人間について研究中 

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ホリスティック医療6 「アトム的わたしの


ホリスティック医療6 「アトム的わたしのカルテ」の使い方




2003/7/7 下條茂

 私たちの治療は「気」を扱うものですよね(病気、元気、勇気・・)そして、共鳴、共振といったものが根幹にあると思います。道具を使わなくても、相手を思いやる気持ちがあれば元気のいいバランスのよい人の治療は素敵な共鳴をつくります。自信のない不安な時や、悲しい気持ちでは・・・。やさしい一言も出てきませんよね。その為に治療者自身のバランスも大事なんですよね。
 こんな事が毎日繰り返されていると力と勇気とやる気が出てきます。ペースが速いような気もしますが、思いついたら書くようにしていますのでご容赦ください。
「わたしのカルテ」について

 さあと、実践するのに、何からと思った人がいたら「わたしのカルテ」をまず、を自分なりに使ってみませんか?

 今、4600部が全国の人に届いています。(凄いでしょ!)そんな中で私たちの町でも、「医師会を動かして~」とか「協力体制を作る為のセミナーを開いて~」とかの連絡を頂きます。それもありかもしれません、でも・・・。

 話しは少しずれますが(これってカウンセリングの用語で Topic jump かな?)

 砂漠の遊牧民は、移動するのに不便になるのでに物が増える事を嫌います。だから、たった一枚の布を洋服、蒲団、日よけ、帽子・・・と使います。日本は、物を増やす事が豊の象徴になっています。不思議なものです。

 遊牧民は、水源のソバにはテントを張りません、なんででしようね?

 それは、毎日の水の管理を子供たちがしているからなんです。水源のソバにテントを張れば水くみもラクだと思うでしょうが、水が何時でも手に入ると思うと水を大事にしなるからなのです。だから遠くにテントを張るという先人からの知恵なのです。

 日本はおもしろい国なんですよ、こんなに水が豊富なのに、世界で一番水を輸入している国なんです。(水を使って作った農作物も・・)

 そして、世界の中で一番依存をしている国なんです。だから、ここから「世界に帰してしていく」モデルを作りあげたいのです。どうもこの国でエネルギーが止まっているのです。この国は東洋医学でいう陰陽のバランスも環境もめちゃくちゃです。

 最近、ナチュラルワークを通して、子供たちに、この不便さを教える事の限界を感じていると昨日も仲間と山で遊びながら話してきました。

 一番の理由は親が必要以上にセッティングをしすぎるからです。私は治療でも基本的に子供からはお金をとりませんし、定期的にみる事もしません、一度若い時にラクをさせてしまうと、せっかくの生活を治すチャンスをなくしてしまうからなんです。ケチとか、意地悪とか、変人と言われているのは知っていますがこれが必要と認めた人以外はみないのが私のやり方です。

 話しはそれましたが、色々考え、今回の「わたしのカルテ」は大きな指標は書いていませんかせ詳細やら使い方も書いていませんよね。使い方や詳しい説明を書くとそうにしか使わないからです。

 だから、みんなが地域、各自で動いて欲しいのです。あえて何々大学のエライ顧問も、有名な先生な推薦もありません、スポンサーの話しも有りましたが断っています。

 僕の協力医院さんたちの間では、このカルテは7年前からありますが、ノート形式の簡単なもので書く方に主導権を任せています。

 やれと言われてやると何時までたっても自分で考える事、参加する事をしませんし、書き続ける事で、病気に意識ばかりがとらわれてしまう人もいます。あくまでも、自己管理の為に、自分の為にあるという事を大事にしてほしいのです。

 この形態になって2ヶ月でもう二冊目の人もいますし、ふるに活用して医師を友達にしてしまったという主婦もいます。また、医師の前で出そうと思っても恥ずかしくて何か言われるのではと思っている自分がいるとよく言われますが、

 恥ずかしい、めんどくさい、必要ない・・・その感覚を大事にして欲しいのです。

 口では人間はなんでも言えます。でも、実際に動いてみると自分が見えてきます。それが今の自分の医療に対しての感覚なのですね。いい悪いはありませんから、それは、あなたが判断する事ですよね。

 例えば、私たち治療者が身体や筋膜や骨格の治療をしょうと思った時、治療の前にアドソン検査をする場合が多いですよね。そんな時、異常があったら、すぐに病院に検査を求めますよね。そして治療を行っていいか、悪いかを医師の判断にゆだねますよね。こんな時、私は「わたしのカルテ」に医師に尋ねてくださいと書きます。そうすると、医師は検査をしてすぐに処置をしてくれるでしょう。ここでお互いの信頼関係と共に患者さんに対しての正しい対応が出来るのですよね。(昨年は20人ほどの異常がいました、癌の方も18人でしたが少ないぐらいです)当たり前なんですね、32、4%の方が癌でなくなるのですから、10人に3人いてもおかしくはないのです。

 そしてクライアントには、3日講習でとった資格もアメリカ帰りの資格も、国家資格も関係なく問題意識は出ていますが、まだ現在の所、看板あげて営業していればみんな同じに見えるのです。

 そして、規正や教育ののないままドンドン増えていっています。車の免許を取って、練習も教則もルールも教えてなけれれば当然事故が起きますよね。

 何々協会所属、何々認可、何々先生が顧問をしているなんて書いてあっても本当に勉強するのも意識を高く持つのも本人なんですよね。

 そんな中で、出来る限界があります。だからホリスティックをすすめていく時、医師などと必ず連携やら指導を仰げるシステムを自分が作ってほしいのです。

 緊急を要するもの、慢性的に疾患、心理的なもの、生活習慣病、病態の程度と西洋医学的判断を絶対に必要とする事も多いですよね。そんな中でお互いの視点の違いを理解して相互作用で始めてベストな関係を作れると思うのですね。

 これを統合したものがホリスティックですから、どちらも必要なものなですよね。

 先の、アドソン検査をして異常がある場合、わたしのカルテに記載をして医師にそれを伝える事で信頼関係も作れますし、治療院の帰りに急性の失神発作が出てもそれが記録として自分を守る事もできるのです。

 最近、よくDMでわたしたちの教えてる治療は絶対~画期的~です。すぐに痛みがとれる素晴らしい療法、セラピーです。それも簡単にですなんて・・・のがよく来ますが、そんなホントに奇跡の治療をして大事な痛みのサインを取る事が出来たとしても、指導や検査に行ってねとかの一声をかける事や病態の認識が大事です。

 そして、そんな凄い痛みを治す治療は壊す治療にもなる両刃の剣です。いくら私は癒ししかしていない、病態は扱っていないと言ってもクライアントはそのような意識でみてくれないし言い訳が通用しない場合が多いですよね。

 そんな中で、すぐに自分の足りない所、権利関係、言った言わない等を補い、患者さん主導型を実現する「わたしのカルテ」であって欲しいとも思っています。

 今、新潟では大学病院にある医師の動きで大学病院の中で使えるように働きかけをしている人も出ています。

 様々な動きを各自がしていくとおもしろいですよね。

 ホントこの流れも軌道に乗ってきたら、手放す事が出来、私がこの会や患者さんにに治療者として管理をされる側に回る日が一つのゴールです。

「わたしのカルテ」って何?という人はコチラをクリック





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