Secret

PR

Profile

Esprit*

Esprit*

2007.08.25
XML
テーマ: 愛しき人へ(899)
カテゴリ: カテゴリ未分類


完全に嫌われた。
先輩に指摘されるまで、自分の行動を何も深く考えていなかった。


以前、先輩と話していたときのことを思い出した。
バイト先に、友人が私用で少しの時間、尋ねてきてくれて、
2分ほど立ち話をしていたら、オーナーに叱られた。
そのことを先輩にぶつぶつと私が文句を言っていたのだ。
そのとき、先輩は私にこう諭した。

「もし、キミがオーナーだったら。

店の中で立ち話していたらどう思う?
その話は店に何の売り上げも供給しない。」

「あんまりいい気しない・・です。」

「だよね。へんな言い方をすれば、
オーナーは労働という形でキミの<時間>を
キミから買ってるんだ。
キミは契約された時間のあいだはお店のために
自分の力を使わなくちゃいけない。
それはたとえ2分でも許されないんだよ。」

「そうですね・・私が悪かったんですよね。」

「まず、行動する前に。

これを考えなくちゃいけない。
自分がこの行動を起こすことで、
誰がが傷ついたり悲しんだりするような
影響がないかということ。
それを瞬時に判断する頭を持たなくちゃいけないよ。」



先輩が私を諭してくれると私は素直に聞き入れられる。


「道に倒れかかってるお年寄りを見て、
『あ、助けなきゃ!』じゃもう遅いんだ。
そう考える前に自然と体が前にでてるくらいじゃないと、
間に合わない。
人がこうして欲しいな、と思ってるのを察知して、
してあげるのは誰でもできる。
こうして欲しいんだろうな、って、相手自身が思うよりも先に、
こちらの体が動けるようにならなきゃ。
人のこころを読む目を養わなくちゃ。」


先輩の言ってることは理想論かもしれない。
それはそう簡単にできることではない。
でも、先輩はそうやっていつも人のことを思い、
言われる前にこれを実践して動いているひとだ。


この話に、私は今回の騒動を当てはめてみた。
先輩が、私より以前につきあっていた彼女を頼り、
私には事後報告しかしなかったら。
それを悪びれる様子もなく、正直に話せば許してもらえると
たかをくくってたら。
・・・身震いがした。
私でもイヤだ。
なんで、後先考えずにこんなことをしてしまったのだろう。
後悔した。
私は先輩から受けていた信頼さえも失ってしまったのか・・・。



1週間くらいして、やっと先輩に連絡を取ることができた。
私は自分の過ちについて心の底から謝った。
先輩は「もういいから、その話はこれで終わりにしよう。」といって、
元の優しい先輩に戻ってくれた。
先輩も自分の中で消化してくれたのだろうか。
それからはこのことに対しての攻めは一切なかった。
今も、このときの先輩の心境はわからない。



それからというもの、私は彼氏に完全決別をしようと試みた。
もう何度も何度も電話で別れ話をしてみるが、
彼は「絶対に別れない」の一点張りで、
わたしもつい、苛立ちから
「もういいかげんにして・・」と言ってしまった。
私のこの態度に、彼がキレた。


「お前な、俺は本当はみんな知ってるんだぞ?
 I営業所のN。
 先輩だろ?お前が追っ掛けてた。
 お前、俺と別れてそいつのところに行くつもりなんだろ。
 本社の会議室のところで、お前が男の写真見てはしゃいでたの、
 俺、覚えてるんだ!
 お前が俺を捨てるなら、俺はそいつの会社に行って、
 暴れてきてやろうか?
 会社にいられなくなるくらい、メチャクチャにしてきてやろうか!!」


彼が先輩の存在に気づいていた・・・。







お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2007.08.25 04:02:20


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: