ぬちぐすい。

ぬちぐすい。

育児は育自。







~ 育児は育自 ~


    「育児は育自」
    これって育児書とかに よく載っていますよね?

    子供を育てることは 親である自分も育てることになる。
    親も子供と一緒に成長していくという意味なのだと
    思っていますが・・・そうですよね?違いますか?^^;

    私は 一般的にいわれている意味の他に・・・・
    育児とは「自分を育てなおす」「生きなおす」という意味も
    含まれているのではないかと思っています。

    「自分を育てなおす」「生きなおす」というのは・・・
    子育てを通して自分の子供時代を振り返れるということ。



    子育中に 昔の出来事を思い出すことがあります。
    自分の子供も いつのまにか大きくなって・・・
    あの日の自分に近づいているのだな・・・という想いと
    もう一度 あの日を思い出すことによって・・・
    「あの日の自分」を肯定してあげられる気がします。


    自分が子供の頃は 自分の心の動きなど考えることもなく
    「嫌だった」「悲しかった」「辛かった」・・・
    そんな想いを子供心に抱えたまま 大きくなった部分があります。
    親にも友達にも話せないまま 大人になってしまった部分。

    もう すっかり忘れていた そんな部分を
    もう一度 思い出して 子供に話したり口に出すことによって
    あの時の自分を慰めてあげることができるんですよね。
    もちろん 自分の子供の気持ちを理解し寄り添うことにもなるし。

    「お母さんは あなた達くらいの頃 こんなことがあってね」
    そんなふうに子供に話してあげることによって
    自分の気持ちが開放されて とても心が軽くなります。 

    でも こういう話しも何回も繰り返しすると・・・
    「また始まった・・・」と相手にされなくなるので要注意★(笑)


   「育児は育自」って
   子供と一緒に親も成長していくという事と
   自分の子供時代も もう一度 経験しなおす事。
   そんなふうに思っています。










                  2003.7.18 記(日記より修正加筆あり)







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