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気がついたら、60000ヒット超えてました。半矢(手負いにして逃げられること)の愚痴や獲れなかったやっかみなどを綴るブログにこんなにも多くの方が訪れてくれてうれしく思ってます。今年ももう1カ月が終わり、今猟期も残すところあと2週間。安全に気を付けて猟を楽しみたいもです。 で、(写真)は雪の上についたニホンジカの足跡。28日の猟で逃げられたシカを追って行って撮影したものです。付いたばかりの足跡は、フーッと吹くと雪の飛まつが舞います。根気よくこれを辿っていけば、追いつけたかもしれませんが、もう山は暗くなりかけています。発砲できるのは日の出から日の入りまで。深追いしても撃てなきゃ意味がないので、引き返します。 さて、雪の上には実にたくさんの足跡があります。テンやタヌキ、ネズミなどの小動物から小鳥にいたるまで足跡だらけです。その中で、私たちはイノシシとシカの足跡を追うのです。こうした足跡のことをトレースとも言います。飛び道具を持たずに冬山の中低山歩きで、トレースウオッチングをする人たちもいるくらいです。サルの足跡なんか、子どもが長靴で歩いたみたいでちょっと気味が悪いです。なんでかって?それは吹雪の人里離れた雪山で、子どもが雪遊びでもしたかのような足跡が点々と付いているのを初めて見たと思いなせえ。雪女の子どもかと思いますぜえ。
2008.01.31
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「オメ、銃検何時からよ」「午後いちですけど」「おう、それじゃちょっと早めに行って待ってろ」「はあ。真っ先にやってくれますかね」「おう。オレもそうだった。終わったらいつもの場所に来い。軽くやるか」「へい、へい」。 というわけで、銃検のあと、地元の猟友会のメンバー3人とシシ撃ちに行きました。もう午後2時を回ってますから、やっても1回戦。人数も少ないので狭い範囲しか攻められません。私が都合がつかなくても2人でやろうとしてたんですから、見上げたもんです。なにしろ、今年に入って私が最後に大猟に行ったのは3日。その後彼らは毎日午前5時前から山で見切り(足跡探し)をして、4頭ものイノシシを獲ってるんです。毎週1頭は獲った計算です。シカなんか要請を受けた有害でついでに獲ってる人たちです。イノシシのプロですね。 さて、結果はぼうずでしたが雪の中の足跡を追う猟、やっぱり面白いです。木が立て込んでて発砲できなかったのと、タツマを解除して山を下りる途中だったので撃てませんでしたが4―5頭の群れに2度出会いました。最初のはともかく、あとのはイヌに追われて上がってきた感じでした。食べごろのメスばかり。惜しかったなあ。もう少し粘ればねって感じでした。
2008.01.30
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きのう(28日)は仕事を休んで銃検査。 警「佐世保の事件でいろいろありましてえ、いつもと違っていろいろと失礼なことをうかがうかもしれませんが―」。私「警察っていつも失礼じゃん」。警「あ、いや。それでは早速。銃を幾つもお持ちのようですが、どうやって使っておられます」。私「コレクション」。警「は、いや、あの。たくさんお持ちだと経費も掛かるでしょうが、年収は」。私「オメエよりゃ、多いよ」。警「え、まあそれはそうかもしれませんが…。ところで、お酒は飲まれます?飲むとどうなります?」。私「酔うに決まってるじゃねーか」。警「はあ、アルコールが入ってますからね。さて、ご家族との関係ですが、最近、奥様とは」。私「ケツも触らせてもらってねえよ。オメエ、おらのおっかあに気があるな。この間、変な電話かけてきたのオメエだろ。ばかやろ、こうしてやる。えい、えい、どうだ、これでもか」。警「わ、わ、やめてぐだざい、ぐるじー。だ、だれか、助けてえー」。 というわけで、実に下らない質問にまじめに答えた私でした。あ、(写真)。これ、うちの猟友会のメンバー全員が検査をパスしたので、めでてえって、シシもつ囲んで慰労です。それにしても、このもつは最高です。これ食うと、市販のもつ鍋の素、食えませんから。
2008.01.29
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(写真)は先週(20日)のシカ広域駆除での一こま。参加できなかった私に、「こんな具合だったよ」と、デジカメで撮影した何枚かの写真を見せてくれた人がいて、コピーさせてもらいました。100人くらい参加したそうですが、猟果は20頭ぐらいとか。人足の割りには少し少ないかなという気もしますが、ま、よしとしましょう(えらそーっ)。 で、猟期中3回計画されている広域の駆除はこれで終わりです。猟期もあと2週間ほどに迫っていますが、シカの有害駆除は猟期とダブってさらに3月末まで下りているので、それぞれの猟友会員の住んでいる地区であれば、猟期が終わってもまだ1カ月半シカ撃ちができます。私もこの間にかなり熱心に猟に出かけます。猟(駆除)をする人も限られてくるためシカが追われる機会も減り、獲りやすくなるのも事実です。 さて、猟期後の駆除期間に気をつけなければいけないのが、釣り人です。終猟を待つかのように、私の住んでる地方では渓流釣りが解禁になります。私も釣りをするので、釣り人たちの行動はある程度予測できますが誤射や流れ弾による事故には万全の注意を払わなければなりません。春探しの山歩きの人たちの姿も見られるようになります。山へは自分の存在をアピール(保護)できる服装で!
2008.01.27
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夕べ(25日)は友人から、ジンギスカンを食わせる店を見つけたので飲もう―と誘われ、飲み会でした。ところが、どこがジンギスカンなんだと暴れたくなるような、鍋だけがジンギスカン鍋を使ってる店で、ああ、北海道で食ったのが懐かしい…。 で、朝、軒下につらら。長さが60センチぐらいあります。つららつらら思うに、何時まで飲んでたか思い出せませんが、代行で帰って目が覚めたらつらら。これで休みなら文句なしに迎え酒です。♪つらら、つらら、つらつらら、この世は私のためにある―と、夕べの余韻を引きずって仕事です。無線では、きょうも猟友がイノシシ狩りに。仕事が立て込んで、3日以来、大猟に行ってません。カモ撃ちに行けば行ったで1羽も回収できないし。なんか、愚痴っぽいなあ。ぼやく酒や愚痴る酒は飲まないのが自慢ですが、終猟まで2週間ほどとなったこの時期、例年獲れても獲れなくても週1回は大猟に行ってたので、ちょいとストレスがたまってますかね。でも、来週は行きますゼ。 さて、このつらら。長野の私の住んでる地方の山里でもようやくこんなつららが見られるようになりました。もちろん、山に行けば沢筋や滝では見られます。暖冬の影響ですかね。子どものころ、これでよく弟とチャンバラごっこしたなあ。
2008.01.26
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(写真)は、映画「ブロークバック・マウンテン」(2005年)の一コマ。放牧した羊の世話をしているイニス(右=ヒース・レジャー)がふもとに食料を受け取りに行った帰りにハイイログマと出会い、驚いたラバが逃げてしまったため食料がなくなり、肉を食いたいジャック(左=ジェイク・ギレンホール)のためにヘラジカを撃つ場面。見事に射止めたイニスが「お前とは違う」と言うところから、ジャックもトライして当たらなかったことが想像されます。20年にわたる同性愛の苦悩を描き、主要映画賞を総なめにした話題作で、オカマ映画とアニマル映画の嫌いな私も、通俗的な西部劇以上に西部劇っぽくて気に入っている作品です。背景に流れるギターと、ワイオミングの雄大な景色も魅力です。 このヒース・レジャーが22日、睡眠薬の過剰摂取とかで死んでしまいました。特別好きな俳優というわけでもなかったですが、28歳、「ブロークバック―」でも主演だか助演だか忘れましたが、男優賞にノミネートされた実力を思うと残念です。 さて、彼が構えている銃は山へ出発する時、ジャックが手にしているところがアップになります。ウインチェスターM94というレバーアクションライフルで、これまた西部の名銃です。ウインチェスターの倒産で(同業他社による支援が行われているようですが)、入手困難。二重に残念です。
2008.01.25
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きのう(23日)午後8時ごろ帰宅すると、子どもたちがジャンパーを着て待っていました。買い物にでもつれてけというのかと思うと「とうさんかまくら作ろう」って、おい、おい。この日、夭逝が報じられた映画俳優ヒース・レジャーを悼み、主演作「ブローバックマウンテン」でも観ながら晩酌を―と思っていたのに、これからまだ働けってんですかい?とうさんも死んじゃいますよ。 で、そうはいっても、40歳を過ぎても雪遊びが好きな点では子どもに引けを取らない私は、早速ランタンを吊って、裏庭でかまくら作りです。銃も持たないし車にも乗らないのでお気楽です。寒さしのぎに焼酎をあおりながら雪かきです。「かまくら作りたいなら、昼間のうちにもっと雪集めとけ!」なんて、すっかり乗り気です。「あーあ、明日早いんだよな。起きられるかなあ」なんて思ってるうちに、みるみる形ができあがり、ま、ぶ格好ですが、1時間ほどで(写真)のようになりました。車に積んであると思ったミニスコップがなくて、プラスチックの雪かきで穴を掘っていたら、経年劣化もあって2つとも壊してしまいましたが、子どもの思い出には代えられません。きっと、子どもたちも大きくなってかまくら作りをせがまれたら、自分たちがしてもらったように、仕事の疲れも忘れて手伝ってくれるでしょう。もっとも、地球の体温がこれ以上上がらなければ―の話ですが。
2008.01.24
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(写真)は先日、コガモを「放流」した猟場を川から見たところ。私が撃ったのは右手の藪の奥です。あの後、上流の浅瀬から中州に渡り、それでも中州に流れついていないかと未練の探索をしたのでした。何羽落ちたか正確には分かりませんが、みんな川で流れてしまったのかもしれません。3号という割と大きめの散弾を使っていましたが、コガモには大きすぎたかもしれません。射獲の楽しみは味わえましたが、イート(ミート)ハンターの私には、無益な殺生をしてしまったと悔やまれます。 で、きょう(23日)の長野県の私の住んでる地域は、21日に続いて今年2度目の本格的な雪です。さすがに無線を聞いていても、有害の猟友は自宅待機です。足跡を頼りに見切りをし、イヌを入れて狩り出す巻き狩りでは、雪がやまないことには次から次へと積もる雪で足跡が消されてしまい、勝負にならないからです。効率やイヌの疲労も考える巻き狩りならではです。これが単独のシカ撃ちだと、銃が濡れるのを気に病まなければスノーシューを履いて出かけてしまうのですが、かなりの降りです。無理は禁物、山をなめてはいけません。全国ニュースでも流れたと思いますが、中央アルプスので2人が滑落、遭難死する事故がありました。天候が下り坂なのは分かっていたことです。幸い遺体は22日に見つかりましたが、心中でなければコガモの比にはならない無駄死にです。
2008.01.23
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きのう(21日)は、オフ。猟期もあますところ1カ月足らずとなり、1人でカモ撃ちに行ってきました。青首といわれるマガモ狙いですが、カルガモでもコガモでも、五目猟の私は出ればみんな撃っちゃいます。この時期のカモは、解禁直後より明らかに脂が乗っているのでうまいです。逆に、ハンターに追われ、神経質になっているので、1人では獲りにくいです。複数で川の上下流から攻めれば収穫は大きいですが、平日にカモ撃ちに付き合ってくれる猟友はいないので(みんなイノシシ追ってるし)、単独です。犬さえいません。 で、(写真)ように河原を渉猟していると(注:再現写真なので、薬室は閉じてます)、いきなり前方からコガモ十数羽の群れが飛び立ちました。得意の逃げるクレーです。群れの真ん中に狙いを定め多めにリードをとって3発打ち切ります。ボテ、ボテという感じで3、4羽が落ちました。コガモといえどもこれだけいりゃ、十分鴨鍋が楽しめます。ところが、藪の向こうは川。半分くらいは川に落ちたかと思い目を凝らしますが波に飲まれて全然分かりません。残りは藪の中と、ドロボウグサのチクチクに耐えながら探しますが、どこに落ちたのかこれまた一向に見つかりません。撃った場所まで戻り、落下点を辿ってまた探しますがだめです。あーあ、あれは夢だったんでしょうか?
2008.01.22
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(写真)の上は、友人のカスタムナイフメーカーを通じて作ってもらったラシャバサミのケース。下はそれまでハサミを入れていたケースで、本来、何を差すためのケースか分かりませんが、使っている人がハサミ入れにしていました。そうです、これは私のものではなくて、猟友が仕事で使っているハサミにぴったり合ったケースを作ってもらってくれというので、私が仲立ちして作ってもらいました。 で、友人は自分で作ったナイフに自分でシースを作っているのであって、革職人ではありません。けれど革細工の技術は一流です。ナイフを抜き差ししても刃でシースが切れないように、付加が掛かってもナイフが折れたりしないようにと品質の高い革で、堅牢で美しいシースを作ります。私が別の猟友に、自分で獲ったシカ角でナイフを作りませんかと呼びかけ、出来上がりを見て、ナイフもさることながら、猟友たちはそのシースの仕上がりの見事さに驚きました。それが、友人を「革職人」にさせてしまったてん末です。ぴたりとはまったナイフは山で転んでも抜け落ちることはありません。それを見て、これまでにもライフルマガジンのケース、無線機のケースなど刃物とはおよそ関係のない猟具を作ってくれました。しかし、この中味より高いハサミ入れ、あまりに贅沢です。
2008.01.20
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きのう(18日)は土用。ウナギ商戦にのっかるように夏の土用ばかりが取りざたされますが、土用は立春、立夏、立秋、立冬の前18日のことをいうそうですから、年4回あることになります。このうち、立春前の土用のことを寒土用とかいうようです。 で、夏バテで食欲がない時こそ、滋養のあるもの食って精力をつけましょうということで夏の土用にウナギなら、寒の土用には何を食うのでしょう。うちでは、これから1年で最も寒い時期を迎えるので、風邪をひかないように体力をつけましょうということで、イノシシです。と、言ってもこの時期に毎年必ずシシ肉があるとは限らないので、食える年とそうでない年があります(笑。しかし、今年は暮れに獲ったシシ肉があるので、寒土用を楽しめます。 さて、シシ料理というと代表的なのがぼたん鍋、次いでシシ汁といったとこでしょうか。お酒にも合うので、私は鍋にしたかったのですが、子どもたちは焼き肉がいいと言います。火を通すほど固くなるシカに比べ、シシはどうやってもうまいし逆に熱をかけるほど軟らかくなります。なんで子どもってそんなに焼き肉がいいんだ!と愚痴りながら、脂のあるところは鍋用に使わないようにして(笑、シシ焼き肉です。例によって、飲んでるうちに肉はほとんど子どもに食われてしまいました。
2008.01.19
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だるまといえば、酒飲みには、その愛称で親しまれてきた(写真)のサントリーオールド。ずんぐりした、それでいて親しみのあるボトルの形からそう呼ばれているようです。最近はスナックにボトルを置くこともなくなった私は、今どんな洋酒を置いている店が多いのか、それどころか洋酒が果たして以前のように棚に並んでいるのか、焼酎にとって変わられたりしていないのかといった事情さえも分かりません。 で、(写真)のだるま、いつも行くホームセンターが年末年始商戦で仕入れたらしい景品付きの売れ残りです。普段、紙パックに入った焼酎ばかりのんでいると、時々無性にウイスキーなどが飲みたくなります。そんな時、こんな景品がついただるまと出会ってしまうと、これはもう、買わずにはいられません。景品にはとても弱い、私の習性です(爆。 さて、景品はだるまの首からぶら下がっているミニボトルふうのおもちゃの方で、手前の皮ベルト(銃のスリング=負い皮)ではありません、念のため(笑。このミニボトル、ボタン電池が入っていて、底部にスイッチがあります。スイッチをオンにしてキャップ部分を押すと、オールドファンには懐かしい「ドゥンドゥン、ドゥビ、ドゥビドゥバ、オデェーエーエエッホー」で始まる名曲「夜が来る」が流れます。たった20秒ですが、子どものころテレビで見たCMがおぼろげに蘇ります。
2008.01.18
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私の住んでる地域で、17日未明から朝にかけて小雪が降りました。(写真)のように乾いた雪が路肩に絡み付いている程度のわずかな雪です。それでも、無線を聞いていると、私の有害仲間たちはシシ撃ちに出ています。山はもう少し雪があるでしょうから、足跡を辿るのにほんのちょっとの有利な材料も無駄にせず、猟に出るなんざあ、見上げたもんです。今週、天気が崩れる予報はありません。無線でも「当分、雪のチャンスはない」というやり取りをしてました。私はかるーく激励の一報を入れ、仕事に向かいました。 で、私が起きるのは猟に行く日は別にして、大体午前7時くらい。早いのかどうか分かりませんが、無線は家でも複数の無線機で複数の周波数帯をワッチしているので、起床時間よりも早く交信が行われると、目覚まし代わりになって目が覚めてしまいます。たしか、きょうは6時半ごろから交信していたような気配がありました。日の出時刻が7時ちょっと前なので、まだ暗いうちから、見切りに行っていたことになります。もっとも、雪がもっと降っていれば前夜からの見切りも惜しまない人たちなので、この程度の山歩きは文字通り朝飯前です。 しかし、いくら冬場は仕事が暇な人たちが多いグループとはいえ、このもの凄い猟欲には頭が下がります。毎年のこととはいえ、この人たちにはついていけないなあと思うのです。
2008.01.17
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先日、ある施設の待合室の窓辺にこんなものが飾ってありました。もちろん模造刀で、お祭りの縁日に売ってるような品です。台がプラスチックなのでおやと思いながらよーく見ると、刀架けもプラスチック製の模造品。クリスマスのトナカイの角じゃあるまいし、作る方も作る方ですが買う方も買う方だと思ったもんです。 で、小さくても欠けてても、自分で撃ったものは持って帰る主義なので、私のところにもこういう角はいくつもあります。人が撃ったのでも要らないと言えば貰って帰り、処理します。インドのサンバースタックに代表されるように、シカの角はナイフのハンドル材としても活用できるのでデッドストックしているといったところです。刀を飾る趣味はないので、ほとんどが物置でほったらかしです。多くの場合、一部を残して頭骨はほとんど切り取ってしまいますが、以前見た狩猟のDVDでは、上あごを含めてそっくり頭骨を残して壁掛けにしてありました。今も畑に片方角の欠けたのが埋まってます。掘り出すまでには後半年ほどかかりますが、今度は切らずに頭の骨を残してみましょう。いや、それより、両方の角がまともなオスを獲るのが先かもしれません(笑。あ、猟友にウインチェスターのレバー銃の大ファンがいて、シカ角にレプリカを飾ってる人がいますが、これは角、銃ともに、見ごたえがあります。でも、刀と違ってかなり違和感があります。
2008.01.16
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(写真)はシカカツ。14日、いつもの猟場に行ってシカを仕留めた猟仲間が、いつもの店で慰労会。今年に入って大猟に行ったのは3日の1日間だけ。獲った獲物はキジバトだけという私を哀れんでか、出猟しなかった私を慰労の席に呼んでくれました。ありがたいじゃありませんか(涙。年齢も仕事も住んでる地域も違うのに、同じ釜の飯を食う仲として声をかけてくれました。シカカツはこの日の獲れたてを早速店のおばさんに一口カツにしてもらって酒の肴です。背ロースのカツ、軟らかくてうまいです。 で、この日テーブルを囲んだのは8人。地元の有害ではなく、純粋に私がシカ撃ちに行く時のフルメンバーです。この日が今期の初猟という人もいて、事実上の新年会といったところです。話題は見切りのこと、犬のこと、銃のこと―とあっちへ行ったりこっちへ来たり。それでも、8人もいると佐世保事件を受けて行われる銃検査に早々と出たメンバーもいて、その時は私も含め、釘付けです。が、聞いてみると、改造してないか銃身長を図ったり登録番号を確認したりと、従来とそれほど変わらないようでした。本来、所持者はいつ立ち入り検査をされてもいいように銃や弾の管理がされているはずです。けれど、こういう時は妙に聞き入ってしまうものです。話を聞いてこれまでと違うなと思ったことは、残弾について突っ込んで聞かれたとか。どこの店で買ったかも含めて。ふーん。
2008.01.15
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ブログを通じて映画談義をしているNobubuのbuろぐさんが、落花生を送ってくださいました。手に持ってるのはスパイディーのノック式ペン型消しゴム。私はスパイダーマン3のDVDを予約で買って、キュービクル人形を貰うほどのスパイディーファン。人形は子どもに取られてしまいましたが、これは渡せません。ノブブさん、ありがとうございました。 で、ジビエが獲れない時の私の酒のつまみは柿ピーやなんかの豆系。ブログで今まで書いたことはなかったのですが、ノブブさんはまるで私の豆好きを見通したかのように、落花生を送ってくださいました。普段、落花生というと、ビニール袋に入ったのしか見たことがありませんが、なんと、これは、紙の袋です。しかも、私の手で見えにくいですが、「新」とあるところには「新豆」のシールが張ってあって「新鮮なものを通気性の高い包装で販売しています」ということのようです。新茶とか新米とか、新そばってよく耳にしますが、新豆―。さすが、本場のは違います。 さて、早速今夜(14日)にもいただきたいところですが、11日に歯を抜いて固いものが食べられません(涙。埋覆歯とかいうそうで歯茎から出ていない歯です。上あごを切開してほじり出したのですが、痛いの痛くないのって、痛いんです!だから、落花生もう少しお預けです(大涙
2008.01.14
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(写真)はカスタムナイフメーカー・バック社のガットフック付きスキナー。去年の暮れ、行き着けの金物店で自分へのちょいと遅めのクリスマスプレゼントに買ったものです。ずっと売れずにいて、見つけてから買うまでに3、4年かかってます。さすがに、おやじさんもまけてくれました。自分で買わなきゃプレゼントがないのも悲しいですが、張り切って(多分)仕入れたナイフが売れずに常連に買い叩かれてるおやじさんにも一抹の哀愁を感じます(笑。ま、短くはない付き合いなのでよしとしてもらいましょう。 で、ガットフックというのは、切っ先の返しの部分のことです。ここに獲物の腹の皮を引っ掛けて、ぴーっと引っ張ると、さーっと腹が裂ける上、内臓を傷つけずに済むという優れものです。ナイフがなくてガットフックだけのもの、替え刃式なのもあります。文具店やホームセンターにいくと、梱包を開けるためカッターでガットフックタイプのものがあります。猟友で「こいつが一番」と使っている人もいます。スキーナーっていうのは皮を剥ぐためのナイフのことで、先端が大きく反り返っているスタイルのものです。 さて、今年になって、シカもイノシシも獲ってないのでまだ使ってません(涙。本当は使ってからアップしようと思っていたんですが、見れば見るほどギャオスに似てるので書いてみました。
2008.01.13
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(写真)は、今年の初獲物のキジバトが、うちの飼い犬に食われているところ。若いころほどではありませんが、つないでないとすぐどこかへ行ってしまって探すのに苦労したこの犬も、ハトを食うのに夢中でリードなど必要ないようです。もう15年も飼っている老犬で、避妊手術をするのを条件にもらい受けてきました。手術をしたせいか未だに幼さは感じられますが、おばあさんには見えない食欲でかぶりついてます。 で、もらってきた時はまだ猟はしてませんでした。もっとも、猟を始めるための計画は20代から進めていたので、どうせもらうなら少しは猟に役立つ犬を―と思ったものです。犬を選んだのは私ではありませんが、ビーグルの血が混じっていると聞けば、二つ返事です。ところが、散歩しても落ち着きがなく、指示は全く聞かず、知らない人が来ても吠えず、ただただ無邪気でかわいいだけの小犬で、ひとたびリードを放すとよその家の犬のところに遊びに行ってしまい、手がつけられませんでした。ビーグルに似てるは唯一、音楽的な響きといわれる鳴き声だけでした(笑。 さて、うちにはネコもいます。私のいうところの無免許ハンターで、田んぼの土手で獲ってきたムクドリやネズミを座敷で食ってくれます。ともすると、この犬の見てる前で猟果を自慢げに弄んだりします。彼女はこの日、そんなストレスを発散させるかのように食らいついてました。
2008.01.11
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今年初の獲物は、(写真)のキジバト。キジバトは裏山に付き場ばがあって、私以外獲りに行く人もいないようで、猟期中、かなりの数が獲れます。獲っても獲っても減らないのが不思議なくらいです。夜は近くの竹やぶで寝て、昼間付き場にある木にとまって休んでいます。そこから畑や田んぼにえさを拾いに行き、食餌をしてはまた、木に戻ってくるので気長に待っていればよいでのす。気の短い私は1羽落とすとすぐ拾いに行ってしまいます。けれどもそうせずにいると、1羽目の射獲音で驚いたほかのキジバトもしばらくすると戻ってきて、立て続けに獲れることもあります。 で、私はキジバトには装薬銃は使いません。多分、散弾を撃てば一度に2羽、3羽と獲れるでしょうが、それでは面白くありません。スコープをつけた空気銃で慎重に狙います。キジバトは体のわりには胸肉が発達していて、かなりの肉が取れます。それに羽根を毟るのがとても楽なので調理の手間もカモやキジほどかからないところが好きです。 さて、そんなキジバト。今回はなんと、犬に取られてしまいました。裏山から戻って獲物を庭の隅に置いていたら、散歩から帰ってきたうちの犬が見つけ、あっという間にくわえてしまいました。むやみに奪うとかまれたりします。ま、たまにはいいでしょ。でも、酒のつまみが…。
2008.01.10
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年が明けて、大猟に出たのは3日の1回だけ。猟仲間には定年退職で悠悠自適の人、自営業の人が結構います。こういう人たちには大晦日も初詣でもなくて、暮れから毎日のように都合のつくメンバーで出猟しています。私は年末年始は酒びたりなので、毎年、猟友会でシカの有害駆除をする―という日しか出ません。たまに銃を持っても、裏山に来ているキジバトを朝一、空気銃で狙って昼酒の肴にするくらい。猟欲がないといえばないのでしょう。 で、3日の有害も、集合時間に行ったはずなのにほかの人たちはもう見切りに出ています。ま、それもいつものことですが、そういう時、ハンターは何をするかというと焚き火をします。決して車の中で暖房にあたって無線をワッチするというようなことはしません。無線機はハンディーと呼ばれる携帯タイプも持っていますから車にいる必要はないし、見切りから戻ってきた仲間を暖かい焚き火の炎で迎えようというのがお定まりです。この火でもちを焼いて待ったりすることもあります。 さて、集合時間に時間通り来たのは私のほかにもう1人。逆に言うと、私ら2人、最も見切りが苦手だったりします(爆。で、交代で薪を集めて火の番をしていると、勢子長が無線で怒鳴っています。迎えに来いと。はい、はい。結局、この日はボウズでした。
2008.01.09
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子どもたちはまだ、正月休みです。休み中、お年玉で買い物をしたいというので、折から、閉店セールをしていた大型チェーンに繰り出しました。半額セールは当たり前で、あれもこれもと目移りしてなかなか買いたいものが決まりません。そこで、1人1つに絞らせ、なんとかそれぞれ目当てのものを手に入れていたようです。子どもたちが物色している間、私も店内をうろついていて、目に止まったのが(写真)のシューティングゲームです。元値は確認してませんが、999円。思わず買ってしまいました(笑。 で、銃による犯罪が増えているご時世なので売れ残っていたのかも知れませんが、値段のわりには楽しめます。まるでクレー射撃をしているような緊張感で、射程は1メートルほどですが本格的な屋内ゲームが楽しめる高級品にも劣らぬスリルが味わえます。 さて、どんな仕組みになっているかというと、右側のビル、真ん中の車、銃の陰に隠れて見えませんが左側のビルのいずれかに悪漢が現れます。相手に撃たれる前に光線が命中すれば、上のグレードへ進めます。レベルの違う2つのモードがあって、上級モードは連射が必要です。必要数はランプで示されますが、それに足るだけ撃ち込まないと、シューターがダメージを受け、失点3でゲームオーバー。こんなご時世でなくても、個人的には悪漢よりカモが飛んでくタイプの方が好きですが―。
2008.01.08
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きょう(7日)は、七草粥。正月、(写真)のように毎日朝から晩まで酒を飲み、うまいものを食っていた人が、疲れた胃をいたわる日とか。しかし、普段質素なものばかり食っている私には、盆と正月くらい朝風呂に入りながら酒飲ませろ!と言いたいのですが、食い物はともかく、晩酌は欠かさないので大きな声では言えないのが弱みです。それにしても、風呂で飲む酒はうまい。 で、この1月7日はまた、お笑いを愛する多くの人にとって、稀代の喜劇役者エノケンの命日としてインプットされていたかもしれません。私もその1人でした。ところが、20年前、昭和天皇の崩御で平成という新しい時代に切り替わる節目の日となりました。奇しくも、歌舞音曲が自粛され、テレビの演芸番組が減り、仕事にあぶれるお笑いタレントが続出しました。皮肉なもんです。でも、あれから20年ですよ。早いなあ。私はまだ、東京で親のすねをかじりながら、学生生活を送ってました。懐かしいなあ。 さて、七草粥、うちでは食べたり食べなかったりです。そういう食材をスーパーなどに調達にいくと、最近は巻き寿司が売られていて、おいしい方の寿司を買ってしまうからです。関西の風習に従って丸かじりするとかいうのが、わが家の子供たちの間ではやってるからです。この、すねかじり。
2008.01.07
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あけましておめでとうございます。昨年は多くのみなさんに訪問していただき、おもしろく、またためになる書き込みをしていただき感謝しています。今年もどうぞ、よろしくお願いします。 で、ブログの更新は8日ぶり。新年第1回目のブログの写真、干支にちなんだものがいいかな、やっぱり猟でしょ、いやいやお酒などとあれこれ迷っていたこともあり、更新期間が延びてしまいました。(写真)は、結局そのいずれとも関係のない大きな切り株です。毎年解禁日に猟に行く山にあって、幹周りは大人3人が手をつないで足りるかどうかというくらい大きいものです。だれもが口々に「欲しい」という代物です。長野県の私の住んでいる地域ではこういう切り株を大小関係なく、「とっこ」と言います。 こんな誰もが欲しいという「とっこ」がなぜ何年も山の中にあるのでしょう。林道から見上げればすぐ見えるところにあるので、切り出すのもそんなに大変ではなさそうです。幹の周りには幾つもののこぎり跡があって、持ち出そうと試みた痕跡がいっぱいです。でも未だにそれが果たされていません。切るとたたりがある木の話を聞いたことはありませんか?のこぎりが折れた、斧が跳ねて誰かが必ずけがをする―などです。これもその種の木で、この山の何かを守っているのかもしれません。
2008.01.06
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