さくらワールド

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2007年10月12日
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カテゴリ: 雑感
母の句集作りを姉と共に係わっていたら、自分のことを思い出した。

昨年のバッタと倒れる前後、わたしの頭は「自分の本を作らねば」という焦燥感があった。
血圧を上げた一要因だったかもしれない。
2ヶ月の休養を取っている間に「この一冊が出なくとも、世の中は変わらない」というあたりまえの境地に達し、思いを捨てた。

それがまた思い出されたのである。
この話にはナロリンはじめ随分大勢の人の智恵をお借りした。バンブーさんはすべての元原に句読点チェックまでしてくださった。
編集を引き受けましょう、とダライママさんも申し出てくださった。
だが肝心の思考がどうにもまとまらなかったのだ。

母の句集を見て「シンプルでいいのだ」と気づいた。

気づくと早い。
手順が頭にパッとひらめくや、行動を開始している。
昨日からだ。
多分、やっとそのときが来たのだろう。

「原稿は『朝日新聞生活情報紙』に載せたものだけに絞る。項目に編集せず、掲載された順にならべよう。必要な人にだけ配布すればいい」ということに。
それにしても目次と前文だけは作らねばならない。

昨日はあんなにいいお天気だったのに、パソコンにへばりついてそれをやりとげた。
自分の原稿を「朝日新聞生活情報紙」から42枚カラーコピーし、ひとつは保存用、ひとつは原稿として切り取った。
ひとつひとつに思い出がある。
わたしのなかでは2002年から2006年にかけて毎月460字のこの原稿を書くことは、楽しみでもあったが、エネルギーを相当注いだものだ。
古典にあたり、漢和辞典をたえず引きながら格闘した。


製本も自分でやってみよう。
できあがったら、まずはお世話になった方たちに差し上げたい。
新聞を見て「本になったら欲しい」と予約をされた全国からのかたがたにも差し上げたい。
ああ、よくも放置していたものだ。

できあがれば本というより手引き書、小冊子というところだろう。

そうだ、必要に応じて数部づつでも補完すればいいのだ。

夕方一段落したところで、ようやく散歩に出た。
雲に輝く夕日が、ことのほか美しく見えた。







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最終更新日  2007年10月12日 20時29分35秒
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