フリーページ

2003年05月15日
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
 部門長が不祥事で更迭されて、会社が騒然としています。

 ゆっくり正典を読んでいます。

************************

 林克己訳の正典です。岩波少年文庫収録。1976年の第一刷。
 ホームズ、ではなくて、ホウムズというのがこだわりです。ま、鈴木幸夫先生のシャーロク・ホウムズ程ではないにせよ。

 《帰還》とか《生還》を《帰る》、と訳してあるのも特徴です。ちょっと「父帰る」や「派遣軍還る」みたいですが。
 収録作品は次の通り。もちろん《帰還》の中から選ばれています。
〈空き家の冒険〉

〈六つのナポレオン像〉
〈三人の学生〉
〈金ぶちの鼻めがね〉
の5編。
どういう基準で選んだのかとても気になるところです。

 林さんがお書きになった訳者あとがきにこんなことが書いてありました。

 読者のみなさんも、いずれあとで、ホウムズの物語をぜんぶ通読したときに、いろいろと考えてみていただきたいと思う。すぐれた点、疑問の点、まちがっている点をどしどし数えあげられるようになれば、みなさんもそれでいっぱしのシャーロッキアンになれるはずである。

 他人の説やカタログ・データなんかには詳しくなりましたが、自分の頭で考えて自分の言葉の言葉でホームズ物語を語ることはなかなかできません。
 ああ、自分は「いっぱしのシャーロッキアン」かしらと思います。

************************

 さて、この本の表紙はペン画のホームズ探偵の絵です。〈六つのナポレオン像〉の一シーンでしょう。

 この挿絵を描いたのが岩淵慶造さん。
岩崎書店の児童向けのホームズ全集の挿し絵を描いている人とは思えないカッコよさです。[2002-11-19]日記参照





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2003年05月19日 09時10分42秒
コメント(4) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

草敷吾朗

草敷吾朗

コメント新着

コメントに書き込みはありません。

© Rakuten Group, Inc.
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: