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2003年06月10日
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 これは前から欲しかった本です。この度やっとこネット古書店で買いました。

初版は1964年のようですが、資料によっては1968年としたものもあります。私がこの度求めたのは1972年の重版です。ちなみに定価は480円。購入価格は1000円+送料+振込手数料。でも私的にはちっとも高くありません。

 一見すると、まあ、なんということもないようです。
 この本は現在の目から見るとなかなかスゴイ本なのです。

スゴイところ・その一
 基本的に翻訳ではなく、児童向けの翻案(と言っていいでしょう)です。
 どの程度の翻案かというと、このお話しではワトスン博士は出てきません(!)。だから書き方も三人称。ウィギンス少年が、まあ、ワトスン役を務めています。読者が子供だから、でしょうか?

表紙に 原作/ドイル!はイイとして、その下に名前があるのが「柴田錬三郎」。と、どーんと、。まあ、判るのですけれどもね、おそらく翻訳者だというのは。でも、ちょっと驚かされます。


 シバレンといえば、大昔にクイズ番組(ほんものは誰だ!だったと思います)のレギュラー解答者してた仏頂面が印象に残っています。どんな顔してこの翻訳していたのかしら。
 この本の前書き、「この物語について」と題された文章はなかなか力が入っています。

 シャーロック・ホームズ!この名探偵こそ、全世界の探偵小説の中で、さんぜんとかがやく最高峰であります。

書き出しからこれですもの。
期待はいや増すわけです。

収録作は
 〈四つの署名〉
 〈悪魔の足〉
 〈宝石を生んだ鳥〉
 〈赤髪者同盟〉
 〈赤い怪盗〉


 これらの作品は「この物語について」によれば

数多いホームズの冒険物語のなかから、もっとも面白いものをと、選んだ短篇です。

というのですが、この選択眼や如何に?目次を眺めてみましょう。

 頭に〈四つの署名〉。これはまあいいでしょう。面白い話だし。〈緋色の研究〉はワトソン博士不在では成立しないし。
その次が〈悪魔の足〉!いきなり飛ぶなぁ。

〈赤髪者同盟〉。せきはつしゃどうめい、とルビが振ってあります。せきはつしゃ。《險冒のズムーホ・クッローャシ》[2003-04-20日記参照]をご紹介したときにサラッと流してしまったのですが、はー、こう読むのですか。

そして、〈赤い怪盗〉。


〈赤い怪盗〉?
〈緋色の研究〉かしら?いや、怪盗なんか出てこないし。
〈赤い輪〉?いや、これにも怪盗は出てこない。
なんでしょうね。こういうどの作品だか、わからないタイトルが付けられているのが、面白いですね。
どれどれ、本編を読んでみましょう。



??

???

なんだいこりゃ!

************************************************

というところで、続きは次回!





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最終更新日  2003年06月13日 09時03分08秒
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