さくらママの日記
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昨日の夕方、比較的若い色白の痩せた男性が事務所に相談に来た。「おなかがすいて仕方がない」と。名前を聞くと「言わなあきませんか…」と言いたがらないので、雑談を交えていろいろ聞いた。年は40歳。「私とおんなじやん」と言うと、ホッとしたように笑みを浮かべた。生まれは和歌山。住民票はどこにあるのか分からない。気にしたことがない。あちこち、住み込みや、寮、飯場で寝泊まりして日払いで働いていた。年末、仕事がなくなり、寮を出ないといけなくなった。駅や公園で夜を過ごしながら、西成で仕事を探したが、人夫出しの人に「1月は仕事がない。2月は年度末までの仕事が入るかもしれん。区役所か共産党へ行け」と弁天町で車から降ろされた。区役所に行ったら「住所がないからアカン」と言われた。共産党に行ったら、ここを紹介された…と。個人的にお金を貸してあげれば(返してもらえないだろうけど)一番簡単。でも、それでは解決にもならないし、うちの事務所はそういう所ではない。「うちはお金は貸したりできへんけど…」と前置きして…居宅支援事業で自立支援センターに入所して、2週間センターで寝泊まりしながら家探しをして、家を借りて、生活保護を受けて、体力つけて仕事を探したら?居宅支援事業でセンターに行くなら、朝9時に区役所に行くんやで、とアドバイス。あと、決めるのは本人。「明日にでも日払いの仕事がみつかれば、大丈夫なんです」と言うし。私の名刺を渡し「また何かあったらいつでもおいで」とにかく、おなかがすいて仕方がないと言うので「たいした物はないけど」と、事務所にある食べ物(カステラや饅頭、クッキーなど)を紙袋にいれて渡してあげた。区役所にも電話を入れておいた。もし、相談に行ったなら対応をよろしく、と。まだ40歳やのに、住民票もなく(抹消されてるかも知れへん)、先の事より今日明日の事で精一杯だなんて…。で、今朝、区役所の人から私の携帯に電話があった。やっぱり、区役所には来なかった、って。心配やなぁ。生活の立て直しをできるチャンスやったのにな。
2012年01月18日
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