後23キロ痩せるまで~反抗期息子とギャオス姫の奮闘記

後23キロ痩せるまで~反抗期息子とギャオス姫の奮闘記

水恐怖症


私は水恐怖症だ。
幼い頃は、水泳が得意だった。
そんな私が、何故水恐怖症になったのかと言うと、本当に死ぬかと思ったことがあったからだ。
あれは、クワイアーツアーで、カルフォル二アに行った時の事。
カルフォル二アの波は荒く、でもせっかくだからと言うことで皆で泳ぎ始めた。
すると、波が打ち寄せるたびにジャンプして、交わしてたのだが、ふと気づくと、沖の方に自分が流されていることに気づいた。
必死で、泳ぐのだが、打ち寄せる波に飲み込まれて、引きづられたのだ。
その時の事は今でも不思議と覚えてる。
背中が砂に当たった。
とても平らだったから、海の底まで引き込まれたのだ。
でも、恐怖心は無かった。
上を見ると、とても綺麗な太陽が水面の向こう側に揺れていた。
不思議と息苦しくは無かった。
上に上がろうと思って、ゆっくりと上に上がった。
私が波に出ると、私の友達も横で溺れてた。
「help me!」と一応言って見たが、彼も一応、助けに来てくれたのだが、泳ぎつかれたらしく、「I can not do any more」と情けないことを言い出した。
そんな時、私の根性魂が燃えてきた。
私は、彼のあごを抱えるように持って、片手で必死で泳いで波打ち際まで行くことが出来た。
助かったのだが、私はそれ以来水が怖いのだ。



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