彩夏の生まれた日(11/2更新)


ママのおなかに“彩夏”が宿ったのは、去年の11/11のこと。
この時は、当然ながら誰も気づいてない。
ママは当時、ある学校に通っていておべんきょうの真っ最中だった。
赤ちゃんがほしいママに、ある友達が教えてくれた。
それは「木村さん」。身につけていると赤ちゃんができるんだって。
さっそくためしてみた。
それから何日かして妊娠発覚。検査薬に陽性が出てもしばらくは不安だった。
前回、妊娠したのに着床に失敗。流産と呼べるかどうかはわかんないけど、
そういう経験をしてたから、産婦人科で「おめでとう」と言われるまでは、
不安の日々だった。

つわりは、はきづわりだった。
そして、もらってしまったインフルエンザ。
“彩夏”には悪いが、本当にしんどかった。1週間で3kgも痩せてしまった。
つわりはもう、忘れてしまったけど、インフルエンザのしんどさは今でも忘れられない。

●中期~後期
体重管理に悩まされた。
妊娠中は吸収力が違うのか、何を食べても太っていく。
がまんにがまん。おかげで9kg増で治まった。
大好きなチーズケーキ&カフェオレはいつも検診のあと。
セーフだったらご褒美に“やまちゃん”に連れていってもらってた。

そしてこの頃は真夏だったので、昼間のお散歩はもってのほか。
だから朝5時に起きて、1時間ほど歩き、帰ってから朝食&パパのお弁当を作っていた。

●産まれる数週間前
ほぼ毎日かかってくる「まだ~」のTELがとってもうざかった。
予定日、1週間違いの実妹は、予定日より16日早く出産していた。
このことを知ってかしらずか、毎日のように催促。
こればっかしはねぇと気楽に構えていたが、
最後には、自暴自棄になり仕事中のパパを呼び戻して泣いてしまった。

●産まれた日
前の日の22時頃から陣痛らしきものがあった。
まだまだ陣痛とは気がつかずに、パパと近所をお散歩。
そして0時を過ぎた頃から、10分間隔でやってくる。(この時陣痛だ!っと確信)
パパに報告。そしてとりあえず寝ることにする。

陣痛、時間をメモる→眠る。
朝までこれの繰り返し。
(後日、実妹が言った。「よく寝てられたね。私は痛くてそれどころじゃなかったよ」と)

そして翌朝、診察時間をまって病院へ。
3~4cm開いてて、即入院が決定。
この日は大潮で、そのせいか病室も満員御礼。
病室が準備できるまで、ストレッチャーで過ごす。
このときつれて行かれたのが、分娩室の隣の手術台。
壁1枚隔てた向こうでは、今まさに生命の誕生の瞬間。
感動よりも、「あぁぁぁぁ、いたいぃぃぃ」の声に涙。(正直、怖かった)

準備してもらった病室に、移って陣痛に耐える。
ぅぅ、つらい。
そして再び手術室へ。
だんだん、しんどくなる。義母に腰をさすってもらう。
なんとありがたいことか、けっこう楽になる。

分娩台に移って、しばらくするといきみたくなる。
パパにつきそってもらう。
いきむ始めると早い。どんどん赤ちゃんがおりてくるのがわかった。
不思議とつらいとか思わないもので、それよりもうすぐ逢えるんだぁという期待の方が大きく、いたいとかつらいとかいう言葉は出なかった。


そしていきむこと数回。
破水と同時に我が子誕生。
このときママはとっても冷静で(笑)、分娩室の時計を見上げた。
17:15分だった。

感動よりも「えぇっ?もう産まれたの?」が正直な感想。
そう、人がうらやむほどの安産だった。
初抱っこの瞬間、首がぐらぐらで、どう抱っこしていいか惑った。
その晩、だんだんと実感が沸いてきて興奮と感動で朝まで寝れなかった。
そして思った「この子のためなら死ねるかも」

今子育てしながら思う。
自分を産み、育ててくれた両親に感謝したい。
そして出産を経験できる女性側に産まれて本当によかったと。


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