学校で教えて欲しかった、こんな英文法!

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2019年01月30日
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カテゴリ: 前置詞
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次の英文は前置詞 for を用いた例文です。


​1 ) She left  for  school.

(彼女は学校 向かった)

2) She studied for the test.  

(彼女はテスト のために 勉強した)

3) She bought a book for Tom.  

(彼女はトム 本を買ってあげた)

4) She sold the PC for $500.  

(彼女はPCを500ドル 売った)

5) She thanked him for his support.  

(彼女は彼のサポート に対して 感謝した)


下線部の和訳を見ると、「~へ」「~のために」「~に」「~で」「~に対して」


と様々な和訳が登場していますが、for はこんな風に色々な意味を持っているのでしょうか?






















答:意味が複数あるように見えますが、基本イメージは一つ


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次の英文は前置詞 with を用いた例文です。


1) She was at the theater with her boyfriend. 

(彼女はボーイフレンド と一緒に 劇場にいた)

2) He always speaks with a pipe in his mouth.

(彼はいつも口にパイプをくわえた 状態で 話す)

3) She cut meat with a knife.  

(彼女はナイフ 肉を切った)

4) He is in bed with a fever.  

(彼は熱 のため 寝ている)

5) She had a quarrel with her boyfriend.  

​​​​ (彼女はボーイフレンド 口論した)


下線部の和訳を見ると「~と一緒に」「~した状態で」「~で」「~のため」「~と」 様々な和訳が登場していますが、


with は本当にこんなにたくさんの意味を持っているのでしょうか?
























答:意味が複数あるように見えますが、基本イメージは一つ


例えば、私の手元にあるジーニアス和英第4版で with を引くと18もの意味が紹介されています。


問題文もジーニアス和英第4版で調べると以下のような[意味]で紹介されています。


1) She was at the theater with ​ her boyfriend.  [ 随伴

2) He always speaks with a pipe in his mouth. ​[ 付帯状況 ]​

3) She cut meat with ​ a knife.  [ 道具 ]​


4) He is in bed with ​ a fever.  [ 原因 ]​


5) She had a quarrel with ​ her boyfriend.  [ 対立 ]​



私たち学習者は「 随伴 」「 対立 」「 道具 」「 原因 」などと辞書で見ると、 with という一つの単語にまるで関連性のない意味が複数存在すると思ってしまいませんか?


こんな風に思い込んでしまい前置詞が厄介な存在になっていませんか?


しかし、一つの単語に全く関連性のない意味が複数存在することはありません。


この発想は間違いです。


単語の根底に流れる核(コア)となるイメージが他のイメージへと拡張され、あたかも複数の意味があるように感じるだけなのです。


色々なイメージへと拡張されますが、根底では共通の概念で繋がれているのです。


したがって、根底にあるコアイメージから拡張イメージの流れを掴むことで比較的容易に前置詞が理解できるようになります。


では、問題文でイメージの流れを掴んでみましょう。


with のコアイメージは「向かい合って」→「have(持つ)」のイメージ ​​​​


1) She was at the theater with her boyfriend.  

彼女はボーイフレンドと 向かい合って 劇場にいた

彼女はボーイフレンド と一緒に 劇場にいた[向かい合って一緒のイメージ]


2) He always speaks with a pipe in his mouth.

彼はいつも口にパイプ を持った状態で 話す

He has a pipe.

彼はいつも口にパイプをくわえた 状態で 話す[haveのイメージ]


3) She cut meat with
a knife.

彼女はナイフ を持って 肉を切った

She has a knife.

彼女はナイフ 肉を切った[haveのイメージ]


4) He is in bed with a fever.  

彼は熱 と向かい合って 寝ている

He has a fever

彼は熱 のため 寝ている[haveのイメージ]


5) She had a quarrel with her boyfriend.  

彼女はボーイフレンド と向かい合って 口論した

彼女はボーイフレンド 口論した[向かい合って対立のイメージ]



こんな風に with は「向かい合う」コアイメージから「have の所有」のコアイメージとなり、他のイメージへと拡張していくのです。


学校英語の丸暗記英文法からイメージ英文法で考えるようにすれば、英文法は簡単明瞭!


5月開催予定の大阪セミナーではこのイメージ英文法をTOEIC学習にも応用するコースを用意しています。


こうご期待ください!


* 今回の with については、PDF版「ザ・英文法」P119-121、書籍版「ザ・英文法」上巻 P146-148 にてイラスト付きで解説してあります。イラストでイメージを膨らませるとよりイメージしやすいですよ。



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最終更新日  2019年02月15日 02時56分26秒
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