・・。人気blogランキングへ
March 18, 2006
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FPステーションさんから出る講演テープで、所得税増税時代を迎えた現代の新しい節税を考えるというテーマの原稿が上がりました。 今年初となるテープの原稿です。実は以前に似たテーマで収録したことがあったのですが、今回は平成18年度税制改正も織り込みかなり奥深い内容とすることができました。 今回改めて思ったのは、ある対策をしようかどうか迷うときフローチャートは大変に役に立つということです。2者択一でイエスかノーか辿っていけば答えにたどり着くというものです。これを考えた人はすごいな、と思いました。 今月末に収録、夏頃に発売となる予定です。ちょっと普通とは違う考え方を紹介していますので目からウロコ・・・ということもあるかもしれません。人気blogランキングへ
March 17, 2006
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今までとちょっと趣向を変えて家族の話題です。 ウチの双子も来週5歳になります。たまに(年に数回)保育園に迎えに行ったりするのですが、周りの子供達からは「あっ、あっちゃんのお父さんや」と声をかけられますが「涼子ちゃんのお父さんや」とは言われたことがありません。 やはり弟くんが少し発育が遅れているので目立つというか、かわいがられているのだと思います。 一方、弟くんが「お父さん、混ぜて。終わるまで待っとって。」などと一人芝居(?)をすることがあるのですが、それを聞くと「友達に仲間はずれにされることもあるんだな」と感じます。 弟くんはお姉ちゃんに対しては対抗意識があるのでいつもけんかになるのですがお姉ちゃんは弟くんの発育とはそういうことは分かりませんからいつもサシでけんかすることになり負けてしまいます。 お姉ちゃんも相当なストレスを抱えていると思いますが、2人のケアが大切だと思っています。人気blogランキングへ
March 16, 2006
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いよいよ所得税の確定申告期限となりました。申告期限であると同時に納付期限でもあります。 今日申告したはいいが納付するお金がないという方にペナルティなしで1ヶ月ちょっと納付を遅らせる方法があります。 所得税と消費税には振替納税という制度があります。これに振替口座などを記入の上銀行印を押して提出すると4月20日にその口座から引き落とされます。 4月20日に落ちれば延滞税などのペナルティはありませんが落ちなければ3月16日からの起算で延滞税が課されてきます。 振替納税の手続きについてはこちらからどうぞ。http://www.nta.go.jp/category/yousiki/tyousyu/pdf/24100020-2.pdf 1月下旬からこのシリーズを続けてきましたが、いよいよ今日が最後となりました。毎朝ネタを考えるのが大変でしたがよくここまで続いたと思います。また来年の1月下旬頃からやりますので来年の参考にされてください。人気blogランキングへ
March 15, 2006
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このシリーズも終わりが近づいてきました。今日は個人事業税の話。 個人事業税の申告は所得税の申告をすればしなくていいことになっています。個人事業税は事業的規模の不動産所得と事業所得に課せられるものですが、細かいチェックで不要の個人事業税を払わずに済むことができます。 1つ目は雑所得になるものを事業所得に含めないでちゃんと雑所得で申告することです。商工貯蓄の利息相当額とか、電力会社への卸電力の代金とか・・・。事業付随行為は事業所得ですが、雑所得となるものは極力雑所得として申告するようにしましょう。 2つ目は第2表右下の事業税の欄に「事業的規模以外の不動産所得の金額」の記載を忘れないことです。ここに書いておかないと事業所得と不動産所得がある人などはその事業的規模以外の不動産所得にも事業税が課せられることになります。 ちょっと細かいところでしたが、個人事業税もそこそこの金額になりますから注意すると不要の税金の節約になります。人気blogランキングへ
March 14, 2006
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この土日で一生懸命やったけど間に合いそうにないという方はこのように期限内申告をされるとよいでしょう。 まず、売上などの収益をすべて計算します。これに漏れがあってはなりません。 次に仕入れ、給与、青色専従者給与、地代家賃、減価償却費などの決算書に明細を書く必要のある項目をまとめます。どれもそんなに苦労する項目ではないと思います。 最後に一般経費を計算するのですが、これは拾える範囲で書きます。注意しなければならないのは本当に確認できた経費のみを計上することです。事実より多く経費を計上してはなりません。 こうしますと経費が全部は出てきていないので税額を一旦、その分だけ多く納めることになります。 その後、今年の夏あたりにでも残りの経費を計算して正しい税額を計算します。 そして更正の請求を行い多い分を返してもらえば加算税や延滞税も発生しません。 あまりお勧めできる方法ではありませんが、どうしても間に合わないということであれば一旦多く納めておいて後で精算するということもできます。人気blogランキングへ
March 13, 2006
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今日を入れてあと4日となりました。 先日3月15日は贈与税の申告期限ということで紹介しましたが、もう一つ大事な日でもあります。 所得税の青色申告の申請期限です。 年の中途で事業を開始した人以外は平成18年を青色申告にしたいと思ったら3月15日までにその申請をしなければなりません。 青色申告は特別控除、特別償却など数々の特典があります。是非利用されるといい制度だと思います。人気blogランキングへ
March 12, 2006
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世の中には領収書の出ない経費があります。JRの切符代、自販機の飲み物など・・・。 これらは領収書がないからということで経費にならないのでしょうか? 答えは業務上の必然性が何らかの形で証明できれば領収書がなくてもOKです。当然といえば当然ですね。 問題はどのような形でその必然性を証明するかということですが、JRの切符なら利用日、行き先、用件、利用車種、金額、などを帳簿(現金出納帳など)に記載しておきます。 また、大工さんのように毎日一服のときに従業員にジュースを自販機で買って飲んでもらうという場合にも人数的に説明がつく金額としておくことで計上してもあまり問題にはならないと思います。あまり多額ですと説明がつかないことになりますから注意が必要です。 これらの領収書がないのが普通である経費については消費税でも帳簿のみで仕入税額控除がOKということになっています。人気blogランキングへ
March 11, 2006
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いよいよ確定申告も大詰めとなってきました。消費税の申告期限は所得税・贈与税とは異なり3月31日となっています。 平成17年に消費税の納税義務者が大幅に増加しましたが、その中でも原則課税で申告する方にちょっとした節税を述べてみます。 平成17年に限らず免税⇒原則課税となった場合、平成17年初の棚卸資産にかかっている消費税を仕入税額控除として消費税の費用(のようなもの)にすることができます。 これは免税であった時期に仕入れたものであってもその売上は課税事業者になってから計上されることになるためそのバランスをとったものです。 この取り扱いは強制ではなく任意選択になっていますが、これをした方が納付する消費税額が少なくなりますから是非選択されることをお勧めします。ただし、適用する棚卸資産の内容を記載した棚卸表とその棚卸資産の請求書等は7年間保存しなければなりません。 簡易課税は売上の消費税のみから納付税額を計算するためこの取り扱いはありません。 もう既に消費税の申告をなさった方でも3月31日までは訂正申告ということでこれを盛り込むことができますからチェックしてみて下さい。人気blogランキングへ
March 10, 2006
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3月15日まで今日を入れてあとちょうど1週間になりました。 この日は所得税の確定申告期限ですが、もう一つ贈与税の申告期限でもあります。 所得税の申告期限が過ぎるとどういったことになるかはここで何度かに分けて申し上げてきました。余計に税金がかかってくるということでした。 もっと深刻なのは贈与税の期限を過ぎたときです。贈与税にも期限内申告を要件とした有利選択があります。 一昨年導入された相続時精算課税制度の選択は正しくこの代表選手で期限内申告が絶対条件になっています。 この制度は原則として65歳以上の親から20歳以上の子に贈与した場合、選択により2,500万円までは贈与税がかからず親の相続のときまで課税を延期するというものです。場合によっては贈与税も相続税もかからないことがありますのでこのような場合には無税で親から子への財産分与ができるといったものです。 これは所得税のように期限を過ぎたら多少余計に税金がかかってくるといったものではなく、期限を過ぎたらまともに税金がかかってくるという性質のものです(従来の暦年課税の贈与税の期限後はこの所得税のペナルティとほぼ同じですが、期限内申告が要件となっている特例もやはりあります)。 相続時精算課税制度は一旦選択したらその親からの以後の贈与は全てこの制度によることになりますので何が何でもこの制度が有利かというと必ずしもそうではありませんが、期限内申告の重要さを改めて気づかされる制度です。人気blogランキングへ
March 9, 2006
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今日も申告期限に関するお話です。 3月15日も税務署は午後5時で閉庁となります。さて、3月15日の閉庁後に期限内申告とするには・・・ということを考えてみます。 いくつか方法がありますが、まずは郵送。これは3月15日の消印があれば期限内申告となりますから閉庁後に回収のあるポストに入れるか、夜12時までに郵便局に持ち込む(この場合、簡易書留か何かで確実に消印がその場で確認できる郵送の仕方がいいでしょう)ことになります。 電子申告の場合には、午後11時までシステムが稼動していますからこの時間までにサーバーに送ることになります。ただし、何らかのトラブルもないとは限りませんのでギリギリにならないよう少し早めの送信がいいでしょう。 最後に税務署の文書提出口に直接入れることについて。これは税務署によって違うのですが、3月16日の朝に職員が箱を開けるまでというところがあれば提出口の向こう側に仕切りのようなものがあり夜12時にパタンと仕切りが動いて12時以前に入れられたものと12時以後に入れられたものが区別される仕組みになっているところもあるという噂を聞いたこともあります。また、その日だけは宿直のような人がいて夜12時に箱を取り替えて期限内と期限後が厳密に区分されるところもあるという噂もありました。 いずれにせよ、少し余裕をもって提出するに越したことはないようです。人気blogランキングへ
March 8, 2006
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昨日から、申告期限関係のことについて触れていますが今日は申告期限に間に合わなかった場合にどうなるかということです。 ここでも何度か取り上げましたが、申告期限までに提出しなければならないのは納税が出てくる申告と損失を繰り越す申告だけです。還付申告は申告期限がない(5年以内)のでいつ提出して頂いてもいいということになります。 さて、損失を繰り越す申告を期限までにできなかった場合にはその損失が翌年以降に繰り越すことができなくなります。 また、納税の出てくる申告を期限までにできなかった場合には次のペナルティが課されてきます。1.無申告加算税・・・これは期限内までに申告しなかったことに対するペナルティで、その申告により出てくる納税額の15%が後日請求されてきます。2.延滞税・・・これは納付が期限内までにできなかったことに対するペナルティで利息のようなものです。最初の2ヶ月は年4.1%(この率は年によって変わります)、それ以降は年14.6%とべらぼうに高い利率で後日請求されてきます。3.期限内申告が要件となっている優遇措置・・・例えば青色申告特別控除の10万円を超える部分が受けられなくなります。 いずれにせよ、通常より多額の税金が課せられることになりますから何が何でも間に合わせるということが必要となってきます。どうしても間に合わない場合には一旦、今ある資料から仮に決算を組んで期限内に申告をしておき、後日修正申告するという手があります。この場合には延滞税は避けられないものの、無申告加算税や青色申告特別控除などは通常通りの措置となりますからこういう裏ワザも使われてはいかがでしょうか?人気blogランキングへ
March 7, 2006
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所得税の申告期限は3月15日。もう少しとなってきました。ウチの事務所もまだ手付かずのお客様については今週中に終わるように計画しています。 さて、「もう10日を切った、どうしよう?」とお悩みの方に確定申告の種類によっては3月15日以後に提出しても何らペナルティのないというものもありますからここでご案内します。 どういう申告かというと税額がゼロか還付申告となる方。3月15日という期限は納付が出てくる申告か損失を繰り越す申告が対象となっていますからこれら以外の申告は期限が3月15日でないことになります。 とはいえ、青色申告特別控除の65万円の方は期限内申告となっていますのでこれを適用しようとする方はやはり還付とはいえ3月15日までに申告した方が還付額が大幅に増えますから注意が必要です。 やはりできるだけ申告期限内に提出した方がよさそうです。人気blogランキングへ
March 6, 2006
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先日、地元の商工会議所での税務相談であったこと。 商工会議所の担当者が「先生、この繰越損失のある方の申告を教えて下さい」。 去年の申告書を見るとなるほど、平成15、16年と損失申告になっています。17年は10数万円の黒字。 青色申告の特典として不動産、事業、山林の各所得の損失は以後3年間で出た所得から差し引くことができます。 今年の10数万円の所得は一昨年の損失との相殺で消えてしまうので訳ないのですが、問題はここから。 「この医療費控除って何?国民年金は?」所得が消えてしまうので所得控除があってもなくても所得税・住民税(所得部分)はゼロとなります。 そこに所得控除の記載があったのでこう聞いたのですが「この方の医療費と国民年金です。」と担当者。 「お客さん、奥さんは何しておられます?」「会社員ですが・・・」「年末調整をされてるんですね?」「多分・・・」 「では、この社会保険料控除と医療費控除、奥さんに控除として奥さんに還付申告して頂きましょう」「そんなこと、できるんですか?」 「さらにお客さん、あなた自身の所得が38万円以下だから奥さんの控除対象配偶者になることができます」「本当ですか?この他にも別居の私の母がおりまして・・・」「どこに住んでおられます?」「老人ホームです」 「老人ホームの料金はお母さんの年金ではまかなえない場合がありますが、お客さんが出しておられますね?」「月5万ほど私どもで出しております。母はもう寝たきりで起き上がることもできません」 「それではお母さんも奥さんの扶養親族につけられます。さらにお母さん、就床に複雑な介護を要する方ですから特別障害者となります。」 「妻の税金、いくら戻るんですか?」 「奥さんの源泉税が分かりませんからなんとも言えませんが、医療費控除20万、配偶者控除38万、扶養控除48万、障害者控除40万で10%課税としても最大で11万6千円の戻りとなる可能性があります」 「じゃあ、妻の分も確定申告してみます」 「奥さん、一昨年、去年とも申告されてなければお客さん自身を控除対象配偶者として配偶者控除の還付申告ができますよ」 「いやあ、私の税金はゼロじゃないかと思ってましたが、さらに戻ってくるとは・・・。本当に有難うございました。」 「奥さんに戻ってきた税金のうちいくらかはお客さんがもらわんといかんですね(笑)」 「いや、そうですね。ハハハ・・・」 所得控除の余ったところを他の親族の所得控除とするということはとても重要な節税だと思います。これからの増税時代、ますますこの考え方が重要になってくるでしょう。人気blogランキングへ
March 5, 2006
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昨日に引き続き申告時に選択できる節税の2回目。今日は青色申告者について考えてみます。 青色申告者は数多くの特典が与えられていますがその中でも貸倒引当金と特別償却、税額控除を取り上げてみます。 1.貸倒引当金・・・年末の受取手形、売掛金、事業上の貸付金などの債権から債権先に対する債務などを差し引いた金額の5.5%を必要経費とすることができます。ただしこの金額は翌年の収益に計上することになりますので初年度のみ効果のある節税方法といえるでしょう。 2.特別償却・・・いろんな特別償却が用意されていますが、ここでは一番使いやすい30万円未満の一時償却を紹介します。通常、固定資産については10万円以上のものについて減価償却費の計算をしなければならないのですが、平成17年中に購入・使用したものについては30万円未満のものは償却ではなく全額必要経費の選択をすることができます。こういった、従来の償却額より多くの必要経費を計上できるものを特別償却といっています。 3.特別控除・・・機械や備品などをリースして、そのリース料総額が百数十万円を超える(モノによって基準が違います)場合、そのリース料総額の7%を所得税額から差し引くというものです。これもいろんな特別控除が用意されていますのでその中から選択することになります。 決算後に行う節税はあまり効果が得られないものもありますが申告書を提出する前に一考の余地があると思います。人気blogランキングへ
March 4, 2006
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普通、節税というとその対策は年内に何らかのアクションを起こしておくものですが、申告時にできる節税を考えてみました。 今日はその第一弾として白色申告者の節税です。 翌年に入ってからの節税というのはあまり効果の大きいものは見当たりませんがせめて・・・というものです。 白色申告者は専従者がいる場合、その専従者を控除対象配偶者や扶養親族として所得控除の対象とするか専従者控除として所得経費にするかは申告時の選択です。 所得が極端に小さくならない場合、一般的に専従者控除とした方が課税金額は少なくなります。 専従者控除は配偶者は86万円、その他の親族は50万円を所得から差し引くことになりますが、差し引く前の所得金額を専従者の数+1で割った金額が上限となります。この上限額が38万円×専従者の数を下回る場合、扶養親族等とした方が課税金額が少なくなります。 専従者がいる場合、専従者控除は申告時の選択となりますから考えてみるとよいでしょう。 明日は青色申告者について考えてみます。人気blogランキングへ
March 3, 2006
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確定申告書にはAとBがそれぞれ第一表、第二表と用意されています。 Aには給与、配当、雑、一時などの誰が計算しても全く同じ税額になる所得のみ記載することになっています。それに対しBは事業、譲渡などを含むちょっと複雑なものまで全ての所得に対応するようになっています。 ウチの事務所から提出される確定申告書は無論Bが多いのですが、今年はAも多くなっていることに気づきました。事業者はB、その専従者がAで申告するというパターンです。 専従者などの申告は扶養親族・社会保険料の付け替えや医療費控除などで行います。やはり控除項目は家族全員で考えて税負担が小さくなるようにしたいですからね。 このAの申告書が多くなると全体の申告書の提出数が増えてきます。お客様に少しでも喜んで頂くことのバロメーターなのかもしれません。人気blogランキングへ
March 2, 2006
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今日から3月。所得税と贈与税は今月15日、消費税は31日までと申告期限が迫ってきました。 さて、今日は消費税のお話。消費税の計算は至って簡単です。2種類の計算方法があって原則的なものと簡易なものとあります。 原則は売上代金とともに預かった消費税(本当は預かったものではないのですが、あえてこのように表現します)と仕入や経費の支払代金とともに業者に支払った消費税をトータルして差額を納付するというものです。 簡易は預かった消費税は計算できるが経費の中でどれに消費税がかかっていてどれにかかっていないという区別ができない方のために取引に応じて預かった消費税の何%を納付するというものです。 簡易を選択する場合にはその前年までに届出を提出しないと原則で計算することになります。要するに来年の計算方法を今年のうちにして下さいよということです。 当然、計算方法が違う訳ですから税額も違ってきます。簡易が有利(納税額が少なくなること)となると思っていても実際にふたを開けてみると予測していなかった設備投資があったとか、修繕があったとかで結果的に原則課税の方が有利だったという場合もあります。 贈与税の相続時精算課税制度もそうですが、予測できない未来を予測して先に手を打ちなさいという税制が多くなってきているように思います。納税者に後だしジャンケンを認めないという理屈でしょうが、何か釈然としないものを感じます。人気blogランキングへ
March 1, 2006
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