神からの存在意義



時を忘れて あたしの 存在意義を じっと 考え続ける

    いつも 皆と騒いで 延々と 笑っている あたしを

       じっくり 第三者の目で 見つめてみる

     『誰があたしを 必要としてくれて いるの?』

  『もしかして 誰からも 必要とされて いないんじゃない?』

    そんな考えが 浮かんでは消え 消えては浮かんでくる

    あたしの部屋は もちろん なにも 語ってはくれない

   ただ 永遠に続くような 静けさで あたしを 貫きだす

   そして 窓から 外を見ると 異様なほど 美しくて 醜くて

  あたしなんて ちっぽけな 1人の人間だなと 実感して止まない

 でも それでも あたしは やっぱり 我がままで 傲慢で 高飛車で

  本当は ちっぽけな 人間じゃないのだと 妄想して止まない

    嫌らしいほど しぃんと 静まり返った 部屋の中は

     あたしの 存在意義を 確かめる場では ない

それは 憎たらしいほど 静まり返っていて 永遠に 『あたし』という

  高飛車で 傲慢な存在を 苦しめる 処刑場でもある と同時に

   窓からみえる 美しく 腐食しきった 空を見つめさせて

 『あたし』という 人間に 名誉を心から 実感させる場 でもある

 神からの 祝杯を 存分に受けて あたしは 優雅に 飛びはなつ


・・・・・この 静まり返り 鎖だらけの部屋から 自我を解き放ち

 この麗しき空に 其の名誉と思いの剣を 振り放ちたまえ・・・・・



 そして 誰もが 見惚れるほど 気高く麗しい 凛とした表情なりて

  天高く 登り詰めたまえ 其の表情は 母なる女神の如し・・・・    




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