携帯電話用メディア「microSD/miniSD/SD」


必ず必要になる携帯電話メディア


最近の携帯電話は、高性能・高機能になっており、通話やメールやウェブだけの人には外部メディアは必要ありませんが、携帯電話のカメラをデジカメ代わりに使用している方や、着うた、着ビデオや携帯電話をミュージックプレーヤーとして利用している方、アプリでゲームを楽しんでいる方などには、外部メディアが必ず必要となってきます。

microSD
microSD
「microSD」は、2005年7月にSDアソシエーションが承認した超小型メモリカードの規格。

microSDは、これらSDカード互換のメモリカードの中でも、携帯電話をターゲットにした、最も小さなタイプです。その大きさは、11×15×1mmと、携帯電話に内蔵されるフラッシュメモリチップとさほど変わりありません。

しかし、SDカードとの互換性は高く、専用のアダプタを利用することでSDメモリカードとしてデータを読み書きすることが可能です。また、読み書き以外にも、著作権保護・セキュリティ関連機能であるCPRMや、smartSDセキュリティ規格など、SDカードとして必要な機能にも準拠します。

microSDの用途としては、超小型のメモリカードということもあって、携帯電話やPDAなどの増設可能な内蔵用メモリとしての用途を期待されています。製造メーカーの1つとなる米SanDiskでは、「現行製品に加えて、今年の第4四半期には1GB版を、2006年には2GB版を販売したい」としています。
miniSD
miniSD
miniSDメモリカードは、その名前の通り、小型版のSDカードと考えて良いメモリカードです。

miniSDカードは、世界で最小のメモリカードで、大きさは縦横21.5×20×1.4mm(縦×横×厚)しかありません。従来のSDメモリカードは、ほぼ切手大の大きさで24×32×2.1mm(縦×横×厚)ですから、一回り小さいことになります。

ちなみに、これまで携帯電話に使われていた他のメモリカードでは、MMC(マルチメディアカード)がSDカードと大きさが同じ、メモリースティックの小型版であるメモリースティックDuo(31×20×1.6mm)もほぼ同程度となっており、ずいぶん小さい印象のあるxD-PictureCard(24.5×20×1.8mm)でも、横は同じものの、縦はminiSDカードが3mmも小さいことになるわけですから、これらと比べてもずいぶんコンパクトになったことになります。ちなみにminiSDカードの重さは1gです。

“携帯電話”という機械自体がポケットに入れて運ぶため、小ささ、軽さが非常に要求されるわけで、周辺機器の大きさ、重さもシビアに共有される機械です。miniSDカードは、その大きさからも、携帯電話をはじめとする小型携帯機器に向いたデバイスであることがわかるでしょう。





SD
SD
SDメモリーカードは松下電器産業株式会社と、米SanDisk、株式会社東芝の3社が共同開発した、セキュア機能を持つ小型のメモリカード規格です。昨年(2000年)に販売がスタートしました。

このカードは、他のメモリカードに比べてとても小さく24×32×2.1mm(縦×横×厚さ)しかありません。ほぼ切手大の大きさ、メモリースティックの小型版であるメモリースティックDUOとほぼ同じ程度。そして、SDが発売される前に、既に世に出ていたSanDisk開発のMMC(MultiMediaCard)と同じ縦横のサイズになっています。

このカードは強力な著作権保護機能を装備していることから、携帯オーディプレーヤーや音楽機能を搭載した携帯電話など、小型で、音楽コンテンツを利用する、著作権保護が必要な機器に使われるカードです。もちろん、これを読み書きするPCやPC用アダプタ、家電製品なども存在します。










注意:必ず自分の携帯電話の説明書等を読み、間違いのないようメディアをお選び下さい。


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