北海道のアウトドア!

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究極のスローフードだ!【

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北海道の昔。冬には道が無く、流通が途絶えた人々は自然の食材を保存して料理しながら越冬していました。

山菜は塩ずけ。ニシンは乾燥。野菜は土に埋めて。北国の知恵が生んだ最高の越冬料理を食べていただきたい!!!

そこで今日は、北海道の究極のスローフード

「みがきニシンと山菜のお煮付け」
<多聞のおばあちゃん風>


【調味料】

醤油:ミリン:酒(1:1:1)←これが黄金律
量はお好みで。

食用油大さじ4

【材 料】

下の写真材料と、彩のニンジンとかコンブ

※材料の買出しに行かれる方は、下の写真だけ印刷するといいかも

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昔は山菜を塩ずけしたものを一晩水出しして食べたけど、いまは水煮がありますので、それを利用します。

【下準備】

買ってきたのは本場「苫前」の本枯れみがきニシン。

お米のとぎ汁に一晩浸しておきます。すると

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左の本枯れが、右のようにふっくらします。

次にシイタケのドンコ(干しシイタケ)も浸しておきます。

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シイタケを浸した出汁水は使いますので、捨てないこと。

ごぼうも前の晩に皮をむいて、水にさらしておきましょうね。




【 料 理 】

材料を切ります。大きく豪快に切ってください。

あげは半分に、コンニャクは手でちぎって。
ニシンは3等分。ドンコはほぼそのまま 等。。。

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材料の量は、私が使う鍋に入るくらい。

結構はいります。さてっと、いきますか!

鍋に材料を入れたら、食用油を全体に回るくらいかけます。
(ここではおおさじ3~4いれた)

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次にこれを火にかけて、混ぜます。

全体になじむように混ぜる!

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鍋を持って、ひっくり返す!繰り返す!

2分でいいですよ。疲れるから。
とにかく油がなじめばオッケイ!

ここに調味料を入れて、シイタケドンコの出し水を加えます。

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材料の8文目くらい、水分があればいいですね。

そこにしっとりさせたコンブを敷いてっと。

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なんでもいいので、落し蓋をして中火で40分!

完成です!

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適当に盛り付け。そして汁を少々。

びっくりするほど上品な北海道の伝統料理です。

健康で低カロリー。体も温まります。


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私のおばあちゃんが 作ってくれた煮つけ。雪が降ると私はどうしても食べたくなるのです。

庭の雪をよけて、土を掘り、野菜を出してきたおばあちゃん。

山で採った山菜を塩漬けにして保存してくれたおばあちゃん。

それもこれも、この料理のためでした。

是非!!試してください。ダイナミックな料理ですので、失敗しませんよ。


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美味しかった!最高のスローフードでしたよ。

さて、もうすぐ新学期。そして就職や入学ですね。

新しい人生の区切りに不安を抱く皆さんも多いですね。

そこで私の応援詩を、新たな旅路にお贈りいたします。

「みぞれ混じりの空から」 クリック 音楽が素敵だよーーー!

君は一人ではありません。大丈夫だよ。歩いていこうね。

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みぞれ混じりの空から




弥生の雪はみぞれにかわる

上目づかいの君は濡れたまま


3月の街を急ぎ足に通る人達

なぜかみんなが大きく見えて


こ凍えた冷たい心を抱いて

濡いるままにさまよう人よ

少女の命を忘れぬひとよ

貴方はどこへ逃げ込もう



弥生の雪は重たく早い

答えはそこにあるはずなのに


たどりつけない迷路の中

張り裂けそうな不安をまとう


目を閉じて遙を思うとき

歩む手がかりが見つけられる

進みゆこうとする少女よ

一人くらいはなんとかなるよ


生きるために休んでも

そこから夢を解き放て


みぞれが浮かぶ道を踏んで

さらに歩みを進めていこう


答えは遠くかすんでいても

そのまま夢を紡いでみよう

振り向くことなく生ようよ

君は一人じゃないのだから


弥生の雪はみぞれにかわる

上目づかいの君は濡れたまま

限りなき命を燃やし続けて

いま夢をたぐりよせている





松尾多聞





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