Sayouの森

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うちだ音楽史/高校卒業後篇



高校卒業後、近所のペンキ屋さんでバイトを始める。
普通、当然の事ながら音楽でプロを目指すなら上京するんだけどプロになろう!って
志し(勇気?)も全然なかったし、かといって何かやりたい事があった訳でもなく、
自動車学校に通いながらバイトをしたのだった。
(早生まれなんで免許取るのは卒業直前なんだけど、親がおこないが悪すぎるって事で
ちゃんと卒業するまでダメだ!と卒業するまで自動車学校に通わせてくれなかった、。)

上京しなかったにはちょっとした理由が。前にフュージョンのカッコ良さを教えてくれた
先輩は東京でプロギタリストとして活動していたんだけど、やりたい音楽が中心ではなく
ハコバン(分かるかな?)で演歌や歌謡曲の歌手の伴奏とかがメインの仕事だったようだ。

高校生の頃、この先輩に「好きじゃない音楽の演奏って辛くないですか。」
って聞いた所、「オレはどんなジャンルだろうとギターを弾く事が好きなんだ。
だから全然いやとは思わないし、いい勉強だと思っている。」って。そこで思った。
「あぁ、オレは違うな。ギターを弾く事より好きな音楽をやる方が好きだ、」と。

そんな事もあって、自分より何十倍も上手で知識もある先輩が四苦八苦しているような
東京にとても飛び込んで行く気にはならなかった。(弱い、、)
だから自分は新潟で働きながら面白おかしくバンド活動を楽しもうと思った訳だ。


高校3年の頃、一生懸命コピーしたところで本物を越えられないなぁ、。と、悟り?
マネっぽくてもいいからオリジナル曲を創ろう!って事で曲を書き始める。
って、正確に言えばデモテープを創るようになった。
当時は(今もそんなに得意じゃないが、)僕も周りも楽譜の読み書きなんて出来ないし、。

とは言ってもMIDIはおろかマルチMTRなんかも無かった時代にどうやって創ったかというと、
まず馴染みの楽器屋のリハスタに遊びに行って空いていたらタダ!で使わせてもらい
ドラムを自分で叩いてカセットに録音。中学生の頃からマルチプレーヤーに憧れていたので、
バンド練習の休憩の時にドラムを叩いていたお陰で、そこそこ叩けるようになっていたのだ。

そのカセットを家に持ち帰りダビングしながらベースを弾いて重ねるワケだ。
同様にそのドラム&ベースの入ったカセットをダビングしながらキーボードを。その繰り返しで
ギター、メロなんかを弾きながらどんどんパートを増やしてデモテープを完成させていく。

いわゆる「ピンポン録音」。カセットを4~5回ダビングを繰り返すのだから完成した時は
音がモコモコなんだけど、かなり楽しく満足した作業だった。たいした曲を書いた訳でも
アレンジをした訳でもないんだけど、これで一気に作曲やアレンジに興味が行ったのだ。
当然全部手弾きなんでドラムやベース、キーボードの演奏の方がギターより楽しくなってしまい、
19歳のこの頃で基本的なギターテクの上達は止まったんじゃないかと(笑)。


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