新 緑仙の日々是好日

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R.咲くや姫

R.咲くや姫

2011.10.31
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カテゴリ: 物書き

なんらかの形で生き甲斐を求めている。

生きると言う事は
ただ息をして食べて寝ているだけではない。
自らが、自分に生きる意味を見出し
何かしら「有意義性」の成り立つことを
信じることの出来る道程を発見することにある。

「人間到る所青山あり」
(じんかんいたるところせいざんあり)


本当に死んでもよいと思える場所と生き方を
最終的に見出すことは、決して容易い事ではない。

生き甲斐というものは
「二面性」を含んでいる。
それは、目標や理想、実現されるべき将来や
いまだ成就していない課題を意味し、もう一方では
それとは逆に
そこで自分を捨てて死んでもよいと思うような
つまり、
自分の本来性が発揮し尽くされて、そこへと
自分が帰ってゆくところの心の終の住処を


誰も甲斐の無い人生など求めたりはしない。
安心立命する救いの境域、死に場所とは、
すべてのものを断念出来る境涯、己の限界と非力さと
諦めの全てをこめて、他に何処にもない最終住処。
そうした自分自身の生存の意味の結晶する所、

それが、人間にとっての「生き甲斐」の
本当の意味である。

生き甲斐は、自分の本性とは別個の場所で
無理に何かを押し付けられたり、強制されて
成り立つものではないのである。
自由にその人らしい人柄の真実の結晶として
永い永い試行錯誤と人生の遍歴の中から体得され
命を賭けて守り抜かれ、全てを投げ打ってでも
達成成就されることが、その人の存在の運命そのものである。

人生とは
生き甲斐の探求の一語に尽きると言っても過言ではない。



2011年の10月が終わる。
明日から11月‥
二ヶ月刷のカレンダーは、残り一枚である。

万物は、生成の無垢をただひたすらと
どこからともなく、どこへともなく
自由に遊戯しているようにも見えるではないか‥
天空と大地との間には神々しい命が漲っている。





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Last updated  2011.10.31 22:35:59
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