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2012/05/18

コーナン商事---今期は増収増益予想、また増配基調（22円→28円→32円）

テーマ：小売業(917)

カテゴリ：小売業

【決算】2月

【設立】1978.9

【上場】1996.9

【特色】ホームセンター（ＨＣ）大手。大阪・堺市で日曜大工小売店として発足。近畿圏にドミナント出店

【単独事業】ホームインプルーブメント33、ハウスキーピング45、カー・レジャー20、他2

【最高益】13年２月期はＨＣの出店７～８（前期10）に一服。既存店は防災需要後退で弱含むが、前期新店の貢献に加え建築専門店軸にした東北深耕で対抗。ＰＢも台所家電やエアコン等に広げ売上比率35％（前期30％）へ育成。連続最高純益、増配視野に。

【関　東】２～３出店計画。太陽光発電装置取扱店を全店へ拡大。東北進出に加え通販、ＰＢ強化に向け物流倉庫の増設を検討。

（会社四季報2012年3月発売号より）

【上記の感想】

損切り撤退銘柄だったが、昨日1枚再買付した銘柄である。
今日は、このコーナン商事を見てみましょう。

関連過去日記（2012年1月16日）

まず、2007～12年の業績を見てみる。
単位は、百万円。

売上高/ 281420/ 290309/ 297066/ 294061/ 288529/ 294623
営業利益/5,594/ 9,746/ 11,045 /13,784/16,616/ 18,683
経常利益/3,632/ 8,210/ 7,828/ 9,024/ 13,151/ 16,022
売上高営業利益率/ 2.0%/ 3.4%/ 3.7%/ 4.7%/ 5.8%/ 6.3%

2012年に増収に転じている。
営益利益は、この期間では5期連続増益である。

今期の業績予想は、

営益　19380（+3.7％）
経益　17000（+6.1％）
純益　9300（+0.0％）

と、増収増益を見込んでいる。
ここで注意点だが、2012年2月期の売上実績が294623で、今期の売上予想が283500なので、減収予想に見える。

次に、自己資本比率（％）の推移。

19年2月期　24.4
20年2月期　24.6
21年2月期　25.0
22年2月期　25.8
23年2月期　28.0
24年2月期　31.5

と、低水準ながら、順調に伸びている。

次に、配当性向・純資産配当率・1株配を見てみる。

23年2月期　10.3％・1.1％・22円
24年2月期　9.9％・1.3％・28円
25年2月期　11.9％・－－・32円

25年2月期は、会社予想。

最後に、株価と指標を見てみる。

現在値は、1059円
予想PERは、3.94倍
実績PBRは、0.48倍
予想利回りは、3.02％
1単元保有時の総合利回りは、3.97％