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Esprit*

Esprit*

2005.11.16
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程なくして私に通知された

『次回、重役面接においでください』

いよいよ、ここまで来た・・って感じ

いったい何人の人が残っているのだろう

あの長身の女の子は残ってるのかな?

私はもらったメモをカバンから探すと

彼女に電話を入れた



「私も通ったよ~!!」



でももしかしたら今度こそライバル?

どんなことがあってもこのふるいの目から

おちるわけにはいかない

必死でしがみつかなくちゃ・・



そして重役面接の日

今回は直接アパートから本社に向かった

私は紺のいつものスーツではなく

淡い水色のリクルートスーツに変えてみた

ちょっとでも印象をつけなくてはいけない

そんな思いがあった



面接では



「自分を花に例えたら何だと思いますか?」

「わが社の取扱車種を言えるだけすべて答えてください。」

という質問が出た

私はもちろんこの質問をクリアした

花は・・多分オジサマたちが絶対知らないような花の名前を挙げた



他の事についてイジワルな質問はされずに済んだ

車種については頭から丸暗記していったけれど

12~3車種のところで「もういいですよ。」と言って貰えた

すべて先輩のおかげ




でも、


「仕事中に彼氏から今すぐ来てくれと言われたら、
 貴女はどうしますか?」


と、こんな質問をされた

そのときとっさに頭に思い浮かべたのは

アパートで待ってる彼氏ではなく

会社のつなぎを着た先輩の横顔

受かりさえすれば

先輩に毎日だって会える


「彼氏には電話で我慢してもらいます。」

「でも、今日、絶対!と言われたらどうします??」


重役は何でこんなことを聞くのか不思議だった

受け答えを試されているのだろうか・・?

「・・では、彼氏に会いに来させます!」

この回答に重役の面々は吹きだして苦笑した

わざとウケを狙いにいった私・・

失敗したかな?



そして、面接が終了した

廊下で友達になったあの女の子と話をしていたとき

重役達が応接室からぞろぞろと出てきた

私たちは一礼をした

重役のうちのひとり、あの変な質問をした白髪の人が

「ごくろうさん。」と声を掛けてくれた



この重役面接に残ったのは15人

一次試験の時には同じ条件の女子大生が100人ちかくいた

ここから2人だけが内定をもらえる形となる



そして待ちに待った、会社からの通知

大きな紙袋の中には会社の概要を書いた冊子と

真っ白な契約書の紙

そして内定通知と書かれたコピー用紙が

私の手の中に入ってきた

内定!

先輩と同じ会社に内定が決まった!!

飛び上がるくらい嬉しかった







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Last updated  2005.11.16 08:53:33


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