後23キロ痩せるまで~反抗期息子とギャオス姫の奮闘記

後23キロ痩せるまで~反抗期息子とギャオス姫の奮闘記

介護士助手~栄養士助手へ。


私自身、首を覚悟していたので、とても嬉しかった。
その日から、私は 全患者さん達の食事の好みや、病状によって食べれるものと食べれないものを覚えた。
患者さん達の気分は天候に左右される事が多い。
天気の良い日は、とても穏やかなのだが、嵐の前や曇りの日は皆して機嫌が悪いのだ。
そんな時に限って、色々なわがままを言い出す。
糖尿病患者の人が他の人のジュースや、デザートを食べてしまってあまり糖分を取りすぎて倒れてしまったりとか。
それはまだ良い方だが、患者同士でおかずの譲り合いをするのだ。
それこそ危険極まりない事だ!
一度、重病のナッツアレルギーの人が同じテーブルの人(患者さん)から手作りのクッキーを貰った。
そのクッキーはピーナッツクッキーで彼女は一口クッキーを食べただけで倒れてしまい、急遽 救急ヘリで大きな病院に連れて行かれた。
本人達は別に悪い事はしていないのに....と平気な顔をしているが、例え老人であっても恐ろしい。



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