親ばかちちのぶろぐ(スバルとミニカー編)

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12.新世紀の曙:京商-その1


12.新世紀の曙

京商(Kyosho)-その1


新世紀モデル登場:1997年~

 R/Cで有名な玩具メーカーの京商は、ミニカーについても現在でこそ海外メーカーに比肩する有力なメーカーですが、意外にもオリジナルミニカーの発売は、1990年代に入ってからでした。それも当初は1/18スケールでスタートしており、世界標準とも言える1/43スケールのオリジナルブランドのミニカーを発売したのは、1997年の夏のことでした。
 京商は玩具メーカーでありながら、これまでの玩具業界系ブランドと異なり、専門店でのみ扱う言わば大人向けのミニカー市場にのみターゲットを絞った製品開発をしており、前章でご紹介したエブロ同様、いわゆるトイとは一線を画したラインアップを揃えています。
 主力シリーズではダイキャスト製のボディや主要パーツに、プラスチック製パーツでディテールを追加するという世界の主流といえる手法を採用していますが、この京商では他のシリーズも意欲的に開発されています。
 マニアックな題材をテーマにし、ダイキャストやアンチモニーといった金属素材ではなくコールドキャストを素材に使用し、一体成形のボディでプロポーションを追求した京商ポリストーンギャラリーシリーズがそれです。開閉部分や車内の再現のための細かなパーツ類が必要でないため、ダイキャスト製ではコスト面から実現が難しかった車種も、今後の登場が期待できます。
 スバルのミニカーとしては、このポリストーンギャラリーシリーズからスバルR-2とスバルファンとしては待望久しかった新車が発売されています。タイトルにある新世紀の曙にまさに相応しいと言える、ニューエイジインプレッサと新世紀レガシィ、それもブリッツェンをここでご紹介いたします。

 2003年3月この項アップ。
 2004年1月成約記念用富士重工特注箱入りレガシィB4ブリッツェンを追加。
 2004年10月江ノ島鎌倉観光117号車追加。


《63985 スバルR-2 1969 1/43 2000年11月発売》
 変な顔の後期型ではなく、初期型のスポーツタイプのSSがモデルになっているのは嬉しい限りです。何度も言ってしまいますが、ちちの愛車第一号がこのタイプのデラックスでしたので、もう眺めているだけで懐かしさがこみ上げて来ます。でも若干誇張されていますが、ダイヤペットの方がコロっとしたイメージが強く出ていて、ちちとしてはダイヤペットに軍配を上げたくなります。空冷2気筒のテケテケ音がホント聞こえて来そうです。 ボディカラーはこのホワイトのみです。

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《63946 スバルレガシィB4ブリッツェン  1/43 2000年12月発売》
 3代目新世紀レガシィのデビューは、前年の1999年でしたが、この年2000年に限定発売されたポルシェデザインの手になるスペシャルモデル、ブリッツェンです。元々成約記念用に富士重工から京商に特注製作されたものですが、外箱を変更して、マスターズコレクションとして市販されました。 63946は全体の代表型番で、63946Kはブラック、63946Rはレッド、そして63946Sはシルバーの型番になっています。

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2004年1月追加
 ようやく富士重工から配布されたタイプを入手しました。はっきり言ってご覧のように両者の違いは箱だけです。(汗
 箱裏には富士重工業株式会社とMade in Chinaとあるだけで、京商の名前はどこにもありません。2003年の4代目レガシィ発売時のミニカーでは、企画京商となっていたのですが、この当時はどういう経緯で製造されたのでしょうか?どなたか御存知でしたら、是非ちちに教えて下さい。

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《63947 スバルインプレッサWRX  1/43 2000年12月発売》
 こちらはこの年発売されたニューエイジインプレッサのSTIバージョンです。こちらのモデルも恐らくは販促用として製作されたのではないかと思われますが、ブリッツェンのように2種類(スバル印と京商印)の外箱が出回っていないので、確証がありません。 63947は全体の代表型番で、63947BLはブルー、63947Sはシルバーの型番になっています。

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《64105 ふじ号  1/80 2002年03月発売》
 中島飛行機は、敗戦後社名を富士産業へと改称し、民需品の生産を開始しました。鍋釜から乳母車にいたるまで敗戦後も残った資材で製造できるものは何でも手掛けたそうです。そうした中からラビットスクーターとともに、現在の自動車製造の基礎になったのがバスの生産でした。 国産初のフレームレスリアエンジンバスとして1949年に生産され、東京都交通局に納品されたのがこのふじ号です。

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《64011 江ノ島鎌倉観光117号車  1/80 2003年08月発売》
 富士重工製のバスもいろいろありますが、どうもちちの場合やはり最初の、とか最後の、とかの言葉で購入を決めてしまうきらいがあります。(笑 首都圏最後の中扉ツーマンバスとして唱和46年に生産されたもので、いすゞBA10型の江ノ島鎌倉観光117号車です。

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まだまだちちのコレクションは続きます。(笑)

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最終更新日 2004/10/31




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