学校で教えて欲しかった、こんな英文法!

学校で教えて欲しかった、こんな英文法!

2014年05月12日
XML
カテゴリ: 時制
________________________________________

東日本大震災で被災された皆様が一日も早く通常の生活に戻れますよう
被災地域の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。

________________________________________


こんにちは iaxs vancouver のオグリです。


アイアクセス・バンクーバーからのお知らせ!


メルマガ「学校で教えてほしかった、こんな英文法!」や「TOEIC プラス」のネタ元にもなっているアイアクセス・バンクーバーのテキスト本


「ザ・英文法」ダウンロード版  オンライン販売中! 





百聞は一見にしかず、まずは無料サンプルをご覧ください。


ザ・英文法DL版



本日の問題


☆★☆ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


次の英文の違いを説明してください。


1) They meet in the final in May.

2) They will meet in the final in May.


























答:1)未来予定 2)未来予測


詳しい解説についてはメルマガ “学校で教えて欲しかった、こんな英文法!” で
チェックしてくださいね。 


登録はこちら: 学校で教えて欲しかった、こんな英文法!


TOEICメルマガも発行中。
TOEICにご興味のあるかた是非登録して問題を解いてみて下さい。


登録はこちら: TOEIC プラス


こんな TOEIC 教えて欲しかった


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー☆★☆


Aさん、Bさん、どちらも旅行中です。ツアーに参加しているのはどっち?


Aさん: We leave London next Monday.

Bさん: We are leaving London next Monday.

























答:Aさん





実は 英語には未来時制がありません!


またアイアクセス・バンクーバーの小栗がとんでもないことを言っているぞ。。。なんて思う人もいるかと思いますが、そう言わず、ちょっとお付き合いを。。。


随分前から私は自分の講義の中で「英語には未来時制がない」という教え方をしてきました。


なかなかメインストリーム(学校英語)の考え方の中では受入れられませんでしたが、ついに日本の文部科学省も平成22年1月末に発表した新学習指導要領の中で次のように述べています。


高等学校学習指導要領解説_外国語・英語:文部科学省より引用:


「時制など」とは,時制( tense)と相(aspect)の組み合わせを指している。ここでの時制は現在時制と過去時制を指し,未来の表現は助動詞等を用いて表すと考える。


つまり、やっと文部科学省も英語には未来時制がないということを容認し、今後は未来のことは「未来を表わす表現」という教え方を指導していくのです。


これは 画期的 なことです!


著名な文法書、CGEL では will は未来時制を表わす助動詞ではなく「予測」「意志」を表わす法助動詞であると述べていることからも、やはり「英語には未来時制がない」ということが理解できそうですね。


日本の文科省も容認しているのだから、もう「未来時制」という発想や「will = 未来時制」という考え方は頭から消し去り、未来表現はそれぞれ借用する語の意味をもとに未来の意味を考えるようにしましょうね!


前置きが長くなりましたが、本題に戻りましょう。


どうして現在時制を用いたAさんはツアー旅行になるのでしょうか?


メルマガでも解説しましたが、現在時制の表す未来は、未来のことではあるが、ほぼ確実に起きると考えている事柄です。個人より団体などの予定を表すのに用いられます。


We leave London next Monday.
(月曜日にロンドンを発ちます)


現在時制 leave は未来の「予測」ではなく確実に起きる「 現在の事実 」、つまり話し手の意識の中では「現在」の時点ですでに決定しているという感じを伴います。


ここでのポイントは、未来を表わす現在時制は「 確定的に起こる未来 」ということ!


問題のシチュエーションを考えてみましょう。


月曜日にロンドンを発つことは「確定的に起こる未来の予定」なのです。


つまり、月曜日に発つことは未来の予定ではあるが、この旅行は確実に起こる予定なのです。たとえあなたが前日に交通事故にあい、この旅行を継続できなくなったとしても、この旅行はキャンセルされず計画通りに進むのです。


なぜならばツアー旅行だからです。


現在形を用いたということはツアー旅行の一部を表したということです。


したがって、話し手にとって「月曜日にロンドンを発つ」ことは未来の「予測」ではなく確実に起きる「現在の事実」、つまり話し手の意識の中では「現在」の時点ですでに確定している未来のことなのです。


だから「現在形」を用いると「ツアー旅行」になるのです。


しかし、個人の予定はそうはいきません。


「月曜日にロンドンを発つ」と言ったとしても、もし前日に交通事故で足を骨折したらもう月曜日の出発はキャンセルですよね。したがって、この時点で個人の旅行は中断されます。このように個人の未来の予定には不確定要素があるのです。こういう理由から、個人の未来予定には現在形が使えないのです。


その代わりに「進行形」「will」「be going to」 などを用いるのです。


Bさんの文  We are leaving London next Monday.  は、今(現在)、動作が未来に向かって進行中であるという意味を含んでいます。


このことから現在進行形が表す未来の予定には 具体的な事前の手配や約束ができている という含みがあることが強調されます。


したがって、 We are leaving London next Monday.


の意味は、個人的な(出発)予定です。ただし、この文には何らかの手配 (arrangement) ができているという含みがあります。


このように英語には未来時制がないので、色々なものを借用して未来を表すのです。そして、借用する語の意味をもとに未来の意味を考えるようにすると英語の未来表現が自由に使い分けることができるようになりますよ!


もう、未来のことならいつでも「will」を使えばいいやぁという考え方はやめましょうね!


* 未来表現については「ザ・英文法」DL版 P84-90 でも解説しています。



応援ポッチもよろしくお願いします! 人気ブログランキングへ


スクールホームページ  iaxs vancouver


スクールFacebook  iaxs vancouver Facebook


TOEICブログ  こんなTOEIC教えて欲しかった!


発行者 小栗 聡 
本ブログの著作権は小栗聡に属します。無断転載はお断りします。
Copyrights (c) 2007-2014 by Satoshi Oguri All rights reserved.





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2014年05月14日 01時50分06秒
コメント(3) | コメントを書く
[時制] カテゴリの最新記事


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


こんにちわ  
ALONE さん
willは「予測」「意志」とありますが、手持ちの文法書には「単純未来」としてMy brother will be twenty next year. が載っています。「予測」は話し手の予測だと思います。しかしこの文は自然のなりゆきです。
なのでwillの「予測」は自然のなりゆきの「単純未来」に主観を色付けしたものと考えると、willの元は「予測」「意志」というより、「単純未来」「意志」 で、そこから「予測」や「習慣」などが派生したと考えるのではないかと思い、最近モヤモヤしています。 (2014年05月20日 10時41分05秒)

ALONEさん  
ALONEさん、こんにちは。こちらにもいらして頂きありがとうございます。

まず最初に、もしALONEさんが「単純未来」から「予測」「習慣」が派生したと考えた方がスッキリするのであれば、それが一番です。大事なことは、どの解釈が一番自分にとってわかりやすいかということが英語学習において重要だと思います。

では、少し長くなりますが、私の解釈を少し説明させてください。確かに日本の文法書や、ジーニアスのような辞書などでは、willは「単純未来」「意志未来」という表現を使っていますが、私は昔からこの「単純未来」という日本語がよくわからなかったのです。私には「英文法は単純明快でなければならない」という持論がありまして、どうしたらもっと英文法が明快で簡単になるかということを常に文法書とにらめっこしながら模索しているわけです。そうするとこの「単純未来」という表現がとてもわかり難かったのです。いくつか理由があるのですが、willには未来の予測以外に現在の推量などもあります。つまり、willは100%未来の事柄を表すとは限らないのです。そうすると単純未来という「未来」という言葉が引っかかってくるんですよ。ならば、単純未来という言葉より、「予測」「意志」と考えた方が未来にも現在にも当てはまるのでスッキリするのです。もちろん私が使用しているCGELやPEUなどの参考文献でもwillは「予測」「意志」の法助動詞と記述されています。単純にこういう理由で「単純未来」というよりは「予測」と考えた方が広く当てはまると感じたのです。

ALONEさんの言う「My brother will be twenty next year.」は確かに自然のなりゆきにも思えますが、CGELでは同じような文を自然のなりゆきで単に未来を表すようにも見えるが、この文章の中にも予測が根底にあると言っています。どういうことかというと、今年19歳の兄が来年になれば当然20歳になります。しかし、これはあくまでも来年まで生存できるという前提がなければなりません。もしかしたら、事故で亡くなったり、病気で亡くなったりする可能性はゼロではありません。つまり、この自然な成り行き未来は「来年までに兄に何も不幸が起きなければ、兄は無事20歳になるでしょう」という予測とも捉えることができます。不幸が起こるか起きないかは未知の範囲。だから兄が20歳になることも100%ではない。極端に言えば、未知の範囲ということ。ここに英語のmodalityという感覚が芽生えるのです。

また、It will be spring soon. 「もうすぐ春です」これも見方によれば「春が来る」ことは自然のなりゆきですよね。だから「単純未来」と考えることができるでしょう。しかし、これも私は「予測」から派生した「習慣」だと捉えています。例えば、Azar, Betty Schrampfer, and Stacy A. Hagen.のUnderstanding and Using English Grammar. では、willを100% degree of certainty つまり、willの確信度は100%と言っているわけです(個人的には100%ではないと思っていますが。。。)つまり、UUEGの言葉を借りれば、「冬の次には100%春が来る」どうして100%言えるのか?それは習慣で決まっているからであると考えることもできます。

もちろん私の解釈に反論を持つ方もいらっしゃると思いますが、重要なことは先にも述べましたが、自分にとって一番スッキリすることが重要なのです。だから、willを「予測」「意志」と考える方のが私にとっては一番スッキリするということですね。もちろん根も葉もないところからこういう解釈が発生したわけではなく、色々な英語の文献を調べながらたどり着いた自分なりの解釈です。ご参考になれば幸いです。 (2014年05月21日 17時18分29秒)

ありがとうございます。  
ALONE さん
「予測」の内訳が分かったので、やはり「予測」「意志」で覚えておきます。 (2014年05月22日 15時52分11秒)

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

samito07

samito07

カレンダー

お気に入りブログ

まだ登録されていません

コメント新着

samito07 @ ミキ@さんへ 追記:和訳から前置詞をイメージするので…
samito07 @ ミキ@さんへ >1.2は一応訳語は〜に当てはまるとなっ…
ミキ@@ 前置詞toとforの使われ方 7/13にコメントいただきありがとうござい…
samito07 @ ミキ@さんへ >He pointed to the door. 彼はドアの方…
ミキ@@ atかonか迷います I got at him. 彼に嫌がらせをした。 ↓ I…

フリーページ


© Rakuten Group, Inc.
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: