北海道のアウトドア!

北海道のアウトドア!

輪廻について

_265.jpg

 生まれ変わることの不思議を東洋人は長く教育や経験として身につけています。「カルマ」、「輪廻」、それは縁によるものとされているようですね。

 現在、世界では数十億の人たちが生きています。また、今までに有史以来生きてきた人の数は無数といっても過言ではありません。

なのに、長い歴史から見ると、ほんのつかの間の現在に、共に呼吸をしているだけでも不思議を感じます。


また、それでも一生逢うことがない人々がほとんどのはずです。そんな中にあり共に語り、共に共通の時間を過ごすことが出来る関係とは、どんな深い縁(えにし)によるものでしょうか。

images007.jpg

 私が信じる「カルマ」の法則みたいなものがあるとしたならば、きっと、「寝て起きた」ことと類似している。と感じます。

寝る=死 起きる=生

 例えば、借金取りに追われて生き地獄の毎日を送っている人が、一晩寝て起きたからといって、状況が改善されるものとは思えません。

やはりまた、苦しい日々を送らなければならない。ですから、私は起きている間に(今生きているうちに)状況を改善する努力こそが必要と考えています。

 いま、この時代に共に生き、そして、係わり合いをもった人達は、親類家族を含めて過去に(寝ているときの前)に、少なくとも、喜びや幸福を分かち合っていたからこそ、今も共にあると私は断言していたいのです。

それは、互いに使命をもち、共に苦難に打ち勝たなければ分かち合えない経験によるものだと信じます。

images006.jpg

 知っているのに、わからない、説明が難しい現実とは、きっと何よりも大切なことのような気がしてしかたがありません。

「知らない」ことは「無い」ことではないのです。

 ただ、そこに「つながり」を加味した場合、もっと大きな生命の不思議と理論が浮かび上がってきます。生きている個体よりも過去に生きていた個体のほうが多い。そして、それはどこにいてどんなものか。ユング、エジソン、ゲーテ、、、たくさんの偉人達はこの、同じ命題に取り組みながら一生を終えていきました。

TAMONtyotomae01[1].jpg

 私は、ただ、想うのです。ただ、戯れに想うのです。

 生命体は大きく、計り知れない大きさで、他の生命体とつながる。星は星、人は人。犬は犬。蝶は蝶。特に昆虫や植物の進化を勉強すると、固体が経験しただけでははかり知ることのできない素晴らしい進化を遂げています。

それぞれの種族には包み込む、そんな大きな生命体があり、繋がっています。そんなことを私が考えるのには理由があります。

images08.jpg

 大きな生命たちが進化するためには、たくさんの実験と経験が必要なのです。

そのために生き物達は生命を姿として地上に現すのだと感じます。大きな生命体にはまた、それぞれに塊があって、その時代に必要な組み合わせで生命を具現化します。

 私たちは、未来にも役割を多少変えながら、必ず共に生き、同じ時代を満喫することでしょう。

本当の愛とは永遠を心から意識し、死を恐怖ではなく、誕生と知覚できる素晴らしい宝物ではないでしょうか。

images10.jpg

人は少なくとも、生命をまっとうしようとします。それが自然です。

老いてなお、使命はあり、老いの苦しみさえも「経験」として生命体が受け止めるものです。ですから、人は死に臨んで苦しまず、一番美しい景色を見ることができる進化を遂げている気がします。

 人生とは、いつか、そんな生命の不思議を問い詰め解明する力さえある芸術だと感じます。あくまでも私の戯れ事かもしれませんが、何度目かの死地を乗り越えたときに、確信として湧いてきました。



_/_/_/_/_/_/_/  永 遠 の 都  _/_/_/_/_/_/_/_/




大きな世界に生きているよ
        長く果てしない時間の中で


        三千年も言葉にすれば3秒
        想い出も振り返ると刹那

        僕の命と君の命と
        それは一瞬の輝き
        それは今のはばたき


        輝きを繋ぎ合わせていよう
        間断のない眩き宝石を作ろう

        君の翼と僕の翼と
        光を求めて羽ばたこう
        それが生きていることだよ


        この命は説明できないけれど
        想い返すと確かに眩しくある

        君の瞳と僕の瞳と
        光のネックレスを戴いて
        大きな虹が見えるまで


        三千年は言葉にすれば3秒
        遠い未来は僕らの永遠の都

        三千年は言葉にすれば3秒
        遠い未来は訪れる永遠の都




                    多聞





img1ce4a60bu02bog.jpg

●写真で巡る北海道-1

●写真で巡る北海道-2

ランキングに参加しました。クリックしてね(ベストテンはいりました!)

banner2.gifドン!って。





© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: