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学校英文法で常識とされてきたものが、実は間違っていたら?
「教科書に載っていることは常に疑いなさい」
2018年にノーベル生理学・医学賞を受賞した本庶佑氏の言葉です。
私も常々、学校英文法を100%信じるな!と叫んでおります。
何故ならば、海外の英文法書はどんどん進化しているのに、日本の学校英文法は40年以上も内容がほとんど変わっていないからです。
今回は学校英文法とは異なる発想を取り上げます。
「目的を表す to不定詞」の本質は「 and ~」という ”真”常識。
次の英文を訳してください。
My son went to England to study architecture.
答:息子はイギリスに行った。そして建築学を研究した。
答をみて「ウソだ」と思った人もいるのでは。
慌てないでください。
今回は「目的を表す to不定詞」に関する”真”常識を紹介します。
もちろん学校で習うように「息子は建築学を研究 するために
イギリスに行った」と訳しても間違いではありません。
「じゃぁ、学校で習った訳し方でいいじゃないか」と言われそうですね。
そうなんですが、今回は to不定詞の本質について学校英語とは異なる見方を紹介します。
英語と日本語は180度異なる言語です。
英語は 語順言語
、日本語は 助詞言語
。
そして、この語順言語の英語は 前から理解する構造
になっています。
例えば、今回の問題文も英語的に理解するなら、前から順番に理解するのが正しい英語の思考回路です。
「息子は行った、イギリスに、建築学を研究するために」
この語順で理解しましょう。
では、ここで to不定詞の本質を再確認してみましょう。
当ブログでは、もう耳にタコができるくらい「to不定詞」の本質についてはお話してきましたので、ここでは簡単に説明します。
to 不定詞の to の起源は、前置詞の to でしたね。
そして、to はもともと「方向と到達」と表す前置詞です。
だから、to不定詞には未来的要素、つまり、未来に向かって到達するという意味合いがあるのです。
ここから to不定詞が表す動作は、 述語動詞よりも後に起こる
という理屈が出てくるのです。
次の名詞的用法で to不定詞が表す動作と述語動詞の関係を見てみましょう。
We decided to buy a new car
.
(私たちは決めた、新車を買うことを)
不定詞が表す「新車を買う」という動作は述語動詞(decided) より後に起こることは明白ですね。
今回の「目的を表す to不定詞」も根底にはこれと同じ理屈が流れているのです。
My son went
to England to study architecture
.
つまり、不定詞が表す「建築学を研究する」という動作は述語動詞(went)より後に起こります。
このように「行った」という動作の後に「建築学を研究する」という to不定詞の本質を理解すれば、問題文が「息子はイギリスに行った。そして建築学を研究した」という語順が成立するのです。
したがって、目的を表す不定詞構文は、
My son went to England and studied
architecture.
と同じ事実を述べていることになるのです。
前述しましたが、英語は前から理解する語順言語。
その英語の感覚(思考回路)を身につけるためにも日本語をあまり仲介させずに英語のまま理解することが重要なのです。
名詞用法であろうが、副詞用法であろうが、またまた形容詞用法であろうが、to 不定詞のイメージは一つなのです。
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