ホリスティック ビレッジ サンクチュアリ                ナチュラルメディカル新潟

ホリスティック ビレッジ サンクチュアリ ナチュラルメディカル新潟

八月、九月連載


数回に渡ってホリスティック医療について書かせていただいています。
通常の医療と違うのは、病気が治るとうい事に対しても目的の違いです。
難民活動で有名な犬養道子さんが「こころの座標軸」(婦人之友社)の中
でこんなことを書かれていました。
「例えば体が我慢出来ないくらい痛い、そんなときはイヤでもめんどう
でも雨でも風でも病院へ出かけていくのです。
そして、それが「自分を愛すること」だというのですね。
つまり、痛い部分を治そうとすることによって
(自分を愛することによって)ドラマが始まっていくのではないでしょうか?逆に痛い経験の少ない人は陳腐なドラマしか演じられず、感情表現豊かな俳優にはなれないのでしょうね。」と書いてありました。自分を愛し、体に向き合う事が出来て全てのドラマを始めていく・・・
健康や体の状態というのは全ての基本になります。ただ、孤独だったり、イヤな事が沢山あったり、辛い出来事ばかりでは、何処も痛くなく体調が良くても幸せではありませんよね。
良く健康をゴールに健康、健康と振り回されている人がいます。
心から納得しているのならいいのですが、病気にならない為に我慢をして生活をしている人がいます。
「この人これで楽しいかな?」と思うのです。
大切なのは、あなたが何をする為に生きているかです。
私の所では、難病の人がこられた場合、治ったら何がしたいのと聞きます。
病気が治るという目標は何か楽しくないのですよね。健康になる為に生きているわけではないのです。
今の病気が治ったら「山登りをしたい」「家族で旅行にいきたい」私が興味があるのは
この部分です。そして、この目標の為に、様々な生活の注意をお願いします。
だから病気を治すのではなく楽しみの為に生活の注意をしてもらいます。
病気を治すときは、目標や夢は大切なものになります。
野菜を作る体、子供を育てる体、夢を叶える体、孫と歩く足、素敵な所に旅する足、そんな事を浮かべながら患者さんと触れ合う事が出来る事が感謝ですね。

毎月一日に新聞の連載を書いています。
題は「下條茂先生のホリスティック、健康アドバイス」という見出しを
つけて頂ました。
半年の連載が九月まで伸び、夏は甲子園の特集をするから、お休みとい
う話も、視聴者の声で企画は続けてもらいました。
そして、もう一年という話が出てきました。
本当は半年に一度の担当で、医師が代わり番んこで書いているものです。

新聞は公共の場、情報は沢山の考え、視点から、偏らずにみた方が良い
というホリスティックの考えから、ご遠慮しました。
私は客寄せパンダで、大切なのはホリスティックコンセプト=人をまる
ごと見る、というのが広まればいいので、このまま私がかいるのは焦点
がヅレてきますよね。

なので九月一日が最終号になります。

ブログをみていてくださる方に、先だしです。

ホリスィック健康アドバイスも今月で最後号になります。
最終号にあたり、皆さんにもう一度、自分を振り返ってもらう為に
今回は特別に「病気のなり方」をお伝えします。
例えば「糖尿病になるには」甘いもの、果物、という糖分を沢山食べ、
アルコールも休肝日をもたず飲んでいればなれます。
そして、出来るだけ運動をしないこと、お腹が空いてなくても腹八分目
でなく三食お腹一杯しっかり食べましょう。

「腰や膝が痛くなりたかったら」出来るだけ腎臓や周囲の筋肉に負担の
かかる生活をしましょう。
タバコも筋肉が収縮します。
また身体の70%は水で出来ています。関節には水分は大切ですから、
生水を飲まないようにして、お茶やら、コーヒーは鉄分の吸収をさまたげ、
体温を下げるコーヒーなどのカフェインを飲みましょう。
足を組んだり、横座りをしていたり、あぐらや長時間の同じ姿勢も骨盤を
長期的に歪ませて慢性腰痛になるコツです。
「肩こりになりたかったら」パソコンなどをする時に一時間に五分以上や
すんで肩回しなんてしてはいけません。
そして肩こりの原因の一つになる、乳酸を溜めて血行を悪くさせる糖分を
沢山とりましょう。

「片側の肩や首だけ凝らせたかったら」片側の歯で噛みましょう。
片側だけ負担のかかる事をしていれば思い通りの肩こりが作れます。
歯が悪くても歯医者さんに通わないこと、そして気になる歯や噛合わせが
あっても、ホットおいてみてください。
肩こりの症状から、頭痛、めまい、耳なり、難聴、腰痛ももれなくついてきます。

「冷え性や不妊になりたかったら」身体を冷やす、果物や夏野菜、カフェインを
ドンドンとりましょう。摂りすぎれば秋から冬には神経痛にもなれます。
タバコのニコチンの経口致死量は体重一キロでニコチン一ミリグラムです。
産まれたい命はひとたまりもありません。

「うつ病になりたければ」時間医学でいう、メラトニンなどのホルモンの異常を
おこさせる為に夜中の12時から3時は起きていてください。
そして、ホルモンの異常をつくる、糖分、カフィン、をおおく摂り、ビタミンの
豊富な野菜を食べないようにして生活のリズムを壊してください。
「中性脂肪を増やすなら」低脂肪と言っても他の食品からみれば高脂肪の牛乳が
一番です。卵も毎日食べていればコレステロールも高くなれます。

「身体は、皆さんの思い通りになります」生活習慣病もあなたの思いのままです。
あなたが選んだ病気、あなたが選んだことは全ていいのです。医師不足といわれ
ている昨今、医療保険は崩壊して、国の財政を圧迫しています。病院を混ますのも、
待ってイヤな思いをするのも、苦しんで死ぬのも、あなたの思いのままです。
生きたくても、自分でその選択が出来ない人たちも、世の中には沢山います。
どうぞ、あなた望み、生きたい世の中にしてください。

「全ては自己責任、自分で食べ、動き、考え、作った環境が全ての結果です」二月
から新潟日報さんを始め、担当の吉川様の、ご好意で九回の連載をさせて頂きました。
そして、世の中にある情報は多岐にわたりますが、皆様のお役にたてればと少し視点
を変えて書いてきました。
つたない文章を読んで頂き心より、あわせて、お礼を申し上げます。皆様の「決めた」
豊かさと、心より健康とご多幸をお祈りしています。






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