海の散歩道

子どもの心の成長









先日、マサキが言っていた

将来Jリーガーになりたいと

これってとても大事なことだと思った








以前、マサキはお寿司屋さんになりたいと言っていた

理由はあたしがお寿司が好きだから

でもこの【お母さんがお寿司が好きだから】という理由は

単純に親からすると嬉しいものだろうけど

あたしは逆に心配だった

【いい子でいるが為にそう言ってるんじゃないのか】と

親が喜ぶからそうするのと

自分自身の為に夢を追うのとは意味が違う

その点、今回のマサキの夢の告白は

【あくまでも自分を大事にするからこそ】出た答えだとあたしは信じている








自分の息子だからといって過大評価をするつもりはないけど

マサキは本当に頑張ってると思う

毎週末のサッカーの厳しい練習

サッカーで持久力をつけるために入った学校の陸上部の朝練・午後練

それ以外にも何かと走っては

【持久力をつけるためだ】と言っている

正直、よくやってるなと思う

確かにサッカーをやりたいと言い出した時は

【自分から言うたんやから絶対にやめるな】とは言ったけど

正直、ここまで頑張れるとは思わなかった

でも、最初から頑張れてはいなかった

最初の頃はコーチに怒られる事に耐えられず

いじけては練習から離れてひとり遊んでいたり

練習そのものをサボっていたこともあった

でもいつからかサッカーに熱中するようになった

そしてサッカーのためならどんな辛いことも

【これでキック力が強くなるなら】と

【これでテクニックが上達するなら】と

【これで足が速くなるなら】と我慢しているらしい












昨日読んだ本にこんなことが書いてあった

【生きがいを見つけそれに夢中になれば

その生きがいを達成するための多少の苦しみや辛さは我慢できる】

まさに今マサキはそんな状態にいるのかもしれない

でも自分なりに【生きがい】を見つけられて生きられると言うことは

今の時代、逆に幸せなことなのかもしれない

今の時代は物が溢れすぎている

物があることが当たり前になっている

【我慢】や【辛抱】という感覚を知らない親が子供を育てている

だからその子供たちも【我慢】や【辛抱】を知らない

そんな世の中で生きがい自体を見つけることは

案外大変なことなのかもしれない・・・














November 7, 2005 23:20:56



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