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一方、アウトボクサーは押しては引き、引いては押す、面と向かい合った打ち合いを避ける傾向にある。いわゆるヒット&アウェイ戦法を軸としている。本論の論旨を守るために悪く言えば、傷付くことを恐れ、気付くか気付かないかの遠回しな表現を使い、攻撃されると更に逃げてしまうタイプとも考えられる。最近メディアでよく取り立たさられる、草食系男子もこの類である。あまりに消極的すぎると、観客から告白を催促するような野次が飛んでくる。いつまでもシャドーボクシングをしていては、プロのリングには上がれないのだ。 ボクシングの世界戦ですら、3分×12ラウンドしかリングに立てない。恋愛においても、好きな子といい感じでいられる時期「ゴールデンタイム」はそう長くない。私の考えでは、出会いから1ヶ月×3が期間である。更に恋愛において、判定という決着は無い。判定=良い友達なのである。リングを降りたボクサー同士のように、仲良くはなるけれど、もう戦う対象では無くなってしまうのだ。 「ゆっくり関係を近づけていけばいいじゃないか、焦っても失敗するのがオチだよ。」たしかに、こう考える人もいるかもしれない。しかし、留意すべき点がある。ボクシングと違い、恋愛では、プロレスのように敵が場外乱入してくることもある。恋のライバルの出現である。その敵が、あなたよりも強力な武器を持っていたなら、強制的にリングを降ろされてしまう。さらに、元カレという白いタオルが投げ込まれたり、ライバルからの悪意あるドクターストップも存在する、いわばラブイズノールールである。 これらを踏まえると、恋愛というのはボクシングよりも、更にサバイバルなものであると言える。江原流に言えばスピリチュアル・ボクシングである。では、ゴールデンタイムラバーになるためにはどうしたらよいのか。 生粋のインファイターであれ。先述した恋愛における厳しさ、タイミングの大事さを肝に命じ、アプローチしまくるのである。ガイアを輝かせるのはあなたなのだ。最悪、ストーカー規制法で捕まったなら、love in mail from prison、刑務所からラブレターを送ればよいのだ。「訴えた私の事を、いまでも好きだなんて…」惚れない女性はいない。 最後になるが、恋愛、ボクシング、どちらにも共通していることは、「諦めたらそこで試合
2009.12.07
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課題「フランス人の恋愛」について調べ出してはや4日朝起きる→パソコン室→バイト→朝寝る→朝起きる睡眠って何だっけもう忘れちまったよまあそのへんの知識が増えたので余興で論文を書きました『恋愛拳闘論』 先日、プロボクサー内藤選手と亀田選手との世界戦があった。激しい打ち合いの末、軍配は後者に上がった。新チャンピオンの誕生である。実は試合前、大方の予想は内藤選手の勝利であった。防衛を重ねてきたという自信、テクニック、そしてキャリアを推してのことである。それに対し、若く経験の浅い挑戦者は、「勝ちたい気持ちの強い方が勝つやろな」と語っていた。まさに、心・技・体の心の部分でベルトを奪取したと言える。 「えっ、あのブサ男が麻悠ちゃんと?」「なんでも、ブサ男の猛烈なアタックに折れたらしいよ」都内某所で、こんな会話が聞こえてきた。ベタではあるものの、恋愛においてこのような話は、あなたも耳にした事はないだろうか。 このように、ボクシングと恋愛に共通しているのは、「何が起こるか分からない」ということ、そして、「最後に勝負を決するのは気持ち」ということ。さらに、共通項はそれだけに留まらない。 現在、ボクシングの世界ランカー達は、ボクサータイプで堅塁されている。いわゆる、インファイトもアウトファイトもこなす器用なボクサーのことである。言わずもがな、恋愛においてもこのようなタイプが強権を振るっている。ここで問題とされるのが両者のバランスであるのだが、そもそも、インファイト、アウトファイトとはなんであろうか。 インファイターとは、どんな相手に対しても、踏み込んでガンガン攻撃を仕掛けるタイプである。必要とされるのは、自分に対する自信、傷付くことを恐れぬ勇気、そして折れぬタフネスである。メールが返って来ないなら、また送ればいいのである。闘牛士の様に求愛を躱わされたなら、相手が疲れるまで追うのだ。しかし、時として勇敢と無謀の区別が着かず、痛い目を見ることも少なくない。そこにはストーカー規制法という赤い土の壁(レッドライン)が立ちはだかる。中にはベッドテクで女を落とす、ベッドインファイターという者もいる。続く)
2009.12.07
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