生ぬるい吐息



思い出して その距離に憧れる

過去の人に嫉妬してても

その空間だけ君を支配できれば許せるから

優しくて いつもより控えめに喋る君

声を張る必要はなく 小声で聞こえる距離だから

そっと抱き寄せる

枕に頬をこすりながら

行き場の無い愛しさが沸いてきて

伝える手段が足りなくて 

歯がゆくて

切なくて

そんな距離にあこがれる

細かいことは考えたくない

「今の気持ちにときめかせてくれないか?」

その願いは 現実にそっと壊された


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