海の散歩道

当たり前

珍しく中途覚醒しました

なんか人の心って難しい・・・

暖かかったと思ったら急に冷たくなったり

楽しかったと思ったら急に苦しくなったり

なんでだろうね

自分の心が苦しい時

自分の心が満たされていないと感じた時

自分の心に余裕がなくなった時

自分の心は果てしなく狭くなるんだね

自分の視野が狭くなると

周囲の人の心さえも見えなくなり

耳障りの悪い言葉を受け入れられなくなる

そして過去のイヤな思い出だけが蘇り

それが辛さや苦しさを助長させる

本人だって好きでそんな想いに苛まれてるんじゃないってことは

多分、分かってる

素直になれればってどこかで考えてる

でも傷付けられることが怖くて

素直になれない

本音でぶつかることことを端から諦めてしまってる

でもひょっとしたら

いろんな辛いこと想いに苛まれている時こそ

何か大切なものが見えてくるんじゃないだろうか

人は【当たり前】のことに感謝することを忘れてる

【欲しいものが手に入って当たり前】

【五体満足が当たり前】

【いてくれて当たり前】

【稼いできて当たり前】

【優しくされて当たり前】

【食べられて当たり前】

【好きなことできるのが当たり前】

【生きているのが当たり前】

この世の中には

【当たり前】のことが溢れすぎていて

【当たり前】のことに感謝することが本当に減ったように思う

あたしだってそのひとり

【子供がいてくれて当たり前】

【子供が親の言うことを聞いて当たり前】

そう思ってるから子供の反抗期に心が疲れてしまった

本当は

【子供の反抗期は当たり前】だったのにね

でも自分基準の【当たり前】って

以外と他人にとっては【当たり前】じゃなかったりするんだよね

その自分基準の【当たり前】って言うのは

それまで歩んできた人生を基準に構築されるんだろうけど

(だからこそ他人と自分の【当たり前】が違う)

だからこそ他人は誰かの【当たり前】を否定するんだろうね

【男は強くて当たり前】

【子供は親の言うことを聞いて当たり前】

【両親は優しくて当たり前】

【両親がそろっていて当たり前】

【好きなものが買ってもらって当たり前】

【親には反発しないのが当たり前】

【言うことを聞かない子供を叩くのは当たり前】

【子供が甘えて当たり前】

【子供が我侭言って当たり前】

最後の２つに関しては

あたしの欲求でしかないんだけど

ひょっとしたらそうやって育てられた人もいるかもしれない

そう言う人からすればあたしの欲求だは

【そんなことできて当たり前に決まってるでしょ？】

って言うことでしかないだろうけど

あたしからするとそれは【当たり前】なんかじゃなくて

子供の頃から多分、ずっと欲しかった【当たり前】・・・・・

他人の【当たり前】を押しつけられて

ずっとその苦しい想いを胸に秘めているより

吐き出して歩み寄れたら

その人間関係はもっと素敵なものになるような気がする

打ち明けるのには勇気が要るけど

でも打ち明けたほうが精神衛生上いいような気がする

互いに【腹の探り合い】してるのも辛いしね

【生きてることが当たり前】

そう思ってるからあたしは【生きること】に執着がないのかな

【生きていることが当たり前じゃない】

そう思えたら

いろんなもの、いろんな人の捉え方って変わるのかな

今よりももっと前向きに生きられるのかな

今よりももっと強くなれるのかな

今よりももっと優しくできるのかな

今よりももっと生き易くなるのかな・・・・・

Last updated November 10, 2005 03:00:42

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