親ばかちちのぶろぐ(スバルとミニカー編)

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J2.もっと小粒なジャパニーズトイ:ツクダ


もっと小粒なジャパニーズトイ

ユニークな片輪走行ミニチュアカー


 今年2003年4月に大手玩具卸商のツクダが民事再生法を申請、つまり倒産してしまいました。このツクダ自体は元々卸商つまり問屋さんなもので、別にさしたる感慨は無いのですが、ダッコちゃんとかケロヨンの販売元だったとか聞くやはり懐かしさを覚えます。このツクダは問屋商売だけでなく、玩具の製造部門も持ち1974年にツクダオリジナルとして独立させていました。オセロやルービックキューブ、スライムなどを製造していたのがツクダオリジナルで、単にツクダと言った時には親会社のツクダではなく、このツクダオリジナルの方を思い浮かべる方が多いと思います。
 前項でご紹介した”ストンパー”の日本版を製造(多分ライセンス?)していたのがこのツクダオリジナルでしたが、独自開発のカートイにもスバルがありました。それが今回ご紹介する電動”ミクロパワー”のスバルサンバーです。”ストンパー”は単三電池一本の4輪駆動でウィリーや片輪走行が出来たのに対し、”ミクロパワー”は単五電池一本で片輪走行も出来る”世界最小の電動カー”(パッケージ)を謳い文句にしていました。この類似性はどう考えても偶然の一致とは思えません。(笑
 その所為でツクダ版ストンパーは、短命で終わったのかもしれないとすると非常に残念な気がします。ツクダオリジナルは、親会社のツクダの業績不振から昨2002年7月にバンダイに売却され、本2003年3月にはパルボックスという良く判らない社名に変ってしまいました。この会社のホームページでツクダオリジナル時代からのヒストリーを見ても、ストンパーもミクロパワーもその歴史から抹殺されてしまっており、前述の推測の真偽は確かめる術もありません。まぁ、それほど大仰な話ではありませんけどね。(汗
 以下にご紹介するのは、このミクロパワーの唯一のスバル車の4WDスバルサンバーです。4WDと言ってもこのサイズではさすがに無理なようで、裏板がそれ風になっているだけです。

 2003年4月この項アップ。
 2005年1月色違い金色のサンバーを追加。


 ストンパーもかなり小振りなモデルでしたが、世界最小の電動カーを謳うだけあって、ミクロパワーはさらにもうひと回り小さくなっています。


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 上記の写真では、ちょっと大きさが想像しにくいかもしれませんが、下の写真の電池は単五乾電池であり、比較していただければその大きさもお判りいただけると思います。


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 こちらはちちの手に載った状態です。う~んこれも可愛い♪


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 裏板もどこかストンパーを思わせる4輪駆動風になっています。右は片輪状態。(汗


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 2005年1月追加。

 こんな年代物がオークションでもイベントでも無いのに、ひょっこり手に入ったりするから骨董品集めは面白いです。(笑
 でも、どうしても見つからないのがこのツクダ版ストンパー。何とか持ち主のけん・たっきいさんにはレゴに専念するためスバルコレクションから足を洗ってもらって、是非譲っていただきたいものです。(爆


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というわけで時々変なミニカーを入手しますんで、お見逃しなきように。(笑

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最終更新日 2005/01/29




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